音更町議会 平成17年第4回定例会 2005年12月12日
(1)おとふけ「道の駅」管理運営の将来計画について/(2)個別排水処理施設整備事業と管理費のあり方について
2005年12月12日、音更町議会の一般質問で、山本忠淑議員が「おとふけ「道の駅」管理運営の将来計画について」「個別排水処理施設整備事業と管理費のあり方について」について質問し、町長 山口武敏、経済部長 早川芳夫、建設水道部長 安藤正和、助役 藤井勉が答弁しました。
- 質問者
- 山本忠淑 議員
- 答弁者
- 町長 山口武敏、経済部長 早川芳夫、建設水道部長 安藤正和、助役 藤井勉
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員が最初の質問で述べた件名は 2 件あります。1回の登壇で続けて質問しており、議事録の中に件名ごとの区切りが無いため、1件の中に並べています。件名は議員の発言から取ったものです。
質問 25番 山本忠淑
通告をいたしました2問について質問をさせていただきます。再質問から一問一答方式を採択いたします。1問目、おとふけ「道の駅」管理運営の将来計画について質問をいたします。その第1点目として、おとふけ道の駅は、町の特産センターとして、町内で生産された物産を全国に拡販するアンテナショップとしても、その役割を果たしていると考えますが、今日まで物産協会の構成団体であります両農協を初め、各団体の協力体制があると思います。町としては、今後も現状維持なのか、新たな方策を検討されるのか、お伺いをいたします。2点目、運営に当たり、行政の役割、農業団体の考え方、町内企業の受けとめなど、考え方が一つでいくことは困難なことも多いと推測いたしますが、更にそれぞれが取り組む経済活動が一段と厳しい競争時代にあって、スタートした1億円創生事業の時代の流れを引き継いでいくことには、課題も多いと考えます。民間委託、民営化などの今後の方向について、考え方があれば伺いたいと思います。3点目、現状の運営体を継続されるとするなら、行政の主体性が更に求められているものと考えます。その上、特産センターは農業関連の物産に限られることではありません。町内でもブランドを確立している食品産業を初め、関連する企業の物産を拡販するためのセンターでなければ、町のアンテナショップと言えません。今後も全国に発信する役割があるとするなら、農政課のセクションと考えるより商工観光課を充実して、新たな体制を整える必要がないでしょうか、考え方をお伺いいたします。4点目、現在の運営の状況を考慮すると、町の財政支援は少なくても現状維持程度は必要であり、その上で至近年次に収支バランスを求めることが現実的であると考えますが、現状と年次的な目標があればお聞かせいただきたい。5点目として、来店者が、「道の駅」としての魅力のあるセンターとなるような店舗のあり方、場所的な立地条件を生かして、可能な限りの周辺整備を計画することなど、にぎわいのある道の駅の運営を期待したいところでありますが、町として構成団体を更に強め、改善に取り組む計画が必要であると思います。考えをお伺いいたします。6点目として、生産者が自ら生産した農産物を直売するグループの現在の取り組みの状況と課題、これからの方策についてお伺いをいたします。次に、2問目といたしまして、個別排水処理施設整備事業と管理費のあり方について質問をいたします。1点目、平成12年から21年までの10年間で570基の合併処理浄化槽の設置を目標として、事業実施をしている「個別排水処理施設整備事業」は、17年度で330基余に至る状況であります。公共下水道事業、農業集落排水事業と同等の恒久施設として、普及の促進が進んでおります。本町が採択された事業は起債事業でありますが、事業費の9割が下水道事業債で賄われることで、受益者の負担は1割という住民負担の少ない事業であり、総務省が起債を認める事業であります。自治体にとって、将来の交付税措置が約束されているとはいえ、先行き不透明な交付税の状況にあり、国の補助金が確定されるほかの事業の方が、将来的に財政負担の小さいことも予想されます。採択事業の経過と内容を御説明いただきたいと思います。2点目、1割の受益者事業負担分の支払いを受益者分担金として5年分割で、5人槽は16万1,100円、7人槽は19万3,500円、10人槽は22万4,100円の支払いがされております。負担額の精算は、5年間で支払い完了になる計画のようであります。9割の起債償還金及び利息は、全額が交付税措置が担保されているので、町の負担がない仕組みと理解しておりますけれども、通告後、9割の全額が交付税措置ということではないということが調査でわかりましたが、その辺の内容についてお伺いをいたします。3点目、合併浄化槽管理費については、1カ月当たり5人槽で3,360円、7人槽で3,885円、10人槽で5,460円でありますが、その試算内容、公共下水道、農業集落排水との比較、個別排水事業独算の大まかな収支状況、繰入金などの必要があるとすれば御説明をいただきたいと思います。4点目として、環境省の資料によりますと、さらなる設置の啓発を図る状況のようですから、その目的から考えますと、町内の100%普及を目指す必要があるとも考えます。個人的に設置済み、事業に乗らないで設置、設置計画がない等の戸数の掌握を農村地区の集落、あるいは市街化調整区域などについての調査を進めて、住民間の負担の公平性に考慮した将来計画を持つべきと考えますが、考え方についてお伺いをいたします。最後に、将来、受益者から何らかの理由で施設を利用されなくなった場合の負担責任、万一、使用不能状態が発生時の修理の負担、更新時の負担も現在の仕組みであれば、町が負担することになります。公共下水、集落排水、個別排水等全体の下水道会計の勘定で賄うことになると理解をいたしますが、その辺の内容について御説明をいただきたいと思います。以上であります。よろしく御答弁をお願いいたします。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
