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ニセコ町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日

ニセコ高校生への就職活動支援について

2020年9月16日、ニセコ町議会の一般質問で、篠原正男議員が「ニセコ高校生への就職活動支援について」質問し、教育長 菊地博、町長 片山健也が答弁しました。

質問者
篠原正男 議員
答弁者
教育長 菊地博、町長 片山健也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 1番 篠原正男

おはようございます。それでは、通告に従いまして、一般質問を行います。最初に、ニセコ高校生への就職活動支援についてであります。令和3年4月採用の就職活動は、新型コロナウイルスの影響で令和3年春に卒業を予定する大学生や高校生の就職活動に深刻な影響が出ていると言われています。特に高校生の採用試験は、例年より1か月遅い10月半ばからとなり、コロナ禍で準備が滞っている上、求人数も伸びず、進路変更を余儀なくされた生徒もいると伺っております。そこで、ニセコ高校は、これまで就職浪人を出さないきめ細かな進路指導を通して、生徒の進路希望がかなう高校としての特色を保ってまいりましたが、この厳しい状況下で町並びに町教育委員会は就職活動に対し、どのような支援策を行っているか伺います。また、町立高校であり、農業と観光を学ぶ生徒にとって町内で就職するということが非常に重要なことと考えますが、町内の求人状況はどのように把握され、また開拓されているか併せてお伺いいたします。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

おはようございます。それでは、ただいまの篠原議員のご質問に私のほうからまずお答えをいたします。高校生の就職活動は、例年9月中旬から始まりますが、今年は新型コロナウイルスの影響で、今篠原議員が言われるとおり、10月16日からとなっております。求人情報については、7月1日から寄せられており、学校担当者からは昨年よりは少ない状況にあると聞いております。ニセコ高校は、小規模校として進路指導を個々の生徒に応じてしっかりと行われてきており、昨年は希望する全員が就職、進学を行っております。今年は、昨年に比べ厳しい状況であることに配慮しながら進路指導に取り組んでいるところです。学校のこれらの活動について教育委員会としても情報収集を行うなど、連携して取り組んでまいりたいと考えております。町内事業者の求人状況につきましては、他の事業者と同様にハローワークのデータにより確認しているところです。昨年地元事業者の方も高校振興の一助にと地元事業者に対して高校への要望事項を調査するアンケートを実施していただくなど、学校と連携した取組を行っております。教育委員会としましても、折に触れ地元事業者の皆さんにニセコ高校生の採用についてお願いをしているところです。生徒の進路につきましては、それぞれの希望がかなえられるよう関係各所と連携して対応してまいりたいと考えております。どうぞよろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

おはようございます。本定例会どうぞ本日もよろしくお願いをいたします。それでは、ただいま篠原議員さんからご質問のありました件についてお答えを申し上げます。ただいま教育委員会教育長から答弁がありましたとおり、町としても教育委員会の取組を今後とも支援してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いをいたします。

議員の質問 1番 篠原正男

最初にお聞きしたいのが過去3年間のニセコ高校生の町内での就職といいますか、これは進路状況ということで示されたものですが、4社程度と伺っております。この中で、特に観光産業の中で重要なホテル等に勤務する方は含まれておりません。ニセコ高校の学科転換の理念と子どもたちの就職状況、いわゆる学校での指導状況というのがずれが生じているのではないか、そのように感じざるを得ないのですが、その点についてはどのように考えられているか。また、学びが生きる世界というものを、生きるというのはいわゆる生活として生きる、生涯生きていく、暮らしていくと、その中に生かされる学びというものが学校だけではなくて行政や地域が共につくり上げる作業というのが私はニセコ町のニセコ高校にとって大変重要な作業であろうというふうに考えております。特にニセコ町にとって一番大事なのは、この後のニセコ町をつくり上げる、もしくは進めていく人材を確保するということが一番重要なことではないかなというようなことから、いわゆるニセコ町にとっての人材確保の観点からの考え方についてもしあればお伺いをしたいと思います。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

まず、私のほうからただいまの篠原議員の再質問にお答えをしたいと思います。ニセコ高校につきましては、ご承知のとおり、農業と観光のハイブリット教育ということで、町の基幹作業に応じた教育を進めてまいりました。農業を通して命の学習、命を学ぶということと観光を通してホスピタリティーの心を養うという点では、私は非常にすばらしい教育をしているというふうに考えております。そのような中で、ただいま篠原議員からもご指摘がありましたようにホテル産業への就職があまり見られないというお話でありました。過去3年間につきましては、確かにおっしゃるとおりでありますが、その中で4年生に進級している子どもたちが平成30年度に1名、それから令和元年度には2名ということで、来年度も実は4名の子どもたちが4年生に進級を考えているところです。4名のうち1名は農業の子になりますけれども、観光コースのこれらの子につきましては、やはり観光の勉強を通して将来はホテルに就きたいという希望を持っております。この子たちにつきましては、何とかその夢がかなうように教育委員会としても支援をしてまいりたいというふうに考えているところです。また、これからのニセコ町にとっての人材確保という観点では、先ほども答弁で申し上げましたが、地元事業者とのアンケートの中で地元事業者としてどのような人材を望むかという項目がありまして、それを高校の教育にも生かしてもらうということで、そのアンケートの結果集約を通して高校の学びもより充実したものにつなげてまいりたいというふうに考えておりますし、地元事業者との連携を強めることで地元への就職も上向きになるのではないかなというふうに考えているところです。私から以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

篠原議員さんからニセコのまちづくりを担う貴重な人材として高校の位置づけというようなお話だったというふうに私は思います。まさに議員おっしゃるとおりのことだというふうに思います。ただ、現在ニセコ高校を見てみますと、地元のいろんなSDGsをはじめ、まちづくりの教育も相当先生方ご苦労されてやられていて、ニセコ高校生がSDGsで来られた他の高校生や社会人の案内を地域でして、ニセコのまちづくりってこういうふうになっていますというような説明をされるようなことまで現在行っていただいておりまして、大変町としても感謝をしているところであります。高校生自らが自分の人生を考え、そういった選択の中で生きていく、人間の尊厳といいますか、基本的人権といいますか、そういった皆さんが自ら考え行動するというのが私たちが求める高校人材かというふうに思っておりまして、現在のニセコ高校においてはこれまで就職希望の方は100%就職されているということでありますので、町としてもまたできる点があれば、そういった生徒の自由意思というのを尊重しつつ、教育委員会等の提案があれば対応してまいりたいと考えておりますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 1番 篠原正男

それぞれきめ細かな対応をしているというようなことでございますが、最後に町長がおっしゃった自ら考えるというあたりの点なのですが、考えるためには多くの情報というものが必要になってくるだろうと。その情報も自ら取得せよというのではなく、やはり高校生でありますから、企業と高校生をマッチングするような情報提供というのは行政でなければできないものもあるだろうというふうに考えます。特にニセコ町内の企業としてのその教育委員会が行うアンケートの結びつきだけではなくて、よりきめ細かな対応というのが必要になってくるのだろうというふうに思いますし、またそれを取らなければいけないだろうというふうに思います。何よりも高校生が自ら希望する進路を100%かなえると。自らかなえる、もしくは学校の力、地域の力でかなえるということが私は大事だというふうに思いますし、単なる数字が100%であればいいというような問題でもないというふうに考えます。このような観点から、町としてさらにきめ細かな情報提供、さらには町内企業との連携を深めていく考えはあるかどうか再度お伺いをいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

議員おっしゃるとおり、私も全く同じような意見でありますが、ご承知のとおり、町長というのは教育の経営やその内容に直接的に関与し、指示命令権というのはないというのはご承知のことだと思います。教育委員会の意向等も十分伺いながら、町としてできることがあればしっかり担っていきたい、このように考えておりますので、よろしくお願いを申し上げます。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

私からも改めてお答えしたいと思いますが、篠原議員おっしゃるとおり、単なる就職の数字を上げるだけではなくて、高校生個々の子どもたちが希望する進路をかなえると、これは本当にそのとおりであります。そういう意味で、先ほどアンケートのことを申しましたが、アンケートの項目の中にニセコ高校から地元企業への就職をかなえるとすれば、どのような道筋が考えられるかというあたりがありまして、そのために企業からはインターンシップを活用すること、それから学校への出張講習や懇談会を開催することも可能であるというようなご返事をいただいております。その辺を教育委員会としても学校と企業とを結びつける一つの手だてとして今後取り組んでまいりたいというふうに考えております。よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日 議事録 PDF(4ページ) 間違いを知らせる