置戸町議会 平成28年第9回定例会 2016年12月15日
役場庁舎の耐震補強改修について
2016年12月15日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「役場庁舎の耐震補強改修について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤勇治 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 佐藤勇治
次の質問に移りたいと思います。役場庁舎の耐震補強改修について伺いたいと思います。役場庁舎の耐震調査につきましては、平成25年度に専門業者により実施いたしました。業者による耐震診断を行った結果の内容につきましては、危険と判断される箇所の抽出あるいは具体的な利用すべき内容、さらには2階、3階内部の補強の可否、このようなことが主な診断の結果として示されております。この耐震診断が行われてからすでに3年が経過いたしました。この間、置戸中学校、そして今年度はファミリースポーツセンターが耐震補強と併せて大規模改修を行いました。耐震化補強対象の公共施設としては、役場庁舎のみが残ったわけであります。この役場庁舎は、昭和42年、43年の2ヵ年工事で行われ、建築後、大よそ50年近くなろうとしております。本年4月、九州の熊本県で大規模な地震が発生し、行政の司令塔であります、市役所あるいは役場の庁舎が被災し機能不全との報道がありました。地震はいつ起こるか予知できません。予測は不可能でございます。2011年3月11日の東日本大震災での地震では、この役場庁舎も相当の揺れが発生し、身の危険を感じた人もいたと思います。幸いにして大きな被害はありませんでしたが、今後、これらを踏まえ役場の耐震診断に基づき、早期の耐震化工事に着手すべきと認識しますが、町長のお考えを伺います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
役場庁舎の耐震補強改修についてでありますが、平成16年の新潟県の中越地震を初め、福岡沖の地震だとか、それから千葉県の北西部の地震だとか、さらには予想されることでありますけれども、東海あるいは首都圏の直下型地震の発生等も心配されているような状況があるわけでありまして、そういうことを鑑みますと、建築物の耐震改修の促進に関する法律が平成18年に改正されたわけでありますが、当然といえば当然の改正だったというふうに思います。そこで、公共建築物の耐震診断あるいは耐震改修の促進を図るための計画を定めなさいということが義務付けられたわけであります。本町では、平成23年の2月に、置戸町耐震改修促進計画を策定いたしました。公共施設の中でも第1号にあたる特定建築と言われる多くの方が利用する建築物でありますが、役場庁舎あるいは中学校を初めとする校舎、体育館ももちろんそうでありますけれども、この第1号特定建築物に当たるのは7棟あったわけでありますが、そのうち役場庁舎、中学校の校舎と体育館、スポーツセンター、これが建築年から見まして、耐震性がないという判断をされたところであります。中学校の校舎と体育33館、これについては、平成25年、26年で終わってますからいいと思います。それから、スポーツセンターについては、ご承知のように、本年、耐震補強併せて大規模改修を行っておりますので、これも決着が付くというふうに思います。そこで、役場庁舎ということになるわけでありますが、議員の方からもお話がありましたけれども、昭和43年の竣工でありますから、建築後48年が経過しております。耐震調査の結果としては、改修を行った中学校あるいはスポーツセンターに比べて早急にというような状況ではないというのか、そんなこともあって、当面は現状の中で業務を行ってまいりますけれども、役場庁舎はご承知のように、災害時の対策本部にもなるわけでありまして、そんなことを考えますと、そうは先延ばししているわけにはいかないなというふうに思っております。第5次の総合計画の後期計画、これは平成27年から31年度までの計画ということでありますが、平成31年度に実施設計というものを計上しているわけであります。計画的には、実施設計が31年だということであります。従いまして、32年度に事業実施をすると、そのようにご理解いただきたいなというふうに思っております。高齢社会になっておりますから、3階建ての建物でもありますし、今この町を見渡した時に、3階建ての役場庁舎でありますから、いろんな大規模改修も併せて考えなければならないなというふうに思っています。一つ言えば、エレベーター等も必要かなというふうに思っているわけでありまして、そうした機能向上ということも改修の中では考えていかなければならないなと、そんなこともありますので、32年ということで少し先になりますけれども、財政的な対応ということも併せてご理解いただきたいなと、そのように思います。
質問 4番 佐藤勇治
