みんなの議会

音更町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月22日

オストメイト対応トイレの整備と支援策について

2004年9月22日、音更町議会の一般質問で、後藤良勝議員が「オストメイト対応トイレの整備と支援策について」質問し、町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和が答弁しました。

質問者
後藤良勝 議員
答弁者
町長 山口武敏、建設水道部長 安藤正和

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

件名は、議員が最初の質問で述べた言葉から取ったものです。

質問 2番 後藤良勝

それでは、通告に従いまして、オストメイト対応トイレの整備と支援策について質問をさせていただきますが、私はラストバッターであります。皆さんも非常にお疲れのことと存じますが、答弁によりましては、通告の40分以内に終えたいと思いますので、いましばらく御辛抱いただきたいと思います。近年消化器や泌尿器のがんの増加傾向を反映して人工肛門および人工膀胱を装着されているいわゆるオストメイトの方は統計によりますと、人口千人当たりに占める比率はここ数年間で倍増しております。オストメイトになられて一般健常者と違うことは尿や便の排泄の処理方法が大きく変わったということであろうと思います。そして、排泄の処理方法が大きく変わったにもかかわらずトイレの機能や場所設備がオストメイトのニーズに対応していないということであります。腹部の排泄口にパウチと呼ばれる尿や便を溜める袋を装着いたしますが、オストメイトの方に伺いますと外出時に普通に処理をする時でもパウチをはずすときに手を汚したりすることがあります。パウチが突然はがれたりしたときなどは体や衣服を汚すなど、パニック状態になると伺っております。こうした移動中のトラブルで途方に暮れた経験は、オストメイトならだれでも一度ならず体験していると伺いました。このようなときに、一般の狭いトイレでは処置できない場合もあり、汚れたパウチや衣服の始末できるスペースも設備もなく、また、数少ない障害者用トイレにしても、オストメイト対応とはなっていないので、洗浄設備が完備されていない上に、オストメイトは、外観上は健常者と見分けがつかないので、利用の際もいぶかしい目で見られ、肩身の狭い思いをしているといいます。そのため、外出時には、2日も前から水分や食べ物に気を使い、もしものときの処理のことが頭から離れないとも言っておられました。私は、オストメイトの方のこうした日常の御苦労と、円滑な社会活動を営む上で大きな障害があることを思うとき、行政は早急に対策を講じるとともに、支援の手を差し伸べるべきだと思います。以上の観点から、1点目として、本町におけるオストメイトと言われる内部障害者の数と、障害者用トイレ、あるいは多目的トイレの実態をお教え願いたいと思います。2点目に、オストメイト対応トイレの設置についてでありますが、トイレの整備につきましては、オストメイトに個人差があることや、使用時の状態が異なることから、2通りの方法が考えられると思います。一つには、トラブルが発生した場合でも安心して使える本格的なオストメイト対応トイレの設置であります。いま一つには、既設の障害者用トイレに棚やフックなど、少しの改善で済む場合とが考えられます。この2通りの方法を、近隣の市町村の状況も視野に入れて、適切な配置で最適な場所に設置する考えはないかお伺いいたします。3点目に、トイレが整備されても、必要とする人たちがどこにトイレがあって、どのようなトイレがあるのかわからなければ意味がないと思います。オストメイトの方々はもちろんのこと、高齢者や障害者の方々にも安心して外出ができるように、近隣の自治体と協力し、広域的なトイレマップの作成が必要かと思いますが、町長の考えをお伺いいたします。4点目に、手術によって人工肛門や人工膀胱を増設してしばらくの間は、精神的なショックに加え、処置がうまくできない、外出や人前に出られないなど、健常者には想像もつかない苦労や悩みがあると思われますが、保健師の派遣、カウンセリング体制の確立など、精神面のケアも必要かと思います。この点についても御答弁をよろしくお願いいたします。5点目に、今年の4月25日に、社団法人日本オストミー協会の帯広分会が設立されました。この帯広分会は、十勝管内に在住するオストメイトとその家族等で組織されておりますが、この設立の総会に、音更からオストメイトの方はだれも参加しておりませんでした。これは、いかに人前に出るということが勇気を必要とするか、家で一人思い悩んでいるかということであろうと思います。同じ悩みを持ち、同じ障害を持つ仲間によって勇気をもらい、社会復帰への早道となるなど、仲間づくりは大きな意味を持つものと思います。オストメイトの仲間づくりに対する支援について、考え方をお伺いいたします。以上5点について、私が納得できるいい答弁を期待して、質問といたします。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

