置戸町議会 令和3年第2回定例会 2021年3月14日
「去る11日、この場におきまして黙祷をさせていただきましたが、…」
2021年3月14日、置戸町議会の一般質問で、阿部光久議員が質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 阿部光久 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 3番 阿部光久
去る11日、この場におきまして黙祷をさせていただきましたが、東日本大震災から10年、地震と津波で多くの尊い命が奪われました。改めて心から哀悼の意を表しますとともに、大切なご家族、友人を亡くされた方々にお悔やみを申し上げるものでございます。それでは通告にしたがいまして町長に質問をいたします。昨年は令和2年7月豪雨、7月3日から31日まで発生するなど、東北地方から西日本にかけて記録的な大雨や日照不足など、顕著な天候不順となりました。九州をはじめ岐阜県、長野県、山形県などで、降り始めから72時間の降水量の記録を更新した県が多数見られ、特に4月3日から4日には熊本県を中心に記録的な大雨になるなど、各地で大雨による甚大な被害が発生をしました。また、東北地方、東日本太平洋側、西日本では1946年の統計開始以降、7月としての降水量の多い記録を更新をした。これらの地域に加え、東日本、日本海側も日照の時間の少ない記録をこれまた更新をしています。こうした豪雨災害がいつどこで起きるのか正確に予測できるものでもなく、そうした豪雨が来ても対応できる備えが必要ではないかと、このように思います。町は災害対策基本法第42条の規定に基づき、置戸町地域防災計画が策定をされています。置戸町の地域に関わる防災に関し、災害予防、災害応急対策及び災害復旧対策を実施するにあたり、防災機80関がその機能のすべてを挙げて町民の生命、身体及び財産を災害から保護する。また、北海道は土砂災害防止法に基づき、土砂災害警戒区域を指定して住民の生命、身体を守るための施策が当町においても進められています。そこで、私どもが生活をする置戸市街地下手のバイパス下に幅30センチ、深さ30センチほどの小さな水路があります。この管理は町がするのか、国道を担当する道路事務所がするのか分かりませんが、通常の水量はさほど多くはありません。降雨による増水のため飲み込みができず、浸水状態となることから、下流の住宅数軒が危険な状態になることがあります。バイパス北側の立木伐採により、斜面を流れ落ちる水量の増加も見られること、バイパス北見方向、置戸トンネルどちらの方向から見ても、最も低い場所になっていることも原因の一つかもしれません。早急な対応が望まれているところでございますけれども、町長の考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 深川
異常気象と防災についてのご質問でございます。はじめに本年度は7月3日から31日にかけて熊本県を中心に九州や中部地方で発生しました、令和2年7月豪雨をはじめ、平成23年3月11日に発生した東日本大震災の余震とみられる震度6強の地震により、2月13日には宮城県をはじめとする東北各県で大きな被害が発生したことは記憶に新しいところです。各地で災害の爪痕が残るなかで、一日も早い復旧を願うものであります。また、今回のコロナも予想外のこれは災害・天災なのかまだ判明しませんが災害であります。この災害というのは本当に予想外のことが起きるのが災害に結びつくと思います。災害大国日本に生きる私たちにとって、いつどこで何が発生するかわからない。これらの災害により誰が被災者となるか分かりません。そして対岸の火事ではないという認識を持っていなければならない昨今の状況だと思います。本町でも28年の8月には台風により洪水や土砂流出等により水害の恐ろしさを目にしました。幸いながら本町は上流部に鹿ノ子ダムを控えており、そこでの治水機能も発揮し、この上流部では大きな被害とはならないことが多いのでありますが、この置戸以下の支流部におきましては大きな被害となっております。本町でのそのような経験も踏まえて、先程議員お話のとおり、災害対策基本法に基づき、平成27年置戸町地域防災計画を改訂し、地域性を考慮した災害対策の指針となる方針を計画しました。また、本年度は置戸町強靭化計画の策定や防災ガイドマップの更新を現在進めております。ご質問のありました地域、置戸市街地区のバイパス下側に広がる土砂の防災警戒区域ですが、北海道における復旧治山事業として平成5年から断続的にその土砂崩れを防ぐ工事が進められ、平成30年には置戸教会付近まで事業を延ばし完了したところでございます。しかしながら、危険箇所はすべて解消されたわけではありません。引き続き関係機関に要請しながら安全の確保に努めていかなければならないと考えております。とりわけバイパス東側の民有林の伐採により山林の耐水能力が低下し、危険を感じると多くの住民の方からもご指摘がされております。この件のご質問は平成27年も阿部議員の方からも質疑として挙げられております。平成28年から29年度にかけて伐採事業者はカラマツやトドマツの再造林を行い、植生の活着を現在待っているところでございますが、保水能力を高めるまでにはまだまだ時間を要すると思います。以前の台風のような際の緑栄町内では危険を感じるということで、私も担当でその地域で住宅の方に視察と言いますか、あの呼ばれて行ったことがあります。2階に上がってみてくださいと。こんなに81不安を感じるんですという高齢者の方から言われました。果たして先程議員がおっしゃられたように30センチ、30センチの水路では飲みきれない、水が溢れていた光景も見ました。しかしながら、その時も大事には至らず済んでおりました。このバイパスから流れてくる表流水を処理する側溝ですが、先程議員は町が管理してるのか、国が管理してるのか分かりませんということでございますが、これは国が管理している水路でございました。能力的には問題がないということを国の方は一時的には回答いただいておりますが、清掃や整備については今後も国の方で行ってまいりますという回答を得ておるところでございます。しかしながら、予想を超える大雨が降った際には、本当にその水路で大丈夫なのかという不安は拭えないと思います。緑栄町内はいち早く自主防災組織を結成され、訓練等も積極的に行われております。先程、基準上大丈夫だと言っても実際にはどうなるか分かりません。災害時には財産よりも命が大事です。この自主防災組織の皆様のご協力も得ながら、行政機関、そして様々な機関に通報いただいたり連絡をいただいて、自助・公助・共助、三本柱で命を守る行動を取っていきたいと思います。その際には大雨が降れば緑栄町内だけじゃなくて、本町各地で災害が発生することも予想され、なかなか救助に迎えない場合もあります。これが現実でございます。地域の皆様で協力いただいて、いち早く足の不自由なお年寄りや高齢者の避難等にもご尽力いただければと思います。あの、治山事業の新たな計画っていうのは今のところありませんが、バイパスの水路については今後国の方ともバイパスから流れてくる雨量の証拠を持ちながら協議を進めてまいりたいと思いますが、今申し上げましたとおり、地域での防災へのご協力、そして役場への通報、一早い通報等よろしくお願いいたしたいと思います。役場の方でも緊急性があれば、国の施設であっても改良したり掘ったりしながらでもですね、住民の安全を守ってまいりたいと思います。
質問 3番 阿部光久
先日、町の方から防災ガイドファイル保存版、それと置戸町強靭化計画、お話をいただきました。ただ、これは後程説明をいただくということなんですが、中を見ますと100年に一度の大雨、あるいは1,000年に一度の大雨ということで、それぞれ図面と危険箇所の表示がされてるわけですけれども、その1,000年に一度の大雨では私どもの町内は赤丸がついておりますから5メートルから10メートルの深さと。まぁ1,000年に一度ですからいつのことやら分かりません。来年かもしれない。そういうことを考えますと、そういった危険箇所というのは置戸の町の中にもあちらこちらにあるんだろうなというふうに思いますから、よく調査をされて、そういったことで、人が少なくても水に流されるようなことのないように対応していただければなと、このように考えますし、この強靭化計画とガイドファイルについては、あの議員協議会のなかでご説明いただけるということなんで、詳しく説明をいただき、そしてこれ町の皆さんにもそれぞれの時期にお配りをされるものでしょうから、よく説明をしていただければと、このように思います。このこと、町の方で先にですね、私も3月にこれ発行されるんだよって知ってると、一般質問の中身もちょっと変わって来るはと思いますけれども、このことについて町長の方から話があればお願いしたいなというふうに思います。
答弁 町長 深川
議員からもお話がありましたように、従来は100年災に備えた防災体制の構築ということだったんですけども、近年は1,000年災を見越した計画づくりということがなされております。果たしてその万全を期すっていうことには相当なコストがかかるということもありまして、現実性としてはなかなかすべてがすべて解消されるには至らないと思いますが、先般の国会でもそうでございますが、この国土強靭化に要する経費は国費予算のなかでも別立てで計上されております。3兆円を5年間、これから継続するということでありますし、その計画に基づいた整備を進めるためには、その強靭化計画を早急に策定しなければその事業実施に当たれないということもありまして、急いで本年度直営で作成をしてきたところであります。それからマップの防災マップの方ですが、実はあの河川の氾濫地域の調査が昨年、一昨年、道の河川の部分が終わりましたので、浸水区域が大きく以前と異なってきたことから今回改正を図っております。そしてそれに併せて、まぁ今までもダイジェスト版やマップをお配りしてるんですが、大体テレビの下の台のとこに置いて、誰もあんまり見ないという現実もあるというお話もあって、なんとか活用できるものにしたい。そして一家に1冊備えてるものにしたいということで、今回は加除式で変わったところを随時変えていけるような方式にしていきたいということで工夫を凝らして議会にお諮りをした後に町民の皆様への配布を進めてまいりたいと思いますのでご理解賜りたいと思います。
質問 3番 阿部光久
私が聞こうとしていうことはおおよそ終わっております。ただ、あそこの地域というのは、あるところまで土を埋め立てしてる状況があります。ですから、その流れる桝もやっと見えるぐらいのところまで土が来てますから、その他の流れに水が溜まって放水する設備って全くないんです、全部土ですから。その30センチで、まぁ当初開発がそれを付けた時にはそういう状況じゃなかったですから。まして土を埋め戻しした、町道が走ってたのも、そこも一緒に埋めちゃったというようなことがあって、今行政の方はそのことについて一切触れてないから、そのことについても本当は聞いてちゃんとした対応がその時に行われるべきことだったと思うんですけど、そのまま何十年か経過をしたということであります。これ以上のことを聞くと、またあちらこちらに角が立ちますから、この辺でやめたいと思いますが、いずれにしましても、先程も申されたように安全安心なまちづくりのために意を用いていただきたいと、そのように申し上げて終わりたいと思います。ありがとうございました。