みんなの議会

音更町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日

(1)十勝川温泉地区に取得した宅地の造成と分譲計画について/(2)この地区に対する行政としての将来に対する考え方について

2007年3月8日、音更町議会の一般質問で、山本忠淑議員が「十勝川温泉地区に取得した宅地の造成と分譲計画について」「この地区に対する行政としての将来に対する考え方について」について質問し、町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和、企画部長 寺山憲二、助役 藤井勉が答弁しました。

質問者
山本忠淑 議員
答弁者
町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和、企画部長 寺山憲二、助役 藤井勉

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。

質問 25番 山本忠淑

おはようございます。通告いたしました2問について、一問一答方式を選択して質問をさせていただきます。1問目は、十勝川温泉地区に取得した宅地の造成と分譲計画について質問をいたします。このことに関しましては、昨年9月の第3回定例会で、塩田潤一議員が十勝川温泉地区の市街化区域編入後の計画の有無、定住促進を図るための町営、道営住宅建設に向けての町の考え方を質問されて、町側の見解が答弁されております。そのことを踏まえ、私なりに今回、昨年3月に長年の念願がかなっての市街化区域編入により、土地の利用計画に幅ができたので、住民の方々と一体になって土地の利用計画を考えていくと言われた町の姿勢に期待感を持ちながら、1億2,900万円の税金を投入して取得をされた1万7千平米の町の資産をどのように活用しようと検討されておられるのか、1年経過をして、やがて新年度を迎えますが、昨年の質問に対して、将来マスタープランを変更して公営住宅を建設できるよう考えているとの方向が示されておりますが、その計画が全てであって、その見通しがつくまで何の動きもされないものなのかどうか、質問することといたしました。1つとして、市街化区域編入後の分譲の希望、問い合わせ、取得後の取り組みがあればお伺いをいたしたいと思います。2つ目として、今後の土地の利用、分譲計画について、その後、検討されておられるなら、考え方をお伺いいたします。3点目として、立地条件が十勝川温泉地区であることから、セールスポイントとなる分譲、あるいは定住の促進、奨励策が必要であると思いますが、検討する考えがあれば、お伺いをいたしたいと思います。次に、2点目の市街化調整区域の中で、特に開進、北開進、9線大和地区における住民の実態と、この地区に対する行政としての将来に対する考え方について質問をさせていただきます。このことにつきましては、先輩であります永谷芳久議員が過去に真剣に取り組んでこられた問題であります。私も取り上げさせてくださいとお願いをした上で、全く勉強不足でありますけれども、住民の皆さんの願望を心に受けとめて、質問をさせていただきたいと思います。1つとして、特に既存住宅が多い東1線から東2線の間で、北8線から9線間での土地所有者などの実態をどのように把握され、問題点をどのように受けとめておられるのか、その上で、行政として近年対応されていることがあれば、お伺いをいたします。2として、今日まで地域の住民の皆さんから挙げられている要望と、それに対して行政が対応されたこと、将来の解決に向けた方策をお伺いいたします。3として、この地域の皆さんは、都市計画法制定以前に土地を取得され、調整区域の規制の中でも、永住の地として選択をされて、その後に住宅が建てられてきました。今日ではこの地域には相当数の住宅が集積する実態があり、近年、改築後一定の基準の中で認めている状況であれば、自治体の責任として既存宅地に対する何らかの規制緩和の研究をされて、町としての基準を設ける努力をされ、住民の方々の不安の解消策と、無秩序な土地利用の振興を防止し、可能な限り有効な住居環境の整備をしていかなければなりません。住宅戸数を減少させないで、この地域が将来も繁栄するよう、特異な歴史の経過と条件下にあるだけに、再検討することが行政の役割であると思います。考え方をお伺いいたします。以上の2点について、御答弁をお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

