音更町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日
(1)人口が急増する、高齢地域における会館等整備の将来計画について/(2)今後5年間の町債の償還計画と起債の推計等について
2006年12月12日、音更町議会の一般質問で、山本忠淑議員が「人口が急増する、高齢地域における会館等整備の将来計画について」「今後5年間の町債の償還計画と起債の推計等について」について質問し、町長 山口武敏、助役 藤井勉、建設水道部長 安藤正和が答弁しました。
- 質問者
- 山本忠淑 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、助役 藤井勉、建設水道部長 安藤正和
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 25番 山本忠淑
通告いたしました3問について、一問一答方式を選択して質問をいたします。1番目、人口が急増する、高齢地域における会館等整備の将来計画について質問します。平成17年10月に実施されました国勢調査の結果を見ますと、本町の人口が前回の調査より8.2%、3,250人が増加をしております。町内の地区別集計表によりますと、南宝来のひびき野とすずらん台の宅地開発が順調に進んだことが大きな要因となっております。特に、2千名を超える人口の増加があった宝来地区は、5,400人余の人口を有しており、中札内村、更別村、豊頃町、そして陸別町、更には上士幌町の人口も超えている特別な地域であると思います。連合町内会や各行政区の活動も活発で、年間行事も多く開催しているほか、防犯、防災など、ほかに模範となる活動も行われております。現在も住宅建設が盛んに行われておりますが、急速に発展した地域であるため、町内のほかの地区と比較すると、集会施設等の整備が十分とは言えず、住民が不便を強いられているところが多々あると思います。行政として、住民の要望を酌み、早急に南、北両地域全体の将来も見据えた会館等の整備計画の策定に取り組む必要があると考えます。そこで、次の点について伺います。1、南宝来、ひびき野地区に購入された用地の取得経過と、面積、価格、今後の土地利用についてお伺いします。2、宝来福祉館及び宝来軽スポーツセンターの建築年次、面積、間取り等の現在の使用状況について。3、宝来東町、仲町に、町が所有する3筆で3,600平方メートル余りの用地の取得経過と取得の目的、将来構想について。4、現在、16行政区に5,400人余りの人口を抱え、更に現在も増加している宝来地域に対して、現状の集会施設・宝来福祉館で、今後何年間我慢をお願いするのでしょうか。宝来地区住民の皆さんの願いに、地域会館、コミセン、学童保育所も併設できる等幅広い機能が期待ができ、過去にも取り上げられておりますけれども、簡易郵便局など地域全体に金融の便宜を図れる機関の誘致推進も可能にするような、核施設が必要な地域として受けとめてほしいとの強い声があります。限られた財政運営の中でありますから、宝来地区に会館等の建設を計画する場合は、どの場所にどのような規模の施設を建設する計画を持つのか、北から南までの全地区の皆さんが利用できるよう、効率的に施設を集積するビジョンづくりが必要であります。地域のコンセンサスを得るため、住民を代表される方々と行政側が一体の検討組織を立ち上げ、計画をまとめて、至近年次に施設建設の方向を示すべきであります。町の見解をお伺いいたします。2番目、今後5年間の町債の償還計画と起債の推計等について質問いたします。1、町は、財政健全化5カ年計画の数値目標に沿って、歳出削減を確実に進めております。そして、毎年度、償還額以上の起債はしないとする基本姿勢で予算を組み立て、財政運営を行っております。19年度以降も、町債元利償還計画により起債の上限がほぼ決まってくると思います。今後5年間の起債発行推計額、起債の上限額をどのように押さえて、起債を必要とする事業内容についてはどのように整理をされようとされているのか、お伺いをいたします。2、自治体の財政運営では、実質公債費比率が18%を超えないことが条件になってきていると受けとめております。19年度以降も、こうした国が示す財政に関する制限比率には先行的な改善努力をすることが肝要であります。町としての考え方、今後の見通しをお伺いいたします。3番目の質問として、公営住宅跡地の利用計画について質問いたします。本町は、ここ数年、近代的な公営住宅が完成をし、今後も事業採択があれば建設計画を進めていかれることを期待しております。必然的に、公営住宅跡地の整理、有効な跡地の利用計画も必要になってまいります。そこで、公営住宅跡地の利用計画についてお伺いいたしたいと思います。1、町内の公営住宅跡地の状況と今後の利用計画、それにかかる費用等の見通しは。2、政策空き家などの現状と見通し、管理状況は。3、行政の小さな配慮とサービスの観点から、可能な限り空き地を付近住民のお花や家庭菜園の楽しみの場に提供して、荒れ地化を防止することに役立てることができないものか、お伺いをいたします。以上、御答弁をよろしくお願いをいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の、宝来地域の会館等整備の将来計画に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、町がひびき野に所有しております用地につきましては、仮称南宝来会館の建設予定地として、平成15年に、南宝来土地区画整理組合から土地開発基金で購入をしております。面積は3,882.17平方メートルで、購入金額は8,191万3千円であります。次に、宝来福祉館及び軽スポーツセンターの建設年次、面積、間取り及び利用状況についてでありますが、宝来福祉館は、昭和57年に建設しており、集会室が173.9平方メートル、和室が3室で、合わせて67.9平方メートル、洋室が1室で29.81平方メートル、トイレその他130.96平方メートルで、延べ床面積は402.57平方メートルであります。利用状況は、平成17年度実績で申し上げますと、445件で、延べ1万1,633人の利用となっております。また、宝来軽スポーツセンターは、平成5年に建設し、アリーナが327.6平方メートル、和室が25.2平方メートル、ステージが28.7平方メートル、その他器具庫等が102.67平方メートルで、延べ床面積は484.17平方メートルであります。