浜中町議会 令和4年第4回定例会 2022年12月7日
浜中町地域企業振興基本条例制定後の動きは
2022年12月7日、浜中町議会の一般質問で、落合俊雄議員が「浜中町地域企業振興基本条例制定後の動きは」について質問し、商工観光課長 久野義仁、町長 松本博が答弁しました。
- 質問者
- 落合俊雄 議員
- 答弁者
- 商工観光課長 久野義仁、町長 松本博
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
質問 9番 落合俊雄
それでは通告に従いまして質問をさせていただきます。内容としては浜中町地域企業振興基本条例制定後の動きはということでございます。本条例は令和2年12月に提案されて、令和3年4月に施行されたというこの条例の現状についてお尋ねをさせていただきます。これに関しまして私も、令和2年の9月定例会の一般質問で取り上げた経緯もあり、その後の動向を注視しておりましたけれども、現在までのところあまり動きが見えてこないということから、あえて質問をさせていただくことにいたしました。条例制定後には、審議会の設置もされるというようなことになっておりましたが、それも含めてお尋ねをさせていただきたいと思いますよろしくお願いします。まずこの条例は本町における中小企業事業者においても、近年のグローバル化、少子高齢化に伴う人口減少など、さまざまな要因により活力の低下が経営の根幹を揺るがし、基盤の弱体化が懸念されるというこの状況を踏まえた上で制定されたものというふうに理解はしておりますが、この間における経過について改めて説明を求めたいと思います。この条例から提案された当時の審議の中では、この後この審議会も設置すると、そこに諮る前段として、さまざまな事業者なり何なりの意見があり、計画をどういう形で吸い上げるのかっていう問いかけに対しまして、その時のお話ですと、オール浜中創造隊などを通していろんな意見を集約して審議会に諮ると、こういうようなお答えをされていたように記憶しております。その審議会規則というのが、設置要綱っていうのは確かにあるんですが、実際にはこの審議会の内容としては、委員6名以内をもって組織するというふうになってございますが、実際にこれは設置されたんでしょうか。その前段としての動きもあったんでしょうかということで、この条例施行後もう1年半を経過し、提案されてから約2年経っていますので、この間、一体どんな動きがあったのか、まず、その辺を経過含めてご説明をいただければと思います。よろしくお願いします。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
それではご質問にお答えしたいと思います。令和3年4月1日に施行されました本条例は、近年の都市部への購買力の流出や経営者の高齢化、後継者不足などにより、事業継続が困難な状況が続く中、地域社会の持続的な発展、並びに地域コミュニティ形成の一躍を担う中小企業などの振興策を町、中小企業者、町民が一体となり、協同で推進するための基本方針などを定めるべく設定されたところであります。この間、地域企業振興審議会の作業部会であるオール浜中創造隊会議を数回開催し、町内各団体より推薦や一般公募で選ばれた方の他に、町職員なども加えながら意見交換を交わしてきたところであります。また、オール浜中創造隊の上部機関であります浜中町地域企業振興プロジェクト会議も数回開催させていただいており、オール浜中創造隊で出された、さまざまな地域課題や提案に対し協議をしてきたところであります。地域企業振興審議会につきましては、具体的かつ現実的な地域企業振興策を協議、検証し、町長への答申機関として設置することとしておりますが、現在のところプロジェクト会議から審議会への提案について、最終的な取りまとめが現在終わってないことから、審議会は今現在招集しておりませんが、これまでの経過も踏まえ、最終的な審議会のほうから提案があった段階でこの審議会を開催し、その内容について協議する、そういう結果となっております。以上です。
質問 9番 落合俊雄
今のお答えですとさまざまなプロジェクト含めて、数回の協議を重ねてきたというお答えだったと思います。それが最終的なものが集約されてないので審議会はまだ開催されてないということでございましたが、一体この審議会、先ほど6名以内をもって組織するとなっていますが、審議会の委員さんというのは既にもう決まっていらっしゃるんですか。審議会が開催されてないけれども、審議会の委員というのは既に委嘱はされているんですか、その辺はどうですか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
