置戸町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月13日
置戸町教育大綱について
2016年3月13日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「置戸町教育大綱について」質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤勇治 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 4番 佐藤勇治
本日の一般質問の最後となりました。ちょうど昼食挟んでの睡魔に襲われる時間帯になると思いますが、今しばらくご辛抱願いたいと思います。それでは、質問に入らせていただきますが、最初に町長に質問する前に、議会といたしましては、この教育大綱につきましては、総務常任委員会等で、担当部局との議論や意見交換等やっておりませんので、過日、一部報道記事等で私の質問が重複する場合もあろうかと思いますが、その点についてはご理解をお願いしたいと思います。それでは、質問に入らせていただきます。置戸町教育大綱について町長に質問いたします。平成26年6月の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正により、平成27年4月から、新しい教育委員会制度に移行されました。このことにより本町におきましても、地域の実情に応じた総合的な教育に関する施策の大綱の策定が義務付けられたところであります。これにより今年1月に、平成31年までの5ヵ年計画として置戸町教育大綱が策定されました。この教育大綱が去る1月22日に、町の総合教育会議におきまして決定されたところであります。またこのことにつきましては、新聞等でも報道されておりますし、町のホームページにもこの大綱については公開されております。この大綱の中では、策定の趣旨、大綱の位置付け、大綱の期間、基本目標、基本方針の5つに大別されております。この5番目の、大綱の基本方針の中におきましては、生涯学習の推進、学校教育の充実、生産教育の推進、スポーツの振興、芸術文化の振興、国際地域間交流の推進など大きく6つの基本領域が設定されております。いずれも本町の教育確立文化の振興に欠かせない重要なものと認識いたしますが、この中から次の3点について、より具体的な推進の方策と実施の方向性について町長に考えを伺います。1点目につきましては、生涯学習推進の中での、生涯学習ボランティアの育成についてであります。2点目につきましては、学校教育の充実の中の小中一環教育の推進。3点目は、国際地域間交流の推進の中の国際感覚の育成、地域間交流、以上この3点について町長に今後の方向性についての考えを伺いたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
置戸町教育大綱の具体的な推進、方策についてということでありますが、ご案内ございましたけれども、議員もご承知されていることでありますけれども、法律が変わりまして、その施行が昨年の4月1日から施行されるということになりました。この改正内容でありますけども、一つは、教育行政における責任体制の明確化を図るために、教育委員会の教育委員長と教育長を一本化した新しい教育長を設置するということが一つであります。も69う一つは、地域の民意を代表する市長、町長ということでありますけれども、この町長との連携化強化を図って、教育政策の方向性を共有するために全ての地方公共団体に、首長と教育委員を構成する総合教育会議というのを設置することが、この改正法律の中で義務付けられたわけであります。また、その総合教育会議において、教育に関する大綱を市長が首長が策定することなどが義務付けられたわけであります。本町では、昨年8月26日に置戸町総合教育会議を設置しまして、これまで2回の会議を開催し、その中で置戸町教育大綱というものを策定したわけであります。この教育大綱は、平成5年に制定されました、置戸町教育目標、それと第5次の置戸町総合計画に基づいた内容としまして、計画期間も総合計画と同じく、平成27年度から平成31年度までの5年間としたわけであります。また、この大綱では、第5次の総合計画の町づくりの基本目標の一つであります、ふるさとを愛する人と心を育む町づくりを基本目標としまして、議員からもご照会がありましたように、6つの領域を基本方針として定めたところであります。そこで、ご質問の3点について具体的な推進方策と実施の方向性ということでありますが、初めに、生涯学習ボランティアの育成ということでありますが、生涯学習の推進のために社会教育関係団体等の活動を通して得た経験といいましょうか、そうしたことを活かして社会参加あるいは地域づくりを進めることが大切だというふうに考えております。町内には、置女協あるいは置青協、子ども会、文化連盟、体育協会等の団体活動がまさしく生涯学習ボランティアとしての活動でありますし、地域づくりの一翼を担って頂いているというふうに思っております。また、自治会や福祉ボランティア団体の他、図書館では複数のボランティアが活動しております。このように本町では、生涯学習ボランティアに相当する活動が今日まで長く継続されていますので、これらの活動をさらに進展するような支援をこれからもしていきたいというふうに思っております。次に、国際地域間交流の推進では、外国語指導助手、通称AETと言っているわけでありますが、引き続き配置をして、こどもセンターどんぐりを初め、各学校へ派遣することで幼少期から外国の言葉や文化に触れることによって、少しでも国際感覚の育成に繋がるよう期待しているところでもあります。