音更町議会 平成18年第4回定例会 2006年12月12日
特産センターの現状と今後の展開について
2006年12月12日、音更町議会の一般質問で、宮村哲議員が「特産センターの現状と今後の展開について」質問し、町長 山口武敏が答弁しました。
- 質問者
- 宮村哲 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。
質問 17番 宮村哲
おはようございます。通告に従いまして、一括方式で質問いたしますので、よろしくお願いをいたします。特産センターの現状と今後の展開について。特産センターは、音更町の農畜産物、特産品の展示販売など、地場産品の宣伝・普及を目的として、平成3年にふるさと創生資金を活用して建設され、平成8年には道の駅として登録され、現在に至っておりますが、昨今の高速道路の開通、国道241号線のバイパス整備などによって、交通の流れも変わっております。特産センターの将来を考えたときに、新たな対策を講じる必要があるというふうに思います。そこで、次の点について、町長の考え方をお伺いするものであります。一つとして、特産センターの現状をどのように認識され、どのような課題があるというふうにお考えでありましょうか。二つ目として、課題があるとするならば、その課題の解決に向けての方策はあるのか。三つ目として、IC工業団地周辺は、柳月があり、高速をおりて十勝川温泉に向かう観光客の通り道にもなっております。広い駐車場も確保することができることから、道の駅として最適の地と考えるが、移転をさせる考えはないか、お伺いするものであります。音更町は現在、財政健全化5カ年計画を策定して、財政健全化に向けて全町一丸となって進めているところであります。地方財政を取り巻く現在の状況は、考えれば、新たな投資は難しいことは十二分に理解はできますが、未来への投資も必要ではないかというふうに考えるわけであります。音更町の基幹産業である農業は、そしてもう一つの基幹産業である十勝川温泉を中心とした、観光を結びつけた施策の展開も考えたとき、国道241号線バイパス沿いの道の駅は、有効な投資の一つではないかというふうに考えるわけであります。多額の初期投資が必要となり、現状ではなかなか、町民の理解は難しいというふうに考えますけれども、建設に当たっては、新たな雇用の創出ができるような施設とするなど、町民の理解を得る方法はあるというふうに考えます。今のままの特産センター、道の駅では、早晩廃止になるかもしれません。音更町の農畜産物、特産物の宣伝・普及の場として、地域の活性化に役立てるためにも移転すべきと考えますが、いかがでしょうか。答弁をよろしくお願いしたいというふうに思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
特産センターの現状と課題に関する御質問についてお答えをさせていただきます。特産センターは、お話にございましたように、平成3年、国のふるさと創生資金を活用し、本町の特産品の普及及び販路拡大並びに地場産業の振興、地域経済の活性化を図ることを目的に、町内で生産された物産のアンテナショップとしてスタートをいたしました。運営につきましては、物産協会に委託し、農畜産物や加工品など十勝・音更の物産を中心に取り扱い、また、産直事業として、地元でとれた旬の野菜、農産物などを全国にお届け、PRに努めているところであります。現状といたしましては、長引く景気の低迷、量販店の出店など年々販売条件が悪化し、大変厳しい運営を余儀なくされておりますが、取り扱う品ぞろえのあり方として、収支のバランスを考慮し、売れる品だけを中心に取り扱うとなりますと、本施設の目的から大きく離れることとなります。したがいまして、現在の形態を維持しながら、来店者のニーズに沿った品ぞろえと販売方法の改善に取り組むとともに、十勝管内道の駅との連携を図りながら、地場産品の消費拡大につながるPRの展開などを進めてまいりたいと存じます。次に、IC工業団地周辺への道の駅の移転についてでありますが、道の駅は、長距離ドライブや、女性や高齢者のドライバーが参加する中で、道路利用者が休憩する場所として、また、道路利用者や地域の方々に情報を提供し、更には、道の駅を通じて地域間の連携を図るなどの機能をあわせ持つ施設として、平成8年に現在の位置で特産センターを利用し、指定を受けたところであります。昨年度は、周辺整備といたしまして、帯広開発建設部による国道の車道拡幅、よつ葉乳業入り口右折レーンの設置、入り口部分の整備が実施され、これにより、大型バスなどが入りやすくなりました。また、本年度は、駐車場などの整備を実施したところであります。