みんなの議会

置戸町議会 平成30年第4回定例会 2018年6月19日

ワカサギ孵化放流施設の被害状況と今後の事業展開について

2018年6月19日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「ワカサギ孵化放流施設の被害状況と今後の事業展開について」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
佐藤勇治 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 佐藤勇治

次の質問に移りたいと思います。ワカサギ孵化放流施設の被害状況と今後の事業展開についてでございますが、今年3月の季節外れ41の降雨と、それに伴う融雪によりワカサギ孵化放流施設に多大な被害が生じたことが、4月の臨時町議会後の協議会で町の方から報告されました。写真でその被害状況を見せてもらい説明を受けたわけですが、施設の無残な姿と言いますか、自然の脅威と言うか、それがまざまざと写真に載っております。この施設につきましては、平成28年10月にも水に浸かり、内部の孵化盆や備えてありました器具類に被害が生じ、翌29年に改修、修復したばかりで、これから孵化事業にさらに再開しようという、そういった矢先の被害でありました。写真で見る限りにおいては、到底あの施設をですね、再開は到底不可能な壊滅的な状況だなという、そういった想像をいたしたところでございます。このような被害状況の現状を見た時、再度あの施設を復旧させるのか、あるいは別の場所の移転させて孵化施設を再開させるのか、あるいは孵化事業そのものを断念するか否か、現時点での町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ワカサギ放流施設の被害状況と今後の事業展開についてでありますが、本年4月8日に孵化作業準備のため、道道から施設までの除雪作業を行った際に、施設の被災が確認されたということであります。この被害状況でありますが、写真でいろいろと説明を申し上げてきましたので、ご承知だというふうに思いますが、土手を越水して流されてきた大水、それから氷の塊と言いましょうか、氷塊によって入口のとこの庇と言いましょうか、軒の部分、また、内壁、外壁のほかに窓枠なども押し流され破損したというような状況であります。また、入り口のドアあるいは窓を突き破って流入した氷の塊でありますが、1メートル60センチほどの高さまで、その氷の塊が堆積したというようなこともあって、この孵化施設内あるいは建物の周辺を埋め尽くすというような非常に大きな被害を受けたところであります。この孵化放流施設は、平成28年8月の台風によりまして建物が2メートル以上浸水をいたしまして、土砂の堆積あるいは発電機などに被害を受けまして、昨年秋に復旧工事を終えたばかりというようなことであります。被害額の詳細などは、これから調査を行っている最中でありますが、孵化事業については、2年続けて実施できない、そうした状況になっているわけであります。被災のこの原因でありますけれども、今、申し上げましたけれども、本年3月8日から9日にかけて時期外れの大雨ということになりました。置戸市街では64ミリ、また、境野のアメダスで52ミリ、鹿ノ子ダムでも78ミリの降雨を記録しておりまして、雨による増水と融雪、それから先程来申し上げているような氷の塊によるものというふうに思われます。ほかにも、置戸町内では豊住の愛の川あるいは川南の第3の川においても、流された雪が詰まって越水をする、そういうようなことでの被害がいろいろ言われております。隣接するような畑あるいはD型ハウスに被害が発生したということであります。そこで、今後の孵化事業についてでありますけれども、施設については今申し上げましたように、かなり大きな被害でありますけれども、復旧する場合には、建物の共済保険に入っているわけでありますが、この共済保険で財源対策は可能であるというふうに思われます。しかし、この2回の被害を受けまして、仮に建物を復旧したとしても、常呂川の線形というものが建物に近くなったことや、また、土砂の堆積によって川底が以前より高くなってきております関係からも、現在地での復旧は今後42も同様の被害発生が非常に懸念するところであります。ワカサギの孵化については、以前ご質問いただいておりますが、ビン式の孵化器、これを使用する方法があるわけであります。近隣では、西網走の漁協で使用しておりまして、私どもの担当職員が一度視察をしております。孵化自体、孵化器自体は、100万円程度ということでありますけれども、それぐらいのことで購入はできるんだろうというふうに思ってますが、建物あるいは取水の設備、また、水の浄化設備、さらに孵化水路の確保、こうしたものを考えますと、また、停電時の非常電源機器設備、こうしたものを確保していくということも合わせて考えなければなりませんので、そうした設置場所も含めてでありますけれども、それにはやはり十分な検討が必要であるというふうに考えているところであります。いずれにいたしましても、結論を出すにはもう少し時間が必要と考えておりますので、その点ご理解をいただきたいと、このように思います。私どもの先輩の方々、二度あることは三度あると。二度そういうような被災を受けたことは、きちっと反省しながら、検証しながら次のものに取り組めというふうに言われております。そのとおりだと思います。そうした意味でも十分な検討をして今後の対応を考えていきたいというふうに思ってますので、ご理解いただきたいと思います。

