みんなの議会

ニセコ町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月13日

居場所とは何か、居場所をどのように考えているのか

2024年12月13日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「居場所とは何か、居場所をどのように考えているのか」について質問し、町長 片山健也が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 斉藤うめ子

近年、高齢化や近隣の人たちの交流は年々減少して、コミュニティが希薄になっていく傾向にあります。老人会も盆踊り大会も少なくなってきています。独り暮らしの高齢者は家に籠もる傾向が多くなってきているように思います。それは、高齢者が家から出て健康的で安心して過ごせる居場所がないからではないかと思っています。町民の居場所の開設こそが、これからますます必要になってくるのではないかと思います。今年、第6次ニセコ町総合計画が施行されました。この計画の中には、第5次総合計画に記されていた「地域の中で日常的に集まることができる場」が削除されました。これは大変残念に思っています。かつてニセコ町には公民館があり、町民の居場所として活動してきました。みんなの居場所は、小規模でも高齢者も安心して気楽に集まり、また世代を超えて交流できる、支え合える居場所として、各地域に必要ではないかと思います。これからますますそうした居場所のニーズが高まってくると思います。多様化する町民のニーズに対応した居場所づくりは、町民と行政との協力した推進が不可欠です。居場所とは何か、居場所をどのように考えているのか、町長に伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

斉藤議員の御質問にお答えいたします。公民館に代わる居場所づくりをとの御質問ですが、廃止した公民館自体では、集会施設の機能は持っていましたが、居場所としての活用はあまりなかったのではないかというふうに理解しています。36御質問の居場所とは、どなたでも自由にくつろぎ過ごせる場所であり、特には交流、コミュニティの場所となる自由な空間ではないかというふうに私は考えております。現在、町内には役場庁舎3階のフリースペースや1階のロビー、町民センターの入り口や2階の町民サロン、駅前倉庫群の旧でんぷん工場のホール、綺羅乃湯のコミュニティホール、あそぶっくなどが居場所としての利用可能な施設であるというふうに考えています。また、本町においては旧店舗を開放し、地域の皆さんの居場所として利用されているところもございます。地域の皆さんに、各地区のコミュニティセンターなども地域の皆様の交流の場所、居場所として将来的にも利用可能かと考えております。今後とも、居場所としての利便向上に配意してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 7番 斉藤うめ子

私は今まで居場所のことについて町長に何回か質問させていただきました。そしてまた同じ答えが返ってきました。居場所というのは、町長、私は、最初におっしゃいましたけれども、町長にとって居場所というのは、前も同じことをおっしゃったんですよ、町民センター、コミュニティルームがあるじゃないか、それから綺羅乃湯にもスペースがあるじゃないか、ニセコ中央倉庫群、あそぶっく、有島記念館、そこは居場所じゃなくて、ただの場所なんですよ。そこにただね、場所があるからって1人で行って、これはほかの人とも、もちろん私1人だけじゃないです、話したんですけれども、ただ場所があるからって家から出ていって、そしてそこに、誰と出会うかもしれないし、誰もいないかもしれない、そこにふらっと出ていって何ができますか。それは居場所ではないんですよ。居場所とは決して言えないところなんです。その居場所づくりというのは、一般によく子ども食堂っていうんですけれども、子ども食堂だからって子どもだけじゃないんですけれどもね。今朝の新聞ですか、全国に1万件、子ども食堂が開設されたって出ていましたけれども、それはちょっとさておいて、子ども食堂というのは要するに居場所づくりなんですね。ですから、居場所というのは、やはりそこに行ったら何らかの、いろんなイベントというか、いろんな趣味の会とか、そこに日替わりでも、そこにふらっと行くと、何らかの行ってよかったなというような、そういう場所が、そして、しかも、高齢者だけじゃなくて、やはり世代を超えた集える場所というのが必要だと思うんです。高齢者対策というのはこれからそれがすごく私は一番大事じゃないかなと思っています。そういうところはやはり歩いて、徒歩圏でないといけないんですね。それで、そういうことに関しての認識、行政のほうで認識というのが、残念ながら今の町長の答弁でも分かりましたけれども、そういうことがまだ考えられていないという感じがしました。それで、介護認定を受けるまでもいかなくても、まず安全で健康的な場所で安心して一日中過ごせる場所、そして各種日替わりメニューがあって、そしてその中で一つでも興味が湧くような何か、いろんな趣味のクラスをやっているとか、ちょっと行ってみたいなというメニューを用意する。それには実はやはりそういうことの専門的な方とか、そういう方にやはりオーガナイズしてもらうことが必要なんです。やはり大きい、私もそんなにたくさん調べているわけじゃないんですけれども、大きい都会ではそういうところは、やはり札幌市も含めてなんですけれども、そういう場所が常に用意されているところが、ニセコ町ははっきり言って、デイサービスぐらいしか高齢者が安心して行ける場所37というのはないんですね。それは認定してもらっている方たち、それしか利用できる、本当に行ける場所というのはないように思います。ですから、これから、やはり子ども・子育て対策はもちろん大事ですので、何もそれに対して意見を言うわけではないんですけれども、高齢者対策もそういうところに、もう3分の1近い高齢者がいるわけですから、そして早く死なない限りは皆さんやはり80代、90代になりますから、こういうこともやはりもう真剣になって検討していただきたいなというふうに思っています。やはり健康的で安心して行ける場所、それによってやはり健康寿命も延びると思うんです。だからこれはやはり行政としても、あなたたち勝手に生きなさいよ、場所はあるんだよじゃなくて、やはり行政として、これはきちっとそういう検討委員会でも何でも立ち上げて検討していただきたいなというふうに思っています。町長、これいかがでしょうか。それと先進的な、そういうことをやっている先進的な自治体を視察するとか。それで私も、さっき町長がおっしゃった場所なんですけれども、あそぶっくは一応図書館になりましたけれども、やはり居場所としては狭過ぎる。それから、ちょっと行ったらみんなと交流できるような雰囲気、お茶も飲めるし、そこに行ったら、やはり気持ちよく温かく包み込んでくれるような居場所というのが、この町には本当にないので、そういうところを、もっと小さくてもつくっていくことが大事と思うんですけれども、町長、そういうことをちょっといかが考えていらっしゃるのか、御意見を伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

居場所というのは、一人一人が、例えば映画が好きな方は映画館が自分の居場所ということもあって、多様な価値観において、その人自身が自分の居場所って見つけていくんではないかと私は思っておりまして、そういった条件が合う、例えば安全安心な場所は先ほど述べたような場所にあると思います。そこでいろんな出会いやコミュニティもできる話でありまして、日替わりメニューがある、よかったなという場所、世代を超えた場所、徒歩圏内にある、そういった条件で例えば具体的に札幌市のここが居場所だというのがあったら、ぜひ御紹介賜りたいと思いますし、斉藤議員がおっしゃる居場所はこういうものだという、具体的な制度設計なり、お教えいただければ、そういうことが可能なのかどうか、居場所というのは、どっかが誰かがつくってくれるものでなくて、一人一人が自分の人生の中で安らぎがある居場所って、つくっていくものかなと私は思っていますので、ぜひそういった具体的なお話を賜れればありがたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和6年第8回定例会 2024年12月13日 議事録 PDF(35ページ) 間違いを知らせる