この地域企業振興基本条例に基づいて設置する組織でありますが、この中で構成員につきましては、まず浜中・散布両漁協組合長、それから農協組合長、商工会長、同友会地区会長、観光協会の会長、この6名をこの審議会の委員として委嘱する形になっております。ただ、まだ審議会開催しておりませんのでその開催をもってこの委嘱ということにはなるかと思うんですけども、いずれこの委嘱期間が任期が2年でありますので、ちょうど議論されてから2年経ちます。そういった途中経過も踏まえて、この審議会の委嘱期間をどう定めるべきかということも、今後踏まえながら検討してまいりたいと思っております。
質問 9番 落合俊雄
審議会の委員は今、各産業団体等含めて6名を予定していると。いうお答えだったと思いますが、その中に当初この条例制定を要望する団体というのは、同友会浜中支部を含めて、2団体ほどあったような気がするんでありますが、町としてはこの要請をされたこの同友会等といろんな打ち合わせをされているのかとは思いますが、そういう経過はありますか。あればお答えをいただきたいと思います。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
お答えいたします。条例制定後、この条例制定を要望した同友会とどういった協議を進めてきたのかということで、この審議会の他にやはり同友会との協議というのは町としてこれまでしてこなかったという経過があります。それで今年度に入りまして、ちょうど先月なんですけども、この同友会のほうから改めてこの企業振興条例の動き、それから町としての考え方踏まえて意見交換の場を設けさせていただいております。そういった中では、やはり議員からお話あったとおり、特段この審議会からまだ政策として議会のほうには提案されておりませんけれども、その内容、動きとしては同友会としてもやはり注視しているということで、今現在までの取り組みと、それと町としての今現在考え方というのは、同友会のほうにはご報告させていただいております。以上です。
質問 9番 落合俊雄
この条例の中にもありますが、いわゆる地域事業者並びに商工会と大きな位置付けになっているのですが、一方で商工会等との同じような協議っていうのはされているんですか。その辺どうですか。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
お答えいたします。商工会も同様に、今まで行政と商工会の役員がこういった未来を見据えた形で今後の商工業をどうするのかっていう意見交換会というのは開催されてきておりませんでした。これにつきましても、同友会のみならず、やはり商工会の役員の方と行政がやはりこういった意見を交える場というのは必要だということもありまして、これにつきましても、企業同友会の意見交換会の後、直ちにこの交換会もさせていただきました。こちらにつきましては同友会の意見とはまた別に商工会会員としての今現状の課題、それから町に望むべき施策等も多くの意見が出されております。そういったものを踏まえて、町としては同友会並びに商工会から出された意見も、オール浜中創造隊企業振興プロジェクトだけの意見ではなくて、そういったことを取りまとめながら最終的には審議会に上げていくということの考えであります。以上です。
質問 9番 落合俊雄
同友会に引き続いて商工会ともそういう協議をしたということであります。具体的にどういうものが出されたとか、そういうものについてはあったのかなかったのか、もしこの場で言えるものがあるとすれば、それぞれ簡潔で結構ですのでお答えをいただきたいと思います。そういう意味で同友会と商工会の二つの団体、重なる部分もあるんですが、基本的に考え方が同じ方向を向いているのか、その辺含めて物を進めようというときにやはり考え方に開きがあるっていうことは非常に好ましい状況ではないと思いますので、その辺含めて簡単でいいですからお答えをいただければと思います。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
