みんなの議会

置戸町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月17日

通告の内容はまちづくり基本条例の位置づけについて

2013年3月17日、置戸町議会の一般質問で、岩藤孝一議員が「通告の内容はまちづくり基本条例の位置づけについて」質問し、町長 井上が答弁しました。

質問者
岩藤孝一 議員
答弁者
町長 井上

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

質問 4番 岩藤孝一

それでは一般質問をさせていただきます。通告の内容はまちづくり基本条例の位置づけについてということで通告を出しておりますが、今更ながらと言いますか、町長にとりましては今更こんな質問をしてどうするんだというようなそういう思いがあるかも知れませんけれども、先程細川議員の一般質問の中で町長の強い意志を答弁いただきました。目に見えるハード事業だけを行うことは決してないという、そういう答弁がありました。そんなことも含めまして、先程来出てますけれども平成24年度の補正予算、そして25年度の予算案と今議会に提案されていろいろ議論をしているわけですけれども、大型の事業が前倒しで議案として出されたりですとか、そういうような状況であります。そういった中でこのまちづくり基本条例について改めて今回町長に質問をしたいと思います。置戸町まちづくり基本条例が平成22年4月1日に施行され、町民憲章あるいは総合計画のもと、まちづくり町政運営が図られていることは今更ながら議論する必要もないとも思います。しかしながら、国の大型補正予算を受けての交付金や補助金等の地方自治体への交付はすでに今議会で可決しましたが、今年度補正予算そして今議会における来年度予算編成に向けてと、ある意味早急な行政判断を必要とする場面が多々あるとも思われます。そこでまちづくり基本条例の理念が今こそ重要になると思われます。町長のまちづくり基本条例に対しての思い、考えをお伺いいたします。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

まちづくり基本条例の位置づけについてということになろうかと思います。まちづくり基本条例、他の条例あるいは計画を作る際の指針となるわけでありまして、まちづくりの文字通り基本となる条例であります。条例によってすぐ何かが変わるだとか、あるいは何かができるというよりは、町民の権利を明確にして、自治体の組織あるいは運営に関する基本的な事項というものを具体的に示すことによって自分たちのまちを自分たちでつくるんだという、そのルールができたということになろうかと思います。町民と行政と議会がこの条例を踏まえてまちづくりにあたることでこの条例も生きてくるということは言うまでもございません。そこで今回の国の経済対策による補正予算に関連する事業について、議員はまちづくり基本条例の理念を大切にし、議論を重ねたうえで事業を決めていくべきではないのかというようなご指摘かというふうに思います。ご承知のように自民党と公明党による連立政権が発足したのが昨年の12月であります。大型の補正予算の閣議決定をしたのが年明けの1月15日であります。全体の額だけが先歩きをして事業の対象あるいは方法については各省庁から情報待ちというような状況でありました。まとめるのはと言いましょうか、指令は内閣府で出すんですが、それぞれの事業の中身についてはそれぞれの省庁の方から、いわゆる縦割り的に出てくるという、しかもその情報を待たなければならないという状態がずーっと続いていたということであります。補正予算の参議院での議決というのが2月26日ということになりまして、補助申請の期限もこの時期に重なりましたので対象となる事業あるいは条件の情報が少ない中での作業でありました。こうしたことがある程度予想されましたので、この3月の議会についても例年よりは少し遅らせて開会をさせていただきました。結局国の補正予算による事業については緊急経済対策の意味から準備の整った事業が対象とされまして、ご存知のように本町では置戸中学校の耐震補強、それから大規模改修工事を始めとして5つの事業というようにいたしました。これらの事業費によって決まる地域活性化緊急雇用対策交付金事業については平成25年度当初予算において旧勝山小学校改修工事など14の事業を充当予定事業として計上しているところであります。しかし、詳細については今なおと言ってもいいと思うんですが、4月以降の動向というものをしっかり見据えなければならないというそうした含みもこの14の事業にはあるということであります。このように日程的に非常にタイトな中での作業ではありましたけれども、選択した事業については先程申し上げましたとおり、実施設計が済み準備が整っていた事業でありますし、当然総合計画の実施計画において年次計画を立てているものであります。また定例で開催しております地域懇談会あるいは各地域の期成会から出された地域要望、こうした中での必要性あるいは緊急性のある内容を盛り込んだところであります。少子高齢社会により地域社会の衰退が顕著となっている中で、国際的な経済の変動要因があっという間に地方の経済に影響する時代でもあります。これからの地方自治にも変革が求められるであろうというふうに思います。またまちづくりに対しても優先順位を定め、効率的な財政投下を行うなどの工夫が必要な時代と考えております。町民憲章、まちづくり基本条例、そして総合計画はまちづくりの行政運営における総理大臣の言葉ではありませんけれども、これらは3本の矢であるというふうに考えておりますし、これらの理念に沿っていくのは当然であるというふうに思います。これまでもこのような視点を基本としてきましたし、今後ともこうしたことを大切にしていきたいというふうに思います。

