ニセコ町議会 令和4年第9回定例会 2022年12月16日
町内で相次ぐ開発に伴う工事車両増加と交通安全対策について
2022年12月16日、ニセコ町議会の一般質問で、高木直良議員が「町内で相次ぐ開発に伴う工事車両増加と交通安全対策について」質問し、町長 片山健也、町民生活課長 富永匡、企画環境課長 高瀬達矢が答弁しました。
- 質問者
- 高木直良 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、町民生活課長 富永匡、企画環境課長 高瀬達矢
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 高木直良
3 件目です。町内で相次ぐ開発に伴う工事車両増加と交通安全対策について伺います。近年、ニセコ町内及び近隣地域における大型公共工事や民間の開発関連工事が増大し、大型ダンプトラックなどの交通量が増大しております。また、観光客入り込みの回復による交通量も増大の傾向にあります。次年度以降も新幹線トンネル・橋梁工事・後志自動車道・道の駅整備・国営農地整備(覆土運搬)・SDGs街区の盛土工事などが想定されています。こうした工事車両や観光客35増加によって、工事車両・観光バス・一般車両の一層の増大が予想されます。新たな交通安全対策が必要と思いますけども、町としての取組みについて以下の質問をいたします。(1)来年度、上記要因による町内の主要道路における交通量増加に関する認識と交通量の予測について伺いたいと思います。(2)交通量増大に伴う事故を未然に防ぐ交通安全対策を講じる必要がありますけれども、現段階でソフト面やハード面でどのような対策を想定しているか伺いたいと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの高木議員のご質問にお答えいたします。議員ご指摘のとおり、次年度以降も町内、近隣での工事や、町内を訪れる観光客も回復傾向にあり、それらによる大型車両などの交通量増加で交通事故の発生も懸念されている状況となってございます。開発関連等の工事につきましては、それぞれの所管課において事業者に対し交通安全徹底の指導と、地域住民説明会等において交通量の増加状況の説明などを行い、これまでも交通安全に努めてきたところでございます。また、各交通安全運動期間における町内の家庭への全戸訪問や、事業所宛てに交通安全広報資料の配布や、児童・生徒の登校時間に街頭指導を行うなど、交通危険箇所などに交通安全機の設置とを合わせて行ってきたところでございます。今年度はコロナ禍で実施を見送っていた旗の波作戦を実施し、コロナ状況にもよりますが、来年度も高齢世帯へ訪問して啓発資材の配布をしたり、事業所への交通安全運動への協力・啓発を行ってまいりたいと考えております。様々な事例につきまして、それぞれの状況によって交通安全の啓発等に努めてまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。
議員の質問 8番 高木直良
答弁漏れとして受け止めたんですけど、確かに啓発やなんかで対策をしますということですが、その前段として先ほど挙げたような予想されている工事、あるいは進行している工事、そのことが重なっていくことによって、どのような状況が起きるか、例えばある主要な交差点における交通量が現在こうだけどもこのぐらい増えるのではないかというような数量的な、客観的な予想をしているかしていないか、把握する努力をしているかしていないか。一つ一つの説明会はあるんです。先日私も参加しましたけども、新幹線の橋梁工事がこれから始まりますということでありました。それから、残土運搬についても個々には説明等あります。それから国営農地における覆土、これは町有地の土地の表土を持ってきて、今やっている工事の覆土が足りないところに持っていくと。それぞれ動いています。それについて個々にはもしかしたら説明会なりですね、今おっしゃったような注意喚起とかあったと思うんですけども、それは全部総合してどんな状態にあるのか、それは時期もいろいろ変わりますから、この時期が一番交通量が増えそうだねとか、そういった状況を見える化するってことですね。そういうことはされているのか、されるつもりはあるのか再度お聞きします。
答弁 町民生活課長 富永匡
高木議員のご質問にお答えをいたします。各所管課の部分については、交通安全担当の町民生活課でも押さえてはいません。議員ご指摘のとおり、今後やはりそれぞれの事36業を当課で取りまとめて現状把握をして、その現状把握をした上での交通安全対策をやっていかなければいけないという認識はございます。今後はそういうかたちで、各課へお願いをして、情報集約と共有をするかたちをとりたいと思います。以上です。
議員の質問 8番 高木直良
先日、倶知安警察署に行ってきました。それで交通安全の担当課長ともちょっとお話ししたんですけども、警察のほうでも交通量の調査っていうのはやってないんですよね。これは国土交通省が 5 年に 1 度交通センサスということで、よくアルバイトの人が交差点でカチカチやっているのを見かけた方もいるかと思うんですが、そういった調査やOD調査など交通量調査は確かに定期的にはやっています。ただそれは主要な路線のみで、ニセコ町で独自にやることは、新たにやらない限りはないわけですね。交通をつかさどる警察署としても、最近ものすごく交通量が増えていると感じていると。それで実際に、この数年間の人身事故が増えてきていると聞きました。そういう状況のもとで、先ほど髙瀨議員の質問にもありましたように、特定の場所において大型観光バスが集中したり、あるいは自転車のイベントがあったりという、いろんな要素がこのニセコ町において起きているわけです。