ご質問にお答えいたします。商工会、それから商工企業同友会、それぞれどういった施策を意見交換の場で具体的な意見として出されたかということなんですが、やはり大きく出た課題としてはまず同友会の方からは、やはり新規企業、そういったものに対する支援、あと情報発信、そういったところが大きく出されております。そういった理由については、やはり観光業も含めた新規起業者、観光客を増加させるためのそういった新たな新規起業者を支援する、そういった施策もやるべきじゃないかとか、そういった意見が同友会の方から出ています。まだまだ数多く出されているんですけれども、代表的な部分でいけばそういったところが多く出された意見の一つであります。また、商工会のほうからはやはり事業を承継できるような環境といった意味では、店舗が老朽化になっていたり、なかなか後継者もいない中で、新たな投資ができないなどの問題を抱えておりまして、そういったものへの持続的な経営ができるような、そういった支援ということで、意見が多く出されております。また、後継者も就業交付金制度を29年からスタートしておりますが、そういったところの拡充とか、そういったところで何とか町内の商工業者数を減らさないための政策を行政に求めてきたという部分が多くの意見として出されております。以上です。
質問 9番 落合俊雄
今、同友会、それから商工会の主な意見っていうのをご紹介いただきました。今後こういうものを進めるに当たって、これも少し集約していくことが重要だと思いますし、最終的にあまり多くの課題を出すことによって、成果が見えづらくなるというそういう部分もありますので、しっかりとした順序だてた施策なり何なりの検討も必要かとは思います。それと条例を提案されたときにお答えの中にあったんですが、行政としての役割っていうのはちゃんとここに書かれておりまして、中小企業事業者並びに関係団体及び町民との連携というものを含めて、この条例は意味を成すというような文言だったと思いますが、そのときにお答えの中にあったのは行政としてもこの条例が制定されたあとはしっかりと周知を図るたびに情報発信をしていきたいというお答えをされておりました。情報発信は本当にされたんでしょうか。先ほどまでの答弁を見る限りにおいて同友会との懇談とか商工会との懇談がつい最近の話でありまして、かなりこの間にブランクがあるんじゃないかとコロナ禍っていうこともあったのかもしれませんが、行政としてこの間条例を生かすためにどういった情報発信、いわゆる事業者、町民含めてどんな情報発信をしてこられたんでしょう。その内容があればお知らせをいただきたいと思います。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
情報発信ということのご質問でありますが、この条例は令和3年4月1日に施行されて、その前段で12月の定例議会において条例提案されて、その3カ月ないし4カ月の間で町民に対して、こういった条例を制定する旨の情報発信はされてきたと思います。ただ制定以降、これまで、この条例がどういった形で町民に伝わっているかというところの発信力については大変弱いと私は思っております。確かにオール浜中創造隊企業振興プロジェクト会議は行ってきましたが、それが果たして町民全体に浸透して、町民が参加できるようなこの条例にするためには、やはりその発信力というのは当然大事だと私思っておりますし、その辺のところが、反省すべき点は多々あるかと思います。ただ、やはりこのオール浜中創造隊には広く公募をかけてさまざまな若い方に参画していただいて、さまざまな意見を出していただいております。しっかりその辺の出された意見というのを、どういったふうに取りまとめるかというのは、当然、行政に手腕は問われるかと思うんですが、しっかり拾った意見、皆さんから出された意見をその発信という一つの形で、ぜひ浜中町の商工業の発展という一つのタイトルを掲げていますので、そういったところの発信というのは今後もしっかりしていきたいというふうに思っております。以上です。
質問 9番 落合俊雄
発信力が発揮されてないっていう、そういう気は私もしています。物事を進める上で重要なのは、それをいかに発信するか、それがいかなる形で受けとめられているかってそういうこと受け止める側のやっぱり見方っていうものをきちっと把握してないと情報発信は一方通行になってしまっても、何の意味を持たないで発信してますよっていうだけでは伝わらない部分がありますんで、発信するに当たっては、行政は行政なりにこういうことを考えてますよってきちっと伝えないと、受けとめ方は個々によって大きな違いを要し、そこにもしいろんな意見をっていう話になったときに、果たして出てくるのかなという多少疑問はあります。それはそれとして、今年に入ってから、地域の事業所さんの撤退というのが結構見られます。この2年ほど前に質問したときにも、10年、20年で商工業者並びにその商工会の会員というのは、相当数減っているというようなお答えをしていたと思います。平成11年から20年までですと商工業者で50件、商工会員でいうと27件、その後10年で商工業者27件、商工会員27件と。合わせますと70件ぐらいの会員なり業者が減少しているという状況にあると。