1点目の十勝川温泉地区に取得した宅地の造成と分譲計画に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、市街化区域編入後の分譲の希望、問合せ、取得後の取り組みについてでありますが、分譲などの問合せにつきましては、昨年11月に帯広市内の建築業者から1件ありましたが、土地利用の全体計画がはっきりしていない段階での一部譲渡はできない旨の話をさせていただきました。その後、問い合せは来ておりませんが、この土地は温泉市街にとって貴重な財産でありますので、長期的な視点に立った土地利用計画を立てるべきであろうと考えております。どのような利活用をするか、慎重に内部協議を進めている状況にあります。次に、今後の土地の利用の分譲計画についてでありますが、この土地は、温泉市街地の中で一定の広がりを持つ貴重な空間であり、今後の温泉地区の活性化並びに観光振興に大きな影響を与えるものと考えております。したがいまして、温泉地区の定住人口を拡大するための宅地開発、あるいは観光振興のための活用など、さまざまな角度からの検討が必要であろうと考えております。このような中、昨年10月、ホテル、旅館を経営する人たちが先進地の視察を行ったほか、12月には、十勝川温泉の未来を考える委員会が立ち上がり、ワークショップなど温泉活性化に向けたマスタープランと実施計画の策定作業を進めており、これらの動向を見極める必要があるものと思っております。今後とも、地域の人たち、旅館組合、観光協会とも十分協議を重ねてまいりたいと考えておりますので、今しばらく時間をいただきたいと存じます。最後に、立地条件が温泉地区であることから、セールスポイントとなる奨励策が必要ではないかとのことであります。さきに申し上げましたとおり、この土地利用につきましては検討中でありますので、計画の内容あるいは温泉地域の振興の上で効果的な策が必要であるときは、意見にあるような特別な奨励手段も考えてまいりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、2点目の市街化調整区域における住居の実態と将来の考え方に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、既存住宅が多い地区における土地所有者の実態把握及び当該地域住民からの要望とその対応等については関連がありますので、一括してお答えをさせていただきます。市街化調整区域は、都市計画法第7条第3項の規定により市街化を抑制すべき区域とされ、本町の場合、昭和45年12月28日に都市計画決定がされております。御質問にあります既存住宅が多い地区は、主に開進地区に当てはまりますが、土地所有者等の実態は、公衆用道路等の公共用地を除き、657筆に分筆されており、既に109戸の住宅が建築されております。これは、都市計画法が施行される以前に分譲された箇所が大半を占めているためであります。このような状況の中、地域住民からの要望は、市街化区域への編入や下水道整備等でありますが、市街化区域の拡大は、帯広圏1市3町の人口や産業の伸び、土地利用の状況などをもとに、開発計画の確実性を見極めながら北海道が決定することになっております。このため、今の土地利用の状況では、市街化区域への編入が難しいことから、整備要望の多い下水道につきましては、合併処理浄化槽で対処してきたところであります。また、近年の対応としては、平成13年5月の都市計画法改正に伴い、開進、九線大和地区を、改正以前に取り扱われていた50戸連たん区域とほぼ同等な住宅の建築が可能となる地区にできないかとの検討をいたしましたが、諸条件が満たせず断念した経過がございます。いずれにいたしましても、地域住民からの要望等に対しましては、社会経済情勢を見極めながら慎重に対応してまいりたいと思いますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、自治体独自の特例的な振興策の検討についてでありますが、市街化調整区域は、さきに申し上げましたとおり市街化を抑制すべき区域とされ、この区域において許可し得る開発行為は、法第34条各号において限定されておりますが、市街化調整区域内でも、既存住宅の増改築など、市街化を促進する恐れがなく、また、市街化区域で行うことが困難、もしくは著しく不適当と認められるもののみが建築可能となっております。したがいまして、市街化調整区域における開発許可のあり方につきましては、市街化を抑制するという法の趣旨を踏まえた上で、本町としては法第34条に照らしながら地域の実情に応じて今後も取り扱ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。一通りの基本的な考え方を答弁させていただきました。特に十勝川温泉の関係でございますけれども、補足をさせていただきたいと思います。政策人口というようなことで、やはり温泉市街を何とか定住人口をふやしていかなければならない。しかしながら、土地利用に規制があったというようなことで、今まではなかなか思うような考え、あるいは計画が実行できなかったということがございますけれども、先ほども申し上げましたように、法が大分緩やかになってきております。先ほど申しましたように、昭和45年に音更町の場合には都市計画決定された。ですから、決定されたものとされなかったものと、ちょうど法のひずみの中にあるというようなことで、そこに住まれる地域住民の方々には大変御不自由を与えているということは実際に問題としてあると思いますし、私も懇談会等ではよくお話を聞かされております。そういうことで、私ども今回、去年の3月にこの温泉がいよいよ市街化区域という可能になったわけでありますから、一日も早く地元の人方、特に観光振興策というものを最重点に置きながら、あるいは音更町という1つのバランスのとれた人口分布というものを考えた中で、温泉の開発については、町も地域も観光協会も一体となって進めていきたいということで、それらの計画等について、いましばらく時間をいただきたいというようなことでございます。それから、開進の関係が主になるわけでありますけれども、市街化調整区域と市街化区域と2つに分かれるわけでありますけれども、先ほども50戸連檐という言葉がございました。都市計画法が45年に制定されたそのときのその地域の状態が、一定の区域内に50戸以上の住宅があるところについては、十分配慮するというような法的な暫定措置といったほうがよろしいでしょうか。そういう形の中で決められておりますし、本人でなければだめだというのが二親等までの家族の者であればよろしいとか、かなりそういう面での緩和策が出てきております。その地域によっての要望等に合わせて、全体計画ということが都市計画の前提条件になりますけれども、現実的にはそれではなかなかいかないだろうというようなことになれば、あの周辺一帯は正直申し上げて、土地所有者の全体の協力というものが必要でありましょうし、そういう中で、私どもといたしましては、一挙に全地域をということは難しい。例えば国道の西、東に分かれるとか、そういうようなものを考えながら、一部分的な開発、それには道路、下水、上水、あるいは住宅環境といいますか、こういうものを整えた市街化区域にして、そしてそこに整然とした住宅地を造成していくというようなことが必要になってまいります。そういうことも含めて、かなり緩和されてきておりますので、できるだけ地域要望を少しでも多く、そして早く組み入れた都市計画の基本に基づいた調整区域内での土地利用というものに取り組んでまいりたいと思いますので、よろしく御理解のほど、お願いしたいと存じます。

再質問 25番 山本忠淑

時間の配分も難しいので、初めに、今町長がかなり私の再質問に答えていただきたいような答弁がありましたので、忘れないうちにこちらのほうを先に再質問をさせていただきます。市街化調整区域の意味合いは、今、御説明のとおりでありまして、市街化を抑制する区域であります。しかし、今答弁がありましたように、法律が適用される以前に土地を購入されたり家を建てられた場合は、後からできた法律で個人の権利を否定することは不合理であるとして、一定の要件に該当する建物については、都市計画法の許可がなくても通常の建築確認申請だけで新築や増築が認められてきております。説明がありましたように、平成13年5月までの都市計画法改正までは、既存宅地の制度があって、通常の中古住宅や宅地と同じく売買をされていたはずであります。そして、既存宅地であることの確認を受けた場合は、5年間に限り都市計画法の許可が不要であるとなっていたはずでありますが、本町の今申し上げております地区につきましては、どのような指導のもとに住宅の建設の動きがあったものか、この既存宅地の関連から、町が認めてきた戸数が100戸余になったと思うわけでありますけれども、その年度的な動きといいますか、もし資料があれば、御説明をいただきたいと思います。

