みんなの議会

ニセコ町議会 令和3年第11回定例会 2021年12月15日

子宮頸がんワクチン積極勧奨再開に向けて、ニセコ町の考え

2021年12月15日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「子宮頸がんワクチン積極勧奨再開に向けて、ニセコ町の考え」について質問し、町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則、教育長 片岡辰三、町民生活課長 中村正人が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則、教育長 片岡辰三、町民生活課長 中村正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

子宮頸がんワクチン積極勧奨再開に向けて、ニセコ町の考えを伺います。2013 年以降中止していた子宮頸がんワクチン接種の積極的勧奨を、厚生労働省は来年の 4 月から再開を決めました。しかしながら私は現段階でのHPVワクチン接種には賛成できません。その理由は、副反応の確率が他の予防接種より高い確率で発生し、さらに副反応の症状が悲惨過ぎるからです。被害の治療法は確立しておらず、救済制度の適用も支給されてない場合が多い現状です。さらに、接種後の症状を訴え、苦しんでいる女性たちが国と製薬会社を相手に起こした集団訴訟は現在も続いています。改良されないまま 8 年前に製造中止された在庫のワクチンを、製薬会社の圧力により厚労省が勧奨し、在庫を一掃しようとしているのではないかという疑惑があります。以上の件を踏まえ、来年 4 月からのニセコ町の小学校 6 年生から高校 1 年生までの女子生徒を対8象にした子宮頸がんワクチン接種の再開を、ニセコ町としてはどのように考えられているのか、伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ヒトパピローマウイルス感染症に係る定期接種、いわゆる子宮頸がんワクチンにつきましては、予防接種法第 8 条に基づき、市町村が接種勧奨を行うものとされており、ニセコ町もこの法律に基づき実施をしていくものでございます。また、このたびの勧奨再開に係る経過につきましては、令和 3 年度第 22 回薬事食品衛生審議会、薬事分科会などにおいて、最新の知見を踏まえ、改めてワクチンの安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたことで、本年 11 月 26 日付、厚生労働省健康局長より今後の取扱いについて通知が発出されたところでございます。具体的な接種体制は来年 4 月からニセコ医院で個別接種を予定しており、対象者は中学生全学年及び高校 1 年生の女子生徒、合わせて 63 名となっております。なお、斉藤議員のご質問の中に、改良されないまま 8 年前に製造中止された在庫のワクチンを、製薬会社の圧力により厚労省が勧奨し、在庫を一掃しようとしているんではないかという疑念がありますと述べられておりますが、ワクチンには使用期限というのが定められており、8 年前のワクチンを使用することはあり得ないというふうに思いますが、その質問内容の根拠についてもお教えいただければありがたいと存じます。以上、ご理解のほどよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

町長今おっしゃいましたように、厚生労働省は 11 月 26 日に接種の積極的勧奨を再開するよう自治体に通知したとあります。そして、どういう通知をしたかというものもここにはあります。それで通知によりますと、接種を行う市町村が来年 4 月より順次対象者へ予診票を送るなどして接種を促すとありますけれども、運営の仕方に関しては各自治体の判断に委ねるとされています。そして国が接種を勧奨しているわけですけれども、こういう自治体に判断を任されていて、そして委託されてるわけですね。町長は実証されたっておっしゃるんですけれども、いまだに私が最初の質問で申し上げたように、解決されてない問題がたくさんあると思います。確かに効果とリスクを比較したときに、リスクよりも効果のほうが多いんじゃないかという判断で、こういう積極的勧奨にするようですけれども、もう少しそこのところをニセコ町の自治体として、慎重に検証するというか、判断することが必要ではないかなと思っています。それとですね、私はいつも思うんですけれども、このワクチンっていうのは海外でつくられて、そしてその結果はほとんど、海外スウェーデンとかいろんな国々の過去 10 年間近くなりますか、その結果なんですけども、私は欧米人と日本人とはやはり体質に違いがあるんじゃないかなと思っています。その違いが副反応にも現れているのではないかなと推定しています。欧米人には何でもない、現れない反応も、日本人には顕著に現れるケースもあると思います。ですから、日本人にそのまま当てはまらないことも考えられるのではないかなというふうに思っています。これは必ずしも科学的根拠をもとにっていうわけではないんですけれども、ただこれまでのいろんな薬の処方の仕方とかを全般的に見たときに、それはやはりそういうケースも少なからずあると私は思っています。9それでですね、2013 年度以降、接種を受けられなかった女性が全国に 200 万人いると言われていますけれども、ニセコ町はその期間ですね、2013 年から今日までのこの対象者になりながら、積極的にはしないということで、知らなかった方とかいろいろいらっしゃるかと思うんですけれども、そういう方々に対してどのような取扱いを考えてらっしゃるとかも、伺いたいと思っています。それから先程の製薬会社の理念の問題なんですけれども、これはいま町長がおっしゃったように、薬には使用期限というのがあるのは事実なんです。ただ、これ全て製薬会社に任されているので、厚労省、それから委託されている関係者も一切わからないんですね。公開されてないようなので、そこのところは疑惑ということで述べさせていただきましたけれども。これはもっときちっと調査する必要があるのではないかなというふうに私は思っています。

答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)

ニセコ町のこの件についての体制でございますが、町長からも申し上げたとおり、予防接種法に基づき勧奨を行うということになってございます。また、一時勧奨が抑えられていた間の対応につきましては、来年度、令和 4 年度につきましては、中学 1 年生から高校 1 年生までの女子を対象とした接種を行うということで、段階的に今まで接種できなかった方についての対応をしていくというのが、国の通知の中に示されているところでございます。本来であれば中学校 1 年生になる年の子どもを対象とした接種が行われていくのが通常の例というふうに捉えてございます。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ちょっと追加させていただきますけど、私どもの機関が医療の研究機関をもって独自に検証するというな状況にはないわけでありまして、今回の国の法律に基づいて国の専門機関のそういった科学的な根拠に基づいた、言ってみれば法定受託事務でありまして自治事務ではありませんので、それは国の健康を守るという通知に基づいて、当該自治体が住民の健康を守るために尽力する、これは当然のことではないかと思っております。国の通知に基づいて進めさせていただきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

教育長の片岡でございます。よろしくお願いいたします。教育委員会の考え方ということでご質問がありましたので、お答えしたいと思います。予防接種は国民の健康を感染症から守るため、法律に基づき実施されております。子宮頸がんワクチンもその一つと理解してございます。教育委員会といたしましてはこの趣旨を踏まえて、町の施策に基づいて対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

町長、先程から何度も厚生労働省がきちっと調査した上で、各自治体に積極的接種勧奨を進めているので、それに基づいてということを繰り返しおっしゃってるんですけども、私が一番先に申し上げたように、この副反応の症状が悲惨であることと、まだ解決されてない事が裁判中であるということもありますので、私はニセコ町が実施するにあたって非常に慎重にしていただきたいというふうに思っています。このワクチンの接種にあたっては、その有効性とそれに伴10うリスクについて、判断材料として丁寧な説明を全て提供することが必要ではないかと思います。ワクチンのメリット・デメリットを十分理解した上で、本人の承諾とその家族の中で話合いをして決めるようにしていただきたいなというふうに思っていますので、そういう丁寧なことも考えていらっしゃるのか、そこをもう一度お聞きしたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

子宮頸がんにつきましては、日本産科婦人科学会もワクチン接種が必要だということを学会として表明されていて、現在子宮頸がんは子宮がんの 7 割を占めるということで、過去には発症のピークが 40 代から 50 代だったものが、最近は 20 代から 30 代の若い女性に大変増えてきて、30 歳代後半が今ピークとして増加傾向にあるというようなことであります。国内では毎年約 1 万人の女性が子宮がんにかかり、約 3 千人が死亡しており、また 2,000 年以降患者数も死亡率も増加しているという状況であります。斉藤議員ご質問の家庭内での話合いですとか、そういうことは必要だと思います。個人として最終的には受けないということはこれまでと同様でありますので、そこはできるだけ我々も情報を受けて、皆さんにご説明しながら進めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

3 件目、信号機のない横断歩道の安全対策は。町内には信号機のない横断歩道が数か所ありますが、その中でも特に信号機 2 か所に挟まれた道道 66 号線岩内洞爺線と町道小学校通との交差点にある横断歩道は通学路でもあり、特に下校時に子どもたちが横断歩道を渡る際、車が一時停止せず、子どもたちがなかなか渡れないということが発生しています。信号機のない横断歩道を渡る際、車が一時停止を守るために、こうした危険な場所は検討する必要があるのではないかと思います。今年 8 月にJAFが行った横断歩道の一時停止の調査の結果が発表されました。その結果、約 70%の車が一時停止をしてないということが明らかになりました。信号機のない横断歩道の対策について伺いたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

横断歩道につきましては歩行者優先であり、運転者には横断歩道手前での減速義務や停止義務がございます。しかしながら、一時停止をせずに通過する自動車も多く身受けられる実態にあります。町では横断歩道や通学路などの注意が必要な場所に交通安全啓発看板や交通安全機を設置し、ドライバーの皆さんへの交通安全の啓発を行ってきたところでございます。また、交通安全運動期間や交通安全の日には、交通安全指導員や警察官、役場職員による朝の街頭指導を斉藤議員の交差点も含めて町内 4 か所の交差点で年間約 50 日実施し、登校時における児童・生徒の安全確保に努めているところでございます。さらに交通事故発生の多い夕方には、交通事故防止を呼びかけるパトライト作戦を交通安全運動期間に年 12 回実施をしているところでございます。町でもこれから各団体と連携し、交通安全運動を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