ですから、そういった俯瞰的に全体をトータルで抑えるような努力をぜひやっていただきたいと思います。これは確かに簡単にできるものではないかもしれません。しかしやはりそれにはいろんな危険が伴うし、実際に事故に至らなくても危険を感じるシーンが増えてくるのではないかと思いますので、その点についてまず状況の把握をしっかりするっていうことと、予測も立てる。ソフト面は確かに事業者さんに定期的に集まってもらって注意喚起をするとか、実際に旗の波作戦でしたっけ、そういうことで、ある一定期間重点的に交通安全指導するとか、そういったことは必要だと思いますし、やっていただきたいと思います。同時にですね、ハード面でって聞いたのは、たとえばある場所は工事をやって、交差点の状況を改修?しなくちゃいけないと。思われる場所がある程度わかっているわけですね。ここはちょっと観光客もウロウロしているなとか、あるいは入り方によっては危険が生じるなっていうような交差点などがあります。これは皆さん、常に見ていると思うんですけども、ビュープラと向かい側のパン屋さん HARU ですね、あそこは交差点に近いのでそこには信号ができない。でもビュープラがあって、一般のお客さんがパン屋さんへ行くとか、あそこはやはり横断しちゃうんですよね。お客さんがたくさん横断していくと。確かにそれは交通法規的に言えばいけないことなんですけども、心理的にはそこを渡ってしまう。そういったいくつか危険箇所と思われる場所があります。それに対するハード面でできるかどうかも含めてなんですけれども、何らかの集中的な対策っていうのをたてる必要があると思いますので、その検討について問いたいと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
様々な視点での交通対策等のご指摘、誠にありがとうございます。高木議員がおっしゃる、そういった交通全体の総合的なことは本当に必要だと思っています。できたら私もやりたいと思っています。例えば新幹線工事が出ます、何台車両が通ります、あるいは土の運搬でこういうことがありますという場合には都市建設課の都市計画部門と企画部門も集まって、全体の安全対策で町としてはここの道路は使わないでこっちへとか、これはこういうふうに一方通行とか、これ37までずっとやってきたところです。ただ全体を見渡しての総合的な、例えばGPSみたいな地図情報を使っているようなイメージはすばらしいと思いますが、そういうようなことはやってきてないという実情であります。ただどこまでそういうことが可能か、ちょっと調べてはみたいと思います。考えていることは私もよくわかりますし、そういうことができればいいなと思いますが、高木議員が前段の質問であったとおり、それぞれ仕事が重複して動いているような状況でありますので、できるだけ今おっしゃった趣旨のことを頭に置きながら、全体でどういったことができるか検討してまいりたいと思います。後段最後にあった元町地区の安全につきましては、実は相当悩ましく思っています。ビュープラザにつきましては議員もご承知のとおり、当時私が担当しておりまして、駐車場自体を大きくしたいということがありましたが、かなり反対の声がありました。駐車場に町民の税金使うのかという、そもそも否決されるような状況もあって、現在の大きさのようになったものであります。現在入れない状況も含めて、開発部局のほうでも相当いろんなご心配をいただいているので、国道・道道といったところとも引き続き協議をしながら、警察ともあそこの横断については何かいい方法ないか検討させていただきたいと思いますので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
答弁 企画環境課長 高瀬達矢(企画環境課長は2023年3月まで)
私から新幹線と高速道路、SDGsの関係で補足させていただきたいと思います。SDGsの開発には、今年 1 万 8,000 ㎥入れさせていただいております。次年度の開発行為の中では残り 1 万㎥程度必要となっておりまして、次年度についても引き続き高速道路の土をニセコ町のほうに搬入したいと思っています。この部分につきましては、町と開発局と業者のほうで十分協議しておりまして、例えばルートについては新幹線も同様でございますけども、あらかじめきちっと決めさせていただいているところでございます。特に学生や一般車両の多いところにつきましては、交差点に誘導員を配置するなどの対策を練ってございました。あとダンプについては違反はないんですけども、無理な運行とかしないよう遠くから見ても分かるように、ダンプ自体にどこの業者でどこの現場ということをフロントと後ろのほうに青と赤に分けて、業者別に全部判別できるようにして、皆さんから何らかのご指摘があればすぐ通報ができるようなシステムを入れております。そのほか、ダンプ・トラックの振動・騒音等も懸念されまして、住宅の付近を通る時には最高速度 10 キロ制限にして搬入をしたりしております。おかげさまをもちまして、土の搬入は雪の降るぎりぎりのところで終わっていますが、SDGsにつきましてはまだ来年ということで、新幹線の明るい区間については 4 年程度の工事、そのほか里見から倶知安のほうに向かってシールドマシーンで掘っているところ、3、4 年の工事が予定されており、いずれのルートにつきましても国道と道道ということです。先ほど議員ご指摘のとおり、元町の交差点が一番混み合う場所でございますので、次年度以降私のほうからも各開発局や業者のほうに事故のないように伝えますけれども、何らかの協力ができるものがあれば要請していきたいと思っています。以上です。