利用状況は、平成17年度実績で、886件、延べ1万4,588人の利用であります。次に、宝来東町及び仲町の町有地についてでありますが、この土地につきましては、町が施工いたしました音更町宝来土地区画整理事業の中で、利便施設用地として平成6年に、宝来東町南1丁目と宝来仲町南1丁目の2カ所合計で3,938.44平方メートルを取得したものであります。当該地につきましては、地域の人たちで組織する宝来中央通推進懇談会から医療施設や簡易郵便局、スーパー等の誘致要望があったところでありますが、バブル経済崩壊後の長引く景気の低迷や国の制度変更などから、実現することなく今日に至っております。なお、これが土地利用につきましては、今後とも地域から要望がありました施設の誘致に鋭意努めてまいりますが、不可能と判断せざるを得なくなった折には、地域の方々と協議を行い、意見をいただきながら、売却も含め慎重に検討してまいりたいと考えております。最後に、宝来地区会館の建設計画と効率的な施設の集積についてでありますが、宝来地域は、御指摘のありましたとおり、ここ数年、急速に人口が増えており、地域の方々から、毎年度開催されますまちづくり懇談会等を通じて、さまざまな要望が寄せられております。特に、南宝来の会館建設と郵便局の誘致は、地域の皆さんの強い願いとなっておりますことは十分承知しております。南宝来の会館建設計画でありますが、財政健全化5カ年計画が順調に推移することを前提に、第4期総合計画の期間内に一定の目途をつけてまいりたいと考えております。建設場所につきましては、先ほど申し上げましたとおり、ひびき野仲町1丁目に予定しており、規模、間取り等につきましては、各行政区長で組織しております宝来地区連合町内会を初め、地域の皆さんが参加するワークショップなどを実施し、使い勝手のよい施設にしていきたいと考えております。また、簡易郵便局や交番の設置につきましては、町としても関係機関に再三要請しておりますが、人口や既存施設との距離等の設置要件、更には社会環境の大きな変化により、その設置につきましては大変困難な状況にあります。これらの経過につきましては、さきに開催された宝来地区連合町内会の役員並びに宝来行政区懇談会において、地域の皆さんにお示しをしているところであります。確かに、高齢社会にあって、公共的利便施設を集積することは望ましいことでありますが、集積以前に当該利便施設等の誘致が極めて困難な状況にありますことを御理解いただきたいと存じます。2点目の、今後5年間の町債の償還計画と起債の推計等に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、平成19年度以降5年間の起債発行推計額と起債上限額をどう押さえ、起債を必要とする事業内容についてどのような整理をするかとのことでありますが、平成19年度以降の起債額につきましては、主要事業の実施計画と財政健全化5カ年計画をもとに推計いたしますと、普通建設事業に充当する町債の発行額は、毎年度6億円から7億円程度で推移することになるものと考えております。毎年度の起債償還金が20億円程度の規模でありますので、償還元金以上の借り入れを行わないとの本町の基本姿勢は十分に堅持されており、毎年度、償還額も順調に減少していくものと考えております。また、起債を必要とする事業をどのように整備するのかについてでありますが、地方財政法第5条を初め関係政省令に起債の適債性が定められており、地方債を発行することができる事業について、一定の制約がございます。その適債性について吟味することは当然のこととして、起債のメニューによって異なる地方交付税の措置の有無、借入先の資金区分などを十分に精査し、できるだけ有利な起債を発行するように努め、起債事業を選択してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、次の世代に必要以上にツケを回さないということを念頭に、安易な起債発行額は厳に慎んでいかなければならないものと考えております。次に、実質公債費比率に対する町としての考え方、今後の見通しについてでありますが、これは、平成18年4月1日以降、地方債の発行に係る制度が許可制度から協議制度へと移行したことに伴い、地方債を発行する際に引き続き知事の許可が必要な市町村なのか、新制度の適用により知事との協議で地方債を発行できる市町村なのかを振り分ける指標として設けられたのが実質公債費比率であります。その振り分けのラインは、御質問にありますとおり、18%と定められておりますが、本町の平成18年度数値は19.4%と、その警戒ラインを1.4ポイント上回る結果となっております。平成19年以降につきましては、先ほど申し上げましたとおり、町債の元利償還額が減少してまいりますので、比率算定の計算式の分母を構成します標準財政規模に大幅な変化がない限り、順調に比率は減少し、至近年次には警戒ラインを下回るとの見通しを立てております。現在、本町は実質公債費比率が警戒ラインを超えた市町村において、地方債を発行するために策定が義務づけられている公債費負担適正化計画の策定作業が進められておりますが、繰上償還の実施、起債を必要とする事業の事業内容や実施期間の一層の精査など、可能な限り早期に警戒ラインを下回るように取り組んでまいりたいと考えております。次に、3点目の公営住宅跡地の利用計画等に関する御質問についてお答えをさせていただきます。初めに、公営住宅跡地の状況と、その利用計画についてでありますが、既に北海道から取得いたしました鈴蘭、柳町の旧道営住宅跡地につきましては、現在、更地となっておりますが、国から住宅交付金を受けて取得していることから、その土地利用が町の住宅対策に限定されているため、目的に沿った利活用を基本として考えております。また、建て替え事業を進めております桜が丘団地につきましては、旧公営住宅を取り壊すことにより、団地南側に約6,100平方メートル、団地北側に約2,600平方メートルの更地が生じることになっております。南側の敷地につきましては、3棟目の建て替え用地として利用を考えておりますが、北側の敷地につきましては、行政財産として保有する特別な理由が見当たらないことから、普通財産に変更し、一部貸し付け、あるいは遊休資産として売却することも視野に入れて管理する方向で進めてまいりたいと考えております。これら計画の費用の見通しですが、旧道営住宅及び公営住宅跡地につきましては、相当期間、事業着手が見込めないことから、当面は草刈り等の維持管理費として、年間おおむね40万円を考えております。