第5次総計では、町長今言われたとおり、31年に実施設計、32年までは載っていないんですけど、それでいくと32年が建設着手ということになるのかと思っておりますが、ただ、今回の熊本地震の関係で、総務省の11月中頃の発表だと思うんですけど、その資料を若干見ました。熊本地震は4月14日に発生しまして、最大震度が7、これは益城町というところが最大震度で7でした。その他の地域は、震度6強から弱まで観測されたということが資料の中に載っております。この熊本県内で、熊本震災によって今現在、市役所もしくは役場庁舎がこの地震で被災して機能を停止して他の場所に機能を移転しているところが、6つの市と町がございます。6つの市と町の庁舎が今現在もその機能を別の場所に移っているということでございます。八代市、人吉市、宇土市、天草市、大津町、松木町と。これらの市や町は、仮庁舎もしくは支所ですね、支所で移転。八代の場合は、震度5弱で本庁舎が機能不全になったということでございます。それから、ほかのところでは、スポーツセンターあるいはカルチャーパレス、文化会館みたいなところに移転したり、あるいはプレハブ庁舎ですね、そんなのを建てたりということで、それぞれ日常業務に大変苦慮しているということが報道で出ておりました。今言ったとおり、認識は町長も私も同じだと思うんですが、役場は行政の本丸と言いますか、司令塔でありますし、災害対策本部でそれぞれ災害対策本部が立ち上がると、情報の収集あるいは器具の対応、国や道との連絡調整、消防、自衛隊、それぞれ様々な機関との調整する中心機能を果たすところでもあります。言ってみれば、こういったところがこの地域にどれだけの大きい震度が発生するかどうかっていうのは、予測もつかないところだし、ただ、置戸周辺には活断層がないということなので、幸いにしてないということなので、あまり科学的には地震34の発生が低いというような、そういったことが考えられておりますけど、ただ、十勝沖だとか根室だとか道内的には地震が全くないわけでもないし、大きな地震が発生したところもございます。そんなところでですね、非常に財政が厳しい中での、これを前倒しして加速してということは、なかなか町長としても踏み込めないっていうか決断できないこともあるかもしれませんが、やはり震災対策なので、諸々の何て言いますか、町の行政の福祉や教育あるいは産業振興とか、そういった事業よりさらに優先して、この震災に向けた防災って言いますか、そういった対策をするのが、優先的に実施するのがベストではないかという、そんな思いがして私は質問させていただきました。むしろ僕は、スポーツセンターより先に役場の庁舎が先かなという、そういう思いがあったのですが、建築年数からもそういう思いがありましたが、スポセンは今年完了ということでございますが、いずれにしろ非常に震災に対する備えというのは、将来に対する備えでありますので、なかなか踏み込めないところがあるかもしれませんが、これは町長の英断を持って、ある程度震災に対する備え、大規模改修もということも一つ頭にあるようですが、それはそれとして、ある程度事業費の事を勘案して、まず防災っていうか、震災対策っていうことを念頭に置くならば、むしろもう少し加速して、この庁舎の耐震化について踏み込む必要があるのではないかと思いますが、今一度お考えはいかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
質問は簡潔にと言われましたので、答弁も簡潔にということだと思います。おっしゃられることよく分かります。私は、いつも申し上げておりますけれども、首長は結果責任問われますので、当然ながら今議員が言われたようなことを最優先で進めていけというのもよく理解しているつもりです。人の命が一番重要だということは、論を待たないわけでありますし、耐震の調査をやってそれを改修するために、多分5,000万円ぐらいのお金だと思います。その5,000万円ぐらいお金をかけて部分的な耐震で終わらせるのか。それから50年経っている庁舎が、この後、何十年も使うであろうということを想定しますと、やはり改修に当たっての費用をより有効な形で考えるとすれば、大規模改修は、やはり避けられないテーマの一つだというふうに思っております。何をおいても先に耐震をやるべきじゃないかということを今一度内部的にも検討していきたいと、このように思いますので、そうしたことでご理解をいただきたいと、このように思います。私どもの先輩が言われていること、私も日頃から肝に銘じているつもりでありますので、決して先延ばししているわけではありません。そのことをご理解いただければなというふうに思います。なお、また議員の皆さん方とも検討したいなというふうに思います。
質問 4番 佐藤勇治
それでは、簡潔に終わります。いずれにしろこれは私の思いですので、建築年数が古くて3階建てであるということと、それと1階部分が吹き抜けになっている、ちょうどこの下だと思うんですけど、そういった構造というのは、非常に建築学的にいっても横揺れに対しては弱い、弱点があるという、これスポーツセンターもそうなんですが、そういったことが言われていますので、ぜひ今後内部で十分に検討していきたいという町長からの答弁でしたので、それを期待して、また、いろいろと議論をする場があると思いますので、ぜひとも役場庁舎の耐震化について35は、加速してやっていただければと思います。以上で、私の質問を終わります。