再質問 25番 山本忠淑

済みません。

答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)

ただいま既存の宅地の扱い方であります。これは音更町は昭和45年12月28日に線引きがなされ、そのときには法第34条の9号という中で、既存の権利の届け出というのがあります。その届け出の中で、すぐ家の建てられない方については5カ年の猶予の中で建築をしてもよろしいです、そのような扱い方が線引き当時から出されております。状況としましては、それらを活用した中で、既存の権利の届け出を5カ年の中で建築された状況下にもあります。また、この5年が過ぎた後には、34条の10号の中に開発審査会事項というのがあります。この中では、この34条の9号で建てられなかった方、そして、それらの要件を満たされている方につきましては、この開発審査会事項の中で取り扱うような取り組みをしてきたのが現状であります。以上であります。

再質問 25番 山本忠淑

今、部長から説明がありましたように、届け出のあったものについては認めてきたということでありまして、私はそのことに関しては行政がきちっと地域に対して周知徹底をされてきたと受けとめてよろしいのかと思います。いわゆるそういう経過の中で認めてきた地帯であると理解をさせていただきたいと思います。次に、開進町内会の要望事項を先ほど町長が答弁されておられました。市街化区域編入を行うとすれば、この要望事項に対する回答でありますけれども、下水の要望、それから市街化区域編入の要望があったと思いますが、それに対する町側の回答の内容をお聞きすると、今後、市街化区域に編入を行うとすれば、地域の方々による開発計画を示していただくことが必要でありますと。今のところ、地域の方々から具体的な協議がありませんが、今後そのような開発計画が地域から示されるなら、道、国との協議を進めて、市街化区域編入に向けた事務を進めてまいりますというような内容であったかと思います。過去の経過、既存宅地等の住宅との状況、それから土地所有者の実態、地区内道路の実態、何を考慮しても地域に対して開発計画を示しなさいとする行政の指導といいますか、回答というのは、私はこれはなかなか現実的でないと思うところであります。先ほど町長の答弁にもありましたように、町側が経過から見て、それから市街化を抑制する地域であるという前提からすると難しいという判断をされている中で、地域に対しては開発計画を示せば市街化区域の事務を進めたいという内容の回答のように受けとめましたが、このことに関してはどのような協議で、どのように地域に説明されたのでしょうか。

答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)

開進地区からは従来から市街化区域下水道計画について、是非とも早急に整備を進めていただきたい、過去10年来、そのような状況下にあるのは事実であります。ただ、今回、要望書の中の回答の中に、当然ながら、市街化区域拡大の中には開発という1つの造成事業が出てきます。ただ単に拡張、拡大だけでは市街化区域の要件がまず第一条件ではそぐわないというのが現状であります。もう一つは、町長の答弁にもありましたが、北海道の都市計画マスタープラン、この中には現在も出てきていますのが人口伸び率、フレームといっていますが、この人口のフレームに従いまして、各圏域の中で整理をさせていただいております。音更町は帯広圏、帯広市を中心にしました1市3町で組織されておりますが、この中で、いわゆる人口フレーム、それから町づくりの都市計画につきましての相対的な整理をさせていただいております。マスタープランも当然、その中の大きな位置づけとなっているところでありまして、今、計画そのものが地域の要望がなければ矛盾が感じるというような御質問があったかと思うんですが、基本的には土地所有者の基本的な考えがまとまらなければ、ただ単に区域拡大というのは、現状では基本的に無理であろうと考えておりますので、御理解を賜りたいと思います。

再質問 25番 山本忠淑

今、説明がありましたように、土地所有者の考え方が1つにならなければ難しいということであればわかるわけでありますけれども、回答の中身はそうではなくて、地域で希望されるならば、開発計画を挙げてきなさいという印象を受ける内容であると思います。私はここに矛盾があるのかなと。そしてまた、行政としてこれだけの年数と経過がある地域に対して、そういう要望に対する回答の仕方というのはいかがなものかなと。今、市街化区域を編入、音更町は順調に広げておりますけれども、果たして地域が開発計画を町に挙げて市街化区域の編入を要望された事例は、私はないと思うんですよ。これは開発業者なり民間、そしてかつては町が開発計画を挙げて、市街化区域の編入を促した、実行に移ったという経過があるわけですから、私は地域にそういう印象を受ける、非常に困難な課題というのはどうなのかなという思いをいたしておりますので、その辺については今後の取り組み方に私はどちらかというと反省をしながら、地域の考え方に沿っていく必要があるのかなと思うところであります。それから、町内で駒場地区のように、市街化で取り入れられた準都市計画制度もあるわけでありますけれども、いろいろな柔軟な法の運用というものは、町は常に模索をされていると思うところでありまして、町長が先ほどおっしゃっておられましたように、いろいろ時代が変わってきて、法の解釈もいろいろ幅が出てきているという。これは十勝川温泉ばかりではなくて、むしろ開進地区にこそ当たることなのかなと私は思うのであります。連たん戸数ということにつきましては後ほど申し上げますけれども、それでは、下水の要望に対して、個別排水処理施設で認められるようになりました。これは地域にとって大変好ましいことでありますし、そこに永住されようとする方々にとっては、この事業を活用されることは当面の生活環境の整備という面では大変効果があると思っているところでありますけれども、しからば、今、町が地域に示しておられるように、新たな個人住宅の新築については絶対に認めない。こういう状況の中で、今、個別排水処理施設を設置していくとすれば、この施設は将来どうなるのかなと、そこもお考えになって、これから奨励していこうとされるのか、その辺の関連はどのように考えておられるのか、まずこの点をお願いいたします。

