ニセコ町議会 令和5年第2回定例会 2023年3月14日
女性と政治、なぜ女性議員は増えないのか
2023年3月14日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「女性と政治、なぜ女性議員は増えないのか」について質問し、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
皆さん、おはようございます。5番、斉藤うめ子です。通告に従いまして、3件質問させていただきます。その前に、今日たくさんの方に傍聴にいただきまして、本当にありがとうございます。よろしくお願いいたします。それでは、1件目に入ってまいります。1件目、女性と政治、なぜ女性議員は増えないのか。今年4月に行われる統一地方選挙で女性の議員がどれだけ増えるか注目されています。2月18日の朝日新聞、27日の北海道新聞には、1面トップ記事で取り上げられました。それによると、全国1,788地方議会のうち女性ゼロ議会が256、14.3%、女性が1人だけの議会が436議会、24.4%で、両方合わせた女性ゼロワン議会は約38.7%、4割にも上る。50歳未満の女性議員は全体の2.9%。地方議会の構成は男性に著しく偏り、若年層の女性がほぼいないといういびつさが続いているとあります。また、北海道新聞では道内の地方議会179市町村のうちゼロワン議会は104市町村に上り、女性ゼロ議会52、女性1人議会52、合わせて104市町村で全体の57.7、約4割近くに上っています。ニセコ町議会も女性1人議会が続いています。環境モデル都市ニセコ町、SDGs未来都市ニセコ町として全国から注目されているニセコ町として、この現状を町長はどのようにお考えか伺います。よろしくお願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
おはようございます。本日もよろしくお願いをいたします。それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答えいたします。本年も3月8日の国際女性デーに合わせて議会の議席の一定数を女性に割り当てるクオータ制の導入を目指す市民団体などの動きが活発になっているとの報道が多くなされているところでございます。政策運営においては、もとより女性の視点が重要であり、多様な意見をいただく必要があるというふうに考えておりますが、日本国内においては女性議員の割合が先進諸国と比較しても極めて低い状況にあります。本町の女性活躍の歴史においては、古くは駅前で旅館を経営されていた平松えんさんなどがご活躍、その後今から67年前の昭和33年、1956年には中央婦人会が季節保育所の開設、さらには公民館設立運動に尽力され、当時まちづくり運動のリーダーであった原ヲクラさんが女性議員として活躍するなど女性の活躍がこのニセコ町のまちづくりを牽引してきたと、そういうニセコの歴史においても女性議員数はこれまでも少ない状況にありました。現在男女共同参画基本法に基づく第5次の基本計画において各政党での女性比率を高める要請がなされているところではありますが、無所属の方が多い人口規模の小さな自治体議会においては、女性議員の割合を増やす方策もベストな良案というものは浮上していない現状かと思います。土曜日や日曜日、休日や夜間の議会の開会、さらにはウェブでの議会参加や産前産後の休暇、育児休業などをはじめ、様々な立場にある町民の皆様が議員として活動しやすい議会の在り方についても議会においてご議論を賜ればありがたいというふうに考えております。昨年の9月議会において斉藤議員から類似の一般質問があった際にお答えをしておりますが、まちづくりや政治に興味を持つ方々の活動に対して町としてもできる限りの支援はさせていただきたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
町長、ありがとうございます。実は今日ちょっと本を持ってまいりました。これ「さらば男性政治」という本です。今年1月20日に三浦まりさんが発行されました。この中で非常に今の女性議員が少ない現状を言い当てているなというところがありますので、本当に短いので、ちょっと読み上げさせていただきます。男性政治とは男性だけで営まれ、男性だけが迎え入れられ、それを当然だと感じ、たまに女性の参入が認められても対等に扱われない政治である。この見慣れた風景を21世紀の今日も民主主義と呼んでいいものかということを書かれています。これまだたくさんいろんなことが書かれております。昨年国連が発表したジェンダー平等の実現には、現在のペースでは300年近く要するということを発表しています。町長、300年です。SDGsの5番目の目標は、ジェンダー平等を実現しようとなっています。SDGsの持続可能な開発目標では2030年までにジェンダー平等達成が書かれていますが、SDGs未来都市ニセコ町としてこの目標に対してどこまで達成を考えていらっしゃるのか伺いたいと思います。それと、先ほど町長もおっしゃったことなのですけれども、昨年の9月議会で私は候補者男女均等法、ニセコ町の責務について質問したのに対して、町長は男女共同参画に関して法律の遵守は我々の使命であり、もちろん遵守して進めてまいりたいと考えておりますと答弁されています。今後どのような施策を進められてこられたのか、以下について再度、重なる部分もありますけれども、質問させていただきます。1点目は、ニセコ町としての必要な施策として、今後とも人材育成に努めてまいります。人材育成の重要性を繰り返し述べられておりますが、この点についてはいかがなのでしょうか。