1点目の本町「道の駅」の管理、運営と将来計画についてお答えをいたします。初めに、特産センターの新たな方策の検討と民営化などの方向についてお答えをいたします。特産センターにつきましては、平成3年、国のふるさと創生事業を活用し、本町の特産品の普及及び販路拡大並びに地場産業の振興、地域経済の活性化を図ることを目的に、町内で生産された物産のアンテナショップとしてスタートをいたしました。その後、平成8年に「道の駅」の指定を受け、道路利用者が休憩する場所として、また、道路利用者や地域の方々に情報を発信する場、更には道の駅を通して町と町とが手を結び合う地域の連携を図るための施設としても活用されております。運営につきましては物産協会に委託し、農畜産物や加工品など十勝・音更の物産を中心に取り扱い、また、産直事業として地元で採れた旬の野菜・農産物などを全国へ発信し、PRに努めておりますが、長引く景気の低迷、量販店の出店など、年々販売条件が変化し、大変厳しい運営を余儀なくされております。しかしながら、収支のバランスだけを考慮し、売れる品のみを中心に取り扱うとなりますと、本施設の目的から大きく離れることになりますので、現状の体系を維持しながら、来店者のニーズに沿った品ぞろえと販売方法の改善などについて、今後とも検討してまいりたいと考えております。次に、特産センターの民営化の方向性につきましては、議員がおっしゃるとおり、時代も変わり、課題も多いと実感しておりますが、利用者の多くはギフトセットやお土産などを買い求める旅行者などの人たちであり、本町物産をPRする場としての役割は、今後とも必要であろうと考えております。また、本施設は、売り場面積が狭く、展示する商品にも限界があり、現状として民営化はすぐには無理かと思いますが、今後、物産協会で論議させていただきたいと存じます。次に、物産協会のあり方と事務局の体制についてでありますが、本町は農業を基幹産業とする町であり、特産センターでは地元の農畜産物及び加工品を中心に販売・PRを行っております。このため、物産協会の事務局を農政課が担当しておりますが、今度も関係する部署・機関・団体との連携を密にしながら、対応してまいりたいと存じます。次に、町の財政支援の考え方についてでありますが、本施設の町の財政支援につきましては、施設の管理費のほかに、人件費の一部に対し補助をいたしております。補助金の額は、平成16年度決算で280万円と、従前と比べ減額となっており、平成18年以降につきましても、引き続き運営の改善に努めてまいりたいと存じます。次に、魅力ある道の駅と物産協会の構成団体についての考え方でございますが、「道の駅」として魅力のある店舗のあり方につきましては、昨年度、インテリア専門家により売り場の診断をいただき、商品の配置、飾りつけなど、改善に取り組んだところであります。また、現在、「よつ葉乳業」入り口右折レーンと「道の駅」入り口部分の整備を帯広開発建設部に実施していただいており、これより大型バスなどが入りやすくなりますので、あわせて来年度、駐車場などの整備を実施したいと考えております。特産センターを運営している物産協会は、町・音更農協・木野農協・商工会・十勝川温泉観光協会・音更郵便局・よつ葉乳業十勝主管工場・森林組合及び北海道コカ・コーラボトリング道東支店の9団体で構成しており、町内の主な企業はカバーできているものと考えておりますが、今後のあり方については、物産協会内で検討させていただきたいと存じます。次に、農産物直売グループの現在の取り組みと今後の課題、方策についてでありますが、現在、町内の直売グループとしては、木野地域の生産者を中心に木野農協の施設を利用する「きのっこファーマーズ」と、特産センター南側駐車場を利用している「青空市ふれあい協議会」との2団体があります。きのっこファーマーズについては、31戸の参加で、4月中旬から11月までの期間、野菜を中心に販売しております。また、青空市ふれあい協議会につきましては、会員数36戸で、5月から10月までの第2・第4日曜日の午前8時から、野菜・花卉を中心に朝市を実施しております。特に、青空市については、野外のため天候に大きく左右され、駐車場が狭いなどの課題が多いと聞いております。これらグループの取り組みは、本町の地産地消の一翼を担っていただいていると認識しており、今後、特産センターとのイベントの共同開催など、関係者や団体などと協議をし、各グループの活動と合わせて、本町農産物のPRに努めてまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと存じます。次に、2点目の個別排水処理施設整備事業と管理費のあり方についてお答えをさせていただきます。まず、採択事業の経過と事業内容についてでありますが、本町の下水道事業は、町の健全な発達と公衆衛生に寄与するとともに、公共用水域の水質保全に資することを目的に、市街地を中心とした公共下水道事業に着手し、現在も鋭意整備を進めているところであります。農村部の下水道整備については、農業集落排水事業で整備した駒場地区を除き、平成6年からトイレの水洗化を中心に、町と農協の助成により、浄化槽の普及を平成11年度まで進めてまいりました。しかしながら、この制度は、し尿を処理する単独浄化槽であり、生活雑排水も処理する合併処理浄化槽となりますと、当時、約30万円程度の助成では受益者の負担が大きく、なかなか普及していかないのが実態でありました。このようなことから、町内全域の生活環境の向上と公共用水域の水質保全を図るべく、町が事業主体となって平成12年度から現在の総務省であります自治省所管の個別排水処理施設整備事業を導入し、合併処理浄化槽を設置してきております。