私も最後の御答弁ということでございますので、はりきって御回答申し上げたいと、そのように思います。ただ、一度でパスするかどうかについては、また再質問でひとつ御意見をいただきたいと存じます。オストメイト対応トイレの整備と支援策についてお答えをさせていただきます。直腸、膀胱障害により排泄のための人工肛門や人工膀胱を使用されている、いわゆるオストメイトと呼ばれる方々は、本年8月末現在で、町内に62名おられます。しかしながら、日常生活を営む上でどれだけの御苦労があるかについては、外見では判断しがたい障害であるため、一般的には理解されにくいことに加え、オストメイトの皆さん自身も、なかなか積極的には言い出しがたいことから、正直なところ、私どもも気がつかない点が多々ございました。最近の新聞や雑誌に、オストメイトに関する記事が多く紹介され、また、私自身も直接お話を伺う機会もあり、御質問にありますように、オストメイトの方々が肉体的、精神的にさまざまな問題を抱える中で最も深刻な悩みが、ストマの位置に装着している装具や汚物の後始末、特に、緊急時の処置に大変不安を持っておられ、オストメイト対応のトイレの整備が最大の要望であることを強く感じたところであります。まず、多目的トイレの実態でありますが、医療機関を除き、音更町内の主立った公共施設や店舗などの民間施設を調査したところ、従来から、身障者用トイレ、車いす用トイレと呼んでいる独立型のトイレは、調べた限りにおいては、町内に36カ所設置されております。しかしながら、温水シャワーつきの汚物流しなど、オストメイト用設備が備えられ、だれでも利用できるような多目的なトイレとなりますと、現在、町内にはございません。次に、今後のオストメイト対応のトイレの整備の考え方についてでありますが、本格的な対応トイレの設置となりますと、新設はもとより既存の身障者用トイレを改修する場合であっても、スペースの確保などで多額の費用を要することが想定されますので、数多く整備することは、現実的には難しいものと考えておりますが、他の市町村で整備されている中で、利便性を高める意味において、本町においても主要な場所には必要と考えております。また、直接お話を伺った際の要望により、十勝川温泉観光ガイドセンター隣のトイレの身障者用の棚とフックを設置し、更にトイレットペーパーホルダーを片手で利用できるものに取り替えましたが、利用者には、おおむね好評を得ております。少しの改良と心遣いで、随分と不安解消されることでありますので、今後もでき得る範囲内で対応してまいりたいと存じます。次に、広域的なトイレマップの作成についてでありますが、先ほどお答えをいたしましたオストメイト対応トイレの整備もそうでありますように、障害があるがゆえに、社会生活における悩みや不安を持つ方々のハンディキャップを少しでも解消するために、広域的なトイレマップもまた有効な方策の一つと考えますが、地域をどの程度まで広げるか、公共施設に限らず、店舗など民間が設置したトイレも含めるのか。トイレのほかの施設の表示はどこまで考えるのかなどなど、オストメイトの方に限らず、障害者の皆さんにとって使い勝手のよいマップを実現するためには、思いのほか難しい面がありますが、他の市町村とも相談をしながら、前向きに取り組んでまいりたいと存じます。最後に、精神面のケア対策、オストメイトの仲間づくりとネットワークへの支援についてでありますが、本年4月、社団法人日本オストメイト協会北海道支部帯広分会やすらぎの会が設立されましたが、仲間づくりには、一人思い悩んでいる状態を解消し、互いの心のケアにつながるものと考えておりますので、今後作成を予定している障害者全般の福祉ガイドの作成に当たっては、他の障害者団体と同様、紹介のページを設けるなど活動の輪の拡大に意を用いてまいりたいと存じます。御理解をいただきたいと存じます。それで、先ほども申し上げましたが、私も直接、その当事者にお会いをさせていただきました。非常に穏やかな方でございまして、非常に遠慮がちで、いろいろ要望事項を聞かされ、逆に遠慮されますと、何かこちらであえてやってあげたくなるような、そういう気持ちにもなる、非常に優しい方でございました。その方も、やはり人工肛門ということで非常に悩んでいたと。そういう会の、今十勝の会長さんでございます。その方もやっぱり今日こうやって言えるようになるまで時間がかかったようだというようなことでございます。その方の話によりますと、初めからつくるということになれば、それなりの設備を整えてほしいけれども、今あるものを有効に活用した中で何とかお願いをしたいというのが、その方のお話でございました。いろいろな方々がいらっしゃいます。旅行にいったり、あるいはバスでとか、あるいは自家用車で、そういった場合に、ある程度主立った幹線道路の何カ所かにそういう施設をつくっていただきたい。例えば音更であれば、この幹線といえば、241の国道になるわけでございます。時間的に不同なものがございますから、例えば木野支所、あそこは24時間のトイレ体制。ただ、設備のスペース的なものがございます。それからもう一つは、道の駅がございます。そこも24時間でございます。音更町でいえば、そのぐらいになるのか。あるいは木野、音更の総合福祉センター、あれは日中だけということになりますけれども、そういうところでどうなのかというようなお話をさせていただいたところでもございます。そういうようなことで、可能だということになれば、もし、やるなら、直接そういう方々の御指導を得ながら、せっかくつくるのでありますから、御意見なり指導を受けて、是非そういう対応というものも考えていきたいというふうに存じます。以上でございます。

