置戸町議会 令和2年第6回定例会 2020年6月28日
20年振りの置戸町長選挙を終えて
2020年6月28日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「20年振りの置戸町長選挙を終えて」について質問し、町長 深川が答弁しました。
- 質問者
- 嘉藤均 議員
- 答弁者
- 町長 深川
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 7番 嘉藤均
それでは通告にしたがいまして町長に質問をしたいと思います。20年振りの置戸町長選挙を終えてということで町長への質問を行います。改めてこの度の町長選挙のご当選、誠におめでとうございます。また、私が深川新町長へ最初の質問者となりましたことにも感謝を申し上げる次第でございます。さて、前置戸町長井上久男氏の今年1月15日の臨時議会での勇退表明以後、3月の半ばを過ぎても置戸町長への立候補者が出ないなか、深川正美さんが苦渋の立候補でにわかに置戸町長選挙が動き出しました。その後、栗生貞幸氏の立候補ということで先輩後輩、役場職員2人による20年ぶりの町を二分する町長選挙となりました。5月19日の告示から5日間の選挙戦、そして24日の投開票と、どちらが新町長になってもおかしくない甲乙の付けがたい町長選挙であり、まさに置戸町長選挙の歴史に残る町長選挙の一つであったと思っております。しかし、選挙戦の最中から、選挙後の置戸町のまちづくりを大変こう心配する町民の皆様の声も数多く聞こえていました。そこで深川新町長にお聞きをいたします。今後のまちづくりはもちろんのこと、選挙戦で二分した21置戸町をどのように一つにして進んでいくのか。併せて深川町長の置戸町への思いや決意をお伺いいたします。また、一昨日ですけども、町政執行方針での発言もありましたが、本日大勢の方が傍聴されておりますので、併せて再度と言いますか、思いを伝えていただければ幸いです。よろしくお願いします。
答弁 町長 深川
皆さんおはようございます。このように傍聴の方がたくさんおいでいただきまして大変ありがとうございます。今、嘉藤議員からご質問のありました20年振りに置戸町長選挙を終えてということに対しましてお答えいたします。今議会の冒頭の町政執行方針の中でも所信を述べさせていただきましたが、多くの町民の皆様のご支援をいただき当選の栄に浴させていただきましたことに、皆様に心から感謝申し上げます。5月24日の投開票、そして翌日には選挙管理委員長より当選証書をいただき、6月10日に初登庁し、第20代置戸町長に就任することになりました。大変ありがとうございました。誠に光栄であり、この間当選直後はやり切ったという達成感もありましたが、その後日々を重ねるごとにその職責の重さを痛感しているところであります。バブル経済崩壊後の長く景気低迷の中、前町長は地方分権や市町村合併、さらにはふるさと銀河線の廃止、また厳しい財政事情の中、激動の平成の時代に5期20年の長きにわたり町政執行の先頭に立って置戸町の諸課題に果敢に取り組まれてきた井上前町長に心から敬意を表する次第であります。さて、先程議員からの質問の中でもありましたが、1月の臨時町議会でその井上前町長の勇退表明後、町長の候補者が現れず、3月の末になって私を含めて2名の立起表明があり、今回20年振りの町長選挙となったのはご承知のとおりであります。議員ご質問のとおり、選挙後のまちづくりに対する懸念の声は私も選挙前から複数の方からお伺いしておりました。私も3月20日の立起を決意するまで町職員の一人として、誰も立たないのも困るが、もしも複数の人が立候補し選挙になった場合、置戸町の歴史を振り返ると激しい選挙戦になることも予想され、心配される方々同様、私も不安となっていたのも事実であります。私が有志の方々から立起要請を受け、それを決意し、私がその当事者となった時から、無投票で当選するより選挙運動を通じて自らの考えを訴え、投票により町政を預かることが政治の常道であると考えを切り替えましたが、3月31日に、もう一人の候補者が、まして尊敬する町職員のOBのひとりであったのは予想外でありました。候補者同士の退職の挨拶では、正々と選挙を戦いましょうと言葉を交わした際には、全くわだかまりは感じませんでしたし、今でも変わらず私も先輩も同様に感じていると確信しております。今回の選挙の投票率89.17%は、有権者の高齢化や、それから施設入所等が社会条件が変わってく中で本当に多くの皆様がこれからのまちづくりに対する期待を込めて投票した結果であると思っております。政治に興味を持ち、自ら1票を投じることも大きなまちづくりの一歩であり、その結果において1票でも多くの得票を得た者が町政執行者となる。これが民主主義の根幹であり、また今後のまちづくりの推進力となるものと理解しております。先程も申し上げましたが、候補者同士のわだかまりは選挙結果が出た後もないと思います。両候補22ともコロナウイルス感染予防という初めての課題を克服し、多くの支援者の協力をいただきながら精一杯の選挙ができたと思っております。そして、それは手強い相手だったからこそできたことで、栗生氏ならびに選挙活動をなされた両陣営の皆様に感謝こそあれ、嫌悪の感情は全くありません。多くの皆様が懸念されていることは、選挙後にそれぞれの候補に応援した人たちで挨拶がされなくなった。または従来と異なる態度が感じられるなどのことがあるのかも知れません。あるとすれば少しの時間は必要なのかも知れません。私は選挙を通じて、まちづくりは人づくりを訴えてまいりました。人づくりというのは何も学校や教育機関、視察や研修でしかできないものではありません。また、若者の後継者育成だけを指すものでもないとも思っております。日々の暮らしの中で、人と人のふれあいの中で、家庭や地域の中で、お年寄りの知恵や経験から、子どもたちの会話の中から、勤めている会社の中から、そんないろいろな中で学ぶことが多いのであります。子供から高齢者まで、自分のことから人のためにと少しずつ意識を変えていくことがひとづくりだと私は理解しております。地域を考え、町を考え、その意見が反映されていく町が素晴らしい町置戸町になると私は考えております。2,800人の小さな町だからこそできるまちづくり。他人のことや町のことを真剣に考えることができるまちづくり。私はそのような置戸町を目指していくことが私の使命であり、そのことを心に刻み、最後まで全力で取り組んでいきたいと思います。選挙後において先程話したような不快な思いが起きるとご懸念があるとすれば、一人ひとりがその感情をいち早く払拭し、従来のようにお付き合いいただくよう考え方を変えていただきたくお願い申し上げます。それに相当の時間を要する、または修復できないとなれば、それこそが大きなまちづくりに対する損失となると思います。町政においては、私はその責任者として公平無私を貫いて、間違っても選挙の結果による判断だというような疑念を持たれないよう心がけてまいります。また、私自身も栗生候補が選挙期間に発表した思いと同じで、ラグビーで使われる、試合終了後はノーサイドに共感しております。町議会議員はじめ町民の皆様におかれましては十分ご理解いただき、今後の町政運営にご協力をお願い申し上げます。私はこの町長選挙が行われて本当に良かったと思っております。それは私の結果が伴ったということとは別に、20年振りに町政、まちづくりを考えるきっかけとなり、町民の皆様がそれを選んだ、選ぶ機会ができたということであると思います。私はその思いを受け止め、一生懸命にまちづくりの先頭に立っていく所存でございます。以上です。
質問 7番 嘉藤均
今、町長の方から決意と言いますか、いろいろお伺いをいたしました。傍聴された方々も心強く思ったのではないかというふうに感じております。本当に町を二分する選挙ということでありましたけども、私は両候補を応援した、それだけではなく、今町長の言ったように、この新しいまちづくりをね、真剣に考えた結果が応援につながったのかなというふうに考えてますし、多くの人がまちづくりをそこまで真剣に考えてくれたということに改めてこの置戸、小さな町ですけども、これからいい町ができていくのかなというふうに考えておりますけれども、新町長、選挙中ですか、まぁ職員の時代とは違って、こういうふうに町内を見て回った時にですね、景色の違23いとか、あるいはいろんな人からいろんな話を聞いて、それをきっと今後のまちづくりに活かしていくようになるとは思うんですけども、そのような話を聞いて、それを力にしていくというお話をしておりましたけども、その辺、これからももっともっと町民のお話を聞く機会も増えると思いますけれども、その辺の考え方と言いますか、思いをお聞かせいただきます。
答弁 町長 深川
今お話がありましたとおり、私も選挙運動、それから後援会活動を通じて各地区の皆様にお会いする機会がありました。一時、コロナウィルスで中断せざるを得ない事態もありましたが、今まで役場の席に座って感じることと全く違った世界がありました。それはまずは一つは景色でした。3月の末にはいつも冷たい風が西から吹いてくるのですが、4月になっても今年はクマネシリの山に真っ白な綺麗な雪がのって、その中を地域を回った時に本当にこの町は綺麗な町だなっていうことを実感することがありました。日頃感じないことでありました。そして一軒一軒いろんなお話をお伺いした時に、本当にこんな課題があるんだ。それからこんなことで悩んでいるんだ。一人ひとりの生活を通じた悲しさや苦しみ、そして思い。そんなことを感じることがありました。果たして私は役場に40年近く勤めていてこんなことを感じていたのか、反省することもありましたが、私は皆さんからのご意見をいただいて、そして思いを糧に町政を進めるということで約束をいたしました。その方法につきましては私だけではなくて、町職員自らが情報それから皆さんのご意見を伺えるような体制にしていきたいと思います。今もまさしくそのようになっているかも知れませんが、もっともっとその方策を考えて、皆さんの意見を町政に反映できるような仕組みを作ってまいりたいと思っております。以上です。
質問 7番 嘉藤均
全くそのとおりだと思います。町長心配しておられますようにですね、町民との会話はもちろん、やっぱり役場職員ともね、腹を割っての話をしてですね、まちづくりをしていっていただきたいというふうに感じますし、町民の皆さん多く町長の体調のことも心配している方いました。大病したということで今後の体調はどうなのかって心配してくれる人もたくさんいたと思いますけれども、全力でと言っておりますけれども、たまには少し息抜きをしながらですね、まちづくりを進めていただきたいということで私の質問を終わりたいと思います。