答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)

今、何点かお話がありましたが、これらを整理させてもらいまして、基本的には、個人住宅そのものは先ほど答弁させていただきましたが、いわゆる開発審査会事項の要件が満たされた場合には、個人住宅も建てられるような状況下にあり、それと関連いたしまして、下水道の個別廃水処理施設については、今後どうなのか。最初の町長の御答弁の中にもさせていただきましたが、市街化区域拡大というのは各種の要件を満たさなければなかなか難しいというのが条件であり、その市街化区域に沿って公共投資の効果というものを国は今示されているのが今までの現状であります。したがいまして、下水道整備計画は、まずは市街化区域に入るという要件を満たさなければ、なかなか下水道法にのっとった整備は難しいであろうと私も現在思っておりますし、ただ、その間におきましては、やはり下水道につきましての要望の多かった個別廃水処理施設、これは今後も将来的な見方を十分私どもも計画に持ちながら、整備を進めていきたいなと考えておりますので、下水道計画はあくまでも市街化区域と整合性をとった中で公共投資が初めて許されているというのが状況でありますので、御理解を賜りたいと存じます。

再質問 25番 山本忠淑

今おっしゃったことは私もわかっているわけでありまして、個別排水を設置された方が何らかの事情で、あるいは高齢化ということもあると思いますが、そういった状況で、その家をあけて別のほうに移らなければならない事情というものは当然起きてくると思うんです。今のままで行きますと、その空き家といいますか、住宅はほかの人に譲渡するということは認められていないわけでありますから、町が設置した浄化槽というのは将来どうなるのかなということを懸念しているわけでありまして、この辺は研究していただきたいと思います。市街化調整区域に対して、いろいろ規制があることは十分承知しておりますけれども、この許可を要せずといいますか、許容される範囲というものが当然、都市計画法にたくさん挙げられているわけでありまして、農林漁業用の建築物、あるいは公益的建築物とか、にわか勉強ですけれども、少しこの本を読んで勉強した中でも、相当数の認められる内容があるわけでありまして、その中で、先ほど町長がおっしゃっておられました次に挙げる要件に該当する土地において行う建築物の新築または用途の変更、「市街化区域に隣接し、又は近接し、かつ、自然的社会的諸条件から市街化区域と一体的な日常生活圏を構成していると認められる地域であっておおむね50以上の建築物が連たんしている地域」内に存する土地であること、こういう書き方があるわけであります。私は、一度それは採択されなかったと町長はおっしゃっておられました。しかし、今はすぐ近くまで市街化区域が伸びて、昨年、たくさんの住宅が建ったという状況になってまいりました。したがって、過去の判断と現在とは相当違ってきていると思いますことと、たくさんの矛盾点が含んでいる地域であるということを考えますと、今の市街化調整区域によるスプロール化防止といいますか、不規則な虫食い状態防止という状況、それからこれ以上の建築を認めないという状況、それらをいろいろ判断したときに、私は今までの町の都市計画のほうの判断が全てであるとどうしても思えないんです。それで、国土交通省のホームページを見てみますと、都市計画法による既存宅地の制度は廃止されたものの、この制度にかわる救済措置を維持しようと、それぞれの自治体により独自の基準を設けるところが多くなってきていると書いてあります。そして、それらの基準に合致する宅地では、都市計画法による許可もおりることになり、ただし、建物の用途や規模に条件が付されるケースが多いこと、それから土地の購入に当たり、一定期日までに建築確認を取得する旨の特約事項を付するなどと書いてあります。私は今回お聞きした住民の皆さんのお話の中で、今の市街化調整区域のままでいいという声がたくさんあるわけであります。家庭菜園が可能でありますし、健康的な住環境の可能性もあるということであります。そして、平らで便利のよいところにあるにもかかわらず、今のままでいくと不在地主がふえて空き地の管理が大変不可能な状況になってしまうと。現状より住宅が絶対ふえないような今のままの規制、それから、所有宅地の面積が十分あっても、例えば老後は子供と一緒に住みたくても、増改築の規制の網が大変厳しくて、ままならない状況がある。極端な表現をいたしますと、今は将来的に地域の戸数が減少の方向しかない規制であります。これでは住民の皆さんの不安が増すばかりでありまして、私はこれら抱えております問題を解消できるような研究をしてほしいという要望をされるのは当然ではないかと思っております。音更町のように人口が順調にふえている町であるから、なかなかこの土地に対する特別な研究・検討がされないのかなという気もいたします。100戸以上も住宅が張りついている地域にありますから、人口の少ない町であれば、これは大変な問題であると私は思うわけであります。利便性も申し分ない。すぐ目の前に大型のスーパーと病院と学校と、全てがある状況の中で、将来展望が持てないような印象づけをすることは、私は好ましくないのではないかと。そしてまた、全国に必ずこうした悩みをクリアした自治体があると思っております。今回は残念ながら時間がなくて、事例をつかめませんでしたけれども、したがって、事例を持たないで、今、研究あるいは将来を考えてと申し上げるのは大変説得力がないわけでありますけれども、私はこの調整区域に対する研究は、もっと手法、方法があると思えてならないわけでありまして、そういった観点でもし受けとめていただけるならば、理事者としてのお考え、もう一度お願いをいたしたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