また、今後の桜が丘団地建て替え事業といたしましては、旧公営住宅の取り壊しと、3棟目として1棟28戸の建設を計画しており、約4億8,200万円の事業費を見込んでおります。鈴蘭団地、柳町団地の建て替え事業につきましては、鈴蘭団地で136戸、柳町団地で144戸の建設を予定しており、おおむね48億円の事業費を見込んでおります。次に、政策空き家の現状と見通しについてでありますが、現在、政策空き家となっておりますのは梢団地のみであり、その戸数は18戸となっております。現段階で具体的な年次をお示しすることはできませんが、後年次の整備になるものと考えており、その間までは政策空き家として管理をしてまいりたいと存じます。なお、政策空き家の管理状況についてでありますが、建物は、開口部を板張りで閉鎖しております。敷地につきましては、定期的な草刈り等に努めているところであります。最後に、公営住宅の空き地の有効利用についてでありますが、公営住宅の敷地につきましては、行政財産であることから、目的に沿った利用をすることとなっておりますが、荒れ地化の防止、経費節減を図る上から、本来の用途または目的を妨げない範囲において、利活用が可能かどうかを含めて検討してまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。以上で答弁とさせていただきます。休憩(午前10時45分)
質問 25番 山本忠淑
3問の質問に対しまして、大変わかりやすく、簡略に答弁をいただきました。ありがとうございました。初めに、ひびき野地区会館に関して再質問をいたします。御答弁にありましたように、この予定地につきましては、平成15年に、土地開発基金を充てて、南宝来の土地区画整理組合より購入されています。ひびき野仲町1丁目は団地の真ん中でありまして、一番条件のよいところ、造成の初期に、単価でいえば、およそ1,200坪余りですから6万3千円ぐらいの程度で町が先行取得しているわけであります。組合側では、一番売りやすくて10万円以上に売れる場所を優先して協力しましたというふうに考えておられるようであります。それだけに、ひびき野地区に住まわれた皆さんからすると、もう少し早く会館ができているはずであった、あるいは至近年次に計画が持たれるはずであるというふうな受けとめ方もあるようであります。そうした経過からすると、これまで遅れて、更に、先ほどの答弁でありますと、まだ3年ぐらい後になるのかなと思いますが、それだけ遅れる理由が何かということ、一言で言えば、財政事情を勘案していたということなのかもしれませんけれども、それだけのことなのかどうかということについて、もう一度御説明をいただけたらというふうに思います。そしてまた、先ほどの答弁ですと、建設計画が、ほぼこの土地に決定しているようでありますけれども、ひびき野地区の会館用地としてであれば、3,800平米の面積は相当広いところであります。地元の方々は、財政事情等も考えられて、地域会館としては、それほど大きな規模の地域会館は希望されておられないというふうにも受けとめられます。したがって、用地が相当広過ぎるのかなという印象があります。それらも含めて御説明をいただきたい。それから、地域会館の用地取得に、基金から買い戻すために、一般会計から、先ほど説明ありましたように、8千万円余の、土地を買い戻すための予算化が必要になってまいります。平成14年に文化センターの駐車場用地として8千万円余の土地を取得しておりますけれども、これは町のシンボル的文化センターでありますから、こことは違うのかなという思いがあります。土地代を一般会計で買い戻して、建物にもかかる予算を見なければならないということは、財政事情から、苦しいところがあるのかなというふうにも心配をいたします。そして、後ほどのことにも関連しますけれども、宝来地区全域を視野に入れますと、ひびき野地区はやはり、南に偏る場所になっておりますので、これらのことも包含して、私は、早期に、どこにどのような建物を具体化することがよいのかということを、計画は示すべきでありますけれども、先ほど御答弁のありました範囲の考え方でしっかり固まっておられるのかどうか、そして、今後の進め方についてももう一度お聞かせいただきたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
先ほども、今の財政健全化、このままの計画でいくとするならば、およそ今の総合計画、22年までですけれども、その範疇で考えられるのかなと。これら大型事業といいますか、なかなか、こういう時期でありますけれども、着手できないわけでありますが、いろいろ、今後の総合計画、あと5年あるわけでありますけれども、総体的な一つの主要事業に押さえてというようなことの中の一項目として、先ほど申し上げさせていただいたわけでございます。地域の方々からもいろいろ御意見もいただいております。二つも三つも同じようなものはいらないと、場合によっては、これからやっぱり地域コミュニティーを盛んにしていく、そのためには、今までのような施設づくりもいらない。あるいは、社会の状況変化といいますか、このようなところで言うべきがどうなのかわかりませんけれども、いろいろ、ああいう地域集会室は、どちらかというと葬儀会場が一番行いやすい施設づくりというようなことでございますけれども、そういう点からいたしますと、今はもうどんどんそういうものが、民間サイドで行われるというようなことからすればやはり、地域会館のあり方というものも、私どもも、新たにした考えを持っていかなければなりませんし、また地域の宝来地区の方々からも、今までのような形がどうなのかなと、そういうような御意見もいただいております。ですから、そういった点については十分、これから、大きさ、あるいは間取り、こういったものについて十分、地域の皆さん方とお話をしながら詰めていくというようなことで、少しでも早くという気持ちがわかるわけでありますけれども、今のところ、全体的に宝来では今2,600戸、近くの方々が住民登録されているというのが実態でございます。まだひびき野の方も若干の空き地があるのかなと、そういうようなことからすると少しでも、一般的な、私どももコミュニティー施設というのは、一つの地域会館のないところについては大きく3千戸というような形の中でやっているわけでありますけれども、今のところ、だから今遅らせているのだということではございません。