ニセコ町議会 令和6年第4回定例会 2024年6月27日
綺羅街道植栽の抜本的改革改善
2024年6月27日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「綺羅街道植栽の抜本的改革改善」について質問し、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
では 4 番目に参ります。綺羅街道植栽の抜本的改革改善を求める。町内中心に位置する綺羅街道は、観光ニセコの玄関口として、ニセコ駅前温泉綺羅乃湯から町の中心部である本通商店街を通り、現在のセイコーマートのあたりまでのおよそ 1.6 キロに当たります。綺羅街道は平成 13 年、2001 年に完成して以来 23 年が経過し、今年 24 年目になります。当初街道の植栽枡は沿道の町民を中心に 100 名を優に超える大勢の町民によって整備されてきましたが、高齢化あるいは転出などによってNPO法人ニセコまちづくりフォーラムが会員を中心に綺羅街道の植栽の整備を担当しております。しかしながら、綺羅街道は常時閑散としていて人の気配はほとんどありません。綺羅街道が観光地ニセコ町の玄関口にふさわしい名所として、観光客にも自信を持って紹介できる、町民誰もが集える憩いの場所にするための環境整備が必要ではないかと思っています。まずは植栽の抜本的改善を検討されてはいかがかと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの斉藤議員の御質問にお答えいたします。ニセコ町の中心市街地である綺羅街道は、令和 5 年 12 月に北海道の道路整備事業「マイウエイ・アワーロード事業」の指定を受け、これを機に 21 世紀に向けた新しいまちづくりを考えていくとのことから、沿線住民はもとより住民参加による推進会議などを開催し、広く町民の意見や要望を取り入れながら、14 年間という歳月をかけ、平成 14 年 2 月に完成したものでございます。この推進会議では、現在の綺羅街道は未来に向けてどのようなまちづくりを考えるかをまとめる14ということで、ニセコ町本通地区景観整備計画を策定し、四季の彩りが映えるまちづくり、歩いて楽しい魅力ある街並みづくり、雪道として工夫のあるまちづくりなど、主には 3 つを基本に多くの話合いの結果として、現在の綺羅街道ができたものでございます。電線地中化や建物の意匠・色などの統一感のほか、花の植栽など美しい町並みはNPO法人ニセコまちづくりフォーラムや町民の皆様の御努力により現在も維持されており、御尽力いただいている組織や町民の皆様に感謝をいたしているところでございます。このほかにも季節的な取組みとしては、ハロウィンカボチャの装飾やグリーンシーズンにはレンタルサイクルでの町内散策や写真を撮影する観光客も見られることがございます。ただ、斉藤議員おっしゃるとおり完成から 23 年が経過し、当時あった商店も店主の方の高齢化などから空き店舗があり、寂しい印象がある実態にあるのではないかと思います。商工会では空き店舗の活用の状況調査を行い、新たに綺羅街道で起業などを行いたい人とのマッチングサポートをしておりますが、空いている店舗につきましては持ち主の方との希望条件等も合わない場合が多いと聞いているところでございます。しかし、毎年秋に開催しているニセコキラキラ市や 5 月から 10 月まで毎月 1 回日曜日に開催するニセコ朝市の取組みなどは、賛同する綺羅街道沿いの商店の参加も増え、来客数も増加の状況にあるというふうにお聞きしているところであります。町としては、綺羅街道はニセコ町のメイン通りとして、引き続き植栽についてはNPO法人に相談しつつ、必要な支援を行いながら、景観の保全とともに空き店舗の活用など企業における案件があれば商工会と連携し、綺羅街道の活性化に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。今後とも植栽の件も含めて検討してまいりたいと考えておりますので、引き続きの御支援をよろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
