ニセコ町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月27日
猫の多頭飼育崩壊について
2024年6月27日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「猫の多頭飼育崩壊について」質問し、町長 片山健也、町民生活課長 富永匡が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、町民生活課長 富永匡
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
では最後の質問に移ります。猫の多頭飼育崩壊について伺います。これ、5 月 24 日の新聞の記事、町長にも皆さんにも回覧して読んでいただきました。この新聞にも「多頭飼育崩壊、孤立も背景」という見出しで新聞一面の 4 分の 1 に相当するスペースで掲載されました。そこに後志管内ニセコ町という文面が出てきたので、私ははっと思いました。これは実はニセコ町内でもそんな珍しいことではないんですね。ただこれまで町内の一般の方々が、あまり知る機会がなかったということだけだと私は思っています。今年 3 月半ばに町内で猫の多頭飼育崩壊があり、江別の犬猫不妊去勢手術専門病院モービルペットオフィスの大門みゆき先生ほか獣医さんも一緒に出張して、ニセコ町で手術を行いました。それと前後するんですけど、未来のニセコを開く会では猫と人の幸せの共生を目指して、町内の住宅で今年は 5 月 11 日と 12 日、さらにそのあと 6 月 9 日の 3 日間にわたり、計 80 頭の猫の手術を行いました。昨年は 30 頭、その前の一昨年 50 頭の手術を行い、3 年間の総数はニセコ町で 160 頭になりました。猫の繁殖率は高く、ほおっておくと多頭飼育崩壊はどこでも発生する可能性があります。この現状を町長はどのように受け止め、対策を考えておられるかお聞きしたいと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの御質問にお答えいたします。まず、斉藤議員を中心として、このすばらしい活動に感謝をし、敬意を表したいと思います。その上で、多頭飼育崩壊の背景には飼い主の経済的困窮や社会的孤立など様々な要因があり、人と動物に係る別々の問題として対応することでは解決が難しい課題であるというふうに考えているところであります。動物虐待の罰則を適用するだけでは問題の解決を図ることが難しいため、対応に当たっては社会福祉分野の職員や専門家などと連携した展開が必要ではないかというふうに考えているところであります。また飼い主を含め、全ての住民に対して動物の飼育に必要な知識、不適切な多頭飼育に係るリスクと防止策、多頭飼育問題に気づいた場合の連絡窓口などを町のホームページなどに掲載し、周知・啓発をしていく必要があると考えておりますので、今後とも動物愛護の観点から、周知・啓発に努めてまいりたいと考えておりますのでよろしくお願いいたします。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
町長から前向きに・・・
議員の質問 7番 斉藤うめ子
はい、失礼しました。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
町長から非常に前向きの専門家と連携して対処するっていう答弁をいただいて心強く思ってるんですけれども、その前にですね、実態としてはこの猫の頭数ですね、実は大門先生からニセコ町のこの実態というデータを資料でいただいています。私がここに書いたのとほぼ近いんですけれども、実際にはこのニセコ町で第 1 回目、2021 年、後志総合振興局が多頭飼育崩壊で乗り出してから、ニセコ町の猫だけで 120 頭手術してます。それから、町以外のところも参加してますので、トータルで 220 頭の手術をしてます。これだけたくさんやってるんですけれども、まだまだ実は猫はいます。ところが、モービルペットオフィスでは普通の野良猫っていうことで、3 分の 1 に等しいぐらいの費用でやってますけれども、これが 20 頭 30 頭 40 頭ということになると、何十万もかかるんですね。ですから、控える町民の方もいらっしゃいますし、実際に何人か見てます。猫はいるんですけれども、その中で選んでいると。聞いてみると、まだまだ本当はいるっていうことが今回分かりました。やはり一番ネックになるのは、雄猫 5,000 円から 6,000 円、雌猫は 7,000 円から 8,000 円、妊娠してるとそれにプラス 1,000 円から 2,000 円になりますのでね、頭数が多いと大変な負担になるわけです。ですから、それがきっかけになって、もう増えてしまって手術もできない状態になりますのでね、私はこういうことが起こる前に、もう少し力を入れて増やさないようにする対策が必要ではないかと思ってるんです。