平成17年度現在、338基が整備されております。町が設置及び管理を行う事業は、起債事業と補助事業があり、本町が実施している起債事業といたしましては、放流部を含まない本体工事費の9割が起債充当となり、そのうち6割近くが、交付税措置される内容でございます。補助事業につきましては、浄化槽本体の統一基準額が決まっておりまして、その額の3分の1が国費として補助され、残額に対しても起債の充当があり、起債額の45%について交付税の措置がなされることになっております。事業導入に当たっては、この二つの事業について町の繰入額を試算し、町に有利な個別排水整備事業を選択したわけでございますが、御指摘のように、将来的に交付税措置の制度が変わることがあれば、逆に補助事業の方が有利となることも考えられますので、制度の動向を把握しながら、柔軟に対応していきたいと考えております。次に、受益者分担金についてでありますが、受益者分担金は先ほど御説明しました起債対象となる本体工事費の1割部分を負担していただくこととしており、支払いは設置工事の翌年から一括納入、または5年間の20回分割払いでもよいこととしております。設置費に係る町の負担につきましては、起債額の約4割分と起債対象とならない放流部に係る費用となっております。次に、合併処理浄化槽管理費についてでありますが、各人槽ごとの規模に応じて変動することや、水量の多少にかかわらずほぼ一定であること、地下水使用の場合、家庭で使用した水量を計測することが困難であることを勘案し、1カ月の各人槽規模水量を水道使用料の無作為抽出により集計し、5人槽22立方メートルと、7人槽26立方メートル、10人槽36立方メートルと水量を設定し、公共下水道料金、農業集落排水と同じ1立方メートルと当たり153円を乗じて、1カ月当たりの使用料を5人槽で3,360円、7人槽で3,885円、10人槽で5,460円とさせていただいております。また、収支状況でございますが、平成16年度決算で申し上げますと、収益的収支では、総収益が使用料収入1,158万550円、一般会計繰入金791万3,225円の合計1,949万3,775円、総費用が管理費で1,360万5,169円、起債等利子償還費で588万8,606円の1,949万3,775円となっております。資本的収支では、収入が下水道債8,860万円、受益者負担金849万8,300円、一般会計繰入金2,769万1,515円の合計1億2,478万9,815円、支出が個別排水処理施設整備費の1億2,478万9,815円となっております。平成17年度現在の設置基数は、ほぼ計画どおりでありますが、これに伴い管理費も増加し、起債等償還費も増加することから、繰入金に頼らなければならない現状となっております。次に、全町における将来計画についてでありますが、町としても生活環境の向上及び公共用水域の水質保全の観点から、さらなる普及が望ましいと考えておりますが、面的な整備と違い、住民の方の希望により進める事業のため、限度があると考えております。現在進めている事業につきましては、平成12年度から既に6年を経過しておりますが、計画では平成21年度までの4年間で残り228基の設置予定となっており、事業完了前に浄化槽の設置されていない住民に対して意向調査を行い、将来計画について検討していきたいと考えております。また、町の事業ではなく、個人で設置された一般住宅用浄化槽で、設置届けの出ている内訳は、し尿のみを処理する単独浄化槽が29基、し尿と生活雑排水を合わせて処理する合併処理浄化槽が37基、合わせて66基が町内に設置されております。また、その中で町の事業に参加せず、個人で設置されたものが13基あります。次に、将来、浄化槽が利用されなくなった場合などの考え方についてでありますが、御指摘のように、浄化槽が利用されなくなった場合の撤去費用、また故障時の修理及び更新時の負担については、施設の設置管理者である町が、下水道会計の管理費により対応してまいりたいと考えております。以上、答弁とさせていただきます。
再質問 25番 山本忠淑
初めに、道の駅について再質問をいたします。それぞれの項目に従って御答弁をいただきました。総体的に判断いたしますと、現状運営のアンテナショップといいますか、物産を全国に拡販するための行政としての姿勢を維持していかなければならないというお考えのようであります。私は、民間委託はどうなのですかという言い方と、現状維持するということであれば、今の財政支援を継続しなければ、物産協会を構成しているそれぞれの団体の皆さん方は継続できないという、そういう両面申し上げているわけでありまして、今後、このあり方についても物産協会の中で検討したいということのようでありますけれども、特産センターとしての役割と、それから道の駅としても町をアピールする使命と観光的な役割、そして関連して申し上げました直売所につきましても、御答弁でそれぞれ地産地消ということの意味があって、現に今、事務局を町のふれあい交流館の職員の人が担当しているようでありますから、今の形を継続するというお話でありましたけれども、現状のスタイルでいくと、これらのことが足かせとなって、採算がとれない経営環境を宿命として抱えているというふうに考えまして、なかなか改善策を見出すことはできないのかなと。担当される皆さんは、一生懸命創意工夫の努力をされていると思いますし、決算の内容を見ますと、特産センターとしての売り上げは4千万円程度であります。これは大変な努力で、これだけの売る努力をされているというふうに思いますけれども、その内容を見ますと、人件費、あるいは清掃警備費と合わせると900万円相当費用としてかかっているわけでありまして、これを生み出していくことは本当に大きな課題であろうと。