横断歩道は交差点などに設けられておりますが、町内には信号機が設置されていない場所があることは承知してございます。議員ご指摘の綺羅街道交差点も信号は設置されておりません。通学路の危険か所の点検については、役場・警察・道路管理者・学校関係者と共に行っております。また、町や議会と共に危険か所への信号機の設置を求め、所管する北海道にも要請を行っているところでございます。しかしながら、現実問題として全ての交差点に信号機を設置することは困難であるとも考えてございます。そのような中で、児童・生徒たちが交通事故に遭うことがないよう、学校では通学路を設定したり、交通安全指導を行ったりしてございます。教育委員会では今後も引き続きこれらの施策を合わせて実施しながら、児童・生徒の安全確保に努めてまいりますので、ご支援とご協力をお願い申し上げます。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

ただいま、町長と教育長から答弁いただきましたけれども、ニセコ町の中に信号機のない横断歩道が 9 か所あって、今おっしゃったように定期的に指導員がつくとか、でも期間限定ですので 50 人っておっしゃいましたか、その期間にだけつくわけですけれども、他のところはそういう状態ではなくて、そして私が今問題としたい一時停止を怠っている、怠ってるというか止まらない、子どもたちが困っているというところは、先程申し上げたように市街地から黄色いニセコの橋に渡る方向と、それから山から来る道がありますね、道道 66 号線ですか、ここのところはたまたまカーブが緩やかですけれども、左側に曲がっていって、しかもスロープがあって、そして、両方にほとんど 200 メートルぐらいの距離ありましたが、信号機が両方あるわけですね。そうしますと、その中間にある横断歩道というのは、なかなか目につきづらいと思うんです。私も何度も何度もそこの場所に見に行きました。皆さんわかりますか、場所のことは。おわかりになりますか。そして、両方から市街地から山のほうに行く道、それから山のほうから市街地へ降りてくる道、このカーブであるということと信号機に挟まれてるということで、非常にドライバーにとって、私も何回も行ったり来たりしてみましたけれどもわかりづらいという死角になるのかなというふうに思っています。そして、信号機のない横断歩道には、道路にひし形の道路標識があるんですけれども、それも今度冬になってくると雪で見えづらくなってきたり、いろんなことがあると思います。そして、こういう横断歩道での、これ内閣府の報道なんですけれども、自動車と歩行者との交通事故っていうのは事故の 7割と言われています。そして、それも信号機のない横断歩道での死亡事故というのは、自動車が横断歩道の手前で減速が不十分、見ててもそうなんですけれども、結構時間体にもよりますけれども、車の量が多いんですね。そして、町の職員の方も結構そこを走っているようなんです。そうすると町民の方がそれをよく見ていて、町の職員の方はスピードで走ってたとか、いろんなことをお話を伺っています。そういう心理的にカーブでスロープになっていて見えづらいという位置ですので、普通の他の信号機のない横断歩道とはちょっと地形的に違うところがありますので、これは万が一事故とか起これば大変なことになりますので、やはりそこをなんとか少しでも安全対策を検討していただきたいと思っています。これは町民の方から 1 人ならず連絡が入って、子どもたちが渡れなくて本当に12気の毒だ、なんとかしてくれないかという連絡をいただきました。私はそこの近くに住んでいなかったもんですから、あまりよく気が付かなかったんですけれども、その連絡をいただいてから何度もそこへ行って、自動車の走行具合とか、それから自分も何度も何度も運転してみましたけれども、そういう心理的なものとか地形のものとかありますので、特にやはり注意する必要があると思います。ああいう信号機の間に挟まれて、もう一つ信号機をつけてくれというのはちょっと無理かと思いますので。信号機が逆に両方にあるために次の信号機に目をやられて、バアッと次の信号のところへ行くっていう、そういう走行の仕方にもなるのかなと思ってますので、ここは町としてもしっかりと検証していただきたいと思っています。

答弁 町民生活課長 中村正人(町民生活課長は2022年3月まで)

斉藤議員のおっしゃる場所ですけども、小学校から下りていったところだと思います。横断歩道で一時停止の警察の取締りとかやると、違反がどんどん少なくなってるっていうのも、全国的にも出てるデータとかございます。そういったこともありますので、今後も警察ともいろいろ協議しながら、連携して取り組んでまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和3年第11回定例会 2021年12月15日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる