置戸町議会 令和7年第2回定例会 2025年3月16日
議事録に件名の記載なし
2025年3月16日、置戸町議会の一般質問で、石村吉博議員が質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 石村吉博 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 石村吉博
それでは通告にしたがいまして、まず町長へ質問させていただきます。町民へのピロリ菌検査の補助と中学生の健康診断にピロリ菌の検査の実施をというテーマでお伺いします。中学生に実施している健康診断に併せてピロリ菌の検査を実施していただきたく提案させていただきます。ピロリ菌は早期に除菌治療することで胃を荒らす期間が短くなるため、早期の除菌が効果的とされています。除菌することにより将来の胃がんのリスクを大幅に抑えられるだけでなく、様々な疾患を未然に防ぐ効果もあります。また、町民の皆様を対象にピロリ菌検査の補助のお願いも合わせてご提案させていただきます。町民の皆様の健康長寿のためぜひとも取り入れていただきたく、町長の考えをお伺いいたします。
答弁 町長 深川
ただいま石村議員から中学生の健康診断にピロリ菌検査の実施と町民へのピロリ菌検査の補助ということでご質問がありました。あの議員もご承知だとは思いますが、現在日本人の死因の第 1 位はがんであります。これは全体の25% 、4人に1人はがんでなくなるという時代であ110ります。ちなみに2位は心疾患15% 、3位老衰、4位脳血管系の疾患となっております。また、がんのなかでも部位別では男女差もありますが、全体では1位肺、以下大腸、膵臓、胃の順番となっております。胃がんは大きなウエイトを占めているということであります。 胃がんのリスク低減についてお話がありましたので、初めに本町のがん検診の状況についてお話をさせていただきます。本町ではがんの早期発見のために国のガイドラインに基づいて町民がん検診を実施し、胃がん検診につきましては40歳以上の方を対象として置戸赤十字病院で実施。令和4年度が296、5年度が277、6年度、本年度が現在のところ 276と、人口は減少していくなかでもまぁ横ばいというような状況ではあります。もちろん会社などにお勤めの方は職場での健康診断でも胃カメラやバリウムなどによる検査も行われております。以前は敬遠されがちだった胃カメラ検査ですが、口からの検査から鼻からも検査は行われるようになり、バリウムより楽と、以前に比べて気軽に受診されておられます。その際にピロリ菌の有無についても確認できることから、疑いのある方につきましては当該医療機関より除菌が勧められているようでございます。案外私の周りにも除菌を勧められた方が多くおられますし、中には2回やってもだめだったというお話もお聞きします。その際は、その治療費につきましては概ね医療保険の適用となり、安価での除菌が実現してるというふうになっております。ただし、ピロリ菌を除去したからといっても胃がんのリスクが完全になくなるわけではありませんので、定期的な検診が有効であることに変わりはありません。除去方法もピロリ菌単独の検査ではなくて、従来のがん検診を定期的に受診するよう保健師も進めております。次に、今回この質問の通告を受けて調べたところ、中学生、一部高校生も含めてですね、このピロリ菌検査を実施している自治体は全道 59の自治体が実施しておりました。これは全道の3分の1の自治体となっており、学生を対象とした検査では結構多いものであります。管内でも網走市と美幌町が実施しており、また先進地では10年も前から取り組まれていることが分かりました。まさに井の中の蛙であったなと反省しているところもあります。このピロリ菌はかつて井戸水や湧水を飲用水としていた一定の年代以上の世代の感染率が高く、上下水道が整備された現在は衛生環境が良くなって、感染率は年々下がっているとも言われていますが、18歳以下の感染源としましては、家庭内で乳児期までの感染が主で、その原因の一つの例でいけば、感染した大人が赤ちゃんに口移しで食物を与える。また家族内で同じ箸やコップの使用などで感染がなされていると言われております。感染した一部の小児や青年で鉄欠乏性貧血や十二指腸潰瘍を発症し、その際に感染が判明する例もありますが、多くの場合無症状で感染が維持され、大人になって胃の慢性炎症や粘膜萎縮をもたらし、データ推計では85歳までのピロリ菌感染者のうち、男性 17%、女性8%が胃がんに罹患すると言われております。ピロリ菌の除菌には体格に応じた薬の調整などが必要となり、大人と同様に検査治療が可能な年代として中学生時期以降となりますが、早期発見で消化器系の胃がんに対する1次予防ということでは有効な検査であると考えられますので、中学生のみならず町民検診等の中で対応が可能かどうか、今後その効果も含め必要性や実施方法について検討してまいります。ちょうど本年度は2期健康増進計画の評価年であり、次の計画策定の予定をしております。次期の計画策定に当たりましては、今申し上げたとおり、町の健康課題を洗い出し、各種指標やデータをもとに、町民の関心やニーズをとら111え、目標設定を行い、課題解決に向けて検討を進めてまいります。今回、議員から中学生に対する実施の有無または町民検診の助成についてでございますが、道内の例でも中学生の検査の一時検査が尿検査による判定が多い。4月の学校検診でも尿検査は実施しており、従来私が思っていました胃カメラでの検査ではないことから、生徒に対する大きな負担にもならないこと、経費が尿検査であれば高額にはならないということ、陽性者の二次検査、除菌のあり方等を検討し、費用負担も含めてですね、学校検診を実施している置戸赤十字病院や中学校または保護者とも協議をして、可能となれば年度内にも取り組んでまいりたいと考えております。
質問 4番 石村吉博
はい、ありがとうございました。この後少し触れようと思ってたことにも町長が触れていただいて、年度内にも可能であれば実施していただけるというご意見いただきました。ピロリ菌は本当にさまざまな病気のリスクを未然に回避することができるというものですので、ぜひとも早期に実施していただきたいと思います。今回町民の皆様にも検査の補助を合わせてというふうにお願いしたのは、先ほど町長もおっしゃっていましたご家族からの経口感染が多いという点で、やっぱりお子様の感染がわかれば、かなりの確率でその親御さんも感染しているということが多いことなので、それに合わせてお子様の感染がわかれば親御さんも感染してる可能性が高いので検査した方がいいということがありますので、この辺も含めてお願いできればと思います。今実施していただいている唾液によるがん検査もありますが、こちらも好評のようで、30の枠には収まらず、今枠を追加して現在36という数字であると福祉センターからお伺いいたしました。この結果を見るとですね、町民の皆様の健康への意識はだいぶ上がっているものだと思います。様々な病気のリスクを早期に発見し解消することで、元気に過ごせる町民の方々が増えるようぜひ検討していただいて実施していただきたいと思います。これで1つ目の質問は終わらせていただきます。