しかし、行政がかかわっているわけですから、1店舗として考えたときには、どうしても至近年次に、独立採算が可能な経営体になるよう持っていかなければならないと思いますし、協力願っております各団体のトップの方の本音も、物産協会の中で行政には協力しているものの、構造的な難しさがあって改善がなかなか容易でないと。本当はもっと本音でトップ同士が話し合って、将来のあり方を思い切って方向を生み出すことが必要だという、そういう認識もお持ちだというふうに私は受けとめております。先ほど町長が、241の開発局の協力があって、これは10年来の要請事項が形となってあらわれたようでありますけれども、例示物の改良工事が実施されまして、これは大変環境が大きく変わるのかなと思いますけれども、これを機会にもっと物産協会の中でどういう形を将来切り開いていくかという方向づけを検討されるためにも、私は民間に委託することも選択肢であろうと思います。しかし、あの場所でありますから、民間に委託してどうしても採算とれないとしたら、撤退して空き店舗になってしまう心配もあると、そしてまた、お話ありましたように、特産センターとしての使命から逸脱することのないようにというこういう配慮もあるわけで、なかなかそうすると道が切り開けないと。しかし、財政支援、今のままでいくよりももっと多く必要になる時代もきはしないかなということも危惧するわけであります。したがって、この辺はお伺いしたいわけですけれども、思い切り支援を視点を変えて特産センターの看板・役割を担う店舗が、これからも本当に必要とされているのかどうか、距離を置いて検討されることが必要であると、私は思います。物産協会の構成団体の方々に、御心労をおかけしていることが大変私は申しわけないと思う点があるのではないかと、こう思います。16年の実績で店舗の販売実績は2,700万円と、資料を見て理解をいたしました。外商販売で1,100万円というふうになっておりました。これは物産展に、両農協の御協力が大変大きいと思いますので、それと、町がこの物産をそれぞれいろいろな機会に使っているということもありますし、それからダイレクトメールの取り組みも今努力をしておられるというふうに受けとめております。しかし、アンテナショップとして道内外の消費地から、特産センターを通じて引き合いがあったり、取引関係が成立するようなことにはなかなかならないということが実態でないかと、大口の引き合いもここを通じてということはなかなか難しいと、とすると、もっと営業のしやすいシステムを研究されることが必要でないかと。両農協を初め、よつ葉さんもそれから森林組合も商工会も、それぞれ独自のルートで懸命に販売戦略を開拓していると思いますけれども、それらを考えたときに、もっとにぎわいのある道の駅というそういう将来計画に方向転換といいますか、改善策を絞って私は考えていくべきだろうと、こんなふうに思っておりますので、どんなふうに受けとめておいでになるのか、お考えがあればお伺いしたいと。それから、2階にあるレストラン部分についてもちょっと関心があったのですが、特産センターは物産協会が運営をされておられます。レストラン部分については、これはちょっと理解が違えば指摘いただきたいのですが、これは切り離してお貸ししていると、家賃などもお聞きすると、3万円余りということであります。先ほど、町が財政支援は280万円ぐらいの人件費部門、これは物産協会に支援をされて、年々減らしておられるという状況でありますけれども、全体の管理費として300万円、三百何十万円か支出されておられますが、この2階部門からは実はどれだけの使用料といいますか、賃貸料といいますか、入っているのかなと。そこを使っておられるレストランの方の努力で、私は夏の間は結構はやっているというふうにお聞きしましたし、これから冬が大変なのだということでありますけれども、これはどこもそんな状況でありますが、これももっと相乗効果、あの特産センターそのものの相乗効果に影響するような使命を果たしてくれているのかどうかということも気になるところでありますけれども、この辺をどんなふうに、レストラン部分は考えておられるのか、この辺についても説明をいただきたいと思います。先ほど説明ありましたように、1億円創生事業でスタートして、ふるさと創生事業でスタートしている当時のことについては、やはりそれなりに脚光を浴びていたと。しかし、いつまでもそのままではいかないということを認識しなければならないのではないかと思いますので、私はもっと道の駅としての特徴を出せるようなスタイルといいますか、そういう形に是非至近年次に収支バランスがとれるような方向に持っていくべきだと、こういうふうに思いますので、この点についても今後検討されるお気持ちがあれば、考え方をお伺いしたいと。それから、最後に申し上げました直売所についてであります。私がお伺いする中では、町内先ほどありましたように、何カ所も売所、独自でやっておられる方もあります。特産センターの場所を利用する、今、利用されている特産振興会のメンバーの方、減少傾向にあるというふうに伺いました。今、開発局のおかげで道路からの車の出入りが大変入りやすくなった半面、今度は駐車場がどうしても広く必要になってくるという、今までと違った条件が起きてくると思います。したがって、直売所の場所とかあり方についても今後十分、そのメンバーの方々と御相談される必要があるだろうと。産業まつりについては、今後やらないというふうに結論を出されたというふうに報道されておりましたし、せめて消費者と生産者が直に触れ合うシステム、場所、あの場所はやはり私はそれなりに大事なところだろうと思いますけれども、この運営も難しい。直売所、朝市の開催日が、どうしても先ほど話ありましたように限られておりますので、ほとんどの日が閉店しているような印象を受けると、こんなお話も耳にしました。閉店しているテントが、道の駅の駐車場にあるということは知らないお客さんにすると、入りづらくしているという声もあります。それから、レストランの方でも屋根から落雪に注意というふうにこれから書かれるわけですけれども、こういう屋根の構造であれば、なかなかこれも入ることをちゅうちょする要素にもなっていると、これらも含めて環境整備。それから、今、町が民間の方の御協力をいただいて土地を使っておられると思いますけれども、それをもっと御協力をいただく方向で、直売所の店のあり方等もどうしても来年度以降考えていかなければならないだろうと、こんなふうに思っておりますので、御答弁でちょっと前向きではないように総体的に感じましたので、今、私が申し上げましたような考え方も念頭に置いて、もう少し来年すぐとは言いませんけれども、できることは来年からやるというふうな努力を私は是非されるべきだと思いますので、お考え方をお伺いしたいと思います。