質問 4番 岩藤孝一

町長の答弁の中で勝山小学校の話、大規模改修というような話も出ました。先般の予算の時の僕の質問で、勝山地域の方々とコンセンサスはとれているのかという確認をしたのを記憶しております。そのことについて今ここでどうのということを言うつもりはもうありませんけれども、もちろん自分の中の反省としてこのまちづくり基本条例の中に書き込んであります議会の役割というものもきちんとありますが、その辺きちんとその時に自分なりに果たすことができたのかなという反省と言いますか、自戒の念も自分の中にあります。そういったことも含めましてですね、勝山小学校を公民館に改修するということは金額も既に出ていますし、その通り進んでいくんだろうなというふうに思います。その過程でもやっぱりきちんとまちづくり基本条例の理念と言いますか、そういう手法を入れながら実施設計計画書が上がってもきちんと地域の中の皆さんの意見を聞きながら作っていってほしいなというふうにも思います。先程細川議員の中でも出たんですけれども、TVHの話も出ました。確かに住民懇談会の中で、置戸地区の懇談会の中である方ですけれども強く食い下がるように訓子府町でもやられたんだから置戸町でもできないはずはないだろうと、そういうことで担当課長に質問と言いますか、要望をしたというふうに記憶しております。それまでは課長は町内にはそのニーズがないからおよそ2,000万円ほどもかけてTVHを見れるような設備投資は必要でないというような答弁を繰り返してきたと思います。それが一転して一人の方の強い要望と言いますか、そういうものを受けてそれから行政内でいろいろ調べて、交付金なり補助金なりというものがあたるということになって結果こういう予算がでてきたのかなと思いますけれども、町長、そのあたりなんて言いますかね、確かに町民の中から要望が上がってから調べるということにもなるのかも知れませんけれども、まちづくり基本条例が言うところの行政、町民、そして議会とその3者の役割ということで言えばいろんなこと、まあ忙しい、また職員も足りないという中でいろいろな仕事の中で大変なこともわかるんですが、例えば一つだけでも要望が出た段階でそういうまちにとって有利な交付金なり補助金なりというものを探してみるというようなことはされないのかどうなのか。なにか門前払いで最初のうちは終わっていたのになという気がするんですけれども、町長、いかがでしょうか。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

