置戸町議会 令和3年第7回定例会 2021年12月16日
通告に従いまして町長に質問をいたしたいと思います。まちづくり青写真の考え方
2021年12月16日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「通告に従いまして町長に質問をいたしたいと思います。まちづくり青写真の考え方」について質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 嘉藤均 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 嘉藤均
それでは、通告に従いまして町長に質問をいたしたいと思います。まちづくり青写真の考え方はということで質問をいたします。前井上町長が銀河線跡地利用計画としてパースを作り、議会、町民の理解を得て実施をしてきました。まちなか団地やイベント広場と構想を実現してきましたが、木道プロムナードなど実施に至らなかった部分もあります。また、オケクラフト30周年のときには、クラフトパーク構想というものもあったと承知をしておりますが、早いもので数年後には40周年になるということであります。併せて、将来に向けた全体的なまちづくりの青写真、構想が必要と考えますが、昨年、町長に就任されて公約や優先順位といったことや、第6次総合計画や総合戦略の遂行とありますが、深川町長の考えをお聞きいたします。
答弁 町長 深川
ただいまご質問のありました、まちづくり青写真の考え方についてのご質問でした。議員もご承知のとおり、平成18年にふるさと銀河線が廃線となり、早14年が経過しております。その翌年には、本町の鉄道用地や施設が一括譲渡され、これらの利活用について皆さんと検討す辶27るためのきっかけとなるよう、平成23年度に目で見て分かるような素材としてパース図が作成されております。このパース図の内容は、地域福祉センターから中部森林管理署までの地域を5つのエリアに分けて、それぞれの利活用構想図を描いております。そのうち福祉センターから町道宮下中央線まで、イベント広場の整備やまちなか団地の建設、本年度は宅地分譲など順次進めてまいりましたが、その他のエリアについては、具体的な利活用は進んでいない現状でございます。特に、イベント広場から若木、旧踏切までの間につきましては、現在でも鉄路をそのまま残して、これを生かした木道プロムナードの整備につきましても、地域の皆さんや町民の皆様の賛同が得られず、未実施のまま現在に至っております。また、森林工芸館周辺のエリアにつきましては、平成5年度策定のクラフトパーク実施構想、共同工房やどま工房、そして中部森林管理署の横の用地取得以降、進捗しておりません。その後も、先程議員もおっしゃられましたが、クラフトの周年事業等で検討されていただきましたが、6次総計に森林工芸館の建て替えや秋岡資料館整備など盛り込まれておりますが、財政的な課題もあり、実施計画には至っていない現状です。また、すでに認定こども園どんぐり、こどもセンターの建設など、当時からは周囲の環境や構想の内容も少しずつ変化してきております。私が公約で掲げました、子どもの居場所づくり、拠点となる児童館の建設に向けては、コロナウイルス蔓延防止の観点から、先進地の視察延期などで遅れておりますが、来週検討会議が設置され協議が始まってまいります。また、これからも特別養護老人ホームはじめ、郷土資料館、役場庁舎など耐用年数を迎え、また、耐震化の必要な施設整備も控えていることから、少子高齢化の進展により、私たちの暮らしの様相も変化していることを踏まえ、次年度から町民の皆さんとともに新たなまちづくりのグランドデザイン作成に着手したいと考えております。その際には、今年2月に開催いたしました町民憲章推進大会で講師を務めていただきました、コミュニティデザイナー株式会社スタジオエル代表、山崎氏などの外部からの力も借りながら、また、町民の皆様と意見交換を重ねながら進めてまいりたいと考えておりますので、ご理解、ご協力をお願いいたします。私は1年半前、まちづくりは人づくり、これを訴え、町長に就任させていただきました。先日、移動町長室でもご意見がありました。このテーマの具体的な方策を示して行政運営をすべきではないかということを伺いました。まさにそのとおりだと思っておりました。このグランドデザインを策定するにあたり、裏返しにはなるんですが、人づくりはまちづくりからということで、町民の皆さんと山崎代表ほか、その他外部の力も借りて作り上げていくことがコミュニティの再構築や、そして、人づくりの方策の一つとして取り組んでまいりたいと考えております。どうぞご理解、ご協力をお願い申し上げます。
質問 7番 嘉藤均
町長から、今縷々説明がございましたけども、次年度からというようなお話がありました。具体的に次年度からというのは、令和4年度ということでしょうか。それとも、また、町民の皆さんや議会には、どういう形でこの周知をしていくのか、その辺のスケジュールのところをもう少し詳しく教えてください。
答弁 町長 深川
先程、私の回答の内容で山崎氏のお話をさせていただきました。これは町民憲章で、お話はリモートでしたけども、この方は単に計画を作るだけじゃなくて、町の人と一緒に作る方法を取ったやり方をしているということで私も感銘を受けました。まず、この方をターゲットにしておりますので、この方々と来月お話し合いをしたいということで今、日程調整をしております。それ以降の進め方につきましては、そのときに詰めていかなければ、やり方、方法論があるかと思いますが、一番大きいのは、多くの町民の方が参画してこの計画が作られるような構想でなければ、山崎先生とも話し合いが物別れになるかもしれませんし、山崎先生と私の考え方が合わなければ、また違う外部の力を借りなければならないと思いますので、以降の具体的なスケジュールについては、今お示しするにはまだ至っておりません。
質問 7番 嘉藤均
具体的なスケジュールは、今後、山崎さんの意向によっても随分変わってくるのかなというふうに感じますけども、今、町長から昨年と言いますか、今年の2月ですか、町民憲章の推進大会にリモートでも講師として参加をいただいた方でありますけど、その山崎氏のもうちょっと詳しい内容というか、知見のあたり、分かっていることがあればですね、ちょっとこの場で述べていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 深川
当時の町民課長が担当しておりまして、この先生については、素晴らしい先生だということで、ある研修で習ってきた先生だということで、本を読みなさいということでたくさん書籍も用意されているんですけども、会う前に余談を持って会うよりも、本当に腹を割ってまちづくりの熱意だとかそういうものをお聞きしたいと思います。いろいろなマスコミ関係で調べますと、山崎先生、スタジオエルは、北海道の中頓別町だとか小さな自治体でこのような活動もされてますし、町民憲章の推進大会では、事例発表で海士町のお話もお聞きしました。こんな小さな町で輝くまちづくりが出来る、そのためには住民の皆さんが生き生きと暮らしていかなければならないというようなことを私も感じておりましたので、山崎先生を第一ターゲットということでお願いに伺いたいと考えております。
質問 嘉藤均
もう少し本当は山崎さんの人となりというか、そういうのを少し聞きたかったところでありますけども、海士町をつくったというか、一緒に町の人とつくって今の海士町があるのかなという話もお聞きしたところでありますけども、私的には置戸のまちづくりというのは、やはりあの外部からの知見も大変大事だと思いますけども、やはり町や議会、それから町民の多くの町民の皆様と一緒につくっていくものがまちづくりというふうに考えておりますし、その青写真の作り方もですね、もう少し形の見えるというか、ただ、青写真を作っただけでは、それが絵に描いた餅になってしまって実行に至らないで、パースを作って終わったという過去の事例もありますので、その辺もう少し、その手法というんですかね、作り方、その辺で何か今考えていることがあればお聞きをしたいと思います。
答弁 町長 深川