また、一般の方を対象に海外旅行で使えるトラベル英語教室と言っていいかどうか分かりませんけれども、そんな英語教室などを開催して、AETと交流しながら学ぶ機会ができたら、お互いに刺激になるのかなというふうにも考えているところでもあります。他の地域との交流では、ご承知のように東京や札幌のふるさとおけと会との交流、それから置戸町ふるさと運動としての機関紙「常呂川」やふるさとカレンダーの発行など、置戸の情報を発信して交流をこれからも継続してまいりたいと、このように思っているところであります。最後に、今回新たに基本方針に掲げました、小中一環教育でありますが、現在の小学校・中学校という独立した枠組みを維持したまま、小中一環教育学校に準じた形で教育を行う小中一環型の小学校・中学校を考えているわけであります。小学校・中学校が目指す、子供像を共有し、義務教育9年間を見通した教育過程の編成が必要だというふうに考えているわけであります。そのためには、小学校の教員は自らが指導する内容が中学校における学習にどのように繋がっているのか。また、中学校の教員は小学校における学習の程度というものを把握した上で生徒指導をするために、互いの教職員が授業を見学したり、あるいは合同研修会などを行いながら、学力観、授業観というものを共有することが重要であろうというふうに思っております。加えて、一貫した義務教育9年間での生徒指導上70の成果と児童生徒の変容などを可視化し、共有し、改善に繋げていかなければなりません。小中一環教育を推進する上での課題は、他にも地域との連携など多くあるわけでありますが、具体的には、平成28年度中に学校の中に推進委員会を立ち上げまして、共通理解を図るところから始めていきたいというふうに考えております。いずれに致しましても、今回策定した、置戸町教育大綱を町民の皆さんと共有して、基本目標であります、ふるさとを愛する人と心を育むまちづくりの発展に向けて、全ての教育関係者、さらには保護者や地域の方々と広く連携して本町教育の一層の充実に努めてまいりたいと、そのように考えているところであります。
質問 4番 佐藤勇治
まず1点目ですが、生涯学習ボランティアの育成ということで、町内にはたくさんの関係団体があるということで、それらを含めて今後具体的にそういった形の団体の力を借りながら生涯学習ボランティアの育成に努めていきたいということですが、基本的にはそれを取りまとめるといいますか、それらをしっかりと束にしていく、行政側といいますか、その発揮するためのシステムといいますか、それが必要でないかと思います。特に、中心になるのは社会教育課といいますか、公民館といいますか、そっちの方が中心になろうかと思いますけど、町内だけでなく、置戸町には4地区ありますので、それぞれの地区にそれぞれの特色があるそういった団体もありますので、ぜひその辺の特色がある地域の力を出しながら上手く社会教育課の方でリードしていければ、この生涯学習ボランティアの育成ということでは、新たな団体の育成になっていくのかなという、そういう思いもしております。それから、国際感覚の育成ということで、AETを中心にした英語教育をさらに推進していきたいということなんですが、かつては高校生の海外ホームスティ授業というのが、アメリカのベレア市ですか、交流したことがあります、過去に。これは経ち切れになったんですけど、基本的にはこういったある程度回想は別として、一定程度町民のこういった海外に出向いていろんなことを研修、検討することも必要ではないかと思っています。今年といいますか27年度の100周年の事業の取りまとめの中で、企画課の方で取りまとめを行ったわけですが、私は個人的に一住民として、せっかく100年ということなので、以前に北海道の方では、道民100年の船だとか、あるいは中学生、小学生といいますか、子供の海外ジェットツアーとか、そんな事業をやった記憶があるので、ぜひこの100年を記念してそういったこともどうかということを提案したことがありました。当然これは、費用のかかることだし毎年ということにはなりませんけど、そういったとりあえずは英語っていうことになるかと思いますけど、そういったことを身に付けた町民が現実的に海外に行って、自分の身に付けた英会話とかを実証できるような、そういう交流事業をやれたらどうかなというのが1点あります。それから、国内的にはずっと続いてきました、多摩市との隔年での小学生の交流訪問をやったわけですが、なかなか相手があって相手の方も、こえを永続できないというような話でありますが、非常に町内の子供にとっては、町から出てそういった他所の大都会ですか、そういったところでいろんな見聞を広めていくっていうのは、子供のうちから大事なことではないかと思いますので、今回、多摩市とはどういうことになるのか分かりませんけど、いずれにしろこういった事業というのは、地域間交流の中でぜひ国内的にも何らかの形で進めていただけたらどうかなと思っています。この2点につ71いて町長の考えがありましたら伺いたいと思います。
質問 4番 佐藤勇治