議員がおっしゃることは本当に地域に住む人方の悩みを代弁されている、また、私ども行政を担う者として、長年、この開進地域の開発についていろいろと懇談会等で聞かされております。そんな中で、いろいろな方策を考えても、やはり法の1つの縛りというものがございました。先ほどもお話しさせていただきましたけれども、当初から見ますと、かなり緩和された。その連たん地域という50戸の関係についても、前は本人所有者でなければだめだ、それがもし自分の長男に土地を譲った、そのときにはもう建てる資格がない、こういう非常に厳しい取り扱いでありましたけれども、先ほども言いました二親等までならと。なおかつ開発そのものが市街化区域に入るということについての妨げがないというものについては、例えばの話ですけれども、親が病人になった。だれかが見なければならない。だけれども、その家には入れない。隣に建てる。そして、両親の介護に当たる。こういったような場合には、一件審査という制度ですけれども、そういうものも場合によっては認められるというような話も聞くところでもございます。いずれにしましても、国道を中心にして8線、9線間の東側、あるいは国道を中心にしての西側というようなことでございますけれども、当時そういう法、規制がなかった、野放しだった、机上の上で線を引いて売ることができた、そういう時代の土地があります。ですから、正直申し上げて非常に問題があるところでもございます。地権者がそれぞれ音更に住んでいないということもございます。あるいは地積そのものがずれている。あそこを開発する場合には、地積調査を入れてやらなければ、現実、やろうといった場合には非常に難しい点があるのかなと。ですから、本当に今ここに家を建てたいんだけれども、建てられない調整区域だ、そういう悩みの方も中にはいらっしゃると思いますけれども、ただ、中には投資型といいますか、自分の土地でありますから、一時、農地を勝手に分筆して販売することができた。ですから、私の持っている1ヘクタールと、助役の持っている1ヘクタール、その中に適当に道路だとか、そういう区割りをするものでありますから、道路が隣でありながらつながっていない。ぶっつんとその土地の境界で終わっている。こういう問題もあるわけでございます。いずれにしましても、これらの問題、最後にどうなるのか。これは基本的にはまず土地の所有者の人方が何とかここをひとつ一丸となって開発を進めたい、みんなが立ち上がっていただくということは、賛同をいただく、その都市計画に区域を入れる、5年ごとに見直しがありますけれども、入る場合には、やはり100%の開発に対する賛同の同意をする判がなければ、今、市街化区域に編入するといった場合にも難しい。少なくとも昔は90%というような話だったんですけれども、ただ、これにはやはり開発行為をしなかった場合、一つの市街化区域に編入されたといっただけで土地の価格が上がる傾向にあります。ですから、それだけ市街化区域に編入するといった場合には、そういった一つの諸条件が整わなければ、なかなか市街化区域に編入することは難しいという点があります。結論的に言えば、もし町の財政が許すならば、やはり最終的には地権者の協力、そしてやはり自治体のやる気、それから、国の助成、こういった3つのかなめの中でやらなければ、正直申し上げて、あの地域をやるといった場合に、直接国へ、道へぶつけてみても、非常に難しい点があるのではないかな。それと、1つの賛同、90%、100%の同意が要るということでございますけれども、先ほども申し上げましたように、音更町に住んでいらっしゃらない方がたくさんいらっしゃるというようなことで、別に自分はそんなに急ぐことはない。もちろんこういう開発行為をして、整然とした住宅地を求めるということになりますと、減歩というのがあります。実際に今、あっても4メーター足らずの道路、町の場合には8メーターでなければ、そういう道路として認めないという考え方でおりますから、そういう点。上水、下水はどうなっている。道路の今のような幹線道路といいますか、そういう道路についてもやはり取り組んでいかなければならない、そういう問題がございます。ここで一挙に結論じみたことは言えませんけれども、今申し上げたように、本当に長年、私も地域の方々から、ここへ住んで20年になるけれども、いまだ20年たっても同じことしか返ってこないのかというおしかりを受けております。私としても、是非これらのことについては非常に多額を要するものでもございますし、最終的には開発行為では難しいだろう。やはり区画整理事業、そして区画整理事業の前に、いろいろな測量等の調査をして、そのずれを直さなきゃならない。ずれを直さなければ、あそこの開発はまずもって難しいと思いますので、そういったことをやるということになった場合にも、非常に地域の皆さん方の御負担といいますか、あるいは土地の減歩というもの。この減歩とても、実際に考えてみれば自分はこのままでいいんだというようなことで、広くしてもらわなくてもいい、こういう考えの人も、中には住宅地として住んでおられる方はそういう考えを持つのかな、そんなふうにも思います。いずれにしましても、一長一短には行くところではございません。そういう難しさはあるけれども、最終的にはやはり区画整理事業を起こして、一挙に全地なんていうことにいきませんから、そういう点では、前に一度あの地域を手がけた方がいらっしゃいますけれども、最後はやはり開発が認められるほどまでのまとめに至らなかったという経緯もございます。そういう反省に立ちながら、今、議員のおっしゃった御意見については本当に地域の皆さん方の声でもあると受けとめさせていただきますし、これらの手法等について、先ほども言ったようにかなり緩和されてきている法的措置がありますので、今できることからそういうものを取り組んでいかなければなりませんし、全体的なことについては、国道を挟んでの西、東の関係がございます。そういうような関係で、今、全体的に九線大和のほうもほとんどが四角く、これを称して失礼な話ですけれども、四角くなっているから、机上の上で、私どもなんかはキャラメル状態になっている。そういう住宅も全部決まっている。特に8線、9線間についてはそういう状況でありますから、今後、一つの開発をするにおいても、あるいは上水、下水、これらの整備をしていくにしましても、まず土地要件をきちっと整理整頓をしていなければ、道路をつくるにもどれだけずれているという問題もあります。そういう中で、一定の許可を得て建てたのでありましょうけれども、そういうずれたままの状態であるというのも整備をしてかからなければならないのかなと思います。私もこれらのことについて重々お話を伺っておりますので、今申し上げましたような、すぐに解決する問題ではございませんけれども、まず緩和された地域の有利な点があるとするならば、そんなことも考えながら取り組まさせていただきたいと存じますので、御理解をいただきたいと存じます。

