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置戸町議会 令和2年第3回定例会 2020年3月10日

町民の健康増進対策について

2020年3月10日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「町民の健康増進対策について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
嘉藤均 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 7番 嘉藤均

それでは通告にしたがいまして、町長に質問をしたいと思います。近頃ではあの新型コロナウイルスの関係から、一般質問を取り止めたり時間を短縮するような議会もありますけども、今回一般質問ができることを大変嬉しく思っております。それでは町民の健康増進対策についてということでお伺いをいたします。近頃と言いますか、ここ数年、高齢ではない方が体調を崩されたり、突然の訃報と自分の周りにも数多くそういう事例が見受けられます。他人事ではなく、いつ自分もそのようになるかと不安に駆られることもありますが、唯一定期的に町の検診、特定健診やがん検診あるいは脳ドックを受けており、なおかつ保健師さんの指導のもと改善対処しようという、日々そういう気持ちを持っていることはわたくし自身の健康の支えでもあります。置戸町は特定健診やがん検診の受診率が管内でも高い方と聞いておりますが、私はまちづくりは町民の健康なくして成し得ないと思っております。そこで町民の方々の健康に対する課題や取り組み、今後の展開を町長にお聞きをいたします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

町民の健康増進対策についてというご質問でありますが、ご承知のように国民健康保険あるいは健康保険組合などの、この医療保険者に特定健康診査、特定保健指導、これらの実施51について義務化されました。それからまあ10年ほど経過するわけでありますが、この間、町としてもそうしたことに沿って町民の健康増進のために努力してきたつもりであります。この検診と保健指導の特徴でありますが、内臓脂肪症候群、いわゆるメタボリックシンドロームでありますけれども、これらに着目をいたしまして検診でメタボ状況をチェックし、その危険度によって健康指導を行い、そして高血圧あるいは心臓病、脳卒中、糖尿病などの原因となる、いわゆる生活習慣病の予防と改善に向けていろんな形で支援してきたわけであります。近年の検診状況でありますが、町が行う特定健診は、国が対象とする40歳以上の方に加えまして、町として年齢を少し下げまして、対象年齢を毎年30歳以上の方を対象として実施しております。近年のこの受診率でありますが、45%前後で推移しているわけであります。この数字が高いのか、低いのかという議論はあるというふうに思いますけれども、いろんなことを考えますと、決して高い数字ではないなと、私はそのように思っていますが、まぁ少しでも検診の率を上げるような、それが直接的にその町民の人たち個人個人の健康に寄与していくということにもつながりますので、そうした意味で、こうした数字にも頭の片隅に置いておく必要があるだろうなと、このように思っております。そして、この検診にあたっての申込書の配布あるいは取りまとめなどの受診のこの働きかけについては、ご承知のように各地域の保健委員さんにご協力を願って実施しているわけであります。また、保健師による受診勧奨により受診率の上昇に努めておりまして、道内でもこの数字は高い水準にあるというふうに言われております。健診結果の特徴でありますが、国保加入者の有所見率いわゆるその異常の所見があった方の占める割合を有所見率というようでありますが、この所見率では腹位の、この腹の周りです。腹位の大きい方が男女を合わせると40%前後と非常に高いわけでありますが、加えて高血圧が10%弱との結果ということになっております。加えて高血糖が2.9%と、他の率と比較しますと低い率ではありますけれども、国保連合会のこのデータベースによると平成30年度では、この数字は全道1位の結果っていうことになっているようであります。町としても非常に大きな課題として認識しているわけであります。このような結果からも、腹位がこの腹の周りでありますが、この腹位が大きいという基礎に加えて、メタボの原因となる高血圧、脂質異常、高血糖が加わり、心筋梗塞や脳出血あるいは脳梗塞などの疾病として現れる危険性が高くなっていることから、脳ドック検診の助成事業を行っているわけであります。また、先程重要課題というふうに申し上げましたけれども、高血糖対策として糖尿病性腎症重症化予防事業、この事業を置戸赤十字病院と連携をして行っているわけでありますが、さらに北見保健所を中心として管内の医療機関との連携を強化していく予定であります。今後の対策といたしまして5つ程申し上げたいと思いますが、1つは令和2年度より町の医療給付担当と連携をして、AIの活用による民間事業者との連携になるわけでありますが、特定健診受診率向上支援共同事業と、ちょっと長いんでありますが、まあ受診率を上げていくというような事業なんですが、この事業を展開することによって検診未受診者、受けてない人の対策を行っていくというのがひとつであります。2つ目としては検診の対象初年度となる方には、初めて受けるという方に対す52る自己負担額の無料化。さらに3つ目は検診自己負担額の見直しをしていきたいというふうに思っております。それから4つ目は各疾患の原因となる歯周病予防あるいはその改善に向けた歯周病検診の実施も行っていきたいと、このように思っております。 5つ目になりますが、北見赤十字病院で行っておりますPET−CTの、このがん検診への助成。11万5,500円かかりますけれども、3分の2を、7万7,000円でありますけれども、3分の2の助成をしたいというふうに思っております。5つ程申し上げましたけれども、胃や肺、また大腸がん等をはじめとする各種がん検診については早期発見・早期治療を目指して重症化を予防することが重要と考えているわけであります。保健委員さんの協力をいただきながら受診勧奨に努めるとともに置戸赤十字病院の協力を得ながら、また他の医療機関の方々との連携を図りながら受診しやすい体制づくりに努めていきたいと、このように思っております。これらの対策に加えまして、置戸では食改さんということでも定着しているわけでありますが、こうした人たち、あるいはスポーツセンターで行っております運動指導との連携、さらには各団体活動やサークル活動への支援なども行いながら、疾病予防の基礎となる免疫力を高める事業や心の健康も含めまして、平成28年度策定いたしましたけれども、第2期の置戸町健康増進計画、この計画に基づいて町民の健康増進に今後とも努めていきたいと、そのように考えているところであります。

