置戸町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月13日
認定こども園置戸町こどもセンター「どんぐり」の現状と課題
2018年9月13日、置戸町議会の一般質問で、嘉藤均議員が「認定こども園置戸町こどもセンター「どんぐり」の現状と課題」について質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 嘉藤均 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 嘉藤均
通告に従いまして、認定こども園置戸町こどもセンター「どんぐり」の現状と課題ということで町長に質問したいと思います。平成20年4月に開園した、認定こども園置戸町こどもセンター「どんぐり」は、オホーツク管内でも草分け的な開園でありました。地場産のカラマツをふんだんに使い、町内の幼稚園、保育園を統一して幼保一元でスタートをいたしました。今年の4月で10年が過ぎ定員は85名であります。少子高齢化、また昨年の9月には町の人口が3,000人を切る状況の中で、スタートから10年で定員割は84名の一度があったということであります。平成29年度末では、93名の在園数とお聞きをいたしました。共稼ぎなどで、0歳、1歳児の人数が平成29年度では22名と極めて多く、当初計画を大きく上回った状況であり、本町にとっては大変嬉しい誤算となっています。しかしながら、嬉しい誤算とは裏腹に、施設の狭さや使い勝手の悪さなど厳しい状況にあるとお聞きをいたしました。合わせて、職員の会合室や休憩室もなく、突然の発熱等での子供の休むスペースもままならない現状もあるということです。早急な改善が必要と思いますが、町長の考えをお聞きします。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
置戸町こどもセンター「どんぐり」につきましては、議員からもお話がありましたけれども、町内5つの幼児保育教育施設が施設の老朽化あるいは園児数の減少等もありまして、将来を見据えて統合を行っていこうじゃないかということになりました。定員85名の保育所型の認定こども園として管内でもいち早く平成20年の4月に開設いたしました。本年度で開園から10年が経過しまして、先日は記念事業の一つとして、どんぐり祭が賑やかに開催されたというふうにお聞きをしております。定員85名でのスタートは、当時の置戸町次世代育成支援構造計画、この計画に基づきまして開設をしたわけでありますが、その後まもなく各年度末には、定員を数名程度オーバーすることが続いておりました。さらには、数年前より3歳未満児の利用が増加しまして、それぞれの保育室が必要となり、子育て支援室を仕切りまして、半分を2歳児の保育室に内部改修を行っております。3歳未満児の利用増加の要因としましては、年間の出生者数が推計値より多く推移していることがまず挙げられるわけですが、加えて共働き世帯の増加、また国や北海道、そして町による子育て支援の拡大によります、第3子あるいは第4子出生者の増加等も見られております。出生者数は、平成26年度から28年度に20名以上がありまして、本年度は17名から18名を見込んでおります。これまでの計画では、推計が少し甘かったなという感もありますけれども、この10年間の子育てに関する環境あるいは国の施策等が目まぐるしく変化した状況があると、そうとも言えるんだろうというふうに思います。次に、開園当初の職員体制でありますが、正規職員、有期職員、パート職員合わせて25名でスタートしておりましたけれども、平成29年度では41名となっております。その要因でありますけれども、3歳未満児の利用あるいは支援を要する園児の増加によるものでありますけれども、特に支援を要する園児については、基本的にはマンツーマンの支援って言いましょうか、マンツーマンの対応となることから、大幅に職員数が増えたということであります。以上のように、園児、それから職員の増加によりまして、園児が健やかに利用できる環境、また職員が健康的に働ける環境としては、保育室や職員の休憩室等について課題があるというふうに認識をしております。本年度に入りまして、信愛会の理事長の方から、これらの状況を一日も早く打開したいと、保育環境を整えたいというような申し出がありまして内部協議も進めているところでありますが、財源確保を含めて早急に対応を具体化したいというふうに思っておりますので、ご理解をいただきたいと思います。
質問 9番 嘉藤均