道の駅の移転につきましては、現在、財政健全化5カ年計画もあり、新たな用地の取得、施設の整備を考えますと、財政面から大変難しいものと考えております。しかしながら、車の流れも変わってきているところから、IC工業団地周辺への移転、あるいは第2の道の駅、一つの選択肢として考えられますので、現在の施設の耐用年数、特産センターの運営状況なども考慮し、調査研究してまいりたいと存じます。いずれにいたしましても、特産センター道の駅は、地元地域の人たちへの地場産品の提供の場、また、地方の方々への本町特産品のPRの場として、更には音更を訪れる人たちへの町の顔として、その持つ役割は重要なことと認識しております。今後のあり方につきましては、物産協会の中で検討させていただきたいと考えてございます。なお、先ほどの御質問にございました、最後の方の御意見でございます。確かに、音更町が特産センターをつくった次元と今の次元を比較いたしますと、相当変わった様相でございます。例えば、施設等につきましては、非常に大型化してきておりますし、それぞれ地域、管内の町村を見ましても、やはり独自性のある施設づくりという、一つのこだわりを持った道の駅の施設になってきているところでもございます。そのような観点からしますと、音更町も早くやったというようなことからすれば、相当、今となっては、時代背景上どうなのかなと。こういう点からいたしましてもやはり、物産協会等とも毎年論議があるわけでありますけれども、それらの意見を尊重しながら、やはり今、御意見として承っておきたいと思いますし、場所によっては、必ず1カ所に限らず、2カ所というようなことも可能なのかなと、そのような意味合いも含めて、これから十分、研究・検討させていただきたいと、そのようなことで答弁とさせていただきます。
質問 17番 宮村哲
今、町長から、非常に前向きの姿勢にとっていただいたというような答弁をいただいて、再質問はする必要はないのかなというような感じもしながら、しかし、現状、その中で非常に厳しい運営がなされているということと、それから、道の駅の、十勝管内では九つあるのかなと思いますけれども、そういう連携をしながら、消費拡大に向けてやっていくというような答弁だったかというふうに思います。それから、よつ葉の駐車場に、入り口の改善をしながら、あるいは道路の拡幅、そして駐車場の整備などをして、やっているのだという、そのことについては評価をしながら、今後とも進めていってほしいなというふうに思います。ただ、現在の道の駅の、音更農協の土地は、無料で借りているのかなというふうに思っていますけれども、あそこにはスタンドもありまして、従業員の車もかなりあるわけです。あのトイレの横には、狭しとして車が置いてありますから、非常に、活用する場所というのが狭いということは、それぞれ認識を皆さんがしているというふうに思っていますし、例えば青空市などが開かれますけれども、私もそのときに、どのような状態なのかなと関心を持ちながら、若干の買い物をするわけでありますけれども、あの道の駅をどのように展開しても、どんなに工夫しても、考えても、調査研究しても、狭いものは狭い。なかなか、やはり、十勝の中の音更町の道の駅としてPRするには、余りにも狭いのではないかなと、そういう感じの中で、私は、工業団地の周辺の、移転というふうに考えましたけれども、あるいは第2の道の駅というふうに考えましたけれども、そのような答弁をいただいたわけであります。工業団地の、あそこで働いている皆さんがかなりおられるというふうに思いますし、それから、柳月がありまして、柳月の約250人ぐらいの方の、働いておられるというふうに聞いていますし、それからホクレンの市場があります。そこには、いろいろなイベントを含めて、市場含めて、年間約200日ぐらいの、あそこで使われているという話がありました。それから、農協、JAの加工があります。それは、言うまでもなく農産物の付加価値を高めるために、そして高く売るため、生産者に還元するための工場であります。それから、青果の選果場がありますよね。そこで働いている皆さん。それから、今年に入りまして、ニンジンの大型の投資がありまして、多くの方々が働いているわけであります。ですから、おおむね500人近い方があそこに出入りしながら活躍しているというふうにも聞いております。そのホクレンの市場と、農産加工のしている間には、まだ売れていない土地が、約4ヘクタールがあります。そのうちの一部が、音更農協ですか、70アールが、貸しているというような状況の中で、私はやはり、将来のことを考えたら、あの約4ヘクタールあるうちの2ヘクタールくらいは、こういう先行投資すべきではないかというふうに考える町民の1人でもあります。