ニセコ町議会 令和4年第5回定例会 2022年6月10日
「ニセコ町森林ビジョン」の状況と今後の見通しについて
2022年6月10日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が質問し、町長 片山健也、教育長 片岡辰三、農政課参事 山田浩二、農政課参事 中川博視、副町長 山本契太が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、教育長 片岡辰三、農政課参事 山田浩二、農政課参事 中川博視、副町長 山本契太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
では 2 件目に参ります。2 件目、「ニセコ町森林ビジョン」の状況と今後の見通しについて伺います。昨年 7 月、「ニセコ町森林ビジョン」が策定されました。これによると、町は「森林づくり町民会議」を設立・運営するとありますが、以下のことについて伺います。①この会議で、これまでに検討された内容と方向性について伺います。②町民の中からフォレスターのような多様な森づくりの専門家の育成が必要ではないかと思いますが、今後の予定を伺います。③町民の方々に森づくりをよく理解していただくために、かつてあった「森と緑の会」を再開してはどうかと思いますが、そのお考えはありますか。④子どもたちに「なぜ森づくりが大切なのか」、その必要性を理解してもらうことが大事なことと思いますが、学校ではどのような指導を考えておられますか。以上、1 から 3 は町長に、4 は教育長に伺います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。まず一つ目のご質問の森林ビジョンで記載した「森林づくり町民会議」につきましては、設置に向けて、各主体・関係者がビジョン推進に関与できるような体制づくりを念頭に準備をしており、体制が整い次第開催してまいりたいと考えております。二つ目のご質問の多様な森づくりの専門家の育成につきましては、現在町に所属する森林・林業をサポートする地域おこし協力隊員が、昨年度町内の林業関係者や木材加工販売事業者において研修を受けたほか、今年度地域林政アドバイザーの資格を取得するなど、森林や林業行政に関わる知識や技術を習得しているところでございます。町では隊員本人の就業意向を尊重しながら、今年度近隣の森林組合などにおいて林業の研修を受講していただくなど、協力隊の活動をサポートしていきたいと考えております。隊員がその活動終了した後も、ニセコ町において引き続 き林業に携わっていただけるのであれば、森づくりの専門家として町の森林ビジョン推進に大きな力になるものと考えております。また、今年度北海道から派遣いただいた林業の専門職一人を農政課に配置し、森林ビジョンに基づく取組を推進していく中で、森づくりの専門家が育成される大きな契機になるものと考えております。次に三つ目のご質問の「ニセコ町森と緑の会」の活動は、林業者を初めとする事務局スタッフの負担も大きく、運営や予算確保も難しくなってきたというような状況や、様々な活動の一定の役割を終えたとのことで、団体を解散しております。しかしながら同会の活動は、町民皆さんに森づくりをより理解していただく木育の取組として大変有意義であったと考えており、その趣旨は今後設7置される森林づくり町民会議や新しい法人へと受け継がれていくものと期待をしているところでございます。どうぞよろしくご協力のほどお願い申し上げます。
答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)
斉藤議員の四つ目のご質問にお答えいたします。学習指導要領においては一部の学年を除き、森づくりという具体的な記載はないものの、森づくりをその趣旨から考え環境教育ととらえると、それぞれの学校種、学年、教科等で取り組んでおります。学校における環境教育は社会科・理科・技術家庭科を初め、様々な教科を通じて横断的に取り組まれております。例えば、総合的な学習の時間などで、地球環境をテーマに各教科等で学んだことを生かしながら取り組んでいるところでございます。また、地域における環境教育の充実として、多様な体験の場や機会の充実を図ることが重要であり、関係者が連携し様々な活動を通じて、子どもたちはもとより、幅広い年齢層に対して普及・啓発活動を行うことも重要でございます。環境教育の充実を図ろうとする学校の取組について、教育委員会として支援してまいりたいというふうに考えてございます。よろしくお願いします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
町長、私の質問の①について、この会議でこれまでに検討された内容と方向について伺いますということで、すいません、ちょっと私も聞き落としたところもあって申し訳ないんですけれども、これ方向性っていうのはこれまでこの森づくり町民会議というのはされてきたわけですね。というのは、この森林ビジョンの中にですね、3 回まで討論されたのが載ってました。私もちゃんと読みました。それでいろんな意見が出てるんですけど、この意見の集約っていうんですか、これはどうなる、いろんな意見をそのときに委員さんはいて、ちゃんとこの森林ビジョンの中ですね、これ、森林ビジョンの中にですね、策定委員会の中に委員さんの名前からオブザーバーからみんな載ってます。そして会議は開かれてるわけですね。議事録がありましてですね。去年、おととしから始まって、ああ、すいません、議事録、これ策定委員会ですから、実際の委員会というのは実際開かれてます、委員になった方たちの。それでですね、せっかく 1 年、設立したのは去年の 7 月 20・・・、もう 1 年経って、町長の今の説明の中の委員会で討議された方向性とか内容について、きちっとこうまとまってはまだいないんですけれども、これは一応町として事務局としてまとめはあるんでしょうか。それをちょっとまとめたことを伺いたいと思っています。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
森林ビジョン策定委員会の中で議論をして、それをまとめて森林ビジョンというお手元にあるものをつくらせていただきました。その中で方向性とか具体的にどういうことをするのかっていうのは、今お持ちの資料に書かれております。それ以外のことで、今後町民の皆さんに集まっていただいて、町民会議ということで森づくりの大切さを普遍化していきたいというのが大きな流れだということであります。詳細は担当のほうからご説明させていただきます