ただ、一つの要因としては、もう少し張りついてもいいのではないかな、どこの地域にありましても、ある程度やっぱり地域会館を待ち遠しくなるわけでありますけれども、やはり多少皆さん方も我慢をしていただいて、その後で地域会館がある程度、住宅密集すると、そういう施設づくりというのも過去に取り組んできた例がありますので、そういう点、若干ではございますけれども、地域の人方に御辛抱いただくという点があるのかなと。それからもう一つ、先ほどもちょっと申し上げましたけれども、警察、あるいは郵便局、そういった金融機関的なものを是非と。やっぱり高齢者になりますと、年金、こういったものがやっぱり近くに、そういうものがあると非常に便利だと、こういう声があるわけでありますけれども、私も実際に郵政省へ行ってまいりました。ですけれども、今年に入ってただの1件なりとも、特定郵便局、簡易郵便局、普通局というものを増やしたという例は今のところないと、こういう、数字を挙げてはっきり言われたわけでありますけれども、先ほど御意見がありましたように、私どもも、ただ単に人が増えたからということだけではなくて、やっぱりそこに住む人方のことを考えれば、やはり、多少小さくても、そういう利便施設といいますか、当初そういう計画を団地の中で持っていたわけでありますけれども、これも時代の変化といったら、本当に何か無責任なことを言うようでありますけれども、残念ながらこういう時代だというようなことで、非常に、郵政にしても、あるいは警察署の新設につきましても、非常になかなか今、非常に難しいときだというようなことでございます。昔は多少なりとも、そういう簡易郵便局がありますと、ある程度そこを閉鎖して、どこかにと、町内移動ということも可能であった時代もございます。そのような一つの実例も音更の中にはありますので、このようなことをひとつ郵政関係に訴えながら、できれば地域の声にこたえていきたいと、そういう考え方で取り組んでいきたいと思っております。それから、この土地そのものが、土地開発基金というようなことで買わせていただいております。これらを実際に公共用地として利用するというような段階になれば、ある程度年賦償還で町が買い取りをするというような形が一番理想だと思います。本来的にはそういうことでやらなければならないわけでありますけれども、いざ建設というようなことになれば、少なくともその時点で、年賦償還というような手法もございますし、基金の残高というようなものを見ながら取り組んでいかなければならないのかなと。ただ、そのことがあるから遅れるということにはちょっとならないのではないかなと。できれば、私どもとしては、この財政管理といいますか、そういう上からいきますと、今申し上げましたように、ある程度町の方が買い取りを進めながら、一方で地元の声にこたえた土地利用施設づくり、こういうものを考えていかなければならないのかなと、そんなふうにも考えているところでもございます。会館の建設年次というのがやっぱり、この間も地元懇談会をやらせていただきました。難しい、いつになったら、わからないのか、雲をつかむような話だと。およそ同じ雲をつかむのでも、目安的なものはないのかと、こういう強い地域の要望がございまして、私どもも、その御意見を聞いた中で、およそ、先ほども申し上げたような、総合計画の最終年次といいますか、そのころをひとつ目途に、その以内に、1日でも早くといいますか、1年でも早くといいますか、そういう気持ちは持っておりますけれども、今のところ財政状況が非常に不安定な、先の見えない、今日でも、交付税でも、もう、25兆円減らす、国債発行をやめたと、このようなことがくると、本当に町村の財政というのはもう、そういうものが直に、被害を被ってまいりますから、そのように変わり目の多い時代でございますので、私どもといたしましては、あくまでも今の財政状況がこのまま進んだとするならば、音更町としてはそのころに何とか考えていきたいというようなことでございますので、この点はひとつ御理解をいただきたいと、そのように存じます。
質問 25番 山本忠淑
今の答弁の中で、もう少し、人口といいますか、住宅が張りついてからでもというふうな言葉がありましたが、その辺はどうなのかなと。あれだけ今、現にたくさんの方が、住んでいただいているわけでございますから、その辺の不便はやはり、行政としては考えなければならないというふうには思います。ただ、総合的に私は、後ほどまた申し上げたいと思いますので、今の答弁は答弁として、受けておきたいと思います。2問目として、宝来福祉館の利用状況、軽スポーツセンターについてでもそうでありますけれども、先ほど報告がありました。数字の報告をいただいた範囲では、ああ、たくさん利用されているのだなということでありますけれども、実際は、16の行政区が今、この福祉館を利用されているわけですから、私は10月の日報を見せていただいても、毎日二つから三つの団体がその福祉館を順番待ちで利用されているという状況。この12月に入りますと、まして各行政区それぞれ、役員会、総会等をされるわけですから、大変頻繁に使われているという、本当に町内でも最も有効に使われている会館だなというふうに思います。したがって、地区の皆さんからは、このような状態で何年辛抱しなければならないのかなという思いがあるのは当然であります。増築が可能でないのかという声もあります。築後25年でありますから、まだ相当年数、耐用年数はあるわけでありますけれども、そういったことの可能性というものも、これは、全くないのかどうか。これは、そんなに、町長でなくても、担当者、部長でも、御答弁いただければと思います。
答弁 助役 藤井勉
先ほど町長がお話ししましたように、ひびき野の会館を今、建てようという計画が、目の先ではないのですけれども、ちょっと時間はかかりますけれども、計画がある中で、今ある会館を増築ということは、ちょっと理屈に合わないのかなというふうに思います。ただ、老朽化といいますか、不便な点があったりして、改修等は考えられるかと思いますけれども、更に増築ということについては、今の時点ではちょっと難しいのかなと思いますので、御理解いただきたいと思います。
質問 25番 山本忠淑