これは2年ほど前のお話ですから、それで止まるということではなくて、最近もそういうような話が漏れ伝わってきています。これはいち商工業者なり商工会なりの話ではなくて、相当以前、もう30年ほど前ですよね。その基幹産業と言われるその一翼を担っていた農業に関してでも将来展望が非常に厳しいという中で、さまざまなことが考えられて本町においても新規就農者誘致条例なるものを設置して一定の成果を上げていると、これは前にもお話をしたかもしれません。ただそのことで、それが功を奏して現在に至っているという言い方は、できるんでありますが、実際にその3割程度が新規就農者だという現状がございます。ただ、そうは言いましても、昨今の情勢は大変厳しいものがありまして、この先、それが維持できるかどうかも、多少、疑問なところがございます。さりとて、こういったものが全く手を加えてこなかったら、いかなるものになっていたのかなという、そういう部分を想像しますと、もう恐ろしい話になってしまう。今、その商工業者含めて現状といいますと、まさにそれに近い状況にあるんじゃないかなというふうに私も感じております。結果的に地域経済含めて、コミュニティが失われるというそういう状況が生まれつつあるんじゃないのかなと。どこにいっても何をしても、何の用事も足りないというそういう状況が町内に生まれつつあるんじゃないのかなと。要は町内で事が足りるということが、現実、ほとんどなくなってきている、充足されない。町内の経済において、そこに住んでいる人がそこで日常生活を維持するために必要なものが、充足されないっていう状況が生まれてきていることは、ある程度あるんじゃないのかなというふうな気はします。先ほどの話の中で、商工会ですか、事業継承っていう話が課題だっていうことも出されたというふうに聞いています。いろんな意味でいうと先ほど言いましたように、農業においてはそういう事業継承のあり方を一定程度変えたのが新規就農者という誘致条例という一つのものがきっかけになったんだろうと思います。それはすべて例えば、これから先その商工業者にも必要かどうかってことは、これは大きな議論が必要であることは間違いないと思います。でも最近ですと各地において、高齢なり何なりによって、自身の事業を閉じるという方がおられる。そうするとその中で、では私はそれを引き継いでやってみたいっていうそういう事業継承っていうのが、結構、あちこちで取り上げられているのも現実です。高齢によってもう何十年やってきたけども私はもう限界だと、ただ、そこに新しい若い人がそれなら私がちょっと引き受けてやってみたいんですけどいかがでしょうか、という話で中にはそこにある築かれたものはすべて無償であなたに貸与するよとやってくれるならあなたにすべて譲ると、そういうような事業者までいるような、いろんな話がそこに出てきています。本町においても、先ほど言いましたが、事業継続を断念するという方が出ると、このままでいくと本当に疲弊するんじゃないかということを考えますと、先ほどの商工会の話ではないですけれども、新たな事業継承のあり方っていうものについて、真剣に取り組むべき時なのかなというような気はしています。この条例の基本というのは、基本的には域内循環っていうのを基本にします。町内で循環することが、この条例の目指すところですというふうになっているはずなんですが、そういう部分でいうと、果たしてこれをだれが先導するのか。行政が主導していくのか、事業者が主導するのか、これを町民が本当にこういう状況をこういう条例を含めてどう活用できるかってほとんどそこまで知っている方はそうおられないと思います。そうであるとするならば、事業者もしくは行政がそういったものを先導するというそういう役割も必要じゃないのかなというふうに私は考えております。まさにこういう状況ってのは、今の商工業者、事業者にとってある意味正念場ではないのかなというふうに考えていますので、一体、これから先、町内の経済というもの、こういうものに対して基本的にどうしていこうと思っているのか、基本的なところをできれば、お伺いしたいんですが、よろしければ町長お願いします。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