町長の思いは理解できないことはないんですけれども、NPO法人まちづくりフォーラムの総会の議案書があるんですけれども、この植栽のための事業収入というんですか、それが年間 70 万円なんですね。そのうちのニセコ町からの補助金が 58 万円、前 50 万ぐらいだったのが少し上がったかなというところなんですけれども、この 70 万円という事業収入で、そして植栽の数は両側全部合わせて 46 桝あって、そのうちの 6 増は芝管理、植えることが難しいらしいんですね。実際に植栽に使ってるのは 40 桝で、花を植えています。里親数は 31 名というふうにここに報告になっています。40 桝のうち 31 名ですから、1 人の方が 2 つ 3 つ掛け持ちの方もいらっしゃると思います。ただ、1.6 キロにわたるこの綺羅街道を私は何回か歩いてみました。そしてそこに歩いてる方とお話ししてました。事業収入年間 70 万円ですが、お花っていうのはとても高いし、その予算で運営をしていくことは本当に並大抵ではないのではないかなというふうに思っています。NPO法人の方たちがその予算内で頑張っていらっしゃるんですけども、花だけでも 40 何万円。皆さん各人が自分で持ち出しでお花だとか土だとか、私も協力させていただいてきましたけれども、そういうことをやってるんですけれども、それでもまだ足りない、足りないというか、町長、あそこの街道は何回ぐらい往復されたことありますか。ぜひ見て、感想をお聞きしたいなと思っています。15私も複数の方にお聞きしましたけれども、非常に印象として厳しい意見が圧倒的に多かったんですけれども、まず街道に木が中に入っていると花壇がなかなかうまくいかない。植栽桝の中の枯れてしまった木は取り除いたようですけれども、ところどころ木が何本か入っています。それによって、花壇が非常に植えづらいところもあるんですね。私のところもそうなんですけれども。それから植栽桝なんですけれども、いろいろと何回かお聞きしてこれ間違いないと思うんですけれども、植栽桝の下の 30 センチから 50 センチの下はコンクリートになってるんですね。ですから、そこにそれ以上宿根草でも何でも植えるのは難しいと思うんです。ここにNPO法人の理事さんも出席されているのでいろいろ聞きたかったんですけれども、アクセスできませんでした。そういうことを聞いてます。ですから、木だとか植えるのにはなかなか適さないのではないかということがあります。それと、これは町民の皆さんからの御意見をちょっと、一部というか集約してるんですけれども、ニセコ町の町花であるラベンダーで統一してみたらどうかという意見もあります。先ほど桝の中にはただ草地になってるところがあったり、一方は一生懸命育ててきれいに飾ってるところとか、手入れが行き届かないところとか、非常に管理がばらばらの状態なんですね。それを多様性と言えばそうなのかもしれませんけれども、これでいいのかなっていうところはあります。それとですね、一番気になるところは、あそこは道道になりますか、道道の沿道の草取りがなかなか行き届いてないんですね。あとは歩道のところですね。これはもちろん町民の方も何人か指摘されたんですけども、場所によりますが草があります。一生懸命やってる方がお世話してるところの前は草取りもよくされてるとこもありますけれども、こっちがきれいだと思ったらこっちはぼうぼうになってたり、ばらばらなんですね。これが観光ニセコ町の玄関口の綺羅街道かなっていうところが、私はずっとここ数年考えさせられてきました。皆さんともお話してきました。町長、私はこのNPO法人に町としては 58 万の予算を出して運営を任せていくだけでは、とてもやっていくのは難しいんじゃないかなというふうに思っています。もう少し本当の玄関口だとしたら、予算ももっと必要だし、トータルにもっと設計を考えるべきではないかなというふうに考えています。観光の玄関口、綺羅街道、ニセコに来た方が町に来たときに、ここが綺羅街道ですというふうに紹介できたら本当にすばらしいんですけれども、そこがなかなかいかないというのが現実のようです。ですから、予算のこと、それからその整備の計画の見直しということをどう考えていらっしゃるのか。これから重要なことだと思います。いかがでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの質問にお答えいたします。綺羅街道、幅員が 23 メーターということで、22 メーターが国の基準ですけど、皆さんの意見を聞いて 23 メーターにしました。日本では初めてだと思いますけど、堆雪スペースもあって、住民でみんなで話し合って決めてきています。制度の設計、沿線の木をどうする、あるいは花をどうする、地域の皆さんの相当数の話合いが多いときは 1 週間に 1 回、綺羅街道の皆さんを中心として集まってみんなで知恵を出して、この制度設計をしてきた経緯がございます。