その辺もそうなのかなとは思いますけれども、今後、地域との話し合いの中で理解をいただくように努力を願いたいと思います。それでは、その後の3番、4番、まとめて再質問をさせていただきます。先ほど説明がありましたように、幸いに、福祉館から南に位置しておりまして、町が所有する、条件がよい土地があるわけであります。宝来東町南1丁目の土地2,800平米余り、宝来中央通に面した宝来地区の一等地で、大変利便性がすばらしいと思います。そしてまた、道路を挟んで仲町1丁目の町有地も1,100平米ほどあるわけであります。これも土地も、条件的に申し分ない場所であります。これらの土地の利活用も、先ほど答弁でありましたように、宝来地区の皆さんと行政側が意見を出し合って、今までもそれぞれ検討してきた。しかし、なかなか利活用の見通しがないということであれば、これは、民間に利用していただいて、財源化に役立てなければならないだろうというふうなことになってしまうわけであります。しかし、地域を総合的に考えた施設などの整備計画が固まれば、私は、将来的な計画も整理をして、地区に示すことができると思うわけであります。私は、二言目には財政5カ年計画の数値目標、あるいは、この計画を完成をということが出てまいりますけれども、1年、2年早く取り組んだからといって、それだけで5カ年計画が怪しくなるということにはならないと思ったときに、予算化が難しいとは私は思えないのであります。種々の状況判断で、前倒しも可能であると思います。それは、5カ年計画が終わった22年以降になると、地方財政が好転するような、そのような時代が到来するとももう考えられないからであります。地区の不便な条件が深刻であれば、住みやすいところになるように、地域と一緒に相談を重ねて、可能な限りの将来計画を示すことが行政の責務であるとも思います。宝来地区に、ひびき野地区であろうとも、今、助役が答弁されましたように、そこに会館一つ造るということは、10年に1度の大きな事業になると私は思うわけであります。そういう意味もあって、検討組織をつくって、結論を見出すことを私は提言しておきたいというふうに思いますので、そのことに関する考え方をお聞きしたいと。宝来地区は大変熱心な地区でありますから、毎年、住民懇談会を持っておられて、それぞれ要望されていますが、町側は一方的に説明をして、こういう方向でおりますという説明はされますけれども、どうしたらいいでしょうと、どういう状況だから、どう将来のプランを描いたらいいでしょうという持ちかけ方は、なかなかされないというふうに受けとめております。御説明がありましたように、それから、地区懇談会等でも要望されておりますように、コミセンということも当然言葉に出ております。新しい家が増えることは、子供が増えることになりますし、保育所は整備されて、民間委託されて、地域の方々は喜んでいるわけでありますけれども、学童保育の場所にしたって、宝来にあっても不思議ではないという、こういう願いもあるのは当然でありますし、それから、金融機関につきましても、一生懸命努力されたけれども道があかないということでありますけれども、橋を越さなければならないわけでありまして、車に乗れない世代が増えている地帯でもありますから、簡易郵便局ぐらいは欲しいというのは、これは地区として当然の念願であります。大変困難な状況ということもわかりますけれども、しかし、郵政民営化が目の前に迫っておりまして、特定局の誘致は難しいと、これは、そういう状況は理解するわけでありますけれども、簡易局については、地方によっては可能性があるというふうに受けとめている向きもあるわけでありまして、行政が、これはできませんと、必要であってもできませんという、そういう説明の仕方というのは私は、非常に住民の方々にとっては、残念な思いといいますか、希望の持てない思いをされると思いますので、可能性を見出す努力をすべきだというふうに思います。申し上げたいことは全部言いましたので、このことに関しての総括的な御答弁、お願いをいたします。
答弁 助役 藤井勉
将来構想の、大きなことについてのお話かと存じます。繰り返しになる部分もあって失礼かと存じますけれども、ここの用地につきましては、先ほどお話ししましたように、利便施設用地として当時確保していた経過がございます。ただ、先ほどお話にありましたように、当時は、簡易郵便局については、そんなに難しくなくできるような状況の時代もありました。特にどこかの簡易局が閉鎖するというようなことになれば、その代替のような形で、人口が集積したような地域に、移転といいますか、そのかわりのような形でできる時代もあったことも事実でございます。そういう時期にも我々は、郵政に対してそのようなことをお願いしてきたわけでございますけれども、ここにきて、御承知のとおり、民営化というようなことの中から、その辺のことがますます厳しい状況に入っているということは既に議員も御承知だと思いますけれども、我々としても、町長も自ら郵政の方に出向きまして、その辺の要望もさせていただいているところでございます。全く不可能ということではないかもしれませんけれども、非常に厳しい状況であるということは、私どももそのような受け方をしていますし、どのような、別の方法があるのかというようなことも考えているわけですけれどもなかなか、その方法等が見当たらないというようなことでございます。広く、将来を考えた場合に、どういう施設がどの地域にどれだけ必要なのかということについては当然、考えていかなければならないことかと思いますけれども、私どもとしては、当座は、ひびき野の会館、これをやはり最優先して考えていかなければならない。それ以降のことにつきましては、昨今の状況からいって、極端な宅地開発の拡大というようなことについても、非常に難しい部分があるのだろうなと。それ等々を考えれば、当座はひびき野会館を、少しでも早く建設して、地域の方の利便を図りたいなというふうに考えているところでございますので、金融機関、その他利便施設、当時は駐在所のことまでも話は出ていたわけですけれども、それとて大変厳しい状況にありますので、そのようなことで御理解をいただければと存じます。
質問 25番 山本忠淑
