置戸町議会 平成25年第7回定例会 2013年9月20日
平成25年度地方税法の改正に伴い、町税条例及び国民健康保険税条例の改正に関しまして
2013年9月20日、置戸町議会の一般質問で、佐藤勇治議員が「平成25年度地方税法の改正に伴い、町税条例及び国民健康保険税条例の改正に関しまして」について質問し、町長 井上が答弁しました。
- 質問者
- 佐藤勇治 議員
- 答弁者
- 町長 井上
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 佐藤勇治
それでは通告によりまして町長に質問をいたします。平成25年度地方税法の改正に伴い、町税条例及び国民健康保険税条例の改正に関しまして、町長に質問をいたします。質問の通告に示しておりますが、今年6月の定例町議会で改正税条例案が提案され、議決したところでございます。改正条例につきましては、我々議員やあるいは議会の傍聴者にとって到底難解で理解しがたく、我々としても質問すらためらう状況でございました。説明者におかれましては、長時間の説明の労を多としますが、説明の多くは新旧条例対照表の条例文の説明に費やされ、改正の趣旨や概要、要点、それらが示されず、またそれらを補足する資料の提出もありませんでした。国の税制改正に伴い、地方税法も改正され、それに順次市町村税条例も改正されることになりますが、改正にあたっては国の政治や経済の動向、それに伴う背景あるいは社会状況の変化など、当然ながら何らかの理由により増税や減税など、税制の改正が行われることと認識しております。納税は国税、地方税にかかわらず、国民に課せられた義務でもあります。とりわけ住民税においては、地域社会の会費という側面もあり、住民生活のより身近なものでもあり、さらには公平・公正で納税者の納得と理解によるものでなければなりません。今年度改正された町税条例や国民健康保険税条例につきましては、改正の趣旨や要点、内容について今後広報誌やホームページなどを活用し、しっかりと町民に対し周知と説明責任を果たしていただきたいと思います。また、今後条例等の改正にあたりましては過去の前例にとらわれることなく、よりわかりやすく丁寧な説明を求めることを望みますが、いかがでしょうか。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
町税条例等の改正に伴う議案等の説明についてのご質問であろうかというふうに思います。ご承知のとおり、各種の税制度は多岐にわたりまして、その内容も複雑であります。国の経済情勢あるいは社会情勢により制度改革が行われることから、改正条文を読んでも、また説明を聞いてもすぐにはなかなか理解しがたく、分かりづらいという点が多々あるだろうというふうに思われます。6月の議会で議決をいただいた町税条例の改正内容につきましては、ご承知のとおり東日本大震災のこの被災者にかかる特例措置の延長が多いわけでありますが、また施行日も平成26年の1月1日、さらに27年1月1日と施行日も多岐にわたる内容でありました。税制改正など分かりづらい内容でも、今お話がありましたように広報誌あるいはホームページ等を活用して、しっかりと説明責任を果たしなさいというようなご質問でありますが、国保税を含む町税のみならずでありますが、さまざまな制度の創設あるいは改正、税目ごとのこの納期限の改正等もあるわけでありますが、その必要に応じて、必要ないというものではありませんけれども、必要に応じて町の広報あるいはホームページで周知しているところであります。さらに納付書等のこの発布に際しては、改正内容等を記載したチラシを添えて、納付していただく皆様に周知をしているところでもあります。また、新設のこの条例については定例議会での議決ではなく委員会への付託など十分な検討期間を設定したなかで、議論の上、議決をいただいているというようなものもございます。議員からご提案のとおり、条例等の改正にあたっては新旧対照表あるいは改正の趣旨、あるいは要点、内容が分かるように資料などによって丁寧な説明を行っていくということは、これまでも心がけてきたつもりでありますけれども、十分ではないという指摘でもあります。冒頭申し上げましたけども、条例はある程度理解しやすいと言いましょうか、身近な問題でもありますので、比較的理解がしやすいというものはあるかも知れませんが、国の税制度の改正に基づいて、町の税の制度を変えるという部分については、なかなか担当課長の方では一生懸命理解してもらうように説明にも努めているんだろうというふうには思いますけれども、なかなか難しいというところが多々あるというふうに思います。しかし、議員からお話がありましたように大事なことでもありますので、当然ながら町民の生活にもかかわってくる問題でもありますので、今後より一層丁寧に分かりやすくということで心がけていきたいと、このように思いますのでご理解をいただきたいと、このように思います。
質問 9番 佐藤勇治
ぜひ丁寧な説明と言いますか、そういった資料も出していただきたいと思います。それであの、今回私がこの税条例改正について質問をした理由のひとつはですね、税の仕組みや制度を知るということは、あるいは知らせるということの重要性をですね、認識していただきたいと、そういったことから質問させていただきました。税の知識を有するということは、言葉的には適切かどうか分かりませんけど、得をする場合、あるいはそうでない場合があります。得をするという言葉は適切ではないという表現かも知れませんけど、節税という言葉があればそれが適切な表現かなと思います。一例としてですね、ちょっと若干横道にそれるかも知れませんが、とりわけ所得税につきましては申告主義ということで確定申告時に正当な経費が生じた場合については、その経費の算入をして所得控除を申告してその分だけ節税できるという、そういった課税の仕組みになっているわけですが、その知識がない場合についてはそのまま課税され、所得税を多く支払うと、そういった形になります。この課税の所得がですね、すべての所得のベースとなります。したがいまして、この所得税の申告の所得が住民税や国民健康保険税など、ありとあらゆるものの所得の算定、基礎として設定される、そういったことになります。また、反対にですね、収入があっても誤った認識により申告を怠れば後の税務調査で通知をされ、あるいは悪質なものは重加算税など、いわゆるペナルティーが課せられることもあります。