答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)
経営の中身についてまで、いろいろと数字を上げてお話をいただきました。最近、とみに「まちづくり」と「道の駅」こういう結びつき、そして町と町を結ぶ道路といいますか、そんなことでスタンプだとかそういうものを旅行の楽しみとしてやられている、そういうことで非常に、当時音更町がつくった道の駅の考え方と、最近の道の駅という形は相当変わっております。そういうようなことで、当然、今、お話のように時代が変わればやっぱり店も考え方も変えなければならないと、こういうようなことになるのかなと、そのように思っております。結論から申し上げますと、先ほど申し上げましたように、これは町だけがということではございませんので、いろいろな町内での物産協会に入っていただいておりますので、そういう中で十分な論議をしなければならないと思いますし、また、物産協会そのものの総会等で、やはりそろそろ官がやるとうまくいかないと、だからこの際、民に託してはどうかと、こういうような御意見もいただいております。総じて即来年ということになるかどうかわかりませんけれども、特に議会論議の中で、そういう御意見もあったというようなこととあわせて、少し中身の中で民の力をかりるというようなこと、ある程度の助成措置といいますか、ここで採算性だけを追求すると、一つにはPR・アピールをすると、こういうような宣伝広告的なものもございますから、そういうことで全てをそこで採算というようなことに結びつけるのは難しいのかな。逆に、そういう面を行政が負担をするといいますか、あるいは他の民間団体も御協力をいただけるのであれば、そういうこともやっぱり合わせ持ってこれから考えながら取り組んでいきたい、そのように思います。今、議員もおっしゃったように、あそこの用地、実は農協さんの全て土地でございます。一番南側が時には借りるということで、これは民の土地を融通つけていただいて、御配慮いただいているというようなことでございます。いよいよ大型バス等も今度入れるようになると、来年からそういう形になると思いますけれども、しかし、今度は絶対的な大きいバスが入れば小さいな車が入れないと、こういうことになりますから、あそこではなかなか施設を足すにしても農協さんの土地でもあります。その辺のところ、どういうようなことを考えを持っていったらいいのか、いろいろ考えてはいるわけですが、例えばの話でございますけれども、たまたま今の道の駅の東側に国道を挟んで、公社の土地がおおよそ1ヘクタールぐらいあります。ただ、高低差がちょっとあるというようなことで、必ずしもそこが適地かどうかというと、問題ありというような気もいたしますけれども、ただ、現実としてはそのために土地を買って施設を建ててと、こういうことにはなかなかならないとするならば、そういう土地利用も考えた今後の道の駅のあり方というものもあわせ持って考えていく必要があるのかな、そんなことも考えているわけでもございますし、それからもう一つ、これまだ未知数でございますけれども、十勝川温泉観光協会、旅館組合、あの辺一帯の温泉経営者の皆さん方、それと農業者の皆さん方、できることであれば相提携をしながらモール市というような、これは仮称でございますけれども、そんなことも何か考えてやっていきたいやに、これはまだまだ話程度で、まだ全体の話し合いというのがこれからの話でございまして、温泉の方でもそういうようなこと、あるいは地産地消的なことも是非温泉の方でも取り組んでみたいと。話の内容は、即、今年・来年からいけるかどうかわかりませんけれども、そんなようなことも一つ模索をしていきたいというような話もございます。いずれにしましても、今ある国道沿いの道の駅、あるいは他の場所にもあるとするならば、連携をとりながらやっていかなければなりませんし、また、こういった主なものはいろいろな加工をすれば農産物だけに限らずと、こういうふうなことになるかもしれませんけれども、私どもといたしましては今町単独で、ここで具体的に「はいそうです、ああします」というようなことは言い切れませんので、今申し上げましたようなことで十分その辺のセンターの運営のあり方等も含め、あるいは物産協会直営にするのか、あるいは完全に民に委託をするのか、こういう手法等も考えながら取り組んでまいりたいと、そのように思っておりますので、御理解をいただきたいと存じます。
答弁 経済部長 早川芳夫(経済部長は2007年3月まで)
2階のレストラン部分の関係でございますけれども、ここにつきましては、民間に賃貸料としてお貸しをしているということで、ちなみに月額にいたしますと、3万1,500円ということになってございます。それから、維持管理費ですね、光熱費等含めまして300万円程度というようなお話ございました。そのうち、ここにお貸ししている民間のところから電気料、あるいは自販機の電気代等合わせまして、おおよそ120万円ぐらい程度でしょうか、そのぐらいをまた負担していただいているというような状況になってございます。それから、直売所の関係でございますけれども、いろいろお話がございまして、特にいわゆる第2・第4日曜日が開設しているわけでございますけれども、通常平日等を閉店しているということに関しましては、いわゆる直売所といいますか、道の駅としてのイメージダウンにつながるのではないのかというようなお話だったかと思いますが、これらにつきましては、特産振興会というところで実施していただいているものですから、それらも含めまして振興会とも今後協議させていただきたいというふうに考えております。以上でございます。