同級生議員の坂本議員も一生懸命この問題を訴えておられて、なかなか見通しが立たないということで私も、実は大変ジレンマを持っているわけでありますけれども、簡易局等につきましては、まだまだ手法があるというふうに受けとめております。それから、町有地につきましては、図らずも助役も、会館についてはひびき野に決めているのだというお話であります。そうだとすれば、財源化、そして民間が利用すれば固定資産税も可能とするわけでありますから、私はもっと慎重な、地域と検討することが必要だというふうに申し上げたいのでありますが、行政側として、そのことも含めて、宝来地区の皆様方に説明をするのだということであれば、そういう計画もされて、努力もされて、冒頭申し上げましたように、この地区よりも小さな町がたくさんあるほどの、自治体構成ができるぐらいの地域でありますから、橋一つ越せばコミセンもある、福祉館もある、農協もある、こういうふうな考え方で地域の皆さん方に更に御不便をし続けていただくというのは、大変忍びないという気持ちだけは申し上げておきたいと思います。2番目の償還計画と起債について再質問させていただきます。町の財政状況に対して町民の関心が大変高い時代であります。我が音更町は大丈夫なのかとの心配に対して、町の台所などで詳しく財政状況をお伝えする努力をしていることは認めるところであります。新聞報道などに思わぬ記事の掲載で、十勝の中で、全道の中で、ほかの自治体と比較すると、借金が多い、積立金が少ない、その他の経営比率もよくない方のランクに入るなどの、比較的わかりやすいことの比較で厳しい数値が報道されますと、町民の方々には大丈夫なのかという不安を抱かれることもまた事実であります。ですから私は、町民の皆さんの率直な気持ちを代弁するつもりでこのことも、実は質問事項として上げさせていただいたわけであります。初めに、一つ目の償還計画に関連して2点ほどお聞きしたいと思います。町債の償還額以上の起債は起こさないとする原則を守ることで、確実に借入金残高が減少しております。借入金残高を減らす努力、すなわち歳出削減を確実に実行すること、そして起債を抑える努力、その結果として、積立基金も一定水準を維持していかなければ、不測の事態に対応できないことになると思います。幸い、17年度決算で23億円の残高となりましたが、計画より8億円多いというふうに、そういう説明があります。私は、この考えは見直しておかなければならないというふうに思うわけであります。財政5カ年計画の残高目標数値は極めて少額な数値を設定しておりまして、最近の他自治体のといいましても、夕張等の破綻状況の精査をするときに、本町の基金残高が10億円を割ることがあってはならないというふうに私は思えてならないのであります。今、交付税が48億円程度は維持されるとするなら、もう少し落ちるかもしれませんが、その前後だと思うのですが、そういう状況の中で、今後の基金残高目標数値は、私は、25億円から30億円の間は維持して、平成22年に引き継がなければならないというふうに考えるわけでありますが、この辺のことについての見通しといいますか、見解をまずお聞かせいただきたいと思います。
答弁 助役 藤井勉
起債の関係につきましては、今、非常に、国内的にも、国、地方との絡み、そしていろいろな状況の中で、厳しい目が向けられているというようなことにつきましては御承知のとおりでございますし、厳しい目があろうとなかろうと、財政を担当する私どもとしては、やはり、財政の健全化が最大の目標でありまして、今後、それらの任に当たりましては、十分な配慮をしていかなければならないというふうにそして思っているところでございます。お話にありましたように、財政健全化の中でも、借り入れは返済額を必ず下回るというようなことを鉄則として続けてまいりました。お話にありましたように、財政健全化5カ年計画の目標年次の積み立て金額は、お話にあったようなことでございまして、10億円を切るような積立残高の計画になっております。ただ、これも、当初考えた時期には、そうしなければ住民の必要な要望にはおこたえできないというような状況下であったということで、そのような計画を立てさせていただいたところでございます。ただ、それ以降、当初予定していたものとは一部若干状況が変わったと。それは、いわゆる交付税の交付に対する考え方が、地方団体のいろいろな要求もありまして、一部削減が少額になったといいますか、当初よりも交付税の減額がそうならなかったというようなことから、お話にありましたように、予定よりも基金残高を確保することができたというような状況下でございます。私も、議員おっしゃるとおり、音更町の財政規模で10億円程度の基金というようなことについては非常に不安を感じておりました。幸いにして、一部好転したという状況がございますので、できれば、お話のあったように、基金残高を確保したいなというふうに思っているところでございます。ただ、しかしながら、平成19年度までは、一定の、国と地方団体との約束ができまして、確保ができるような状況になっておりますけれども、それ以降につきましては、今のところ、国から、どういう計画でどういうふうにするのだというような見通しが明確になっておりません。19年、来年度、選挙があるわけでございますけれども、そのようなこともあった、配慮もあったのかなという感じもしないわけではございません。それ以降、どのような交付税の措置がとられるのか、大変心配をしているところでございます。我々としては、それぞれの地方団体、国に対して、それらの確保を要請してまいりたいと思いますけれども、いかんせん国もたくさんの借金を抱えているようでございまして、道路財源の一般財源化など、交付税の削減についても、けさの新聞を見ますと、先ほどお話にありましたように、極端な発言が出ているような状況でございますので、いずれにしても、起債の残高の縮小、そして積立金を一定程度確保するという最大限の努力をさせていただきたいということに思っております。そのためには、大型事業を、やはり計画的に進めていかなければ、単年度に大型事業をやっていきますと、そこで起債残高が増えることになりますので、緊急度を見ながら、大型事業を、年度別計画をもって進めてまいりたいというふうに思っておりますので、よろしくお願いを申し上げます。
質問 25番 山本忠淑
考え方を述べていただきましたので、このことは理解するわけでありますけれども、そういう、どの自治体も大変厳しい財政運営の中でも、私どもが毎年度参加させていただいております町村議会議員研修会の資料等も見ますと、各管内の自治体、財政規模は小さい中でも、音更町よりも頑張って基金は何とか残しているという町が、たくさんといいますか、音更町より多い町が10自治体以上もあるというふうに受けとめると、やっぱり、考え、しっかり持っていかなければならないというふうに思います。それで、この起債に関することでもう1点お伺いしますけれども、今、先ほど説明がありましたように、償還元金は年々小さく幸いなっております。したがいまして、起債の縮減も小さくなるということになります。漠然と返すお金より大きな起債を起こさないということではなくて、今後どのような大型の事業、例えば教育施設や、そのほかで単独の建設事業、先ほど普通建設事業で6億円から8億円という御説明もありましたが、補助事業の採択等で、補充案に対する負担の必要性も起きてくる。