質問 2番 後藤良勝

思いのほかいい御答弁いただいたので、自分の議席番号間違えてしまいましたけれども、大筋で納得いく答弁がいただけたのかなと、そう思います。まず、トイレの実態についてでありますけれども、障害者用トイレ、車いす用トイレというものが、本町には36カ所あるよということであります。設置をされていないところもあるようですから、それもあわせて調査いただいたのだろうと。そうしますと、50カ所ぐらいになるのかなと思います。担当の方々には、本当に御苦労いただいたなと敬意を表したいと思います。それから、先ほど答弁にもありましたように、十勝川温泉のところのガイドセンターの隣の障害者トイレ、これも相談に見えた方のお話を伺ってですね、即その場で現地へ一緒に行っていただいて、あれ、昼食時間であったのですけれども、実際にどういうふうにすればいいのかお話を聞いていただいた。対応が非常に早くてよかったというふうに非常に喜んでいらっしゃったということを、私の方からも御報告させていただきたいと、そう思います。先ほど今年の8月末で62名という人数でありましたけれども、2年前の数47名から見ますと、15名ほどふえていらっしゃる。私が冒頭申し上げましたように、統計的に見ても、この5年間で倍増していると申し上げましたが、この2年間で15名ふえている。私の記憶する限りでは、3名の方がたしか亡くなっていますので、18名かなと。そうすると、単純にいって、1年に9名から10名の方がふえているのだなと。このやっぱりふえ方というのは、非常に注目すべきことだなというふうに思います。そういうことがあるのが一つですね。それで、二つ目のオストメイト対応のトイレの設置についてでありますが、ただいま町長から、非常にいい答弁なのかなというふうに解釈しますが、ちょっと具体的に言っていただかなかったので、確認の意味でもう一度お伺いしたいと思うのですが、先ほど町長がおっしゃっていましたように、実際にオストメイトの方と、たしか町長2回か3回お会いになっていると思うのですが、そのときに、町長さん2カ所とあのときおっしゃっていましたよと、この間私に連絡をいただきまして、あれは町長のひとり言だったのかなというふうに私は思うわけですけれども、2カ所ということでいいのか。それから、設置をしたいということでありましたけれども、来年度ということで解釈でいいのか、ひとつその辺明確に御答弁を再度いただけたらと思います。それから、ちょっとした心遣いで利用が、安心して使えるようになるという、十勝川温泉のところのトイレもそうでありますけれども、実際にやっていただいた経費的なことを伺いますと、1カ所について、聞けば8千円から1万円弱ですね。費用的にはわずかですよ。それで、担当の方でトイレの状況調べていただいた資料によりますと、公園も含めた公共施設でいえば、28カ所です。民間もあと何カ所かあるわけですけれども、28カ所全てとは私は申しませんけれども、町長のおっしゃるように、幹線沿いなら幹線沿い、主に使いやすい、それから多数の人が集まるという、こういう施設を重点的にですね。小さな改善で、ガイドセンター隣と同様な小さな改善で解決できる部分があると思いますので、幸いに費用も大した要らないということから、この辺も年度計画でもいいのかなと思いますが、逐次改善をしていっていただけないものかどうか、再度お伺いしたいと思います。それから、トイレの設置、あるいは整備について、ほかの関係する法律からいって、ハートビル法というのがあります。法律を担当する部長として、一言言いたいのかなと勝手に推測いたしますので、最初に、このハートビル法の趣旨、これを簡潔にお教えいただきたいと、そう思います。それから、次に広域的なトイレマップについてでありますけれども、ほかの自治体と相談して前向きに取り組みたいという御答弁をいただきました。本町のトイレの実態は、先ほど言いましたように、もう既に、言ってみれば調査済みであります。それから、帯広市は別にしても、他の町村であれば、障害者用のトイレという数は、そんなにはないと思います。そうすると、数が少ないわけですから、トイレの実態というものの把握は、そんなに手間がかからないだろう。先ほど答弁の中で、いろいろ御心配をされておりました。非常に難しい条件もあるというようなことを言っておられましたけれども、私は、マップをつくろうと思えば、さほど難しいことではないのではないかなという気がいたします。マップの範囲をどこまでにするのかとかですね、それから、公共施設だけにするのか、民間はどうするのかとか、これらは自分たちでどこまでやろう、どういうふうにやろうというふうにさえ決めれば、さほど難しいことではないのではないか。このマップの必要性というものは、先ほど申し上げましたように、非常に私は重要だと思います。そういう意味から、是非これは実現していただきたいと、そう思います。これは答弁結構です。それから、今のマップの件でもう一つ申し上げれば、地図をつくって、そこにトイレの表示をするわけですけれども、オストメイト用というマークが、もう既にできておりますから、そういうものも図面上に落としていただくことも当然でありますけれども、マップとはちょっと離れますが、トイレそのものの入り口、ここの表示が、ちょっとオストメイトの方が入りにくい表示になっております。それから、例えば、お年寄りの方で使いたいとき、あるいは健常者であっても、けがをしていたりして使いたいと。そういうときには入りづらい表示になっていますよね。先ほど来、私もあえて障害者用トイレという表現を使わせていただきましたが、障害者用と書かれれば、使えないのですよ、入れないです。入れば、先ほど言ったように、いぶかしい目で見られる。なぜあの人が障害者用トイレへ入っていくのだろう、こういう疑問を抱かれるわけです。そう思ったら、なかなか使えない。したがって、トイレそのものの表示、これも私は、あわせて考えていただきたい。基本的には皆さんが使う状況に陥るということでありますから、だれにでも使えるトイレと、そういう意味合いを込めた表現にしていただきたいと、これも要望しておきます。それから、精神的なケアについて、ちょっと御答弁が弱かったので、もう一度お伺いしますが、障害者手帳の申請をされて、十勝支庁からでき上がってきて、窓口で交付をされて、制度等のいろいろな説明をされるのでしょうけれども、そこから始まるのですよね、このケアは。非常に思い悩んでいられるわけですから、ひとつ今後の日常生活で自信を持っていただく。あるいは希望が見えるようなですね、ひとつ対応をお願いしたい。そういう意味では、しっかりした相談体制、あるいは先ほど申し上げたカウンセリング、それから、できればしばらくの間、定期的で結構かと思いますが、保健師の派遣、これらを図っていただけないものか、改めてお伺いしたいと思います。それで、次に、仲間づくりとネットワークの支援についてでありますけれども、今、保健師の派遣というお話をさせていただきました。これは保健師の方がオストメイトの方に接していく、その過程において、私は仲間づくりの橋渡し役も考えられると思うのですよ。効果があると思うのです。そんなことから、仲間づくりの重要性というものを頭に置いていただいて、私は対応していただきたいなと、そう思っております。それで、このオストメイトの方のネットワークができるということは、特に災害時において、例えばオストメイトの方は、個々にパウチ等の予備を持っていらっしゃいますし、皮膚の保護材だとかいろいろなものを個人個人で持っていらっしゃる。そういう意味では、ネットワークができれば、災害時にもある程度オストメイト自身で対応できるのかなと、そう思いますので、このネットワークというものは、非常に私は重要であろうと、そう思います。先ほど午前中ですか、坂本議員が防災の危機管理という点で御質問されました。国のガイドラインができたときに考えたい、対応したいという御答弁でありましたけれども、その折にも、ひとつオストメイトに限らず、一人暮らしの高齢者、それから歩行困難な障害者、あるいは耳の不自由な障害者、こういう災害のときのいわゆる弱者という方々の範囲も含めた防災体制というものも考えていただきたいということを、この場であわせて要望させていただきます。それから、防災のときのお話で、もう一つつけ加えさせていただきますと、阪神淡路の地震の際に、オストメイトの方が非常に悲惨な思いをしたというのは、一つには水の問題があります。こんなことから、先ほど言いましたいわゆる弱者という方々に対するライフラインの優先的な確保と、そんなことも十分配慮いただきたいということを申し上げて、この点は要望とさせていただきます。以上、何点かについて、もう一度御答弁をいただきたいと思います。

答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)

大変、御指名を受けまして、ありがとうございます。今、ハートビル法という形、これは平成の6年に施行されまして、この目的は、高齢者、障害者が円滑に利用できる、いわゆる特定建築物の建築の促進という、いわゆる福祉的な役割を果たす仕組みになっております。当時の平成6年には、努力義務ということで、義務化の中には、現在北海道福祉のまちづくり条例の中で制定がされております。これは、基本的には完全な義務制で、北海道条例の中にもうたわれており、現在、これが平成15年度に改正がありまして、一定の規模、2,000平米以上の特定建築物については義務化がされました。これについては、完全義務化ということで、バリアフリーの当時の努力義務が2,000平米を超えた場合には完全義務ということで一部なっております。そういうふうなことで、このハートビル法とこの福祉の関係というのは、強い形でのまちづくり、福祉のまちづくりになっていくのかなというふうに考えております。また、このハートビル法が認定になりますが、特定建築物につきましては、現在、北海道の方で認定という仕組みになっております。町の方に上がってきた書類を審査した中で、自主的なチェックリストがありまして、ハートビル法の。このチェックの中で、最低限のものをチェックいたしまして、これは個人の方でチェックしていきます。これを確認いたしまして、北海道の方に上げるような仕組み。その中で、認定になった場合には、延べ面積の1割が、確認し、特定建築物となった場合には、その分は確認申請が排除される。また、その分についての固定資産税、また取得税、こういうものが、拡大の中で、平成15年以降には見直されてきたというような状況下にあります。以上です。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

先ほど御答弁申し上げましたけれども、すかっとした、まだはっきりしたものが感じ取れないというようなことでございますけれども、先ほど議員もお話しありましたように、温泉あたり、年度途中でもあるというようなことで、そういう障害者の方の御指導を得てやったわけですけれども、ざっくばらんに申し上げますと、その経費何ぼかかったといったら、2万5千円で終わったと、こういうようなことで、これは最小限のいろいろ行政でも配慮していただいた、その範囲内でつくったから、その程度ということでございます。いずれにしても、既存の施設、あるいはこれからつくる幹線道路的なところに伴うそういう施設については、やはりこういう配慮を、今まで何か障害者といえば、目に見えるというような形の中の対策でございましたけれども、目に見えない障害と、こういう対応も、当然行政として考えていかなければならないだろうというふうに思っております。はっきり申し上げれば、来年度の予算でということでございますけれども、場所によっては、経費がそんなにかからないのであれば、一般の維持管理費の中で、もしできるものがあるとするならば、一部こういったものについては、善は急げということでございますから、そういう対応の仕方もあるのかな。箇所的にいいますと、先ほどもお話し申し上げましたように、国道沿い、241号沿いには、一応3カ所ぐらいの道の駅、木野支所、そして総合福祉センター、こういったところが主たるところなのかな。あるいは今運動公園を整備して、トイレをつくる考え方であります。中には、やはりそういうような場所についても考えてはどうなのかなと。補助の対象にもなるやに聞いておりますので、そういう随時できるようなものについては、そういう考え方を基本にして、これから取り組んでまいりたいと。数はと言われれば、2カ所ないし3カ所ぐらいがいいのかなと、そのように思っております。それから、この仲間づくりといいますか、非常にこれは神経を使う、個人情報という、そういうものがございますから、うちの場合も、今62名という数字を申し上げましたけれども、障害者の手帳で、だれとか、そういうことは一切これはもう秘密でございますから、そういう上で御相談を受けたときも、お二方、1人は本別の方、1人は士幌町の方から、オストメイトの関係について、お話、直接、その方々もやっぱりオストメイトの利用しなければならないという方々でございます。そういった点で、個人情報が漏えいされるということになりますと、これは非常に、先ほど議員もお話しありましたように、できるだけこれは内々伏せておきたいという、そういう心情的なものがございます。保健師という専門的なものもありますけれども、それすらも知らしめたくないという気持ちもあるのかもしれません。一人ひとりのそういう心情的なものがございます。たまたま帯広にもそういう分会ができたというようなことでございます。音更にも、こういうような組織立ったものができて、そして、そういう仲間から、仲間というような関係であれば、そういう情報とか、そういった面には、お互いに相互理解といいますか、そういう上の気持ちのつながりというのが強くなっていくのではないかな。ですから、先ほど、基本的にわからないわけではございませんけれども、やはりそういう人方の意思というものを尊重しながら、そして、慎重になおかつやっていかなければならないのではないかな。それと、御相談を受けた方々は、帯広のそういう分会の役員をされている方でもございますから、そういう方々とも、また緊密な相談をさせていただき、あるいはそういう方々から声を出して、やはり組織づくっていくのが大変だというような悩み事もちょっと聞かされた経緯もございます。いずれにしましても、そんなことをひとつ考えながら、保健師の、ある程度日にちを設定して、そういう相談日的なものを設けることは結構でございますけれども、今申し上げたようなことが、一番ちょっと気にかかるところなのかなと、そのように考えてございます。

質問 2番 後藤良勝

若干時間がありますので。総体的には納得をできる答弁をいただいたと思っております。最後に、ハートビル法に絡んで1点だけお伺いしたいのですが、実は、もう一つ、交通バリアフリー法という法律があって、これはハートビル法とも趣旨が一致するわけですけれども、オストメイトに配慮して、多目的トイレにパウチや尿瓶の洗浄ができる水洗措置の設置が標準的なガイドラインに示されているということであります。そういう意味から、道が独自にまた条例をつくっているということでありますけれども、地方公共団体がですね、その地方の自然的な、あるいは特殊性、こういったものによって独自に条例で必要な制限を付加することができますよという一項があります。今言って、今どうなのだと、条例を制定する必要があるのかないのかということに対して、即答いただけるのかどうかわかりませんけれども、そういう大もとの法が整備されてきていますよと。しからば自分の町ではどうなのだという、自分の町の事情を勘案した上で、条例の制定の必要性というものがあるのかないのか。部長個人のお考えで結構でありますから、最後にお聞かせをいただきたいと思います。

答弁 建設水道部長 安藤正和(建設水道部長は2009年3月まで)

条例の制定が必要かどうかということであります。現時点では、まだ条例化には、今後、流れによりますが、まだ条例化までのことは考えておりません。一定の2,000平米という今の扱い方が、北海道の確認の中で現在扱われております。ただ、今後時代の流れとともに、ユニバーサルからバリアフリーという福祉の大きな問題も出てきております。今後、これは町の課題として大きく残ることと思っておりますし、今後、行政として強く指導する時期も、それなりのものが来るのかなと、そういうふうには考えておりますが、現時点での条例化制定ということは考えておりません。以上です。

出典:音更町議会 平成16年第3回定例会 2004年9月22日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる

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