ちょっと前段の部分と後段の部分と私が理解する部分については矛盾しているんでないかという感じがするんですよ。ということは、勝山地域において、この問題について基本的には旧勝山小学校を公民館という形にリニューアルをして使うということについての賛同は十分得られたと思います。そのやりとりの中で、まあまちの台所もそんなに豊かなものでないんだからできるだけお金をかけないようにやったらどうでしょうかというご意見もありました。ありましたけれども旧勝山小学校を公民館に変えるという段階になって地域の要望、いろんな団体や関係者の人たちから要望聞きました。聞いた結果です。もちろんやれないものはやれないということで整理したものはもちろんありますよ。ありますけれどもそういう意見だとか要望だとか聞いていって1億6,500万円の数字です。ですからその1億6,500万円なりの事業費が大きいとすれば削ることは構いません。わたくし的に言えば構わないことです。だけど地域の人たちが公民館としてこれから30年、50年使っていく中で、きちんとした本来の公民館としての機能を生かしていくという中ではこれだけの投資が必要なんだという希望にも、あるいは考え方にも応えたということです。ですから私は今そういう意味では何ら問題はないというふうに思っています。それからTVHの話が出ました。先程ちょっと申し上げましたけれども、わたくし的に言えば先程来民放のことでありますけれども、HBCとかSTVテレビだとか、そういうものをずっと見てきました。だけど今なおかつ見れない地域もあるということです。しかし、それに見れるように1年でも早く対応したいなという思いはずっとありました。しかし、1本のアンテナなりを立てる、見れるような体制を、状態を作るといったときにやっぱり5,000万円なり1億円なりかかるというふうになりますと、やっぱりちょっと立ち止まる言うか、困ってしまうというところは現実の問題としてありました。なぜならそれで全てが解決するんだったら多分私はやったと思います。だけどそれであったとしても、5,000万円なり1億円の金をかけたとしても、それで見られるという人たちはその地域の数戸だということなんですよ。そしてまだまだそれ以上に置戸の中で残るということなんですよ。TVHの問題もそうです。これをやったからといって全てが見れるというものではありません。北光地域、愛の沢の方に行きますと多分見れないんじゃないかというふうに思います。それはもちろん電波の関係もあってのことでありますし、それから地権者の問題もいろいろ含んでのことです。ただ、なによりもこの事業を、この補正予算の中でやるというふうに決断したのは、その事業を補正予算でやるということによって国から来るその補正のお金について、簡単に言いますとね、そのお金で他の事業の展開もできるということなんですよ。ですからそのお金をいつ使うのかということで言えば来年になるのかも知れません。あるいはその次の年になるかも知れません。一時お金を基金に積んでおいて別な事業に使うという、そういう方法もとっていくわけです。ただ、言えることは国の方では先程来申し上げているように、この補正事業というのは緊急経済対策なんだと。極端に言えば今すぐそのお金を使って経済行為をやってくれという大きな柱があるということなんです。だからといって、先程細川議員から喜んでなんていうようなね、もっとひどかったですけれどもね、それに近いような言葉がありましたけれども、私は決してそんな思いはないですよ。しかし、別な事業にも展開できると、そのお金を使えるということも含めて、少しでも平成24年で組んだ国のこの経済対策、この事業について言えば、最大その財源を引き出すための対策を講じたということです。その一つとしてTVHの問題もあります。もちろん先程申し上げたようにHBCとかSTVというものを見れるようにするためには少し前までは5,000万円とか1億円の世界を言われたんですけれども、今はだいぶその対策を講ずる場合に工事費と言いましょうか、そういうものが下がってきましたので、私は限りなくこれを見れるように検討していきたいなというふうに思っています。それらというのは単なる7チャンネルが見れるとか、そういうことだけじゃなくてやはり日常の生活の中でテレビの位置づけというものが私はあると思うんですよ。そういう中でできるだけ多くのチャンネルを提供したいという思いの中で今回のTVHの問題についても単なる国からの財源を確保するという意味ばかりじゃなくて、そういう判断をしたということです。もちろん担当課長はやりとりの中ではですね、多分今私が申し上げたようにTVHの前にまだまだ多くの人たちが見られない1チャンネルとか5チャンネルのことを考えなければならないということがやっぱり頭にあったからだと思います。ですからTVHの問題、7チャンネルの問題が出たときにそういう答弁をしてきたんだろうなというふうに思います。その辺はぜひご理解いただきたいなと、このように思います。

質問 4番 岩藤孝一

町長本当に町村会長になって忙しいということもあるので、置戸町の住民懇談会にも町長来られてなかったのがとっても残念だなというふうに思うんですけれども、そういうことでいろいろ担当課長さんと町長との思いということが仮に同じだったとしても、表現としては多少違って町民の方々には伝わってしまうのかなというふうにも思うところもあります。勝山のこととか、7チャンネルのこととかというのはもういいですけれども、例えば来年度の予算に木道プロムナードの設計委託料として予算計上がもうされています。1年間、ほぼ1年間でしょうか、パースを町民の皆さんに提示して、あくまでも白紙の状況から皆さんの意見を集約してというようなことで1年間進めてきたと思います。1年間といえども本当に数にすると10回にも満たない意見集約の場所だったのかなと。それに参加する人たちも数えてみますとそれほど多くの方々がその中に参加して意見を言ったというふうにも思いません。そういった中で町長の立場としては先程来言われていますように効率的なというか、いいタイミングでのという難しい判断をすれば狭まれると言いますか、決断しなければならないという立場だということも理解しますけれども、この木道プロムナードの設計委託ということもある程度は住民の皆さんの意見を集約された上での成果品として設計委託を開始するということなのか、これはまだまだこの設計委託に向けてそういう意見収集をする機会なりを作っていくのかということをちょっとお伺いしたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