それから、有利な起債というふうな説明もございました。そうした状況も起きてくるわけでありますから、それなりの目標の数値というのは、あるいはこの範囲だという数値は、当然、予算の組み立てる段階で念頭に置いて取り組んでおられると思いますので、その辺の数値について、20億円償還すると。しかし、今は10億円を超えない範囲でありますが、もしそうした大きなプロジェクト事業等が必要になってきたときには、どこまでというふうに考えておられるのか、その辺のことについても御説明いただきたいと思います。そして、関連して、そうした大きな起債を必要とする事業があるとすれば、私は、先行して、目的基金等を積むなどの長期計画で大型事業に取り組むことでなければ、過去のような予算の計上で、大きな事業に取り組むことができないのではないかというふうにも思いますので、このことに関してのお考えもお聞きしたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
先ほど、係数等については助役の方からお話がございました。今、お話、御意見として伺っているわけでありますけれども、必ずそういうことがあり得る、それだけに、こういう予算の緊縮財政の中では計画性が一番問われるときではないのかなと。私どももやはり、議員各位から、教育のこと、あるいは福祉のこと、バランス全体をとりながら行政運営をしていかなければならないということでございますけれども、例えば、耐震のように、ある日突然そういうふうにして、地震があって、そういう対応も臨時的にやらなければならない、こういうことがありますからなおさら、計画以上の基金の集積といいますか、積み立てというものが必要になってまいります。当然、来年度予算というようなこともありますけれども、大型事業というのは、こういう時期でございますから、そう簡単にはできないし、そして議員から今お話ありましたように、やはりそういうことを想定しながら、やはりこれから取り組んでいかなければならないと。そのためには、ある程度このしわ寄せというのがある、全然やらない年もあれば、だけれどもその分は先食いをしているから、その分を今年は耐えなければならない、あるいは、後年次に回すというようなことになれば、今年、来年あたりがそれを積み立てをして、そして翌年にそれを実施に向けていく、こういう、特に今年あたりも、例えばすずらん保育園だとか、あるいは耐震の木野東小学校だとか、あるいは柳町だとか、そういうものもやはりやらなければならない。やっぱり耐震のように、やはり危険を伴うというようなことになれば、財政が苦しいといいながらも、少しでも早くということが私ども行政としての大きな課題になるのかなと。ですから、御意見のお答えとしては、やはりその伸び縮みといいますか、そういうものによって2年起債は空白だけれども3年目にどっと入るよと。そうすると先ほど、基本的に申し上げましたように、元金以上の借り入れは起こさないということが鉄則でございますから、そういう意味合いでは1、2年は我慢して、2年、3年後に伸ばしていく、またその逆に、ぼんと先に、ある程度、起債が多いかもしれませんけれども、先に2年分を食って、後の2年間我慢していくと、こういうような、非常にその辺が微妙なところでございますけれども、私どもとしては、現実的には今申し上げたようなことを堅実に守っていかなければ、この地方財政はもっていかないということがはっきり言えるわけでありますから、今申し上げたようなことについては現実問題あり得るし、今その手法として、今申し上げたようなことも考えていかなければならないし、また突発的に出たということになれば、何と言いましても、一般財源であるこの基金というものを考えていかなければなりません。今も、この基金の中でもそれぞれの、一部、観光振興基金とか、そういうものを持っております。ただ、そういう中で、正直言って今の御意見に沿うような、それぞれ職員との予算等の打ち合わせの中で、そういう方法を持っていかないと他に食われてしまう、一方に偏ってしまうのではないかと、そういうような御意見もあるわけでありますけれども、そうすると、予算科目が全部基金だらけになりまして、これが民生費だ、これが教育費だと、これがというような形になるものですから、それはやはり一般財源として、財政当局がしっかり、そして、企画部門においてはそれを実施にどう事業化していくかと、この辺のバランスのとれた考え方で進んでいくべきだというようなことについては、内部的な協議の中でもそういう御意見もあるということを申し上げて、御理解をいただきたいと存じます。
質問 25番 山本忠淑
ありがとうございました。今、町長の説明で、2年間一生懸命辛抱して、お金を借りないでいて、必要なときはどんと借りるかもしれないという、こういうことなのですけれども、その辺が、財政運営のテクニックというのが、それでいいのかなというふうに私は思うのです。計画的に、抑えるときには、やはり、抑えることは必要でありますけれども、しかし、説明の中に、一般の基金として積むという手法もあるということでありますから、理解はいたしますけれども、バランスよく、健全化を保ちながら大型の事業に取り組まざるを得ない体制づくりというのはしていくべきだというふうに私は感じたものですから、申し上げたところであります。それで、このことについての最後になりますが、実質公債費比率については、先ほど説明いただいたことで理解はいたしますが、私は18%を超えないことが財政運営の鉄則であるというふうに今は思います。それは、企業会計も、債務負担も、一部事務組合負担も、大きな意味での一つ世帯でありますから、本町はインフラ整備に対する先行投資が大変大きかったからといったような理由づけでこのラインを超えるというのは私は、いかがなものかなと。決算審査のときに助役は、これはもう早期に改善するのだというふうな説明があったと思いますが、先ほどの答弁はちょっと後退しておりまして、適正化計画も作成中で、至近年次にはクリアできるのだというふうな説明でありましたけれども、その辺はどうなのかなと。私は、実質公債費比率を初めとする制限比率については、危険水準を超えないことを先行的に取り組んでいくだけの財政力はあると私は思うのです。また、いろいろな手法があるというふうに決算のときに説明されていたはずでありますが、このことについてのお考えをもう一度お聞かせください。
答弁 助役 藤井勉