いま最後に事業継承を行政はしっかり先導していったらどうだというふうに捉えたんでありますけども、確かに本当に人口減少、そして少子高齢化の問題できて、今日に至っております。そういう意味では、この条例ができたのは2年ですから、もう、コロナ禍の真っ最中だったということもありまして、今も続いていますけども、十分そういう議論が多くできてなかったっていうことが大きな要因だと思います。その中で他のうちの主たる第一次産業はどうなのかということでありますけれど、たまたま昨日本町で釧路管内の商工会、それから商工会議所の会議がありまして、その中で呼ばれてあいさつしてきましたけども、今、本当に今、自慢するようだけどって言って海の幸、山の幸、そしてハーゲンダッツも含めて養殖ウニのことも含めてあいさつしてきました。そのあいさつは原稿があるものですから読んでますけどって笑われましたけども、だけどそれを支えてたのはやっぱり流通も含めて、今の商工業者だったと思っています。ところが本体の第一次産業も今、荒波に揉まれて赤潮から流氷から今日まで来ています。酪農は今、本当に牛乳の消費拡大含めて、肥料、飼料、大幅な値上げになっています。3年前はこんなことになるなんて誰も想像してない中で、経済っていうんですかね、動いてきていることは事実です。ですから、これからどうするかっていうことを本当に今言われたとおり、特に商工業の関係でいきますと、本当に廃業含めて、多くのことが目に浮かびますけれども、そういう意味ではやっぱり第一次産業を支えていくためには、この人たちがいてはじめて発展してくんだっていうふうに思っているところです。基本は。それで、どういう対応をとっていくかっていう話でありますけども、やはりみんな今たしかに集まる機会が少ない状況の中で今日を迎えていますけども、行政と商工会、そしてまた町民含めて個々が集まることも含めて、これは町としては積極的に関与していきたいと思いますし、そこで出た意見、考え方含めて検討して、そして商工会にも働きかけますし、町独自の継承の関係に関してどんな支援ができるのか、それも検討していきたいというふうに思っております。今全部の産業が厳しい局面に立たされていると思います。その中で1番厳しいのが商工かなっていうことも含めて、状況としては、ただ、第一次産業である酪農も大変今厳しい状況にある中ですから、一生懸命これから皆さんの意見を聞いて、そしてまた、町民の意見を聞いて、それから新規、新たなチャレンジャー含めて、農業もそうですけども、商業にもそういう道が開けるような支援策を考えていかなきゃなりませんし、また、議会の方々にも相談して、今後まちづくりを進めていきたいというふうに考えているところです。以上です。
質問 9番 落合俊雄
何て言いますかね、この2年間近くコロナでというのは、確かに我々も含めていろんな影響を受けています。酪農に関して言うと、2月以降のウクライナ紛争に伴ってさまざまな影響が拡大して今や瀕死とは言いませんが、かなり厳しい状況になっています。それは酪農だけじゃないです。生活全般が皆厳しくなっていますからね。そのことは同じだと思うんですが、こういうものを考えるときに、いろんな意味で事業が継続できなくなった、その継続できなくなった理由はコロナだっていう話だけは何とも情けない話でありまして、コロナを関係なくしてこういう事業継承しっかり考えると、コロナを乗り越えるんだっていうそういう意欲を含めて、こういう考え方を持っていかないと、結果的にコロナのおかげで潰れましたっていう話でこと済まして果たして本当にいいのかなと。地域経済コロナでみんなが疲弊しましたよと。一次産業から三次産業まですべてが衰退しましたっていう結果だけ残ってしまったら一体どうなるんですか。やっぱりそういう中にあっても何としても生き延びるんだっていうそういう考え方がどっかにしっかりとないと、こういうものは成果を生まないんじゃないですか。コロナのせいにしちゃいけないですよ。たしかにコロナはまだ続いていますから、その辺はきちんとしっかり注意はしなきゃいけないですけれども、やはりそれによって経済が疲弊するということを、どれだけ防げるかということが一番重要なことじゃないかなと。乗り越えるって事はそういうことだと思うんですよね。コロナに甘んじてということでは、我々の生活は成り立っていきませんからね。コロナを超えるんだっていう強い意識を持ってやらないと、絶対に道は開けませんよ。ということから言いますと、先ほどちょっと町長言われましたけども、やっぱりそういう中で商工業者、新規含めて、いろんな事業継承を含めて何らかの制度をつくってそこで何としてもその地域経済、循環型っていうものをしっかり確立するんだと、結果的にそういうことをやることによってそれがすべての町民にしっかりと伝わることが一番重要であってできるだけこういうものが例えば今度こういう形でこういう事業者が、こういう事業展開を始めましたよと、それをみんなでちゃんと使おうとか、利用しようとかっていうような雰囲気をつくり上げる、これも行政の一つの仕事ですからね。だからそういう雰囲気をつくるためには、ある意味で言うとそういうその新しい試みをしようとする人がたに対して、また、事業継承しようという人がたに対して、しっかりと支援をするというような形をしっかり見せることも私は必要だというふうに思います。改めてそういう考えを進めるというそういう答えを私は期待したいんですが、いかがですか。