仮称ですけれども木道プロムナードという言い方をしたのはかなり前だと思います。平成18年の4月にふるさと銀河線の廃止が決まりまして、それからそんなに経たない段階でこういう言い方をしたと思います。それって何なんだということについての大枠の話はしてきたというふうに思います。そうしたなかで特に商店街の人たちというのは、あるいは大通り商店街の組合の人と言ったらいいんでしょうか、そういう人たちにとってはある種一体のものでありますからいろんな意見があると思います。できるだけそうした人たちの意見を聞きなさいという指示をしておりまして、担当課長は何回かそういう会議を持って、そして町としての考え方と言いましょうか、町としての考え方というよりもむしろこういうような作り方もあるよと。そのことも含めていいか悪いか、いやそういう形じゃない別な作り方があるんじゃないかということも含めていろんな意見を出してくださいと。白紙のままではなかなか意見は出しにくいので、そのたたき台として示しますということで出したものです。私も率直に言って本当にこういう形でいいのかなというふうに思う内容のものもあります。だけどそれは意見を引き出すためのものだというふうに理解していただきたいと思います。そのことの一定程度の収集はできたんじゃないかなというふうに思います。ただ、委託にかけてこういう形でやりますと言った時については多分本気だなと、町長これは本気でやる気しているなというふうに思うと思うんですよ。そうしたときにまた意見が出てくると思います。その時に修正することも十分あるんじゃないかと思います。なかなか意見を聞きますという部分について言えばなかなか本気になれないというのも側面としてはあると思います。この木道プロムナードなり、それから銀河線の跡地の活用の問題で言えば、やっぱりいろんな意見を聞かせてくれという段階においては、あまり真剣ではあったとしても差し迫った感じではまだないというふうに思います。だけど委託をかけ、明らかに皆さん方これでよろしければこれで進みますよといった段階においては、やっぱり今までの意見を聞かせてくれという段階とは違うものだろうというふうに思います。ですからその辺は大事にプロセスは踏みたいと、そのように思います。そうしたなかで建設的な意見を出していただければありがたいなと、そのように思っています。

質問 4番 岩藤孝一

本当に町長という立場になると非常に難しいというか、大変なんだろうなというふうに思います。住民の方々の意見というか、町民の方々の意見、それをそのまま例えばすべてを反映させようとすれば、ある意味では俗に言うポピュリズムとかというような言葉で言われたりもしますでしょうし、また、町長の思いだけで進めていけばファシストだとかファシズムとかというそういうようなことになるのかも知れませんし、本当にそのバランスというのはすごく難しいのかも知れませんけれども、今回まちづくり基本条例の一般質問をこのタイミングでなぜしたかというのは、そういった緊急的な時間の本当に余裕のない中で判断していかなければならないというようなことがこれからも多分起きてくるのかなと。そういった中でもこの理念だけは絶対忘れずに町長がトップとして進めていっていただきたいなという、そういう思いから質問したわけですけれども、本当に3年も経って今更なんですが、読み返してみますと住民投票の規定があったりですとか、議会への強い役割ということもきちんと書き込んであります。そういったことも含めて自分自身でももう一度肝に銘じなければいけないなというふうにも思います。町長にもまた改めて一読していただいてこれからのまちづくりに向けて進んでいっていただきたいと思います。

答弁 町長 井上(町長は2020年3月まで)

まちづくり基本条例はご承知のような内容です。私は立派な基本条例だというふうに思います。立派だというのは私も議員の皆さんにも大いなる責任がそこには明記されているということです。私は職員に日常的にできるだけアンテナを高くしていなさいと、こういう話をよくします。それは自分自身にとってもそうですし、議員の皆さん方にもそのことをぜひよろしくお願いしたいと。テレビの話じゃないですけれども、やっぱりできるだけ高いアンテナを張っておいていただければなと、そのように思います。

質問 4番 岩藤孝一

以上で終わります。

出典:置戸町議会 平成25年第2回定例会 2013年3月17日 議事録 PDF(154ページ) 間違いを知らせる