質問 7番 嘉藤均

いま町民の健康増進についてということで、るる対策についていろいろ伺いましたけれども、私も健康ということでは非常に心配をしているところです。前段申し上げましたけども、数多くの人が高血圧とか、そういう脳疾患の病気あるいは突然の死ということで、本当に最近多くの方が病気になられている。そういう実態を見た時にですね、今回必ずこの質問をしなきゃならないという思いから、今回させていただきました。まぁ私ごとですけども、昨年実は1人友人を亡くしました。早期の癌ということで、末期癌でした。まだ64歳という歳ではありましたけれども、大変残念でした。また自分の友人、まぁ同級生でもそうですけども、大変なこの難病に罹っていて、今も病気に苦しんでいる人もいるということで、この場でそのことを伝えたいと思いますし、また私自身ですけども、昨年検診を受けて、まぁその後あの保健師さんの指導もありまして、今年の2月にですけども再検査をいたしました。そうしたところですね、内視鏡による検査でしたけども、ポリープを3つばかり取りまして、今は平常というか戻っておりますけども、やはり先程町長が言っておられたような早期発見・早期治療ということが、自分の身を持ってそういう体験をしたのかなというふうに感じてますし、これがもし2年、3年と遅れた時に、どういうふうになってたのかなということを考えますと、本当に早く検査を受けて治療をしたことがよかったのかなというふうに考えております。先程町長がスポーツセンターの話、連携の話もしておりましたけども、私も農家ということで冬期間になるとですね、まぁ運動不足の解消ということもありまして、度々トレーニングルームに行っております。まぁ今ちょっとこんなウイルスの関係で休んでおりますけども、本当に体力の維持をする人、それからリハビリを兼ねて来る人、本当に多いです。今までにないぐらいの人が集まって自分の健康を気遣う、そういう場面が多く見られます。先程町長の方は他の課との連携という話がありましたけども、まさしくそのとおり、あのスポーツ53センターというのは社会教育でやっております。あの今の健康の関係については地域福祉センターほのかを含めてということになろうかと思いますけども、私が見るにはまだまだその辺の連携が取れてないのかなというような感じを持っております。もっともっと、こう今日は今回この健康ということでの連携ということになりますけども、その辺の連携のあり方というのもちょっと具体的にと言いますか、町長の方から教えていただければありがたいと思いますけど、よろしくお願いします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

議員もご承知のように、あのスポーツセンターに配置をした器具っていうのは、今までなかった物がだいぶ入ったと思います。そういう意味ではあの利用する方々の運動に大きく寄与してるものだろうというふうに思います。併せてそれを指導する人も配置って言いましょうか、来ていただいているわけでありますが、まだまだそういう意味では議員から指摘がありましたように不十分な所はあるんだろうなというふうに思います。それからまた利用している方々にとりまして、まぁこういうこともやってほしい、ああいうこともやってほしいというような、またそういうような要望もあるんだろうというふうに思います。まぁ必ずしも連携が悪いというふうには私はそう思ってはいませんけれども、そうしたことを考えますと、あの今議員からお話がありましたように、もう少しカリキュラムって言いましょうか、こうしたものも含めて検討させていきたいなと、このように思ってます。