そういった皆さんの英知を結集したものでありますので、そこはそういったこれまでの皆さんの思いも大事にすべきではないかと16思っております。これまでも綺羅街道の皆さんが、例えばアイスクリームを売ったり、あるいは歩道を使って宴会をやるであるとか綺羅街道の活性化のために努力をしてきました。それで、当時議論としてはもう行政が何でもかんでもやっている時代ではないと。綺羅街道は道道の管理下にありますけど、そういった中で後にNPOになりましたけど、もともとはそういうまちづくりの委員会をつくって、みんなでこの植栽管理をしようということで 21 世紀まちづくり委員会ができ、そして今は名称がNPOまちづくりフォーラムというふうになっておりますけど、みんなでそういった支えてきた経過があります。ですから、植栽も一部専門の方を募集して管理していただくとか、これまでも様々な実践を行いながら今日に至っています。花壇の形状を変えるとかなんとかっていうと、これはもう大変な金額になりますので、そういうことは現実的ではないと思いますが、花に関する予算については、今いろんなものの諸経費も上がっております。私も何度も苗を植えたりですとか撤収はずっと何回も参加しておりますので、実態はよく分かっております。こういった皆さんの思いも大事にしながら、持続するためにはどうしたらいいかということは、NPOの皆さんの声も聞いて支援はさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 7番 斉藤うめ子
町長のお聞きして、その中にもありましたけれども、私これインターネットで調べましたらね、こういうホームページに綺羅街道のことが出てきたんですね。偶然というかかなり古いもんなんですけれども。ニセコ花フェスタ綺羅街道、そしてNPO法人まちづくりフォーラム、それから綺羅街道の立案から完成までっていうことなんですけれども、これにはですね「この綺羅街道完成までに 13 年の歳月をかけて、年間 90 日間の会議、週に 2、3 日議論を重ねてきた。商工会青年部が中心になって、それだけこの綺羅街道完成のために努力してきた」という文章があります。そして最終的に議論した結果、綺羅街道という名前をつけたということがここに書かれています。この文章の中で、ちょっと短いですから聞いてください。「どうか皆さん、ニセコ町に立ち寄る機会がありましたら、これが綺羅街道か、こんなことをやっているんだということを見届けていただきたいと思います。」とあります。その当時のニセコ町民のまさにシビックプライドが伝わってくる感じがしました。自分たちでこれをやろうというね、意欲に燃えていたのは 24 年前、それから今 24 年経って、現在の状況で何とか維持してますけれども、やっぱり一度大きな改革が必要ではないかなというふうに私は感じてます。ちょっと先ほどの続きになってごめんなさい。この綺羅街道の目的は、地域コミュニティの再生、地域産業界の連携強化を目指すとしています。まさに綺羅街道が当初に目指した事業の目的が再現できないかなというふうに考えているんですけれども、もう一度町長、再現の可能性というか、お聞きしたいなと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
この綺羅街道もですね、これまで北海道屋外広告物コンクール北海道知事賞を平成 13 年いただいてます。それから平成 14 年には都市景観大賞、美しいまちなみ優秀賞というのを全国の会議で表彰を受けています。平成 16 年には北海道まちづくり 100 選に選ばれたり、平成 1517年にも綺羅街道に従事された方が、功労者等として高く評価をされて表彰されています。これのすごいところは行政主導でないっていうことなんですよね、住民の皆さんあるいは多くの皆さんがこの綺羅街道を何とかしようということで守ってきた。そこの精神というのを大事にしていかないと、私どもまちづくり基本条例の精神というのは住民の皆さんが自ら考え行動するという大きな視点で、何て言いますかね、全て行政依存をなくそうということでずっと来ています。それをまた行政以上に戻すようなことではなくて、これまでの、歴史ある皆さんが参加している中で、そういった機運醸成が図られていけばすばらしいことだと思いますし、そのことに対して町としても全面的に支援をしていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。