音更町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月13日
帝繊跡地と周辺土地の利用促進について
2006年12月13日、音更町議会の一般質問で、塩田潤一議員が「帝繊跡地と周辺土地の利用促進について」質問し、町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和が答弁しました。
- 質問者
- 塩田潤一 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 5番 塩田潤一
2日目の一番最後でございますから、大変お疲れかと思いますけれども、若干の時間をおつき合いを願いたいと思います。一問一答方式を選択して、質問していきたいと思います。1問、帝繊跡地と周辺土地の利用促進について。音更本町の商店街の衰退は、平成4年以降の開進西地区、共栄地区などの市街化区域への編入により、商業ゾーンの大移動によるものと考えます。本町活性化のため、北海道による中央通整備を初め、民間、商工会などを取り込んだ、その複合商業施設の建築、定住促進のための買い上げ、公営住宅の建設などの施策を講じているものの、当初見込んだ成果は残念ながら得られていないと思います。そのことを予測しまして、私は、平成15年9月定例会において、帝繊跡地の利用促進を提言しています。打つ手としては、少し遅い感じはしますが、策を講ずることが早急に求められていると思います。本町市街化区域に接し、帯広方面に伸長していく方向性からしても、帝繊跡地には、中小が経営する小売業を中心にした店舗を集積し、その中に本町で営む小売業者を入れ、共存共栄を図る商業ゾーンを誘導することができないか。また、恵盛木材跡地や隣接した農地には住居系を配置するなど、いずれも民間の活力を生かした手法がとれないか。また、市街化区域編入に当たっての考え方があるならば、あわせて伺いたいと思います。2問、通称2号道路の整備について。さきに提言いたしました帝繊跡地を初め、恵盛木材跡地などの開発になくてはならない重要な道路と判断し、この道路を整備して、IC工業団地まで延ばしますと、北バイパスや高速道路インターチェンジにアクセスでき、車の流れもよくなり、本町方面に車を誘導し、多数の人を呼び込む最大の効果を期待できる道路として位置づけます。早急に整備することができないか、見解を伺いたいと思います。以上であります。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の帝繊跡地と周辺土地の利用促進に関する御質問と、2点目の通称2号道路の整備に関する御質問については関連がありますので、一括してお答えをさせていただきます。初めに、帝繊跡地の土地利用促進についてでありますが、このことにつきましては、御質問にありました平成15年9月の定例会におきまして、一定の考え方についてお答えをしておりますが、その後も、毎年、地権者に対し、土地利用の動向と促進を打診しているところであります。地権者には、自ら開発する意思はないようでありますが、土地を処分する考えは十分持っており、今後も町の指導に沿うよう前向きに検討したいとの回答をいただいているところであります。引き続き土地利用がなされるよう地権者と協議をしてまいりたいと存じます。なお、商業ゾーンに誘導してはとの御意見でありますが、当該地の国道241号線沿いは、都市計画マスタープランでは沿道サービス系の土地利用としており、近隣商業地域としての用途地域の指定を考えておりますので、地元商業者も出店できる可能性があるものと思っております。いずれにいたしましても、この地域の開発計画が明らかになった時点で、商工会とも協議をしながら、市街化区域への編入を検討してまいりたいと考えておりますので、御理解を賜りたいと存じます。次に、周辺土地の利用促進についてでありますが、現在、本町の市街化区域拡大につきましては、平成15年度に行った定時見直し時に確保された人口フレーム枠に基づき、第4期総合計画の人口目標である4万5千人を目指し、順調に進めてきているものと思っております。今後も、残る人口フレームの枠内の区域の拡大を図ってまいりたいと考えておりますが、今までにもお答えしておりますとおり、区域の拡大につきましては、開発計画の確実性を見きわめた上で進めてまいります。なお、帝繊跡地周辺の数カ所の地権者から、市街化区域編入への要望を受けておりますが、町といたしましても、まちづくりの考え方に沿った中で、前向きに対応してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。最後に、通称2号道路の整備についてでありますが、御質問にありますとおり、整備を先行していくことにより、周辺の土地利用の促進を初め中心市街地への車の誘導につながるものと考えられますが、反面、開発計画のない中での都市施設の整備は、無秩序な土地利用を誘発する要因となることも考えられるところであります。いずれにいたしましても、この2号道路につきましては、開進工業団地とIC工業団地を結ぶために必要な路線として、都市計画マスタープランにも位置づけられているところでありますが、沿線の土地利用がない中での都市計画街路としての決定並びに整備について、非常に難しいものがございます。沿線の土地の開発計画が示された段階で、用地の確保を初め、費用の負担等について開発者と協議をしながら整備を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。一応今の段階での可能性について答弁をさせていただきました。私どもも、やはり民間サイドで進めるという考え方がありましても、ある程度やはり町内全体、あるいは十勝全体の人口フレームといいますか、人口移動、こういうものを見ながら、ある程度開発した以上は、その中でやはり成功するように、そして短期に完売するように、そういう可能性も一面見出しながら、地権者との誘導策といいますか、そういう中で取り組んでいかなければならない。ただ、こういうお話をいたしますと、商業者の皆さんにとっては、それでなくても元町がさびれつつある中で、新たな国道沿いと言いながら、確かにそこには可能性があるのかもしれませんけれども、やはり今の旧市街地の中における商店街の振興策をどうするか、そういう点もあわせ持って考えていかなければならないのかなというふうに考えておりますので、つけさせていただきたいと存じます。