質問 4番 佐藤勇治

現実的には、これから詳細の調査を行って、被害額だとか、あるいは保険の関係だとか、いろいろ相当時間がかかるということで、現実的にはそうだと思います。私もこの写真を見て、その後ですね、一般質問をするということで現場の方まで足を運ぼうかなと思って車で入口まで行ったんですけど、遮断されてまして勝手に入ることはできないということだと思うので、徒歩で行けば行けないことではなかったんだけど、あのような熊の出そうな、そんなとこで一人でですね、状況を観察に行くっていうのもちょっと躊躇したので状況を聞きました。大よそ4月の町からの説明があったとおり、今後は十分調査をしてからですね、どのような判断をするのか。いずれにしろ、私もあそこに関わったことがあるんですけど、あの場所では、この事業を続けるっていうことは到底難しいかなという、そういう判断もしてますし、孵化事業そのものが道内的にもですね、淡水湖でやっておりますので若干時間はかかるかもしれませんけれども、鹿ノ子ダム湖の一つの冬の売りだと思いますし、釣り客が年間どれぐらい来るのか、そこまで聞いておりませんけど、いずれにしろ、あそこの湖のワカサギっていうのは、非常に臭いもしなくて水が綺麗なだけ非常に食べても美味しいって言うか、そういう癖のない魚だということを聞いております。今後ですね、再開に向けてどうするかっていうことは、これからの判断ということでございますけど、もし再開するとなれば、極力費用の掛からない、ランニングコストの掛からない、また、流されて同じような思いがなんないような周到な準備って言いますか、計画って言いますか、そういったことを立ててですね、再開するんであれば、そちらの方に向かっていただきたいと、そういう思いでいます。これに携わった職員の方も被害状況を見てですね、本当になんて言うのか、これから出発しようという時に大きなダメージを受けたと思うんですね。ですが、一応ですね、一つのワカサギ釣りも置戸の冬場の野外のレジャーって言いますか、レクリエーションの一つでありますので、今後ですね、十分な調査をしていただいて、再開に向けて出来るだけ費用の掛からない方法を検討していただければと思っております。私の意見は以上でございます。あればお願いします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

特段あるわけでありませんけれども、議員もあれをつくる時に少なからず関わりあったということでありますから、一言だけ申し上げたいと思います。幸いにしてワカサギを釣るという人たちにとっては、非常に関心を持っていると言いましょうか、期待をしているというのはよく分かります。よく分かりますけれども、それは非常にありがたいことですし、また置戸に対するイメージと言いましょうか、緑と清流の町というそのものがあそこで具現化されているということも言えるのかもしれません。そうしたことでは、可能な限り継続してやれるような方向を考えたいなというふうには思ってます。しかし、今の施設のところは、先程申し上げましたけれども、多分あの現場に行くと、少なくてもここでは無理だというふうに結論を出さざるを得ないと思います。従いまして、別なところでということになりますと、先程来、保険で可能だというふうに申し上げましたけれども、その保険も万度に出たとしても1,000万円くらいなものですから、実際に施設、どういう施設をつくるかによりますけれども、少なくても3,000万円、4,000万円という形になるだろうと思います。そうしますと、決して議員がおっしゃられるように、出来るだけお金を掛けないようにっていうことと、実際に掛かるという、この建設費をどう考えていくのかにもあるだろうと思います。そんなことを含めて総合的に検討したいなというふうに思います。

質問 4番 佐藤勇治

それでは、私の質問は以上で終わります。

出典:置戸町議会 平成30年第4回定例会 2018年6月19日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる