みんなの議会

ニセコ町議会 令和3年第9回定例会 2021年9月14日

ポイ捨てごみ対策について

2021年9月14日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ポイ捨てごみ対策について」質問し、町長 片山健也、教育長 片岡辰三、町民生活課長 中村正人が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也、教育長 片岡辰三、町民生活課長 中村正人

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

はい、それでは 2 件目に入ります。ポイ捨てごみ対策について伺います。町内を歩いておりますと、ポイ捨てと思われるたばこの吸い殻、たばこの空箱、空き缶、ペットボトル、飲料用紙パック、プラスチック容器、紙類などあらゆるごみが散乱しているのが見られます。その地域や場所にもより多少の差はありますが、こうしたごみのないところはないと言えるぐらいごみが捨てられています。町は毎年町民に呼びかけ、春と秋にクリーン作戦を実施し、また老人クラブ、各町内会などが担当地区のごみ拾いを実施、個人でも常にごみ拾いをして環境美化に努めておりますが、まだまだ十分とは言えません。ごみは常にあちこちに散乱しています。こうしたごみの不法投棄は基本的にモラルの問題です。(1)幼少期からの教育が最も重要なことではないでしょうか。家庭教育は基本ではありますが、学校教育においてごみに対する教育を継続していくことが必要ではないかと思います。(2)普段はたくさんの観光客が訪れるニセコ町内で、足元にごみが多少なりとはいえ散乱してるということのないような対策を講じる必要があると思います。その対策として、2 つ目にニセコ町のあらゆる観光のパンフレットに「ごみの一つもない町ニセコ町!」をアピールしてはいかがでしょうか。ごみへの意識を高めることが大切ではないかと思います。(3)町民の皆さんをはじめ、町内に出入りする全ての方々を対象に、ごみに対する意識を常に持っていただくことではないかと思います。それには町民の皆様に常にごみ袋、ポケットやバックに入るぐらいの小さな袋が良いと思いますが、それと簡易の手袋を携帯することを提案されてはいかがでしょうか。決して強制するものではありませんが、ごみを見たら拾う、その姿勢が何よりの総合啓発になるのではないかと思います。「ごみの全くないニセコ町!」を実現するために、ぜひ検討していただきたく町長、教育長に伺います。それでですね、私は今日、一つの例としてですね、本当にこんな小さな袋ですけれども、ここの中にこういうなかなか素手で取るのが抵抗ある方はよくありますので、こういう簡易の手袋をちょっと入れといて、あんまり大きなごみは拾えないかもしれませんが、小さいごみに気が付いたときには、これを 1 つ持っていますと、もう本当にポケットティッシュぐらいの十分な大きさで収まりますので、これを皆さんが心がけている方たちが携帯して、ごみを見たら拾う。そういうふうにこの町中が行動すれば、本当にごみのない町になってくるのではないかなと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの斉藤議員のご質問にお答えいたします。ただいま事例を出されて、自らそういう実践をされているということに深く敬意を表したいと思います。その上で議員ご指摘のとおり、道端には空き缶やペットボトル、買物袋に詰め込んだごみが捨てられており、私自身大変残念に思っているところでございます。町ではごみのポイ捨てを防止し、町民の生活環境の向上に資することを目的として、ニセコ町ごみ散乱防止に関する条例を平成11年1月に施行し、年2回のクリーン作戦、各町内会や団体でのごみ拾いや、ポイ捨て禁止の啓発看板の設置など、ごみのポイ捨てをしないという意識を持ってもらうための周知、啓発活動を行っ8てきているところでございます。1点目のご質問については教育長より答弁をさせていただきます。2 点目のニセコ町のあらゆる観光パンフレットに「ごみの一つもない町ニセコ町!」をアピールしてはというご質問でありますが、ニセコ町を訪れる皆様へポイ捨てをしないなど、マナーの啓発メッセージをホームページやSNSなどで発信していくとともに、観光パンフレットにつきましては更新のタイミングで、全体のボリューム・バランスというものを考慮しながら掲載について検討していきたいと思います。また、現在、世界標準の持続する観光地への取組を実施しておりますので、この中で環境美化啓発の方策も検討していきたいと考えております。3 点目のごみに対する意識づけについてでございますが、町民の皆様にごみ袋と手袋を携行してもらうことを町が提案するということは、ちょっと難しいかなというふうに思っておりますが、地域でごみ拾いをするなどの活動には町からごみ袋をお渡しするなど、また、集まったごみについては町で回収するということで現在進めているところでございます。ごみのポイ捨てにつきましては地道に活動していく必要があり、町内各学校で毎年行っている環境美化活動の実施、町内クリーン作戦や町内会などでのごみ拾い、ホームページや啓発看板の設置により、ポイ捨てできないきれいな環境づくりを引き続き進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 教育長 片岡辰三(教育長は2026年3月まで)