町長の方から今答弁をいただきました。改善をしていくというような方向性というのがあるのかなというふうに考えますけれども、先程、町長の答弁の中で、職員は25名から始まって、今41名ということでありますけども、実際のところは慢性的な職員の不足というのが今も続いている状態というお話も聞くことはございます。なかなか置戸町のどんぐりへ行って保育士なり、そういう支援する人たちが仕事をするという機会がなかなか得られないというか、置戸へ行ってそういう仕事をしたいという人が手を上げる人がいないんだというお話も聞きますので、その辺は過疎の町の心配するところなのかなとも思いますし、また、施設の十分な利用をするような内容になっていないのかなという、環境の問題ですね。そういう休憩室がないとか、すごい職員も不便39な部分があるのかなと思います。また、もう一方では、園児が発熱した、先程も言いましたけども、発熱した時には、職員室で父兄の来るのを待つというような状況があったり、大変厳しい環境が多く目立つというふうに聞いておりますけども、その職員の人たちが、なぜ置戸に来てくれないのかなというふうな心配も逆にしているところであります。小さな子供たちが増えてきたということと、発達障害を持ったような子供たちも増えたということで、先程、町長の方からありましたけども、マンツーマンの支援が必要な子供たちが最近増えているという状況もありますけども、先程申したように、職員の慢性的な不足という面では、もっともっと改善が必要だというふうに感じますけども、その辺町長の意見を聞かせていただきたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
いま非常に人手不足だというのは、ご案内の通りであります。一時お医者さんも、来てくれるお医者さんがいないというようなことが大きなテーマとしてあったと思います。同じだと思うんですけれども、お医者さんも充足がきちっと図られている病院には、お医者さんも集まるんだというところと似たところあると思います。しかし、冒頭申し上げましたように、何と言っても全国的に、また、全道的に人手不足というのが、ある種いろんな職種において、そういう状況だと思います。しかし、先程来申し上げておりますように、いろんな子供さんが園に、どんぐりに来ているわけでありまして、それに対してのきちっとした体制を取らなければならないということから、働く職員の人たちも増えてきているということであります。これらは、何て言いましょうかね、処遇を改善したからっていうことでは、今は簡単に人は集まってこないと思います、それだけでは。しかし、働いている人たちが一定程度満足できるような環境の下で、保育あるいは教育、そうしたことがやってもらえるような、その環境づくりはやはりしなければならないだろうというふうに思います。できるだけ基本的には増築する場合には、実施設計も組まなければなりませんから、1~2年かかるのかなという感じがいたしますけれども、できるだけ早い時期に取り掛かりたいというふうに思います。今のところ、あらあらの計画でありますけれども、1億円は超えるような事業費になっていくだろうというふうに思ってますが、そうした財源対策のことも含めて具体化していきたいと、こういうふうに思います。
質問 9番 嘉藤均
実施設計いろいろ含めて1~2年かかるであろうというのは当然だと思います。慎重な対応が必要になってくると思いますけども、先程の人材不足ということでしたけども、実は、置戸町では置戸高校に、福祉の夢サポートというような形で人材確保の意味も含めてそういうのを設けました。昨年、黒松内町へ議会で出向いた時にも、いろんなそういう支援対策をして町に人を呼び込むというか、そういう確保するというようなこともやっている町があります。そこで、可能であれば置戸でもそういう形で保育士等を何とか確保できるような方法があればいいんではないかなというふうに思いますけども、それも前向きにそういうふうな検討をしていただいてはどうかなというふうに考えますけども、その辺はいかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
現場との関係もありますので現場の人たちとも、また、経営をしていただいている理事長さん方、園長さん方とも十分その辺の意見交換もしながら考えていきたいと、このように思40います。
質問 9番 嘉藤均
いずれにしても、園児あるいは職員が住める、ちゃんとした環境の中で過ごせる場所を確保していただきたいというふうに申し上げて質問を終わりたいと思います。