町長は、開発公社の理事長でもありますし、それから音更町長の山口町長でありますから、購入することについては、決して難しい問題ではないというふうに思っています。それから、財政健全化の話を先ほどさせていただきましたけれども、その真っ最中でありますから、遊休地の売買ということの中で、このことについても順調に進みますと、約2億5千万円ぐらいの資金が確保されるというふうに思っていますから、そういう資金も利用してもいいのではないかなというふうに思っています。やはり、3年、5年、10年を見越した道の駅をつくるべきではないかと。そして、本当に十勝、北海道一でもいいから、そのような道の駅を確保しながら、そして音更町がPRできるようなイベントを、やはり、できる場所を確保すべきだというふうに思っています。そのことが音更町の本当に、十勝の音更町だ、人口だけが多い音更町でなくして、やはり、音更町にはこういうものがあるぞというような、今はもう、産業まつりもないし、非常に、農業をPRするものは余りないのではないかというふうに思っていますから、改めてここで、第2の道の駅を目指してやってほしいなということを強く要望するとともに、一般的にはよく、町長は、調査研究という言葉をよく使われておりますけれども、先輩議員から言われますと、宮村よと、調査研究は、あれはやらないということだぞというようなお話もありましたし、私はこの際、そういうことではなくして、あらゆる角度から、熱意ある、熱気が伝わるような答弁をいただければ、やる気のある答弁をいただければ、私は、再質問で私の質問を終わりたいというふうに思います。以上であります。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
考え方、意気込みについては先ほど答弁をさせていただきましたから、そんなに変わるわけではございませんけれども、先ほども申し上げましたように、一定の、利益を伴うといいますか、経済を伴うというようなことでございますから、ある程度やはり、一つの経営というものが成り立たなければ、この道の駅にとってもやっぱり、繁盛しないというようなことが言えるのかなと。先ほどもお話ししましたように、最近は非常に、敷地もふんだんに持っておりまして、駐車場用地、あるいは、場合によってはちょっとしたイベントができるような、そういうものを伴っているものもございますし、今、全てとは申しませんけれども、それぞれの、小さければ小さいなりに、その独自性といいますか、そういうものを持たせた道の駅というものが、特色ある道の駅というものを目指してそれぞれ取り組んでおられるわけでございます。やはり、そこに住む人方、先ほどいろいろな職域のお話もされておりましたけれども、私どもも、やはりこういうものをつくっていく場合には、どうしても、人通りのあるところといいますか、不特定多数ということもございましょうし、あるいは、魅力さえあれば、わざわざそういうところに訪れるというようなこともあるのかなと、そんなふうに思います。これらの問題につきましては、毎年、物産協会に委託をして、これを行っているわけでありますけれども、その協会の総会の席でもいろいろと論議があるところでもございます。やはり、経済というものを重んじて考えれば、もうからない仕事はするな、商売はするなと、もうこういうふうにはっきり申される方がいらっしゃいます。ただ、当時の道の駅というそもそもの成り初めといいますか、そういうものは、それぞれの地域の物産、あるいは遠方から来られた方々への、農産物なり、そういう旬のものといいますか、そういうものを多くの人方に知っていただき、買っていただくと。安心・安全で地産地消ということももちろん、最近ではいろいろ、青空市というお話がございました。また温泉の方でも、それぞれ、モール市というものもやり、今のところ第1回目、第1年としては非常に成功の道に終わっているのではないかなと、そのようなこともございますし、先ほど、私どもまだ方向づけを決めているわけではございませんけれども、第2の道の駅を十勝川温泉にどうだいと、こういうようなお話もあることも事実でございます。ですから、今、固定してあそことは言いませんけれども、場合によっては、今あるものは今あるものとして、小ぢんまりとした、一つの経営というものを中心にもっていき、更にやるとするならば、先ほど申し上げましたように、十分なる施設、あるいは駐車場、こういうものを確保した中で、どちらにその可能性があるのかということについては、今後の一つの流れ、時代の変化、こういうものもあると思いますので、このような点も十分考慮をしながら取り組んでいきたいと思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。