斉藤議員のご質問にお答えしたいと思います。ごみに対する教育ということでございますけれども、各学校におきましてはこれまでも児童・生徒が学校周辺や地域の清掃活動を行ったり、学校給食に出てくる牛乳パックなどの容器包装資材を洗浄して、分別回収したりするなど、日頃から美化活動を実践し、正しい倫理感が持てるように常に配慮しているところでございます。斉藤議員ご指摘の学校におけるごみに対する教育については大変重要なことであると考えておりますので、今後とも継続して取り組んでまいりたいと考えてございます。よろしくお願いします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

私は少しでも町からごみを減らしたいという思いで、私たちもできることから始めたいという思いでいくつか提案させていただきました。世界中の国々 でやはりごみの問題の対応に様々なユニークな取組をしているようです。このごみ問題というのはですね、SDGsの 12 番目にあたる「つくる責任、つかう責任」の目標の中にあります。環境先進国と呼ばれる北欧の国々では、ごみに対する制度が非常に進んでまして、その中の 1 例としてスウェーデンではごみに対する国民の意識の高さはやはり学校教育にあるということを指摘しています。スウェーデンでは熱心に環境問題に取り組んでいる学校に対して、何らかのここではグリーンフラッグを提供するということを書いてあるんですけども、実際それ私ちょっとまだ見てないんですけれども、環境問題に関して学校が取り組んでいるという実態があるんですね。これは非常に大事ではないかと思います。また、もっと知りたい今年の仕事の中の32ページに不法投棄・廃棄物対策っていうのはあるんですけれども、実際にこれに該当する、これ非常に犯した場合に1,000万円以下とか、5年以下の罰金9とかってあるんですけれども、これ実際に機能しているのかなということがあります。それからですね、これもポイ捨てを抑止するための対策の一つだと思うんですけれども、やはり不法投棄に関してはニセコ町だけじゃなくて、広域も含めて美しい環境を維持するために連携していかなければならないかと思っています。世界中で非常にね、ごみを減らすためのユニークな取決め、非常にユニークな発想で取り組んで成果を上げているとこもあります。ですから私は、ニセコ町ならではの何ていうんでしょうか、ユニークな発想でこうすれば効果を上げてごみを減らせるという、そういうアイデアを募集してみ るのもいいのではないかなと思っています。それで何よりも、やはりごみに対する意識を町民の皆さんに持っていただくということがまず第一歩ではないかなというふうに思っています。それについて町長、ご意見ちょっと伺いたいと思ってます。

答弁 町民生活課長 中村正人(町民生活課長は2022年3月まで)