質問 5番 塩田潤一
大変前向きな答弁をいただきまして、大変ありがとうございます。当初、このように前向きな答弁がないと思いましたので、ちょっと私も指摘をするように考えていたわけでございますけれども、なるだけ簡単な方がいいと思いますので、私も再質問したいと思いますけれども、ただ、帝繊跡地やその周辺、御存じのとおり市街化調整区域でございまして、来年11月施行予定でございますまちづくり3法が制定されます。その関係で、都市計画法も改正されます。このことにより、この地域が郊外立地を制限される状況にあるのか、その点、ちょっと伺っておきたいと思います。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
先ほど町長の答弁の中にもありましたが、町の都市計画マスタープランの中では、今のまちづくり3法、特に都市計画法、それから中心市街地活性化法、それから大規模小売立地法、これらの絡みの中では、大きな影響はないというふうに考えております。
質問 5番 塩田潤一
支障がないということでございますから、安心して推進をしていただきたいなと思ってございます。非常に前向きな御答弁でしたから、私も質問をなかなかしにくいところがございますけれども、ただ、この市街化区域の問題につきましては、音更町は昭和45年12月に、都市計画法の改正により481ヘクタールを市街化に編入。それ以降、拡大を重ねまして、今年の3月までに1,018ヘクタールまで編入をしてきております。この間、537ヘクタールを拡大しておりまして、IC工業団地と十勝川温泉を除きますと、おおよそ450ヘクタールになると思います。これらを精査しますと、北9線以南の開進、柳町、緑陽台、共栄台、北南すずらん台、宝来などの区域に392ヘクタール、率にして実に87%を市街化区域に入れまして、本町は58ヘクタール、率にして13%ということで、非常にやはりバランスの欠いた市街化区域の編入でなかったかなと思ってございます。やはり音更町は開発当時から、木野地区の集落、本町を中心の集落、そして駒場地区の集落と、縦長のまちの構成になっておりますから、これを無視して市街化区域を張りつけた結果、ちょっとアンバランスの結果になっているのではないかなと思いますが、その点、まちづくりの方向性からしまして、何かあればお尋ねをしたいと思います。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
今御質問ありました、昭和45年、行政区人口も2万4千人、現在、17年度の国調の中では、1万8,100人がふえていると。非常にこの辺は町の都市計画並びに上位計画である総合計画にあわせながらまちづくりを進めてきたのかなと、そのように私方担当では評価もさせていただいております。ただ、今非常に音更本町と木野地区、もともと木野地区につきましては帯広に隣接している、このようなこともあり、いろいろな諸条件の中で、まずは柳町団地、緑陽台団地、そして本町では雄飛が丘団地、この団地造成が大きな人口増の要因になっているのであろうというふうにも思っております。ただ、あえて今、本町地区がまだまだというお話もありましたが、従来より総合計画並びに都市計画の中でも、本町と木野を、沿線沿いをまず結んでいくのだ、1本にするということを念頭に置きながら、現在も計画を推進しているところでありますので、その辺につきましては、今後も本町地区並びに木野地区の一体となったまちづくり。ただ、今大きな問題となってきますのは、非常に高齢化と人口減少が生じております。平成17年度の十勝だけでの人口で言いますと、3,712人が減少している。しかしながら、帯広圏の中では2,322人の増となっている。その中でも、平成17年度の12年からの国調の結果では、3,250人が音更本町だけでも増になっている。これは札幌の5万8千人に次ぐ大人口の増である。17年度の自然増を見ると約101人であった。社会増が419人になっていると。これらはいろいろと本町が団地造成、これは民の大きな力を借りながら、人口増に携わっているのかなと。その辺は十分感謝しているつもりでもありますので、その辺を御理解のほどよろしくお願いいたします。
質問 5番 塩田潤一
最後にいたします。2号道路の関係でございますが、2号道路につきましては、ちょっと非常に慎重なことのようでございますけれども、最近、私、住民と懇談する機会がございまして、音更は本町の中心街は確かに中央通の整備や何かを含めまして活性化されたと。現実は困難な状況でございますが、本町の入り口と出口が整備されていない。これがやはり住民としては不満を持っていると。やはり入り口であります2号道路、これはやはり早く整備してあげなければならないかなと思っているのですね。特に北バイパスは難しいかもしれませんけれども、帝繊の周辺、それから恵盛木材の周辺の崖下ぐらいまでは、何とかこの整備をしてあげなければならないのではないかなと。そういう点では、やはりこの2号道路の周辺というのは、変則で、危険交差点がやはり解消されなければならないと私は思いますので、この辺、周辺土地の開発との関連としましても、何とか交通体系上からも、最も欠かせない道路として緊急に施行されますよう強く要望しまして、質問を終わります。以上でございます。ありがとうございました。