最近では正しく税制度を理解しないで、しばしば認識の違いにより課税側と納税者側のトラブルの要因ということも新聞などで報道されております。先程町長からもお話ありましたが、総じて税法あるいは税制というのは非常に専門性が高く、特に特別な高い知識というものを有する一般的には難解なものであるとも承知しています。しかし、税制や税法が難しく難解であればある程、行政は住民に対し分かりやすく丁寧な説明が求められると思います。国税庁においては、中学生あるいは高校生に対する租税教育も推進され、子供のうちから税に対する関心を高め、租税の意義や役割を考える、そういった取り組みもなされております。租税は自治の根幹をなし、また統治の基盤をなすものであります。今後消費税の増額に伴い、国税のみならず地方税の改正が議論され、複雑で難解な制度の改正が多々行われることと推測いたします。したがいまして、今後とも条例改正にあたりましてはこれらのことを念頭にしっかりと説明責任と住民に対する周知を図っていただきたいと思います。以上このことを申し上げ、最初の質問と重なるかも知れませんが、より丁寧な説明あるいは住民に対する周知に努めていただきたい、そのことを申し上げたいと思います。
答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)
議員の最初の質問のときにもお話ありましたけれども、国税、地方税にかかわらず、国民の義務だということもありますので、なかなか説明にあたっては言葉をと言いましょうか、かみ砕いて説明することによっての分かりやすさというのはもちろんあるわけでありますが、一方では誤解を受けるようなかみ砕いた説明になってもいかがなものかというような、そういう懸念をすることもあるものですから、どうしても国の方からおりてきた言葉をそのまま使うという部分も率直に言ってあるだろうというふうに思います。しかし、議員の方からお話がありましたように、1人の町民という立場になりますと当然ながら節税を、あるいは節税に努めたいということと同時に、今おっしゃられた最初の部分が基礎になっていくということにもなってきますので、できるだけ分かりやすくと言いましょうか、分かりやすい表現のなかで正しく説明をするように、そういうことで努力をさせていきたいと、このように思いますので、お気づきの点があったらそのときにまたご指摘いただければなと、そのように思います。
質問 9番 佐藤勇治
それで僕も税を担当して、そういう立場になっていかにこの税法というか、税制というか、それをですね、分かりやすく町民に伝える、そして納得してもらえるかということは非常に骨の折れることで大変なことだということも重々理解して、今回質問に立たせていただきました。それで6月の定例会の議案が定例会の前の大体1週間前ぐらいに我々議員のところに配布されるわけですが、そのなかで当然今回ですね、条例案の改正案が手元に届きました。1週間あるんですから、この地方税法だとか、あるいは租税特別措置法だとか、そういったものを調べてですね、分からないことについては担当に質問して聞けばいいことなんですけど、とても1週間で僕が取り組む時間的余裕もなかったし、私の言うようにそういった例規類集を備えてるわけでもないので、ネットで調べてもなかなかこう骨の折れるというか、大変な作業になりました。最終的には先程も言いましたとおり、提案についてちょっと質問を挟むということもできなかったんですけど、そのあと議会が終わりまして条例案が制定されたわけですけど、自分としてもどうも納得いかなくて、駅前の書店にですね、これは専門誌と言いますか、役場の担当の方でも取ってると思うんですけど、ぎょうせいが発行している「税」という本あるんですけど、ぎょうせいが出版してます。これは毎月出版されて出てるわけですけど、そのなかに3月号、4月号、5月号、大体地方税法の改編成の概要だとかポイントだとかそういったものが載っけて開設されておりました。まずはそこで私も勉強させてもらいました。そのあと議会に対する説明というのはどのようにほかの自治体ではやっているんだろうかと、そういったことを若干僕も調べてみました。それでたまたまオホーツク管内で議会の提案の様子と言いますか、インターネット中継ですか、それでたまたま議会の本会議のいろんな提案説明だとか議員のやりとりだとか、そういったことを見る機会がございました。非常にその提案の仕方と言いますか、説明の仕方っていうか、そんなものをですね、勉強したいということもありまして、ある市ですね、管内3つ市ありますけど、ある市の6月の議会の定例会のこの条例案の提案の説明を聞かせてもらいました。それからもう一つ町でもですね、ある町の定例会の税制改正の説明というのを見させてもらいました。基本的にはやはりそのある程度コンパクトに概要をまとめて、そして条文をいちいち説明するんでなくて、やはり概要をまとめたなかで要点を説明して、こういうことで改正しますという、そういう比較的分かりやすいというか、そういう説明でございました。そのあと、ある町の副町長さんとちょっと懇意してるんで、おたくの町は今回税制改正どういうふうに議員に資料を渡して説明したのか、その資料がこちらの方に差し支えなければ送ってほしいということで私もその資料等を送っていただきました。そのなかで、さらに議会のですね、これは説明のときの議事録もですね、未定稿だったんですけどそれも併せてその副町長が送ってくれたわけですね。なる程こういう説明の仕方もあるかなということで、非常に勉強になったところです。先程も町長がお話あったとおり、非常に難解で説明する方の立場も非常に難しいというか、表現によっては逆に捉えられる場合もあるということで誤解を受けることもあるんで、慎重な説明が必要なんだということ、町長の方から答弁ありましたけど、まさにそのとおりだと思います。いずれにしろですね、税というのは本当に先程言ったとおり特殊なもので、なかなか一般的には分かりづらい側面が多々ありますけど、非常に日常生活に関わりのある、非常に我々にとっては重要なものでもありますので。先程町長もお答えになりましたけども、今後ともですね、その説明にあたってはこちらに十分分かる、そして丁寧な説明をお願い申し上げまして私の方からの質問を終わらせていただきます。