答弁 農政課参事 山田浩二(農政課参事は2023年9月まで)
農政課の山田です。よろしくお願いいたします。会議につきましては、現在のところ今年度森林ビジョンの推進に必要な林業商社の立上げを今やっているところでございます。その設立のめどがたち次第、新年度につきまして設立して開催したいと考えております。8
議員の質問 5番 斉藤うめ子
今聞き取れなかったところがあって申し訳ありません。これを一応踏まえてですね、委員会の第 3 回までやってるんですけれども、これを踏まえた上で町民会議でインドア設置何とかおっしゃったんですけど、すいません、ちょっとよく聞き取れなかったんですけど、もう実際に何をするかっていう内容とその方向をもとにしてですね、この町民会議の委員会をもとにして、そしてスタートをしてるというふういうことですか、今の説明では。
答弁 農政課参事 中川博視
斉藤議員の今の再質問の部分をお答えいたします。森林ビジョンをつくるビジョンを見られてご質問されてると思うんですが、森林ビジョンをつくるために集まった森林ビジョン策定委員会の名簿は森林ビジョンのほうに載せてございます。ビジョンの中にそのほか森林町民会議をつくって進めたいというお話の部分に関しては申し訳ありません、先ほど町長がご説明したとおり、体制が整ってから進めていきたいと考えているということでございます。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
今の説明でどうしても納得いかないんですが。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
②のことを伺います。フォレスターのような専門家ですよね、そういう方を育成するかっていうことを、私は質問させていただいてるんですけれども、何か答弁の中であまりはっきりされなくって、地域おこし協力隊とかそれから道から専門家を養成したりしてるんですけれども、このフォレスターっていうのは全国にありましてですね、道内だけでも 154 人いらっしゃるようです。で、今はもうちょっと増えているのか減っているのか、上限ちょっとわかりませんけれども、ただ森林がこれだけ重要視されているので増えている可能性はあるのかなというふうに思ってます。これ、要するにフォレスターっていうのは森林の総合管理士なので、こういう方を町民の中から養成していくということは、今後のね、森林っていうのは息が長いですから 3 代って言われています。100 年以上どうしてもかかります。そういう中でやはり徐々にそういう育成していくということは、今後の森林を育成する森林ビジョンを実現するためには非常に大事なことだと思いますので、ぜひそれは検討してはいかがかと思います。何かどうしても私もよく理解できるかねてるのは、先ほど町長がCO2 削減のためにこの森林を活用すると、森林がうまく働けばですね、そのCO2 削減の大部分をカバーできるようなことをおっしゃってましたけれども、それはやり方次第かと思いますけれどもね、でも今の段階では、お話を聞いて伺っているところでは、そこまでまだ準備段階というふうなことで理解してよろしいでしょうか。私が今質問したようなことを、ぜひ今後検討していただいたらどうかなというふうに思っています。
答弁 副町長 山本契太
ただいまのご質問ですが、先ほど町長が答弁させていただきましたように、フォレスターの部分につきましては、現状では地域おこし協力隊にひとつその任務を担っていただこうということで、これまで研修を重ねてきているということが一つ。それからもう一つは、9北海道から森林関係の専門家ということで山田参事を招聘させていただき、制度的なところは担いながら、現場とそれから研修その他ということについては、育成すると言うとおこ がましい言い方ですが、協力隊の方には大いに研修を重ねていただいて、そのような任を担っていただけるように対応していきたい、そのように考えているということでございます。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
③にいきます。森と緑の会というのが以前ありました。私もここに移住してきた頃、森と緑の会がありまして、もう欠かさず参加させていただきました。これはこのビジョンの中にもありますけれども、今後町民とともに森づくりを理解していただくためには、こうしてニセコ町の町内にどんな森があって、どんなところがあるかっていうことをやはり理解していただく、関心ある方はたくさんいると思うんですけれども、そういう機会をね、これから続けたらいいか、途中でばさっと、10 年ぐらい前ですか、突然なくなりました。それで実は関係者に、どうしてこんないい企画をなくしたのかっていうことを伺いました。そしたら、町が予算をばっさり切っちゃったので、もうできなくなってしまったというお話でした。これは本当に改めてですね、この森林ビジョンを推進するためには、こういうまず町民にニセコ町の森、どんなところがあって、どういうところがあるっていうことをやっぱり知ってもらう、そういうことはすごく大切だと思っています。先ほど費用のこととか財政のこととかいろんなことをおっしゃったんですけれども、それはまだまだ検討する余地があるのではないかなというふうに私は思っています。お話によると、指導者の高齢化っていうこともちょっと耳にしてるんですけれども、それこそが今後のために、森づくりっていうのはもう本当に 3 代 4 代かかるものですから、次の世代の育成が大事だと思います。それこそ先ほどの質問でフォレスターの育成に予算を入れるとかいろんなことが考えられると思いますけれども、まず私は森と緑の会を再開してはどうかな、名称はまたちょっと変わるかもしれませんけれども、そうしてはどうかなというふうに思ってます。町長その辺りのところをぜひ伺います。
答弁 農政課参事 山田浩二(農政課参事は2023年9月まで)
斉藤議員の質問のとおり、町民の方々に森づくりの大切さを理解していただくことは、森林ビジョンを進める上で重要なことかと思っております。これに関しましては緑の会ということもあるんですけども、今回地域林業商社などの事業でも空間利用だとか森づくりの醸成、理解の醸成などを検討することになってますので、そちらのほうにはこの理念、趣旨を引き継いでそのようなものを開催したいと、そのように考えております。