いわゆる実質公債費に絡むお話でございますけれども、ここでお話、至近年次というようなことで御答弁をさせていただきました。至近年次が何年かということもあろうかと思いますけれども、私どもとしては、今の状況を見た場合、やはり一定の努力をしなければ、実質公債費比率も下がらないというようなことで、今作業を進めさせていただいておりますけれども、19年、来年、できれば何とかならないかなということで、今、いろいろなことの計画を立てていますけれども、来年はちょっと厳しいのか、それかすれすれの線かなと。再来年には、このラインは、計算の方法が変わらなければ、今と同じ状況であれば、そういうことになるだろうというふうに思っておりますけれども、ただ、実質公債費の物の考え方が若干動いているような部分がありまして、この物の考え方がもし大きく変わるようなことがあれば、またちょっと、年次は違ってくるのかなと思いますけれども、今我々に指示されている実質公債費の物の考え方でいくと、再来年には何とかクリアできるだろうというふうに思っておりますけれども、そのような状況もございます。実質公債費の物の考え方は、初めて今回出されたというようなことから、更に突っ込んだ、いろいろな考え方が出てきているようでございますので、そのようなことが起きてくるとすれば、またその年次もずれてくるのかなというふうに思いますけれども、現行の物の考え方の実質公債費でいけば、再来年にはこれをクリアできるというふうに今のところ踏んでいるところでございます。
質問 25番 山本忠淑
それでは、3点目に取り上げました、最後の公営住宅跡地利用計画についてお聞きをいたします。説明の中にあったと思いますが、桜が丘については来年度、更地化に向けての整地工事を計画するというふうに聞いております。このことを取り上げさせていただいた考え方の発端は、1年、あるいは2年前から、桜が丘等の公営住宅が空き家になり、それまで花や庭木、そしてまた少しの野菜をつくられていた跡地が荒れていると。それを見て、つくづくもったいないと。どのような小面積でも、花壇づくりや野菜づくりに使われた畑がある政策空き家で、その年は、工事の計画がない場合は、住民が希望されるなら便宜を図ることも小さな行政サービスではないかなと、こんなふうに考え、時間の余裕のある方に利用してもらって、空き地の管理等、土に親しむ喜びを感じてもらうと、野菜や花を育てて収穫の喜びを感じてもらうと。こうしたことを考えても、職員がそれなりの手はずを整えなければいけない、あるいは町内会との連絡等も必要になってきますので、職員の方々にすると、職員の数がどんどん減らされて、仕事が増えて、なかなかそのような暇がとれないということも実は、数字的に、職員数等を見ますと、年々減っておりますから、わかるわけでありますけれども、町長がよく唱えております町民とのパートナーシップ、コミュニケーションということを考えたときに、これも小さな行政活動の、あるいは行政サービスの一つではないかなというふうに考えたわけであります。道営住宅の跡地も、実は、広いものですから、利用の方法がないかと考えたところでありますが、鈴蘭、柳町、きちっとパイプで囲われて、間違っても雪も捨てられない、車も置けないという状況になっているわけでありますが、これは、制度のいろいろな、事業の縛りがあるということで、何ら、相当年数まだ、事業の見通しが立たないという状況でありますが、これはどうしようもないというのですから、やむを得ないといたしましても、梢団地、18戸程度ですから、それほど面倒がないのかなと。試行的にそういうサービスも検討すると今言われましたが、先ほど宮村議員のお話のように、検討という程度では、やるかやらないか保証がないわけでありますけれども、本気で考えていただきたいと思います。そして、町が、利用計画のない跡地については、早目に判断をして、何年度に遊休地として売却予定であるかということを、私は、早く示すべきだと思うのです。先ほどの説明で、桜が丘2区画の1区画についてはそういう状況になるのかなと思いますが、やはり周辺に住んでおられる方が、あの土地は、そのうちに公営住宅が建つのだ、この土地は、町が必要としないから、そのうちに、希望すれば買えるのだということが見えますと、やはり、いろいろな事情の方があるわけであります。先般も、ここはそんなに売れないだろうと思っているところが、親が年老いたから、近くに子供が住まなければ心配だからといって、親の家の後ろにちゃんと子供さんが家を建てられるという、このようなことも現実に見ますと、やはり、土地というのは早目に、ここは売りに、町は整理したいのだということを早目に、何らかの形で伝えておくということが遊休地の有効な財源化につながるということも考えますので、このことについて、二つ実は答弁をいただきたいわけでありますけれども、時間の範囲で御答弁をいただきたいと思います。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
ただいま公営住宅の跡地、空き地の利活用ということで、全く、御質問のとおり、有効利用を図るべきものと基本的には考えております。ただ、道営住宅跡地は、交付金という一つの補助金制度で導入されておりまして、これにつきましても、一定の期間の中では、なかなか、補助金導入の場所としてでは無理なものもありますが、その一定の期間を過ぎた中では、これは、一定の期間の中を過ぎたというのは、会計検査が必ず、この3年の中で導入されてきます。そのときの土地の使い方については、当然ながら検討もしていきたいとは思っておりますが、その要件等も十分把握した中で、前向きに検討していきたいと。決して、検討するというのはやらないということではありませんので、御理解を賜りたいと思います。それから、これらの扱い方なのですが、例えば可能となった場合にはどのような形で使用ができるか。町内会にお願いをできるのか、もしくは、公営住宅で理事会もつくっておりますので、その中で利用もできるのか、その辺は慎重に判断もしていきたいと思っておりますし、利用目的の業種といいますか、中身についても、ある程度制限をできるかどうかも検討をしなければいけないのかなというふうに担当の方では現在考えております。いずれにしましても、これらの土地につきましては、早目にそれらの利活用の時期と、それらを見定めた中で判断を早急にしていきたいなと、そのように考えておりますので、御理解のほどをよろしくお願いいたしたいと思います。
答弁 助役 藤井勉
遊休地の決断を早くしろということでございますけれども、なるべくそのように進めたいと思っておりますので、よろしくお願い申し上げます。