私のイメージですけども、この町民と作り上げていくという行動につきましては、29海士町、ほかの町を見ましてもですね、単年度で作るということではないようでございます。やはり数年、複数年こういう取り組みをしたなかで、町民の方々が生き生きと未来を描くような姿が計画として盛り込まれ、それに向かっていく推進力になると思っておりますので、絵に描いた餅にならないように計画づくりを進めてまいりたいと思いますし、私、先日ですね、地方自治に長年ご助言をいただきました東京大学の大森彌教授の投稿記事を見て、そのとおりだなと思っておりましたので、ちょっとここでご紹介をさせていただきたいと思います。町村会が100周年を迎えたということで、それへのお祝いの投稿記事でございますが、農産漁村地域が衰退し滅んだら都市は必ず滅びるのです。そして、町村長、議員さん、そして住民自らが自治体であることを諦めない限りなくなることはないのです。人口が減少したぐらいで町村という自治体が消滅することはありません。そして、最後に小さいことにも意味がある。小さいことにも素晴らしいことがある。大きければ便利で、そして効率的だと言われておりますが、それではなく、小さいことにも意味があり、小さいことが素晴らしいことがたくさんあると、このコロナ禍において感づいたことでもありました。それをスモールイズビューティフルと、これはイギリスの経済学者が唱えたそうですが、まさに置戸のような町がこれから未来に渡って残っていくためには、町の人々とコミュニティを高めながら共同で未来を描いていくことが大切だと思いますので、今回の計画作りにつきましては、役場で机上で作るのではなくて、時間がかかっても町の人、そして議員の皆様、そして老若男女、いろんな方々のご意見をいただきながら進めたいと考えております。
質問 7番 嘉藤均
数年かけてと言いますか、少し時間をかけながら作っていくというようなお話でございましたけども、町長の公約である児童館あるいは役場庁舎、先ほども町長おっしゃっていましたけども、優先順位というか、早急に取り組まなきゃならない課題もあるというなかでは、順位づけをしながらですね、パースというか、青写真と合わせて、すべて青写真に収めるのではなくて、同時にやっていくようなことが必要ではないかというふうに考えておりますし、もう一つ、今回まちづくり移動町長室で各地区を回りました。そのときにすごく感じたんですけども、さすがに昭和35年に1万3,000人いた人口がですね、今2,700ということで、各地区、どの地区も置戸の特徴でありますけども、秋田、境野、勝山、そして市街地があるというような、この町の仕組みですね、それが非常に脆弱になっているのではないかというようなことは感じました。特に、やっぱり高齢化が進んでですね、人も少ない、そんななかでは、なかなかまちづくりに参画してほしいと言ってもですね、町民がどれだけの人が一緒になってやってくれるのかなっていう、すごい心配をしておりますけども、その辺何か、まだ具体的にはないとは思いますけども、第5次の総合計画を作ったときには、確かそのときも外部の方を呼んでですね、各地区を回って、何度も何度も足を運んで下地を作って5次総計を作ったような記憶がございます。それですから、今回の新しいまちづくりと言いますか、深川町長の色のまちづくりと言いますか、皆さんで作ると言っていますけども、その辺の決意というか、思いを少しお伺いいたしたいと思います。
答弁 町長 深川
11月に移動町長室で各地区を回らさせていただきました。やはりこれだけでは十分ではないなと思いますし、参加者の皆様も以前の地域懇談会とそんなに変わらないんではないか30というご意見もありました。特に、若い人の参加が少ないのではないかという意見もいただきました。今回ですね、このグランドデザインをするというなかで、単に公共施設の整備計画や配置計画をするだけでは、それはそこの施設を利用しない人、それから興味のない人っていうのは、このまちづくり、グランドデザイン計画には参加しないと思います。こんななかでは、外部の力、先ほど言いました山崎先生はどのように住民を巻き込んで計画作りをしたのか学んでいかなければなりませんが、この今回作る計画作りには、単に配置計画だけではなくて、20年後、30年後、その先の置戸町を見据えてどのような、建物もそうですが、どのような地域がいいのか、どのようなソフトが必要なのか、こんなことも含めて多くの皆さんを巻き込んだような工夫ができるよう、講師の方々、そして外部の力の方々ともお話を進めて、少し工夫しながらやりたいと思っております。
質問 7番 嘉藤均
町全体あるいは各地区の地域の困りごとというか、いろんな問題をたくさん今あるなかでですね、20年、30年後という話でありました。私もそれには賛同したいというふうに思います。また、まちづくりは町の過去の歴史を見てですね、それを検証し、現代の現実と言うか、それを実証しながら将来につなげていく、それがまちづくりだというふうに私も考えておりますので、深川町長の手腕に期待をしてですね、私の質問を終わりたいと思います。