はい。ただいまの斉藤議員のご質問にお答えしたいと思います。ごみ問題についてはやはり継続した活動が必要ということで、町としてはクリーン作戦、今年の春も 100 名近くの方が参加しておりまして、秋は 10 月 5 日に予定しております。あと、各町内会や各地区、里見地区や福井地区、スキー場のペンション地区等、そういったところでも各地でごみ拾いを実施しているところであります。役場職員も平成 7 年から実施してるんですが、環境美化巡視というものを行っておりまして、今年も 5 月から 7 月までで計 8 回、16 名がごみを拾ったりしているところであります。曽我地区の資源保全推進委員会では、ごみのポイ捨てしないでくださいといった看板等もつくって、啓発活動をしていただいているところであります。そういったことから、ポイ捨てについては継続して、役場からの啓発活動をこれからも続けてまいりたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいま斉藤議員のほうから教育が重要だということで、それはおっしゃるとおりだと思います。ドイツでは小さい子どもたちからそういう教育をしているということで、教育委員会とも連携しながら進めていきたいなというふうに考えております。実はこの不法投棄といいますか、空き缶ポイ捨て条例をつくったとき、実は私担当していました。やはり毎年のようにいろいろなごみが散乱している状況であります。こういった条例によって、次のステージにいかないようにという思いで、議会のご承認を得て条例をつくりました。翌年度、どうしても水俣に行きたいというふうに思っておりまして、休暇をとらせていただいて吉井市長にお会いする機会がありました。そのとき水俣市は環境都市なのになぜ空き缶ポイ捨て条例を作ってないのですかということで、唯一本当に疑問を持っていましたので市長にぶつけました。そのとき市長が言われたのは、ごみを投棄するっていうのは心の問題であって、それは条例で縛るとかという次元の問題ではないということを言われました。水俣もたくさんのお客様が来られると。その中で観光客は確かにポイ捨てする人も多いと。しかし私たち水俣市が目指しているのは捨てる以上に拾う町民がいる。その心が大事で、そのことをやっぱり教育や日頃の行政のPRといいますかね、そういう周知の中で市民意識といいますかそういうものをつくっていきたいということを言われまし10て、私ども条例によってそういう意識を啓発するというような意味合いを考えておりましたが、水俣市の吉井市長さんがやられていることは、もっと深いレベルで、本質的な美化という意識があるのではないかということで、私は感銘を受けたところであります。おっしゃるとおり一人一人の意識が大事だというふうに思います。私もできるだけ近場を動くときはごみを拾っていますが、今コロナの状況が出て、やはり正直言って、ちり紙やマスクが落ちていてもなかなかすっと手がいかないということで、先程斉藤議員が示されたようなものは大変いいと思いますので、それは皆さんご自身一人一人の判断で、自らやっていただくような機運を醸成するということは重要ではないかというふうに思っています。また、不法投棄はどうしているかっていうことでありますが、これまでも不法投棄があった場合は警察と現地確認をやりまして、大体その中で何らかの住所・氏名、あるいは手がかりになるものが大体出てきております。これまで多くは特定をしております。ただ以前、議会に 2、30 万だったと思いますが、処理経費を出させていただいたときは、その方の住所・名前も特定できましたが、全くその場所にも世帯実態がないということで、警察にも調査をしていただきましたがわからないということで、最終的には町費で撤去したという過去には経緯がございます。不法投棄にあっては警察と厳選な調査をしてこれまでもやっておりますので、その辺ご理解賜ればありがたいと思っています。また、アイデア募集につきましては、ニセコ町に一般廃棄物対策検討委員会というのがございますので、その中で議員からこういうような提案があったということで、1 回議論を投げかけてみたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

まずはですね、ごみを拾うというよりもごみを捨てないということが大切ではないかと思っています。それであちこちにごみを捨てるなとか看板がありますけれども、ああいう看板を立ててもどれだけの効果があるのかなという疑問がありましたので、やはりそれぞれがごみに対する意識ということを高めるというか、意識を持つことが一番の効果があるのではないかなというふうに思っています。それで今回質問させていただいたんですけれども、どうすれば人間の心理ですね、インターネットで見てみましたら世界中のいろんな非常に面白いアイデアだとかユニークなアイデアで非常に効果が出ているというところもあるようなんです。ですからニセコ町にはニセコ町ならではのアイデアを検討して、このごみ問題というのは非常に大事な問題だと思います。環境問題、それから地球の今問題になって温暖化の問題とか全て関わってきますので、これは非常に奥深い問題です。ですから、まずは身近なところから、どうしたら少しでも減らして、本当ニセコ町にはごみがないねって言われる町になるように進めていただきたいと思ってるんですけど、それには私たち町民みんなが協力しなければならないと思いますけれども、その点ユニークな発想を募集したらいかがかなと先程も申し上げたんですけれども、そういうアイデアが功を奏するかもしれないと思っています。町長いかかですか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

町の一般廃棄物検討委員会で廃棄物全体のことも含めて、アイデアにつきましてはそういうご提案があったことも紹介させていただいて、ご検討いただきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 令和3年第9回定例会 2021年9月14日 議事録 PDF(7ページ) 間違いを知らせる