再質問 25番 山本忠淑
一朝一夕にして、そんなに一遍に全て改善されるとは思っておりませんけれども、検討したいという言葉がありましたが、私もこのことに関心を持っていろいろな方のお話を聞く機会があったわけですけれども、異口同音に音更の顔にもなる道の駅はもっと繁盛してほしいと、行きたくなるような道の駅になってほしいということが本音だと思います。ですから、どうしてもしがらみを重視しておりますと、去年それぞれプロの御指導いただいたという、今年ですか、御報告がありましたが、そんなに店が狭いとも思わない、要は営業できる人材だと私は思います。そういったことをもっと重視されて、にぎわいのある道の駅、鹿追町が先般新聞に出ておりました2カ所の道の駅を指定を受けたということで、それぞれ張り合って特徴を出そうとしておられますけれども、音更町もこれだけ大きな町ですから、今後、更に道の駅として登録してほしいというところが出ないとも限らない。そうすると、今のままでいきますと、影が薄くなる心配がないのかなと、こんなことも考えますと、今、レストランのことも報告ありましたが、常識的に言って、あれだけの施設を3万円で賃貸するというのは、それで採算がとれなければ、これはやっぱり借りている方の努力不足だと思うのですよ。なぜそんなふうに、どこからどういう条件でそうなったのかなと思いますが、これらも含めて、直売所もそうです。非常にやっている方々は一生懸命努力されていますけれども、1週間に5日もやれと言ったら人件費倒れしてしまうから、やっぱりできないと思います。しかし、いつ行っても大根も白菜も馬鈴しょもある店は続いているわけですから、直売所であればそういうことも期待したい。しかし、朝市の場所としてあそこを位置づけするのであれば、それはまた違う角度で位置づけをしなければ、相乗効果にならないと私は思いますので、これは一方的に申し上げておきますけれども、そういったことも含めてのこの物産協会だけで論議を検討するというのは、今の仕組みから考えますと無理なのですよ。物産協会に特産振興会の方々も合わせて、あるいはレストランの経営者も合わせて、あるいは町内広く道の駅に期待を持っている消費者のグループもあるかもしれません。そういった方も全部含めてどうするかという、最近よくはやる「あり方検討会」的なものがなくして、なかなかいい方向は見えないのかなとも思いますので、その辺のことも念頭に置いて、にぎわいのある道の駅実現に向けて御努力をいただきたいと思います。次、個別排水について申し上げたいと思います。いつも言っておられますから、初めに疑問に思ったことをまず、これは担当部長にお聞きしたいのですが、答弁によりますと、現在取り上げております個別排水処理施設整備事業は6割近くの交付税、交付税の試算をすると、6割近くの補助事業になるという説明のようでありますけれども、私が試算をしてみますと、本町が採択した個別排水事業は9割の起債事業であります。その45%が後年度、交付税措置されるものというふうに理解しております。45%約束どおり交付税措置があるとしますと、9割の分の45%でありますから、4割程度の補助事業になるのではないかなと思います。具体的にもっと申し上げますと、例えば12人槽で200万円と数字を置いて考えますと、1割ですから20万円を5年で納めると、180万円起債を起こして45%だとすると81万円ぐらいの交付税で措置されると、99万円ぐらい残ることになるのですよね。これを後年度、町が負担をしていくという、わかりやすく言えばそういうことになるのかなと思いますが、これは1問目の質問の答弁に関連する部分ですので、まずこの辺を数字的整理すると、わかりやすくすると利息含まないで、利子負担を含まないで考えてもそのぐらいになる、6割の補助事業になるということになると、この辺はどう試算されたのか御説明いただきたい。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
答弁書の中で、6割の答弁をさせていただきましたが、この6割は、1割は個人が負担するという一つの分担金になっております。残り9割のうちの6割が45%の交付税措置となっております。残り3割につきましては、臨時措置債ということで100%の起債になっております。これを水道で計算いたしますと、おおよそ6割の交付税措置がされると、このようにな形に計算式でなっておりますので、御理解のほどよろしくお願いいたします。
再質問 25番 山本忠淑
これは余り数字のことは、もっとはっきりしてほしいのですけれども、6割、いわゆるこの事業の6割はということになりますと、4割しか、将来この事業費の4割の範囲で町は負担をしていけばいいというふうに、逆に考えますとそうなりますか、私の試算ですと、5割だと思うのですよ。その辺はそうなりません、これだけ先に整理をしてからあとにあと移りたいのですが。
答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)
何度も申し上げますが、起債額の約6割が交付税措置をされるということでありまして、全体で申しますと、先ほど起債額のそれでは持ち出しは何ぼかとなれば、おのずと残り4割が町の負担であります。これは起債額に対してであります。個人負担の1割を入れますと、町の負担は約33%になるかなと、そのような計算になりますので、御理解のほどよろしくお願いしたいと思います。