再質問 25番 山本忠淑

せっかく初めの答弁で、町長、かなり柔軟なお話があったにもかかわらず、今の答弁になると、今まで繰り返してこられた範囲のことになってしまうわけでありまして、私はここでもう一度申し上げておきたいことは、市街化区域に編入をするということは大変難しいということであります。これは地域の方々も十分承知しておられると思います。したがって、今、町が将来目指そうとするのは何なのかということだと思うんです。家がなくなって、農地にしなければいけないという考えなのか、既に100戸ある住宅が住みやすい住環境として認める方向で、今後、研究、検討をしていくのか、そのことが私は大事だと思うんです。調整区域の中でも、今、法律が緩和され、都市計画法の中にもいろいろな判断があって、そして、音更町の市街化区域の周辺の状況もこれだけ大きく変わっているという状況の中で、私は今、町長が説明されたように、西のほうの非常に難しい問題を抱えている地域も全部含めて考えるということは容易なことではないと思いますけれども、少なくとも住宅が集積している地区については、何らかの研究、検討をする必要があるし、可能性があると私は思いますけれども、そのことに対して、それは素人ですから、絶対できるといったって、できるはずがないところがあるかもしれませんけれども、しかし、行政としてはっきり言えることは、この課題については前向きに検討していくんだ、研究していくんだ。今からあそこを農地に戻すことはできないわけでありますし、かといって、公共的なもの、国の施設、認められる建物が、例えば昨年、町が取得した9反余りの土地にいたしましても、そこすら公的な施設を建てて、そこに下水を引くということは、まだ当分見込みがないわけでありますから、こういう実情を勘案したときに、今までの考え方と違う観点で行政として研究、検討をしていく必要があると申し上げたいと思います。それに対して、できれば前向きな研究、検討の姿勢の言葉があれば、それでこのことに関する質問を終えたいと思いますが、なければ私の強い要望で終えなければならないわけでありますけれども、御答弁をお願いいたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

私も大ざっぱにお話をすれば、そういう細かな話が出なかったのかもしれません。今、議員が言われた、あるいは地域が要望されていることを一つでも二つでも実らすためには、まだ表に出ていない都市計画上の推進上の障害になる点がありますよ、そんなようなことで、先ほどいろいろと幾つか今まで言葉で出ていなかった点を継ぎ足して、そういう問題もありますから、今言われるように、あれもこれも一挙にできることにはなりませんよと。それらの条件を満たすための諸条件があるわけでありますから、そのことをちょっと申し上げ、決してやらないというわけでもございませんし、先ほどから申し上げているように、45年の都市計画法の区域の対象になった以降の成り行きを見ましても、かなり緩和されている点がありますから、そういう点では今、109戸の方が住んでおられるという方々が少しでも住宅環境というものを望まれております。都市計画区域に入らなければ、先ほども出ておりますように、下水道の補助事業の対象にもならないという点もあるものですから、暫定的な措置として個別排水等のことを、あれはどちらかというと農村地域というようなことの考え方でありましたけれども、都市計画の区域の中にもそういう事情の中の人方がいらっしゃるとするならば、市街地の調整区域の方々にも対象とすべきだというようなことで、取り入れさせていただいておりますので、そういう意味合いでありますので、御理解をいただければなと存じます。

再質問 25番 山本忠淑

それでは、1点目の十勝川温泉地区に取得した土地の造成と分譲計画についての再質問をいたします。冒頭申し上げましたように、昨年9月の塩田議員の質問に対する答弁とほとんど変わりないわけでありまして、私はこれも町のホームページから議事録を引き出して、町長が一生懸命答弁されている内容について、今後、町がどのように取得された土地資産を運用して、温泉地区の活性化に役立てたらよいものかについて、私は担当される部・課内で、こうした答弁内容を受けて、協議なり、意見交換をされて、一生懸命、旅館組合、観光組合の方々等との協議もされておられるだろうと一度は期待をしておりましたが、どうも答弁の内容からすると、そこまで至っていない。しばらくの時間をいただきたいと。これは町長がしばらくの時間をいただきたいと言うと、なかなか担当のほうではそれについて意欲的に取り組む意欲がわかないのではないかと私は思うんですよ。ですから、そうではなくて、これは市街化区域に編入したという大きな一つの変化でありますから、あの地帯一帯も含めた、あるいは私が申し上げましたように、町の財政、厳しい中での1億2千万の大きな資産の取得でありますから、これをしばらくの間、あるいはまだ当分寝かせておくということはどうなのかなと。そしてまた、公営住宅建て替えプランについての検討も、これは相手があることだからなかなか難しいとおっしゃいますけれども、それについては、この半年の間、どんな取り組みをされたり論議をされたのか、これらについて担当のほうの動きがあれば、お伺いをいたしたいと思います。

答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)

町長の答弁に尽きるわけでございますが、最初に帯広のほうから建設業者の方が2戸ほど住宅地を売っていただきたいという話でございましたけれども、内部で検討した結果、今のまとまった土地を虫食いにするわけにはいかないということで、お断りをしてございます。それと、今、十勝川温泉の未来を考える委員会というのができておりまして、そこのほうに私ども担当課長と商工観光サイド、そういう者が出ておりまして、いろいろな話し合いを進めているところであります。以上です。

