ニセコ町議会 令和4年第3回定例会 2022年3月15日
電気自動車を活用した持続可能なまちづくりに関する包括連携協定について
2022年3月15日、ニセコ町議会の一般質問で、高木直良議員が「電気自動車を活用した持続可能なまちづくりに関する包括連携協定について」質問し、町長 片山健也、企画環境課長 高瀬達矢、副町長 山本契太が答弁しました。
- 質問者
- 高木直良 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、企画環境課長 高瀬達矢、副町長 山本契太
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 8番 高木直良
続きまして、電気自動車を活用した持続可能なまちづくりに関する包括連携協定についてお尋ねします。電気自動車を活用した持続可能なまちづくりに関する包括連携協定についての報道があり、「広報ニセコ」3月号にも掲載されました。連携協定の目的と内容について、以下伺います。1つは、3町及び日産との協定に至る経過及び今後の3町の連携の枠組みについて伺います。2つ目は、環境負荷軽減の効果、災害時の活用場所及び対応能力、そしてカーシェアの構想内容と具体化に向けての取組に関する現段階での想定していることを伺います。それから、3番目としてはこのことに関する町として今後の財政負担というのが見込まれるのかどうかお伺いしたいと思います。よろしくお願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。まず、1つ目のご質問につきましては、ニセコ町では環境モデル都市、SDGs未来都市として自然再生可能エネルギーの活用などの環境対策に重点的に取り組んでおり、電気自動車についても早期に導入し、活用をしてまいりました。また、日産自動車グループにおいては既に100を超える全国の自治体や地域などと連携協定、ブルースイッチという愛称で締結、電気自動車活用の取組を進めてきております。この電気自動車は、今後環境面に限らず、様々なまちづくり分野での活用が期待されているところであり、特に防災面では走る蓄電池として停電時の避難所運営などで実績があるところであります。このことから、電気自動車のまちづくりへの活用において連携協定も視野に連携の方向性などについて昨年から事業者の方と打合せを行ってきた経緯がございます。また、この経緯においてはEVの活用可能なまちづくり分野の広がり、公益的な展開、あるいは災害時にEV派遣拠点となる事業者、販売拠点の立地面などの多角的な検討を進める中でニセコ観光圏を構成する蘭越町、倶知安町を含めた3町で広域的な協定が望ましいという運びになったものであります。今後の枠組みにつきましては、防災面などすぐに取り組めるものから順次具体的な連携を行い、その他まちづくり分野への活用やニセコ観光圏としての取組について、これら様々な分野での検討を進めていきたいと考えております。2つ目のご質問につきましては、防災面、取り組めるところから実施しつつ、そのほかのまちづくり分野への活用については今後検討していきたいというふうに考えているところであります。3つ目のご質問につきましては、2つ目の質問とも関連しますが、株式会社ニセコまちにおいてSDGs街区、ニセコミライでのEVカーシェアリング事業の計画があり、これに対して地方創生推進交付金を活用した支援を令和5年度以降に想定をされておりますが、そのほかでは現時点でニセコ町が財政負担を生じるものというのは具体的に見込んではございません。以上の状況でありますので、よろしくお願いを申し上げます。
議員の質問 8番 高木直良
今防災面の活用が想定されているということをおっしゃいました。それで、確かにEV車を停電時に電源として応急的に使うということは実際に災害時ありましたし、そこに日産の車も、例えば千葉県などでは日産リーフ50台動員して、台風の、千葉県で大災害のときに活用したという事例はございます。ですから、そういった意味での期待はあるわけですが、例えばニセコ町の場合はこの間ずっと非常電源装置を避難所と予定されている場所には順次整備してまいりました。ですから、例えばそういった日産リーフが災害時にどこに派遣をする、期待をするのかというところちょっと分からないのです、大体避難所は準備もされてきていますから。それがどのような想定をされているのかということが分かれば教えていただきたいと思います。それと、EV車を使ったカーシェア、シェアカー、これについて例えば今SDGs街区のお話が出ましたけれども、実は昨年11月の11日の情報で、これ道新にも出たのですが、北電との連携協定というのがSDGs、株式会社ニセコまちと北電との間でシェアカー、カーシェア、これについて連携協定で行っていくという報道がされています。そのことと今度日産リーフ、日産との連携協定、シェアカーについても言及されているわけですけれども、これはどういう関係があるのかないのかということについてお伺いしたいと思います。
答弁 企画環境課長 高瀬達矢(企画環境課長は2023年3月まで)
1点目の防災面の活用のほうでございますけれども、確かにうちの避難所のほうに発電機等整備してまいりまして、一定の停電対応はできているのかなと思っています。具体的に日産さんとこういうときとかこういう場所とかと決めているわけではないのですけれども、想定されるのは、今回も町民センターのほうでデモやらせていただいたのですけれども、外での投光器とか、施設はたしか第2避難所になっているのかな。第1避難のグラウンドだとか広場等々に投光器だとかつけるには一定の発電機は役場でも備えていると思いますけれども、そういうときに台数とか来ていただければありがたいなというようには考えております。前回停電が長かったとき携帯の充電なんかも結構いろんなところで、役場で結構来ていたのですけれども、そういうときにも避難所以外でも多くの車が集まってやっていきますので、いろんなそういう活用が図れるのではないかなというふうにちょっと今考えているところです。それから、2点目の北電との協定ですけれども、実は私この中身についてはあまり承知していませんので、ニセコ町と北電さんが今協議をしているところで、詳細な内容については、申し訳ありませんが、私のほうでちょっと把握しておりませんで、申し訳ありません。以上でございます。
議員の質問 8番 高木直良
確かにそういう充電の機能を持った車なり装置がたくさんあれば安心ということもあります。しかし、日産リーフに限って言いますと、これ4WDではないのです。ですから、冬期間にもし災害があって、そういう活用しようとしても走れない。日産リーフが北海道であまり売れていないのは、4WDではないからなのです。例えばトヨタなんかはそういう4WD、お金は非常に高いのですけれども、そういったEV車を出しています。そういうことからいくと、本当に冬期間に何かあったときにそれは期待できるのかどうかもっと精査をして、例えばどういう活用方法、今事例がありましたけれども、そういうのを詰めて、せっかく連携協定を結んだということであれば、しっかりやる必要があるのではないかと思います。それから、ちょっと話が連携協定の中身に、3番目として観光地の魅力向上、活性化に関する事項ということで、これまでの蘭越、ニセコ町、倶知安町がニセコ観光圏として連携した取組をしてきているわけですけれども、さらにその辺についても検討し、地域として環境負荷の低減、観光地の活性化を図ると。持続可能な観光地域づくりを進めるという項目がありまして、既に観光圏というのはあるわけです。あえてこれが出てきていることがあります。これに関連して伺いたいのは、連携ということが3町、それから日産ということなのですが、3町の連携というところでちょっとお伺いしたいのですが、最近倶知安町の字山田地区の名称変更ということで、字名の名称変更でニセコひらふということを議会も承認をして、手続に入ると。10月1日から執行するというふうに報道されています。報道というか、倶知安町のホームページに載っています。これ連携といいながらこの辺の話は倶知安町と何か事前に行われていたのかどうか、それについて関連として聞きたいと思います。
答弁 副町長 山本契太
ちょっと先ほどの分の付け足しから含めてお話を少しできればと思います。まず、北電さんとの協定の関係ですけれども、北電さんとは、ニセコミライと名前がつきましたが、あそこの街区の開発についての電気の一括受電ですとか、そういうことを含めたことをこれから協力しながらやっていきたいということもありまして、会社さんと、ニセコまちさんと北電さんでも協定を結んで、いろいろと互いに協力してできることはないかということでやっているやに伺っております。特にその中で、またニセコミライの街区についてはシェアカーをいずれ導入したいと。これから車が増えるといいますか、当たり前ですけれども、そういう状況の中でシェカーというものもどんどん仕組みとして増えてくるだろうということで、それらのものが例えば電気自動車で賄えるかとか、そういうことも含めた協定ということで、今北電さんともその辺のところのお話もさせていただきながら、併せて日産の今回の協定も何かしらそれらに将来的には可能性として対応していけるのではないかというようなことをニセコ町としても考えているというところでございます。それから、3町の連携の中での今山田地区の名称の変更という関係でございますが、これらについてはニセコ町としては特段今承知をしていないと申しますか、うちのほうから何かお話を伺っているという状況ではございません。以上です。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
先ほどの質問の中でニセコ観光圏としてこの協定をどういう位置づけしているのかという趣旨のご発言ありましたが、これからニセコ観光圏としてCO2の排出量抑制であるとか地球環境負荷にどう対応するか、観光リゾート地としての質といいますか、そういうものが問われてくるのではないかと。それと、将来的に2030年に向けて北海道新幹線倶知安駅ができます。そのときの地域間の交通をどう持っていくか、いかに環境負荷がなく人々が移動できる未来型の交通体系どうするのかというところが大変重要なことではないかというふうに考えておりまして、こういったものに日産自動車様のそういったノウハウ、あるいは知見というのは相当活用できるのではないかということで、3町で連携をして進めようということで協定をさせていただきました。もちろん日産におきましては倶知安町に販売店もお持ちでありますし、当然倶知安とニセコ、そして観光圏で今動いている、まして交通体系どうするって本当に重要な課題でありますので、そこをしっかりこういった自動車産業の皆さんのお知恵も入れながら次の時代への観光圏の在り方というのを検討していきたいと、こういう考えでありますので、よろしくお願いをいたします。