みんなの議会

音更町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月12日

「通告いたしました、おとふけ元気づくり新企画の検討というテーマ…」

2003年12月12日、音更町議会の一般質問で、山本忠淑議員が質問し、町長 山口武敏が答弁しました。

質問者
山本忠淑 議員
答弁者
町長 山口武敏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 25番 山本忠淑

通告いたしました、おとふけ元気づくり新企画の検討というテーマで質問をさせていただきます。21世紀にふさわしい魅力あるまちづくりを進めていくための指針として、第4期の音更町総合計画が策定されて、平成13年にスタートをいたしました。早くも、3カ年を経過しようとしております。予測できない社会環境の変化も想定して、まちづくりの動向に対応できるよう3年を一区切りとして実施計画を策定していくとなっております。したがいまして、現状の受け止め方は日本経済の長期的不況が地方の経済環境を一段と悪化させ、国の財政破綻状況が地方自治体の財政運営縮小化へ追い込んでおります。想定されていた以上によくない時代になってきております。しかし、どのような条件の時代でありましても、町民の意識が暗いムードにならないような努力を自治体にかかわるものとして忘れてはなりません。常に念頭に置かなければならないおとふけ元気づくりの発想を出して、何が町民の皆さんを元気づけて、町の活力を生み出すか、努力する経過でどんな企画が可能か、一歩前進の取り組みをしなければ将来展望はないと私は思います。そのような観点からも、広域的なネットワークづくりは、今日的課題であると受け止めております。そこで、まず第1点目として、札幌、東京音更会が毎年行われておりますが、その経過と今後の考え方についてお伺いをいたします。次に、まちづくりに役立つことを願い、ネットワーク効果を期待するとするなら、関東はもとより、大きな経済圏である関西にも十勝や音更に関心を抱いていただけるグループの設立に向けた努力をするべきでないかと思います。人的な交流、情報の交流を広げて、物産の市場拡大や観光、経済活動にもルートが開かれるような交流会的位置づけを図られるよう、それぞれの会の主体性を尊重する中で町と共催の方向に持っていくべきでないかと考えて、見解を問うことが2点目の質問の趣旨であります。3点目として、現在は音更出身者の自主的組織がありますが、対象者を拡大されて、本町に何らかのかかわりがあり、趣旨に関心を寄せていただく方があるなら、交流会に参加をいただくなり、時に応じて提言や客観的な意見を仰げるような組織の構築ができないものか、そのような取り組みの考え方が必要であると私は思います。どうお考えになるか、お伺いいたしたいと思います。4点目として、それぞれの会の幹事の皆さんが毎年開催の御苦労、参加者の減少、会員の高齢化等多くの課題を抱える中で、存続の努力をされておられるとお聞きしましたが、町としては案内を受けて相手方のふるさと会の主体的な取り組みに便乗するのではなくて、同じ立場で開催の内容についての検討や開催テーマも協議をされて、事情によっては隔年開催も考慮をして、内容があって、後につながる交流会方式にできないものか、検討するべきと私は思います。見解を伺います。次に、新しい会員への呼びかけや世代交代、名簿づくりに対する町の協力体制は十分と言えるかどうか。音更出身の若い世代への激励のメッセージが届いて、ふるさとを遠くに思いつつ、励みとなるようなつながり、人口が集中する大都会で頑張る広い年代層へのネットワークづくりは役場庁内の若手の皆さんの将来のためにも課題として取り組む必要があります。次世代の人が広く交流することから、新たな展開が期待できると私は思いますが、お考えをお伺いいたします。6点目でございますけれども、町内の若い世代の方々と行政の距離を近づけるためには、何らかの企画が必要ではないか、考え方をお伺いいたしたいと思います。社会全体に若者から突き放されたムードがありますが、青年層の組織や集い、交流が町内でも少ない、こんな思いがしてなりません。行政を司る人たちは、もっと若い世代層と意識的にでも話し合う機会をつくらなければいけないと思います。行政に不満や不信感を持ち、日常活動の苦労を最も肌で感じている現役世代、言い替えますれば今の時代の原動力になっているエネルギーの豊富な世代との接点をどう構築するのか、現状の評価と今後の考え方をお伺いいたします。以上であります。

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

ちょうど御質問のテーマがおとふけ元気というようなことで、元気余って地震まで来て、どうなるのかなと心配もしたところでもございます。6問にわたっての御質問をいただいておりますが、それぞれ関連性がございますので、一括してお答えをさせていただきたいと思います。ふるさと音更札幌会は、札幌市及び札幌市近郊の本町出身在住者を対象に、昭和50年、当時の道職員が呼びかけ人となり設立され、現在の会員数は114名となっております。東京音更会も、また本町出身の首都圏在住者を対象に、初代会長の塩野谷氏が中心となり、昭和60年に設立され、現会員数は161名で、それぞれ役員、事務局が置かれ、主体的な会運営が行われております。会員構成を見ますと、必ずしも音更で生まれた方、幼少期を音更で過ごした方だけではなく、仕事の関係で町内に勤務した方々も含まれております。私は、こうしたふるさと会の目的は、それぞれの会員が時を超えて、同じ風景、同じ空間を共有したという心のきずなで結ばれ、ふるさとを懐かしみ、愛しく思うものに、ひとときの心の糧を提供する場であろうと考えております。両会とも、おおむね年1回の交流会が開催され、私も案内をいただき、時間が許す限り出席するよう努めており、その都度本町の現状をつぶさに説明するとともに、企業誘致など、まちづくりに有用な情報提供や提言をお願いしております。御質問にありますテーマを設けた交流会方式、物産の市場拡大のための共催などにつきましては、町の考えだけでは決められることではありませんが、年1度の、しかも2時間程度の限られた時間では、大変難しいものがあろうと存じます。ただ、交流会への出席者も固定化し、マンネリ化も見受けられますので、機会をつくり、町としての意見を申し入れていきたいと考えております。また、会員募集につきましては、町としても交流会開催のに合わせ、広報誌などを通じて町民の方々の身内や友人などを紹介していただくくよう呼びかけを行っておりますが、今後は御質問にありますように年間を通してホームページ上で情報提供をし、新たな会員の加入促進を支援してまいります。また、関西音更会を至近年次に立ち上げるべきではないかとの御質問でありますが、よつ葉乳製品の協同購入などを通して市民団体とのゆかりも深い圏域であり、経済的効果も期待できると思われますので、人材発掘と民間主導による組織化が可能でありましたら、町としても積極的に支援をしてまいりたいと考えております。元気なまちづくりのためには若い人たちのみずみずしい発想が必要であることは言うまでもありません。若い人たちがまちづくりに興味を持ち、参加を促していくためには施策の立案段階から行政情報を共有することが大切であると考え、来年度から意見を提出できる手続、いわゆるパブリックコメント制度を導入したいと考えております。まちづくり参加へのきっかけをつくるためには、仲間づくりもまた重要であり、昨年異業種間交流の場として組織された音更産業クラスターの活動に大いに期待しているところであります。町内には、商工会、JAの青年部、青年団体等の既存組織があり、機会あるごとにこれら会合に時間が許す限り出席し、率直な話し合いをするとともに、何より町の若手職員とのコミュニケーションを大事にしていきたいと思っております。たまたま今日も、同じこの10時から音更町の青年祭がふれあい交流館で開催もされているところでもございます。御質問にありましたまちづくりに客観的な論議と提言が受けられる機会として、転勤などで国内、道内各地を回り、町内に職場を有する方を対象に何度か懇談会を持った経緯があります。こうした会合を今後年1回程度は開催し、こうした人たちが肌で感じた他の市町村のまちづくりを参考に、音更の長所、短所、さらにはふだん私たちが気にもとめなかった資源などについて、御意見を伺ってまいりたいと考えておりますので、御理解をいただきたいと思います。そのほか、この6項目に関連しての御質問があったわけでありますけれども、議員さんの特に今回の御質問の中には、やはり単なる人的交流も大切だけれども、やはりこの十勝、音更、こういう農産物、物産、こういうものを大消費地に発信をする。こういう一つの目的もあるのかなと、そのように思っております。いずれにしましても、町だけではなく、もちろんその参加者もさることながら、やはり機関団体とも、この辺のあり方を考えていかなければならない。特に物産展等もそれぞれ毎年行っているわけでありますけれども、単なる北海道の物産を安売りだけで終わっていいのか。やはり物産をやった後、一つの物流といいますか、そういう一つの取り引き行為まで、なかなかそれは口では簡単に言いますけれども、いかないと思いますけれども、やはり今後そういう面のあり方というものも見直していかなければならないというようなことが、特に最近言われてございます。そんな意味では、単にこの音更の農産物、あるいは物産というものだけではなくして、十勝的に取り組もう、もっと観光だとかそういったものは、全道的に取り組もう。北海道観光という大きな次元の中で、やはり考えていくべきである。こんなことが言われておりますから、もちろんそれは全道、全国的なもの、あるいは十勝的なもの、そういうものに参加をしながら、やはり御意見にありましたように自らがこの音更町から発信をさせていくのだと。そしてそういう生産者と消費者を直結したような、そういう交流の場なり、そういうチャンスをつくっていく、そういう必要性は今後とも必要であろうと、そのように思っておりますので、これからそういう特によつ葉さんの方にも私も行ってまりました。40万人の大消費者がいらっしゃるというようなことで、実際に乳業の製品の工場を見て、そして実際に生産者の農家1軒1軒を見て、本当に安心して帰っておられるというようなことも聞いてございますので、そういうことも、ひとつ企業だけではなしに、町もかかわることができるとするならば、積極的にそういうところにもかかわってまいりたい、そのように考えてございますので、御理解をいただきたいと存じます。

質問 25番 山本忠淑

簡潔な答弁をいただきまして、ほとんど言い尽くされたことと思いますけれども、私の方から余り長くならないように再質問させていただきまます。札幌東京音更会、それぞれ20年以上の歴史の積み重ねがあります。大きな役割があったことは感謝すべきと認識しております。それだけに、先細りにならないような努力をしなければ、御苦労された先輩の皆さんに申しわけないことであります。時代が変わっております。私は、今のままではよいと思いません。ネットワークづくりが必要な時代ですから、入会の進めをどのような形で進められるのか、あるいはまたまだまだ声をかける協力体制が十分でないと思います。そしてまた、今、町長の答弁にありましたように、年に1度の2時間程度の限られた時間では、余り大したことができないという意味にとってしまうわけですけれども、せっかく毎年10名以上の人が音更町から東京に、あるいは札幌に出向くわけですから、2時間程度で限られた時間ということにはすべきではないなと。もっと新たな企画でマンネリ化しない努力がなされなければいけませんし、そしてまたそこに参加された方にいたしましても、後につながりが見出すことができるような交流の場になっていくことを期待していると思います。人のつながりというのは一朝一夕に構築できるとは思いませんが、今の町長の答弁の中には、決して今のままでいいというお話ではございませんけれども、しかし、もう少しこうしたいというようなお考えが聞こえて伝わってまいりませんでした。私は、毎年そちらの方に出向かれるスタッフの方々が、どんなその場所で印象を受けて、どうすべきかというコメントぐらいは取りまとめておいて、どこかでそのことが公表されるということがなくてはいけないのかなと、こんなふうに思います。次に、関西への働きかけ。民間主導によるなら支援も考えるとのことでございます。私は関西方面で頑張っておられる方にお聞きしたときに、関西というのはやはりちょっ北海道と人種が違うのかなというふうな、そういう率直な感じがいたしまして、相当距離感があるなと思いました。しかし、その中には行政に対する感覚も、私どもでは想像できないような合理的な面があるような気もいたしました。私は一度に大きな連携は無理といたしましても、ややマンネリ化しつつありますそれぞれのふるさと会も含めて、変化と活力を生んで、行政マンの皆さんの視野を広めていただきたい。そんな意味でもこうした会は継続しながら、さらに新しい人とのつながりを広めていくことが必要であると申し上げたいと思います。どこに観光的、あるいは経済的な、あるいは行政的なチャンスが生まれるかわからないので、これはその前後だけにということでなくて、日常活動の一つとして取り組むことの検討をすべきであると提言しておきます。お考えを伺います。次に、来年度からパブリックコメントの制度のお話がありました。新聞報道で知る範囲でございますが、私が指摘した若者世代、先ほど佐藤議員の言葉に生産世代という言葉がありましたが、まさにこの現役世代を行政に近づける願いとは、少しこのパブリックコメントの制度は違うのかなと、こんなふうに思います。行政が提案したものを公開して、町民からのコメントを求めるとするなら、これもなかなか若者の参画は期待できないような気がします。答弁にありましたように、若い層のみずみずしい発想に理事者が接するためには、肩の張らない仕組みで役場に若者のかかわりが広がりを持たせるように、若手職員の発想です、実現できないものか。答弁の中で若手職員とコミュニケーションを大事にするという答弁もありました。これは言葉だけでなくて、そういう具体的な取り組みを実践される気持ちなければいけないと私は思います。最後に、まちづくりに客観的な議論や提言の機会を受けられる機会を年1回程度持ちたいと。これは具体的なそういう、今もやっておいでになるようでございます。これは町内に何らかの関係でおいでになった方々、あるいは全道的に仕事の関係で動かれた方々が音更町にお住まいになって、そういった方々にいろいろな御意見を聞くという機会のようであります。これは非常に私は有効だと思うのです。そういった取り組みを期待したいと思います。もう一度、柔軟な考えのもとの答弁をお願いいたします。休憩(午前11時11分)

答弁 町長 山口武敏(町長は2009年3月まで)

再質問をいただきました。その中で具体的に即来年といいますか、至近年次にやるべきようなものを具体的なものはないかというような御質問もあろうかと思います。議員もおっしゃっておりますように、これはどちらかというとソフト的な意味合いもあり、またソフトがあって実際の物流的なものだとか、そういう一つの経済行為なり、そういうものがつながっていくのではないかなと、そのように思います。前にも話したことがあろうかと思いますけれども、音更町にコカコーラがあるのも、音更東京会があって、初めてコカコーラが釧路に行くやつが十勝に来たと、こういう経緯もあります。確かにこれらはそう簡単に百に一つ、千に一つというような話であって、たまたまこういうようなこともございますから、即毎年毎年の中に成果が何か見えてくると、こういうものだけではなしに、やはり長い一つの流れの中で人と人との交流がそういう企業誘致まで結びついてくると、こういうことに私どもも大きな期待をしながら、こういう事業を展開させていただいているところでもございます。先ほども申し上げましたけれども、札幌会、東京会、それぞれちょっと歴史があって、どちらかというとメンバーも固定化してきている。端的に言いますと、ある程度肩書きもある人が最後残って、一般の方々が少なくなっていく。女性になると、ましてや消えていくと、こういうような傾向がございます。それぞれの目的を持つということでございますけれども、基本的には人と人とのつながり、やはりふるさとのつながりといいますか、そういうようなものやはり基本に置くべきだろうと。そんなことで、自主的に東京会、札幌会がそれぞれの人方によって組織されているものでありますから、町が入ってどうのこうのするということにいきませんけれども、ただ音更町もそういう会の一角を成すということであれば、やはりそういう話も一つお話をさせていただき、隔年ごとといいますか、そういう形がいいのか、あるいは先ほど御提言いただいたように、何かのテーマを持ってと、こういうようなこともあるのかなと、そのように思います。いずれにしましても、この関西も含めて取り組んでみたい。特に、関西方面というのは、先ほどもお話ししましたように、たまたま乳業さんへ行っていろいろな話をしていたら、実はうちの関東、関西方面というようなことの取り引きが非常に多いのだというような話もされてございました。きっかけでありますから、そういう一つのところから手づるになりながら、場合によっては町もひとつの顔つなぎといいますか、一緒になって取り組んでいくということも時には必要であれば、その辺は積極的に取り組んでいきたいなと、そのように思います。それから、具体的には別に年度を超えなければ、あるいは年度内にということに限ったものではございませんので、地元、出先機関の方々がいろいろいらっしゃいます。そういう方々の交流会といいますか、そういうのも、ぜひこれは年明けてからでも、そういう形でぜひやりたいというふうに職員に指示もしてあるところでもございます。ゆくゆくは、実り大きいものにしたいと、定期的な一つの交流会にもしたいと、そのようにも思います。それから、最後の方に若手といいますか、やはり将来音更を担う人方、そういう形で、そして役場にも若いのもいっぱいおりますから、昨年、商工会あるいは農協、いろいろな方々の入っている青年部の方々で、それぞれ町の若い職員も入って、一緒に意見交換をやろうというようなことで、二、三回続いているようでありますけれども、ちょっとその後下火のようでございますので、あまり四角四面のことから入っていくよりも、本当に人的な、お互いに顔見知りになるという、そういうところから入っていくことによって、皆さんが集い、いろいろな意見の交流の場ができるのではないかなと、そのようにも思っているところでもございます。先ほどもお話しさせていただきましたけれども、産業クラスターというようなことで、いろいろな農業なら農業という一つの関連企業、そういうような集まりの会も今年つくられてもおります。また、いろいろな業種が集まって、農業委員会の会長さんが中心になって十日会と、こういうような本当に職種が全然違うような方々が集まって、そういう会もつくっておられます。ですから、私どもも何でもかんでも新しくつくればいいのだと、こういうものではなくて、今あるものをより育てていくということも必要ですし、また他の団体との交流の場をセッティングしていく、そういうこともやはり必要であるというふうに思いますので、すべて今全開で行くというわけいきませけれども、議員の言わんとすること十分理解いたしますので、これらについてはできるものから随時取り組んでいくような、またお知恵も拝借をしながら取り組んでまいりたいと思いますので、御理解をいただきたいと存じます。◯_________________◯___________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________◯______________________◯_______________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________________

出典:音更町議会 平成15年第4回定例会 2003年12月12日 議事録 PDF(1ページ) 間違いを知らせる