最近やっぱり猫の手術の数から見るように、手術の増加傾向にはあります。それから猫の相談も増えてきています。猫が多いので、交通事故も知ってる方だけでも、今年に入って 2 件ありました。町内でも、猫による糞尿の苦情ですね、そういうことは聞かされてます。こうした問題が起こる前に対策をして、少しでも増やさない方法をとることではないかと思っています。ですから、先ほど述べたように、ニセコ町だけで 120 頭、そして他のも入れたら 220 頭。今まだ過渡期にあるというか、もう少し力を入れてきちっと整備して、そして私はニセコ町に補助金を出してほしいと思っています。北海道でもやっと補助金を出す自治体が増えてきています。これ、今年のなんですけれども、北見市が非常に一生懸命されていて、7 か所ここには載ってるんですけれども、北見市とかオホーツク沿岸にある雄武町とか下川町、それから増毛、函館市、初山別村、共和町も補正予算対応してると出てます。ですから、ニセコ町もそこをぜひ検討していただきたいということが一つ。それから、私は先ほど町長のホームページでとおっしゃったんですけれども、町の担当課、町民生活課ですか、そこに相談窓口を設置していただきたいなと思ってます。というのは、動物基金とかしっぽの会とかに申請すると、無料で手術を受けられます。ただ申請手続があんまり簡単ではないんですね。それで、できる方もいましいらっしゃいますけれども、非常に煩雑っていうか大変なので、一人ではできない方もいらっしゃるので、そういうことは町が協力するということが必要ではないかと思います。19これは実は去年なんですけど、蘭越町でやってるというふうに聞いたのでよくよく調べましたら、蘭越町ではなく担当課の職員が個人で指導しているという話だったんですけれども、動物基金とそういうことに紹介する、そういう窓口をつくっていただきたい。それから苦情の窓口も必要だし、私は先ほど申し上げたように補助金を出すことで、本当にそんなに長いことかからなくてもニセコ町の猫問題は相当解決するというふうに思っています、人口 5,000 人の町ですので。猫はまだいます。ですから町長、この補助金についてぜひ検討していただきたいんですけれども、いかがでしょうか。
答弁 町民生活課長 富永匡
斉藤議員の御質問にお答えをしたいと思います。昨年の 3 月の定例会においても一応回答という形でしてるんですけども、今のところ助成制度はそれぞれ考えていないということと、あと、地域での具体的なお困り事があれば、個別に対応していくということと、先ほど町長の答弁にもあったんですけども、連絡相談の窓口などをホームページなどで掲載をするということと、その際 3 月の答弁でもお答えをしたと思うんですけども、申請が大変だということも聞いておりましたので、それは個別に対応していくという答弁をさせていただいてたと思ってます。いずれにしても、その相談とか実態のほうでちょっとうちのほうでも把握していない部分があるので、斉藤議員も御相談があったときには町民生活課のほうに話をつないでいただいて、具体的な対応等を考えていきたいのでよろしくお願いいたします。そして、はい。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
富永課長から答弁頂きましたけれども、しっかり町民に伝わるような窓口が必要だと思っています。何回か過去にですけれども、町民の方からニセコ町に電話したけれどもほとんど取り扱ってくれなかったということでがっかりされて、また私のところに電話が来るんですけれども、私のところにはかなり相談とかお電話来ます。じゃ、町に相談してくださいっていうふうに申し上げてもなかなか町に電話しづらいという問題がありますのでね。これ本当に、ニセコ町は環境モデル都市の看板を掲げてますので、この猫問題そんな小さな問題じゃないと思います。そして今はですね、環境衛生の問題からはっきり言って、酪農家さんとか農家さんも野良猫を避妊去勢手術して、衛生管理のためにいろいろと、そういう施策っていうか、ちゃんとやる方も増えてはきています。ですから、野放しではなくなってきてるんですけれども、そういうふうに少しずつ少しずつは徐々に動いていることは確かです。けれども、私はニセコ町がもう少し頑張って、モデルを出していただきたいなというふうに思ってます。町長いかがですか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
そういった問題は、これまでも過去からずっと町民生活課という課ができてから、私も担当したときありますけど、一貫して相談にのって、保健事業とも連携をとって対応してきています。ただ、それが町民の皆さんに分かりづらいということであれば、広報等を通じて、そういったことが見える化できるように努力していきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。20