生涯学習については、非常に今年100年の歴史を一つの契機として、また新たな一世紀に踏み出したということの中では、非常に幅の広いことだと思いますが、この100年の置戸の歴史というものを次の世代に十分に繋いでいく、そういった一つの先人の思いを置戸の歴史として是非繋いでいってもらいたいと思います。それがどういう形なのか別として、この中で置戸の歴史が途切れないように伝わっていく、それをぜひ何らかの形でこの生涯学習の中で繋いでいってもらいたいなと、そういう思いがあります。それと、地域間交流につきましては相手があるということで、なかなかこっち側の思いだけでは上手くいかないというかそういったこともあって、多摩市との交流については、20年以上の歴史があるわけですけど、非常に残念というか新たなこの課題を見ながら、次のステップにその課題を取りながら、今現在では模索しているということですが、置戸的には姉妹都市があるわけでもないし、具体的に置戸と本州なり、他の地域との具体的な繋がりがないので、この問題についてはなかなか面倒なものかなとは思うんですが、是非これからの地域間交流とは大事なことだと思いますので、お互いの文化を知るということでも今後の置戸の歴史を築いていくということにおいても大事であると思いますので、ぜひ今後もこれについては模索して新たな展開を探っていっていただきたいと思います。もう1点、最後の一番町民の方が注目されている、小中一貫教育の推進ということについて質問したいと思います。これは、置戸タイムスでも教育長のコメントなんかも入ってまして、札幌の方では、中高一貫というのも、私立ですか、札幌の市立高校と中学校の関係で、そういったことも聞いたことがあります。置戸は、小学校・中学校町立ですので、こういった一貫教育の推進ということで新たな注目される一つの教育システムかなと考えております。この教育的な効果、それから狙い、そしてその仕組みを今後1年間推進委員会を立てて、小学校・中学校それぞれ先生方が自分の領域の中でやっているわけですが、それを小中一貫ということでいろんな課題も出てくるんではないかと思いますが、その中で特に専門的な教科、英、数、体、教育長のコメントの中に入っていましたが、その他に他の教科として小さい時からこういった教科が子供の将来の教育効果を伸ばすというものを他に何か探るものがあれば、その効果の狙いっていいますか、それらについて考えがあれば伺いたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
小中一貫、それから中高一貫というようなことがそれぞれの地域の中で、それぞれの市町村の中でそうした動きがあるのは、私も承知しております。ただ、置戸の場合における中高ということになりますと、ご承知のように、高校は福祉科ということで、ある種職業高校という位置付けになっておりますから、そうしたことも含めて考えますと、現状なかなか難しいかなと。難しいかなというのも、むしろ高校としての特性を活かしながらさらに伸ばしてあげることが、私は少なくても今の段階としては正しい方法なんだろうなというふうに思います。ただ、小・中・高それぞれでありますけれども、少子化が非常に進んでいるという現状は、やはりきちっと認識しなければならな73いというふうに思っています。そうした中で、置戸の教育をどう考えていくのかっていうことの議論は、いつも必要だろうというふうに思っております。その手始めにという言い方は正しいかどうか分かりませんけども、小学校・中学校の関係で言うならば先程申し上げたような、お互いがきちっと今の現状含めて理解し合う中での、この小中の教育をどう考えていくのかっていうことの、ある種スタートを今まさに切るような状況でありますので、これからも私共の立場としても、また教育委員会の立場としてもそうしたことに積極的に関わっていかなければならないと、こういうふうに思っております。それから、国内といいましょうか、東京の多摩市もそうでありますけれども、災害等における関係、お互いが助け合おうじゃないかという連携、そうした中でも多摩もそうでありますし、また、秋田県の湯沢もそうでありますけれども、特に湯沢の場合というのは、ピンポイント的に言えばいろいろご意見あるかもしれませんけれども、しかし間違いなく秋田県の方から置戸町の方に移住をしてきて、そしてこの集落を形成し、置戸の町のその一翼を担っているという地域も現実あるわけでありますから、そうした歴史的な関係も大事にしながら、この国内における市と町の関係について、より関係を強くしていきたいというふうに思っております。また併せて、他の地域との中で、置戸の町と共通するような、またお互いが共有できるような特色、特徴を持った市や町があれば、そういうとこと交流を図っていくような検討も加えてやっていくことはやぶさかでないだろうと、こういうふうに思っています。
質問 4番 佐藤勇治
小中一貫教育の推進の狙いということで、当然教育的効果を小中一貫体制の中で効果を上げているということでのこれからの推進なんですが、最近といいますか日本のノーベル賞の科学技術の分野で単年度で複数の学者の方が受賞、そういった状況にあります。これはその先生方のいろいろ話を聞きますと、小さい頃からの動機付けといいますか、そういった自然や科学のそういった関心をいかに小さい時に動機付けるかという、そういうことも大事だということも一部新聞報道等に載っておりました。そんなことから、これからいろいろ推進委員会をつくっていろいろ小中の先生方と協議しながら進めていくということなんですが、先程申しました、英、数、体の他に、こういった自然科学の分野にもぜひ、特に理科なんかは興味付けっていうのか、そういうものが将来の子供たちの科学の分野に進出していってというか、日本もそういった科学、いわゆるそういった技術の分野に立国として、これからも世界に刻印していくという政府の方針もあるようですが、そんなことでぜひそういった自然科学の分野に取り組んで、小さいうちからそういった子供たちの関心や情勢、それをぜひこの機会にどんなことも議題の中で議論していっていただければ、立派な小中一環教育体制ができると思います。これで私の質問を終わります。