質問 7番 嘉藤均

不十分と言いますか、これからはそういう連携を強めていく良い機会になるのかなと感じますし、もう一方ではですね、やっぱり最近その体調崩す人が多いもんですから、特に秋田地区においては30代の若い人たちから、自らですね、人間ドックを受けるような事例が年明けにありました。こういう機会を捉えてですね、先程保健委員さんの話や保健師さんの連携の話がありましたけども、そういう人たちが、我々もそうですけども、もう少しアンテナを高く持ってですね、もっと受診率の向上、それから健康寿命の向上と言いますか、健康な人たちを増やすことができれば、あのまちづくりにも大きく寄与するのではないかというふうに考えております。先程私の実例のような話もさせて体験談をお話させていただきましたけども、町長においてもここ数年というか、本当に大変な、こう大病を患いながらの公務、激務でありました。そのことについては12月の一般質問の時にも、大変気力がという話をさせていただきましたけども、まぁ最後の質問になると思いますけども、今回は町民の健康対策ということではありますけど、そういう観点からのまちづくりということでありますけども、最後にこの場を借りてですね、町長の今まで20年間やってきたそのまちづくりへの思い、あるいは町民の皆さんへのメッセージのようなものがあればお聞きしたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

相当長くなりますけれども、そうもいかんでしょうから簡潔に申し上げたいと思います。まちづくりは人づくりと昔から言われてきているわけでありますが、そのとおりだというふうに私もずっと20年間思ってきました。あまりハード事業を進めたわけではありませんけれども、まぁ俗に言う箱物行政をやってきたつもりはありません。ありませんけれども、今日のいろんなその気象状況も含めてでありますけれども、自然災害が多発してるという状況は、町のトップとしてはき54ちんと押さえておかなければならないというふうに思ってます。そうした観点からしますと、ハード事業は一定程度やはりやっていかなければならないと。特に国でいう国土強靭化計画というものがありますけれども、これは町にとっても重要なことだろうというふうには思っておりますが、箱物を作るということは、同時にそこには町民の心というものが入ってなければならないというふうに思います。箱物もそうですし、まぁ水道事業随分お金もかけてやりましたけれども、そこにはやはり町民の人たちがこの事業をやって本当に良かったなと。またこういう事業をやることによって自分たちの生活のレベルが少し上がったなというような実感が受けるような、そういう事業の展開でなければならないというふうに思ってます。そのことはもちろんやりたい仕事っていうか、事業っていうのはまだまだたくさんあります。ありますけれども、町の台所って言いましょうか、財政はやはりきちんと認識して事業を実施していかなければならないということは当然のことであります。そうしたことを考えますと、まちづくりをしていくっていうのは町民と行政と、もちろん議会の皆さんもそうでありますけれども、やっぱり一緒になって最後はひとつになってやっていくんだということの押さえと言いましょうか、認識が大切になってくるだろうなというふうに思います。まぁ昨年のラグビーのスローガンっていうか、日本のチームのスローガンとしてワンチームという言い方がありましたけれども、まさにそういう時代に今あるだろうっていうふうに思います。もちろんいろんな事業を展開する上では、いろんな意見当然あって当たり前のことでありますけれども、しかしその事業をやろうと、またそうしたことの考え方のもとで進めようというふうに一致した時には、まさにワンチームで、1つのチームになって町をつくっていくんだと。そういう思いの中でやってくことが極めて重要なことだろうというふうに思います。それと少子高齢化って言いましょうか、どんどんどんどん進んできています。それは何も置戸ばかりではありません。日本全体がそういう状況にあります。まぁもちろん若い人たちと高齢者の人たちとの価値観っていうのは相当開きがあるっていうか、違いがあるというふうに思います。しかし、そのことをお互いが認め合いながら、自分たちの住んでいる町を少しでも良くしていくんだという思いで、まぁいろんな事業って言いましょうか、まちづくりを進めていく。その歩み寄り方って言いましょうかね、合意形成を作っていく。そうしたことが行政にもまた議会の皆さん方にも課せられていることであろうというふうに思っております。12月の時にも少し申し上げましたけれども、20年間、もうちょっと残ってますけれども、 20年間本当にあの責任ある立場で町政を進めてきたわけでありますが、本当にあの議会の皆さんのご協力がありましたし、職員の協力もありました。そして何よりもそのことはまぁ町民の方々の理解を得ることができたと、本当にあの幸せな20年間だったと、そう思ってます。

質問 7番 嘉藤均

20年間あと残り3カ月ちょっとありますけども、大変お疲れ様でしたと申し上げて私の質問を終わります。

出典:置戸町議会 令和2年第3回定例会 2020年3月10日 議事録 PDF(51ページ) 間違いを知らせる