ニセコ町議会 令和4年第7回定例会 2022年9月15日
エアコン設置の必要性について
2022年9月15日、ニセコ町議会の一般質問で、小松弘幸議員が「エアコン設置の必要性について」質問し、町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則が答弁しました。
- 質問者
- 小松弘幸 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 7番 小松弘幸
通告に従いまして一般質問をさせていただきます。今回は、エアコン設置の必要性についてご質問いたします。地球温暖化の影響で、ニセコ町でも 7月から 9 月にかけて気温が 25℃以上に達する夏日や、30℃を超える真夏日になることも珍しくありません。札幌管区気象台による倶知安観測所の気象データを調べたところ、2019 年には真夏日・夏日で 43 日間、20 年では 56 日間、21 年で 52 日間、今年は 8 月 27 日までで 47 日間。したがって 2019年以降、夏日が急増し 1 か月強から 2 か月弱となっています。また、昨今では最高気温は 34.4℃で、9 月に夏日が 5 日以上あるとデータが示されています。今後温室効果ガス濃度がさらに上昇し続けると、気温はさらに上昇し、35℃以上の猛暑日が増加すると予測されています。高温になると寝苦しく、睡眠不足から体調を崩したり、暑さで体温調節ができなくなったりするなど、身体への負担が大きく、熱中症が原因で救急搬送されることも予想されます。気候の変化に伴い、暑さから身を守り、住民が健康に過ごすためには、ここニセコにおいてもエアコンが必要となってきています。特に高齢者など体力の弱い人たちは心配であります。エアコン設置の必要性をどう考えられているのか、また、設置についての支援は必要ではないかと考えますが、町長に伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
令和 3 年 4 月に策定した「ニセコ町気候変動適応方針」の中での統計では、夏日及び真夏日の年間日数は長期的な増加傾向が見られ、10 年あたりでそれぞれ 1.6 日、0.2 日増加しているということでございます。これに伴い将来予測される影響として、健康面では熱中症による死亡リスクや医療機関受診者の増加が想定されており、適応の基本的な考え方として健康への影響に関する情報提供と対策予防の普及啓発を行うこととしております。現状の取組みはこの方針に基づいて行っている状況でございます。また、高齢者に関するニセコ消防での屋内の熱中症と思われる搬送件数(救急出動)は、平成 30年度が 1 件、令和元年度が 1 件、令和 2 年度が 5 件、令和 3 年度が 3 件、令和 4 年度 2 件となってお35りまして、このトータル 12 件の内訳は夏の時期が 3 件で、他は夏以外の時期に発生しており、締め切った部屋での暖房などの影響によるものというふうに考えられております。近年全国では 40 度を超える酷暑日も観測されておりますが、現状でニセコ町ではそこまでの影響はないものと思われ、エアコン設置の支援につきましては今後の課題というふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 7番 小松弘幸
エアコンを設置する場合、標準取付工事範囲内であれば工事代金を低めに抑えられますが、新規にエアコンを設置するには必要な工事としてエアコン専用のコンセントの新設や配管を通す穴も開けます。また、落雪回避を考慮するなど、室外機設置場所によっては配管延長、建吊り工事、室外機の壁かけ工事も考えられます。エアコン本体よりも工事代金の費用負担が高くなることも想定されます。そこで、熱中症による事故を未然に防ぐため、住宅に冷房機が未設置の障害者がいる世帯や 65 歳以上のひとり暮らし高齢者、並びに 65 歳以上の高齢者のみの世帯を対象に、購入先は町内の販売店、業者に限って依頼した場合のみ補助する、町独自の補助金制度を制定できないか。制度内容は様々ですが、既に補助金制度を制定されている自治体もあります。私は福祉と地域振興を目的とした補助金制度と捉えておりますので、これについて伺いたいと思います。
答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)
高齢者の中にはエアコンの風が寒いと感じる人がいたり、あるいはその住宅によっては使用の電気料がかさむなどのことも想定されます。そもそも熱中対策に特化すると、第 1 位はやはり健康管理が一番重要であるということから、これらの諸問題を整理するにあたって、まず町がエアコン設置を支援するには、これらの課題を総合的に合わせた支援というのが必要になってくるのかなと。例えばエアコンをつけるだけではなく、エアコンとセットで住宅を改修するだとか、それによってニセコ町が目指すCO2 削減につながるなど、そういった総合的な対策を検討していくべきかというふうにも考えておりますので、その辺も含めて今後の検討課題とさせていただきたいなというところでございます。
議員の質問 7番 小松弘幸
先ほど町長の答弁を聞きまして、冬期間の暖房によっても熱中症を引き起こすっていうお話を聞いて、なるほどなと感じたところであります。エアコンの話になりますけども、工事ができない場合に限っては、窓枠などに固定して設置する冷房機本体の費用及び設置費用も補助対象にするべきと私は考えてるんですけども、これについてもお聞きしたいと思います。
答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)
風冷扇というのもどうやらあるらしいです。何ていうんですかね、冷たい風の出る扇風機っていうのもあるようなので、その辺も含めていろいろと考えていく必要があるのかなと思うんですけども、いずれにせよ、うちの保健師が高齢者のお宅を訪問する際には、熱中症に限らず、健康管理、特に最近多いのが認知症などによる将来不安だとか、個々多数の相談を受けている状況でございますので、できる限り個々の問題に対応していくことを心がけていきたいな36と思いますので、引き続きご指導いただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
実は経過としては、特別養護老人ホームニセコハイツも病室に何人か入っておられて、最近暑くなってきたので、それを大変私ども心配しています。エアコン設置の打診を現場にしましたが、やっぱりご高齢の皆さんは現状でも寒く感じる方がすごく多いということで、病室には必要ないということでしたので、本当に暑いときに従業員含めて風があたるようなスポットクーラーというのを貸していただいたんです。ですから一概にクーラーっていうことでもないようなので、その辺はまた現場実態に即して検討させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。