再質問 25番 山本忠淑
こういうものは決算審査でまた整理しなければいけないと思いますけれども、要するに下水道会計というのは町全体の今、16年度末で390億円余の借入金残高がありますけれども、その中で105億円抱えているわけであります。大変起債の比率の大きい事業であります。単年度の会計でいきますと、17億円の会計の中で公債費10億円ということでありますから、これもやはり大きな公債費比率が大きいわけでありまして、数字的に言うと、公債数字の先ほど単独の収支をおっしゃっておられましたけれども、決して重箱の隅の論議にはならないと思っているわけでありまして、大変私はありがたい事業だと思うのですよ。個別排水事業というのは。しかし、1割の負担であとは、後年度は町が負担をしていくというこの事業分担金の試算、先ほど最後の方で答弁ありましたように、償却的な積み立てもありませんし、それから何らかの更新費等もありませんし、あるいは使用不能になったときの積み立てもないという中で、100%目指そうという事業でありますから、一つは個人受益者分担金のあり方についてこのままでいいのかなと、こう言わざるを得ないわけでありまして、よく町長は自ら身を切る思いといいますか、身を律するといいますか、農業関係者の方々もこんなに町に負担をおかけしているのかという実態もなかなか認識できないでいたりすると、大変町に申しわけないと思いますが、是非その辺のことについても説明書を見ますと、その辺のことがもっと知っていただく書き方がされていないと私は思えてならないのでありまして、その辺はどんなふうにお考えなのか。公共でやるものといいましても、上水道、簡易水道、公共下水などについては、これはどうしても自治体がある程度負担をしていかなければならない性格のものでありますけれども、いろいろ財政事情考えたときに、個別排水もそれと同じようにお考えになって、そのままで進まれるでいいのかなとこんなふうに思いますので、問題提起をしておきたいと思います。それからもう1点、管理費について、先ほど数字の説明がありましたように、大変繰入金が大きいわけであります。このカタログ見ましても、使用者には毎月使用料として維持管理費の一部を負担していただくというふうに説明されておりますから、受益者は一部負担すればいいのだなというふうに受けとめると思います。繰入金、先ほどの数字で言いましても収益収支で1,158万円に対して繰入金791万円、この辺の試算も町税がどんどん上がってくる時代はいいですけれども、今年なんかは大変これから基幹産業も冬の陣に入るのではないかなと思うぐらい、皆さん小麦を初め売り上げなかなか伸びていない状況。来年は税金は、町税は減りますよと私は申し上げたいのですが、そういう状況がこれからどんどん進んでいく中で、ですから農家負担できないということにはならないので、し尿処理、水道、水洗、生活雑用水の個人完結型の施設まで、そんなに町が面倒見なければならないというふうに考えて、これからも進んでいただくのであれば大変ありがたいと、そんなふうに思いますけれども、そうはいかないのではないかなということを指摘しておきます。それで「どうすればいいのだ」というやじが入りましたけれども、一部負担というのは何割と試算しておられるのか、この辺の町としての試算の判断はどこにあったのか。今年、使用料等改正で改正されたばかりでありますから、3年間はそのままなのでしょうけれども、この部門でも繰入金をこんなにつぎ込んで、個人完結型の施設を町の施設として維持していくというのは、これはかつての交付税依存型の時代の話でありまして、これからはそうはいかんのではないかなということを自らのこととして申し上げておきますので、その辺のことについてもどう試算されたのか。要するに、先ほどありましたように、これから個人で施設される方もそれから既にされた方も負担の公平というのは、どこかでやはり払わなければいけないと思うのですよ。まちばの公共下水はつながっておりますけれども、合併処理浄化槽は開拓以来、自分で一生懸命やってきたことなのですよ。それを町が全部施設してあげるというのはどうなのかなと、こんなふうに思いますので。それから、これも小さなことですけれども、個人個人のいわゆる汚泥の処理なんかもこれも5人、7人、10人の槽に分けてそれぞれのランクで一律、これは個人の差が相当あるにもかかわず、メーターできちっとやっておられないという状況もあって、みんなで責任持ちましょうという形、これもどうなのかなと。それから、持ち込んだ汚泥、これは最終的には民生費で、歳出項目の清掃費で賄っているということになっているのではないかなという印象があるのですが、その辺違えば御指摘いただきたいと思いますが、個別排水はあくまで個別排水の勘定で、どのぐらいの費用が発生して、それを管理費負担としてお願いしたいというふうな姿勢を持たなければいけないのかなと思いますが、それは関係なければ関係ないと言っていただければいいのですが、実はそういうふうなことになっているように、ちょっと勉強していくうちに気がついたのですけれども。もう一つ、ついでに、農村集落排水これは駒場地区でありますけれども、これも繰入金大変大きいわけでありますけれども、これは市街地農村集落、事業は農水省の補助事業でありますが、実態はまちばの下水処理であります。これがずっとこうしなければいけないのかどうかわかりませんけれども、農林業費の総務費から3千万円は繰り出しされているということも、会計がそちらに行っているとどうなるのかなというこの辺の必要性、これで適正なのだということであれば、そのように説明いただきたいと思いますが、以上、いろいろ中身を見てみますと、適正でないのかなと思えるところがありますので、御答弁をいただきたいと思います。
答弁 助役 藤井勉