答弁 町長 松本博(町長は2023年9月まで)
酪農の話をしますと本当に先ほど議員言われましたように新規就農事業っていうのがあって、3割の人たちが新規就農の事業に今入っておられます。そして苦労しながら今営農を続けているというのが実態だと思います。それもやっぱり酪農の空洞化を阻止するためにその事業を町も参加しましたし、農協も参加して、農協だって農協の利益というのはみんなの酪農家の利益があって、その分を新規就農者に突っ込むっていうことは、自分の稼いだ分が新しい農家の方にいくという状況があって、それでも空洞化を阻止するために、今日のいまの酪農地帯があるんだっていうふうに思っています。そして今漁業だって獲る漁業から、育てる漁業に移っています。魚種だってまだまだこれから変化するんでないかと思います。そういう意味で漁業も農業も苦労しているということになってくると、今、議員言われていました商業の関係、商工関係含めるとすれば今まで第一次産業を支えてきてくれた、いち大きな業種でありますから、今度はやはり町民全体で助け合っていく、そうするためにはどうなのかといったらやっぱり一番最初に考えつくのが、本来であれば継承っていう形が一番いいのかわかりませんけども、今、継承する人たちがいるかいないかっていうこともちょっと問題ありますけども、新たにそのことも含めて新たに浜中町で、業を成す人たちが出てくるとすれば、小さくても大きくても、多分小さいところから始まるかもわかりませんけども、その部分に商工会と一緒になって、支援していく道っていうのは、町に課せられた一つの課題でもあるし、しっかり議会の中でも協議しながら、進めていくのは、今、残された道ではないかと思います。我が町の全産業の人たちが、頑張ってきている。たまたま先日、副町長から資料もらいましたけど、北海道で第一次産業の従事している率、人口に対してですね、浜中町は今、第一次産業っていうと50%なんですね。50%の人たちが第一次産業にいるんです。全道でも一番なんです。50%というのが。だから本当に第一次産業の町なんです。しっかりこれからこのことを守っていく。一番が浜中町で50%、あと40%になっていくんですけども、多いところでは人口も少なくて、米どころが多く、高い率ですが、戸数は少ないんです。だけど浜中町の場合、私もすごく多いとは思っていませんけど、多い方なんですよ。ですからしっかり第一次産業を守っていく上では、そこの産業もしっかり守っていかないとならないっていうのは、基本にあると思いますので、積極的に町も今まで、農業では、新規就農ですとかいろんな道は出ましたけども、商業版のそのことだって、これから検討していかないといけないというふうに思っています。その時はまた相談に乗ってもらいたいと思います。以上です。
質問 9番 落合俊雄
私もこういったものが必要じゃないかなっていうことで今回質問させていただきました。町長、多少前向きなご答弁をいただいたので、うれしいなと率直に感想を述べさせていただきます。最後ですけど、この審議会に関してでありますが、先ほど審議会の構成メンバー6人というのは、主に産業団体という話でお答えいただきました。ちょっと前になりますが、似たような構成で何とか株式会社ってのがあったような気がします。あの轍を踏まないように、しっかりと審議会をやっていただければというふうに思います。最後その辺に対する考え方だけ聞かせていただければと思います。
答弁 商工観光課長 久野義仁(商工観光課長は2024年3月まで)
この地域企業振興審議会ですが、やはりあの町長が諮問する機関として、特に中小企業に対する振興政策っていうのはかなり重要な役割を果たす機関だと私は思っております。オール浜中創造隊、そして企業振興プロジェクトのメンバーとともに、しっかり審議会にこの課題、そしてその課題を解決するための何が浜中町にとって一番望ましい政策なのかということをしっかり事務方で取りまとめまして、この審議会の方にはお伝えしていきたいと思います。最終的にどういった政策という形になるかは、ちょっと私の口から申し上げることできませんが、その思いがしっかり審議会の委員の方に伝わるよう事務方としては努力していきたい、それもなるべくこの政策が早くこの浜中町にとって課題解決のための一番近道として私たちも進めてまいりたいと思いますので、そのあたり、同じ轍という話もありましたが、そうならないように、しっかり私たちもそれを肝に据えて進めていきたいと思っています。以上です。