再質問 25番 山本忠淑

十勝川温泉のほうに担当が出向いているということは、それはそれとして、十勝川温泉地帯全体の振興策についての温泉の皆さん方の熱心な討議を見守るということについては、私はそれはそれなりに理解をするところでありますけれども、その結果を見なければ、町が住宅、宅地として取得した土地の利用計画は立たないということなのかどうか、そして、十勝川温泉地区が市街化区域に編入されるに当たって、先ほどにも関連いたしますけれども、これは町が具体的な一定の開発計画をつくられて、年度計画をもって市街化区域の編入を申請したのでないかなと思いますけれども、それらとの関連は、あるいはその中の計画はどのようになっているものなのでしょうか。

答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)

十勝川温泉の中にある貴重な土地でございます。計画を立てるときには、必ず土地利用というのが一番先に考えなければならない事項でございますので、そういった計画が出るのであれば、貴重な財産を先につぶすのではなくて、その推移を見ながら、そのときに役立つ土地利用を考えなければならないだろうと考えてございます。それから、市街化区域に編入する際、どういう土地利用を持ったのかということでございますが、今、あそこの土地については開発区域の面積が大体1.9ヘクタールほどございますが、その中で、可住地面積については0.8ヘクタール、それから大体それと同じぐらいの面積、それをイベント広場という位置づけをしてございますが、今、都市計画の編入の際にあそこのところを開発するとなれば、当初考えていなかったわけですが、下水道の排水の関係で調整地も必要であるというようなことも指摘されておりますので、そういったことも含めながら、計画を煮詰めていかなければならないんだろうと考えてございます。

再質問 25番 山本忠淑

計画を煮詰めていくという表現でありますけれども、煮詰めるほどの論議をスタートさせているのかどうかということであります。仮に民間のハウスメーカーが、あの土地がモデルハウス的なものとしてなかなかいいところなのかなという関心を持たれたとします。そして、モデルハウス的なものを1戸でも2戸でも建てて、全国からたくさんの観光客がおいでになる地域でありますから、関心を持ってくれるいわゆる町内以外の方々の定住を促せるようなチャンスがないのかなと考えることも当然であると思うわけでありますけれども、これに対しても、今どの課がどういう協議をして、全然まだ決めてないというわけですから、何も見えてないわけでありますけれども、2万4千円相当で町が取得した坪単価の土地を何万で分譲されるものか、何万で分譲したらいいものか、あるいはどんなふうに考えているのか。これは奨励策にもいろいろ関係してくることでありますけれども、私は民間であれば考えられない今の町の姿勢のような気がしてならないわけでありまして、資産運用のビジネスチャンスというものはいつどこにあるかわからないわけでありまして、その仕組みも仕掛けもしないで、突然立派な計画が2年も3年もかかってできあがったから、棚ぼた式によい話がわいてくるわけがないと思うわけでありまして、長年のいわくつきのこの土地を町民の税金を充てて取得したにもかかわらず、取り組みの姿勢がどうしても見えないのかなと。今、企画が担当しておられるのだと思いますけれども、これはずっと企画が担当して、企画だけでやっていこうとされているのか、都市計画上の知恵を働かすということは必要ないのかどうか、その辺の連携等については内部ではどんなふうにお考えになっておいでになるのか、お聞かせいただきたいと思います。

答弁 企画部長 寺山憲二(企画部長は2007年10月まで)

たまたま公社があったという関係でもって、企画が窓口になってございますが、当然、この土地利用については都市計画課、それから観光振興の観点から商工観光課をまじえながら検討を進めているところでございます。

再質問 25番 山本忠淑

ですから、検討を進めているところでありますということで、検討を進めているのかどうか、本当にそういうチームができているのかどうかということを確認したいと思います。そして、チームができてないのであれば、どんなふうに計画を持とうとしておられるのか、これは市街化区域に編入されて1年、計画が全く見えないということは、これは十勝川温泉地区の人のみならず、広く町民の方々の関心に対する、期待に関する行政側の余りにも慎重な取り組みといいますか、もう少しスピーディに取り組むべき大きな課題でないかなと思いますけれども、その点はどのようにお考えですか。

答弁 助役 藤井勉

昨年、土地を取得してから、今のお話ですと、何も検討してないのではないかと聞こえる部分がありますけれども、私どもとしてはいろいろな角度から検討しなければならんということから、今のところは特別なチームはつくっておりませんけれども、毎月開催されます庁議においても、この利用をどうしたらいいのか、いろいろな角度から特定の部署に限らず、それぞれの意見をいただいて、検討を続けてまいりました。お話にありますように、遅過ぎるんではないかというようなことにつきましては、若干そのような気もしないわけではございませんけれども、やはりこのような経済状況の中で、一気にそのものを解決するわけにはいかないというような状況がありまして、具体的な策を皆さんに申し上げるような状況には今なっておりませんけれども、先ほども部長からも話がありましたように、一定の全体像といいますか、ある程度漠然としてもいいかと思うんですけれども、そういうものを描かないで、今ある話だけを一つずつ虫食い状態でやっていきますと、最終的に全体の計画にそのことがまた悪影響を及ぼすようなことも考えられますので、私どもとしては若干慎重にならざるを得ないこともございました。それから、温泉地域の御意見もお伺いしながらということでございまして、行政だけの力ではなかなかあそこの地域全体を開発することには難しい部分がございますので、やはりお話にありますように、一定の民間のお力添えをいただこうとするにしましても、どの地域で、どの区域で、どの程度のお願いをするのか、町としてその中の一部をどう支援できるのか、その点も逐次検討していかなければならんと考えておりますし、場合によっては町としての支援を考えていかなければ、民間開発においてもそのようなことにはなかなか難しい地域にあるんだろうなと思っておりますので、そのようなことで、スピーディにということについては、今後も十分意を配してまいりたいと思っております。