個別排水事業を中心にお話をいただいたわけでございますけれども、要は下水処理ということになるわけでございます。本町で下水処理は一般公共の下水、それから個別排水と駒場の集落排水、この三つに分かれているところでございます。それで、基本的な物の考え方は、個別排水についても集落、あるいは一般公共の下水と同じ考え方をしております。したがいまして、一般下水の処理については、町が一切の責任を負って処理をするというスタイルの中で、下水につきましては一般公共では平米当たり幾らの一時的な分担金をいただくと、それと、あとは使用料をもって充てて運営をしていくというようなスタイルでございます。ですから、個別排水につきましてもあくまでもこれは公共の施設として考えて、そこで発生する処理費用は町が一たん処理をします。管理は使用料等で賄っていくというのが基本的な考え方でございます。問題は、下水道というのは本当に投資のかかる仕事でございます。一般公共につきましても当初は起債を借りて、それを返せれないから平準化債と言って、更にそれを返すにもお金を借りて運営をしてきました。ただ、時間がたってきまして整備率が進み、いわゆる普及率も進ことによって、これでもと言ったら申しわけないのですけれども、一般公共の収支のバランスというのは、非常によくなってきているのが実態でございます。過去にはまだまだ大きな投資、あるいは繰り入れをしていたのが実態でございます。それで、今、新たにいわゆる個別排水をやるわけですから、先行投資が非常に大きい部分があることも一つでございますけれども、おっしゃるとおり、個別個別の対応でございますから、管理費が非常に高く、ですから極端なことを言いますと、いただいている使用料ではその1年の管理費も、物によっては満たないような状況になっているのも事実でございます。ただ、そこで考えるのは、それでは個別にした排水だから、経費が余計かかっているから、そこの利用者の方からは賄うだけの使用料をいただくのが正しいのか、同じ町民であって下水を利用するという考え方をする場合が正しいのか、この辺が非常に難しいところでございます。これは下水に限らず、水道についても同じことが言えるわけでありまして、やはり点在する農村地域においては、当然施設費も余計かかるます。管理費も余計かかります。ですけれども、使用料としてその分かかるだけの全てを持っていただくということには、なかなかならないだろうというふうに考えるところでございまして、この分担金、あるいは使用料についても一般公共で負担していただいているものに、ある程度準じて負担をいただくというようなことを現在のところさせていただいているのが実態でございます。ただ、おっしゃるとおり、将来的にどうなのだと、借金の火だるまになってしまう、そういうことを解消するために、どうしたらいいのだというようなことの御質問ございました。財政健全化計画でも、できれば3年ごとに下水道料については収支の状況が非常に悪いという意味で、それらの改定をさせていただくような計画にさせていただいておりますけれども、やはり投資の大きくかかるものについては、ある程度長い目で見ざるを得ない部分もあるのかなというふうに思っておりますし、この事業がもっと投資部分について補助なり、起債の負担の率を上げていただくような要請をさせていただいておりますけれども、昨今の状況でございますので、その辺についてもなかなか要望にこたえていただけれないというのが、現在の環境でございます。いずれにしても下水道そのものは、利用する人にとっても非常に利便性があることも確かでございますけれども、やはり環境という面でも大変重要な課題でもあります。ですから、一面では個人的な負担と公的な負担というのを合わせた中で考えていかなければならない事業であるし、施設であると思っておりますので、その辺につきましては、そのようなことで御理解をいただきたいなというふうに、ここで申し上げたいと思います。それから、汚泥処理とかの話もございました。ですから、汚泥処理や何かについては、一括町が引き受けて処理をさせていただいている。民生費の云々という部分については、処理場の管理費そのものは民生費で払っていますから、送ったそのものを処理する部分は一括民生費の方で処理していますけれども、個々の汚泥処理等については別途、いわゆる簡水の個別排水の中で処理をさせていただいているということでございますので、そのように御理解をいただきたいと思います。ですから、集落排水等についても、そのようなことで御理解をいただきたいなというふうに思います。
再質問 25番 山本忠淑
助役さんから、大変腹の大きな答弁をいただいたのでほっとしているわけですけれども、こういう時代を迎えまして、町民負担の増嵩というのは否が応でも起きてくるわけであります。そのときに、どこで負担していただくかというこういう考え方を持たなければならないときに、やはり公平の負担といいますか、こうだからここでもう少し負担をふやさせるを得ないという理由づけがなくして、町の財政論議というのは私は非常にこれから問題になると。負担せざるを得ない、負担して当然なところの収支の状況をきちっと把握しておられて、管理費の一部負担なんていうそんな負担のあり方というのは、やはり厳しくなってくると、町民不満につながると思うのですよ。ですから、理由づけをきちっと持って、助役のおっしゃることよくわかります。しかし、個人完結型の施設だということと、それから水道と違って個人的に設置しても、環境汚染をさせないで処理できるという施設でありますから、本来であれば補助事業で、逆に町の負担は二、三割ということが私は理想だったなと、こんなふうに思いますけれども、しかし、今これで動いておりますから、それはそれとして認めますけれども、せめて管理費等についてはもっと中身を精査して、使用料等については適正な試算をされるべきだと指摘をして、数字的なことについてはまたいろいろ別の機会がありますので、ここでは一方的に申し上げて、私の質問終わりたいと思います。