再質問 25番 山本忠淑

小さな4千人の中札内町が、40億の一般会計の予算の中ででも、定住人口確保に二つの事業を立ち上げたという、これは昨日の新聞、その先からもいろいろ報道されております。基本的に今、助役さんが説明されましたけれども、市街化区域に編入するという大きな町の転換といいますか、長年の念願がかなって、これから時間をかけてゆっくり検討していくこと自体、市街化区域に編入した目的が何だったのかということが見えないんですよ。当然、そうした絵は描いていると私は思って、その前提で町もあの土地を取得されたと理解をしているわけでありまして、時間をかければ、ビジネスチャンスが大きく訪れてくるというものでは、決して私はないと思うんです。多くの観光客の方々が全国から訪れて、冬の行事、夏の行事、それはそれは予想のつかないほどの方々がたくさん十勝川温泉に訪ねて来られるわけであります。その地に看板一つ立てないで、これから検討する、何年かは慎重にかかる。この姿勢では私はあの大きな市街化区域の編入をした成果がどのように出てくるのか、非常に心配になるところであります。それから、あの土地のあの地帯のセールスポイントというのは私はたくさんあると思うんです。これは温泉街の方々もおっしゃっています。家が建って人が住んでくれればなと。地元の人ではなかなか家を建てられない。ですから、私は平成16年12月の議会で、2007年大量退職者をターゲットの移住促進を申し上げて、一般質問させていただきましたし、17年の4月には、町長が公約されております4万5千人の人口達成のための居住環境の整う町として、情報発信の必要性をしっかり申しておられました。そうした状況があるにもかかわらず、その動きがなかなか見えてこない。例えばあそこにモデルハウスが何戸か建って、そこに音更町以外からお住みになって、十勝川温泉のホテルの温泉に町が奨励策として何年間か毎日無料でおふろに入ってもいいですよというようなキャッチフレーズをもし上げたとすれば、少なからずマスコミさんは取り上げていただけるのかなと。マスコミが取り上げていただかないと、なかなか町のホームページだけでは、そのホームページにすら、何らまだ掲載されない状況があるわけでありますので、必要以上の心配なのかもしれませんけれども、もう少し積極的な取り組みを、先ほどからいろいろ答弁あったことは、全部まだされてない状況ですよ。内部のチームをつくるといっても、全然チームができてないんですよ。それから、検討されたといっても、そんなに検討されてないんですよ、話題になっていても。こういう状況にあるという説明、これだけの検討をして、今ここが問題なんだというものが出てこないんですよ。それは役場庁内だけでなくて、議会も町民も一緒の論議をして、そしてつくり上げていくものなんです。役場内だけでつくり上げて、ホームページで皆さん見てくださいというのは、なかなかもうでき上がった部分については、町民の意思というものが伝わらないんですよ。ですから、私はつくり上げる努力の経過に町民がかかわる手法を考えるべきだと強く思うわけでありますので、もう少し積極的な十勝川温泉の市街化区域に全体を編入したという状況に対する取り組みの姿勢をお伺いして、私の質問を終わりたいと思います。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

いろいろと御提言やら注意やら、今の取り組みに対するスローモーであるというようなあらゆる観点から御意見をいただきました。それは真摯に受けとめ、反省するものは反省し、また職員も今十分聞いていたことでありますから、今申し上げたような、あるいは今お話があるようなことについては積極的に取り組むようにしたいと思います。いずれにしましても、私ども、観光振興というのは音更町の柱の一本でありますから、これらについては積極的に振興策を考えていかなきゃならないと思います。しかし、残念ながら、経済のいまいち伸び悩みというようなことから、観光そのものも少し落ち込んできているというのも事実でございます。いずれにしましても、これらの方策等については計画をつくったりなんかすることは簡単でありますけれども、その計画をだれが行い、だれが金を出す。そういうものの中で、財政といいますか、負担も伴うものでありますから、その辺は振興策だということで何でもよしということではなくて、町は町の責任においてやるべきものは当然やらなければなりませんけれども、まず観光に携わっている皆さん方自らも立ち上がっていただかなければならないのかなというようなことでございます。遅ればせながらというようなことになるのかもしれませんけれども、昨年の12月に地元のようやく考える会も発足しているわけでありますから、私どももそういうところに一緒になって観光振興策に取り組んでいくというようなことも必要なのではないかなと存じます。組織的なことの御指摘もございましたけれども、いずれにしましても、これらの計画そのものは、膝を交えて地元の人間、あるいは町も含めて一緒になって取り組んでいかなければならないだろうと思います。せっかくの市街化区域に入ったというようなこともございますし、町の公社の土地も町が買っていただいたということもあるわけでありますから、これらをむだにすることなく、できるだけ早いうちにこれらの計画を実行できるように考えていかなければならないのかなと。これらの事業費等についても、できれば国の観光振興策の資金的なものがありますので、こういった計画の内容によっては19年度、あるいは20年度になるかもしれませんけれども、これらを合わせ持った1つの実施計画といいますか、こういうところまで計画を持ち込んでいきたいなと考えてございますので、御理解をいただければなと存じます。休憩(午前11時21分)

出典:音更町議会 平成19年第1回定例会 2007年3月8日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる