ニセコ町議会 令和2年第8回定例会 2020年9月16日
ニセコ町の健康診査受診率と健診負担金について
2020年9月16日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコ町の健康診査受診率と健診負担金について」質問し、町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、保健福祉課長 桜井幸則
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
2件目の質問に参ります。ニセコ町の健康診査受診率と健診負担金について町長に伺います。ニセコ町が毎年行っている各種健康診査の受診率と健診負担金について伺います。健康診査は、健康な生活を維持するために病気の早期発見、早期治療に欠かせない健診です。過去5年間の受診率の推移について伺います。また、こうした制度があるにもかかわらず、様々な理由で受診できない町民の方々も少なからずおりますが、その主な理由は何と思われますか。受診率向上のために健診負担金の問題も含め、今後の施策について町長の見解を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
それでは、斉藤議員のご質問にお答えいたします。初めに、各種の受診できない方の理由につきましては、ご本人に治療中の疾病があるほか、それぞれの方が置かれている生活状況など様々な理由があると考えられますが、町としては引き続き受診率の向上に努めてまいりたいと考えております。なお、今年度から特定健診につきましては、対象者への受診勧奨はがきを送付する取組を新たに始めております。また、大腸がん、乳がん、子宮がん検診につきましては、引き続き節目の年齢の方に無料クーポン券を送付させていただいております。検診に係る個人負担につきましては、おおむね医療保険の負担割合に合わせてご負担をいただいているところでございます。また、検診事業に係る財源につきましては、がん検診に係る勧奨経費等について基準額の2分の1が国庫補助金の該当となり、今年度は7万1,000円の予算額を見込んでいるところでございます。なお、過去5年間の各種検診の受診率につきましては、桜井保健福祉課長から答弁させていただきますので、よろしくお願いをいたします。
答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)
では、過去5年間の各種検診の受診率につきましてお知らせいたします。特定健診については、平成27年度、24%、平成28年度、32.7%、平成29年度、28.4%、平成30年度、26.9%、令和元年度、28.2%、大腸がん検診につきましては年度は27年度からになりますが、18.6%、次が13.2%、続いて11.5%、10.8%、令和元年度が12.1%、乳がん検診につきましてはこれも平成27年度から17.7%、17.4%、25.3%、31.8%、令和元年度が32.5%、子宮がん検診につきましては27年度が14.9%、14.2%、18.6%、15.6%、令和元年度が15.5%、肺がん検診につきましては平成27年度が11.6%、9.4%、10.8%、10.1%、令和元年度が10.5%、胃がん検診につきましては平成27年度が10.6%、16.3%、23%、16.7%、令和元年度が17%となっております。以上です。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
ここに今年度の各種健康診査の案内をお持ちしました。これを見ていますと、非常に細かく実施日とか、それから集団検診になっているのがありますので、集団検診なので、実施日とか、それから検査項目、対象年齢、検診負担金、それからオプションの検査などが細かく年齢別とか書かれております。それで、私はこれを読んで、確かに年齢的に40歳以下の方というのは、その検診の項目にもよるかとは思いますけれども、平均的に若い方たちは病気になる確率は高齢者に比べれば大分少なくなるかとは思いますけれども、この検査料が40代前後の方は例えば70歳以上の方に比べると倍以上になっています。逆に高齢者、70歳以上になると2.5分の1ぐらいの検査料になっています。それで、今年の予算のほうもちょっと見たのですけれども、ただいま桜井課長が受診率を詳しくパーセンテージを挙げてくださったのですけれども、これを見ますと各種健康診査というのは予算的には562万円で、今年の決算を見ていると大体そのくらいなのです。これを見ていますと大体そのくらいです。それで、受診者の一部負担金というのは大体100万円ぐらいということなのですけれども、トータルで私はこれを見て何としても受診率をできれば50%にまで上げられたらいいなというふうに思っています。対象の検査によっては、30%を超えるというものもありましたけれども、平均するとやはりまだ20%台になりますでしょうか。私は、何度も申し上げていますように町民の皆さんが健康診査を毎年度どうやったら受けやすく、受診率を上げられるか、健康な生活を維持していただけることではないかというふうに思っています。それで、私事でなんですけれども、ここ数年気になりながら女性検診のほうを3年ぐらい、三、四年ですか、受けていないのですけれども、実施日とうまく合わないということがありまして受けておりません。そうしましたら、つい先日保健福祉課で対がん協会とかに個人でお電話したら、予約を取ると個人で行く分は受診できるというふうに聞いたのですけれども、どれだけの方がそれを御存じなのかなというふうに、全部一生懸命読んだのですけれども、人数がまだ足りない場合は申出くださいということは書いてあったのですけれども、そういう例えば検診日に合わないときに直接対がん協会なり、健診センターに連絡をして、個人で予約をしていくということはどこにも載っていなかったように思うのですけれども、そこの周知というのはどのようになっているのかなというふうに思っております。それで、結論から言いますと、もっと受診率を上げるには実施日とか、それから実施場所とか、それから検診負担金、これを受ける人の都合というのですか、合わせて自由に検診できるような方向にならないかというふうに思っています。急に全部を変えるということは大変なことがあるかもしれませんけれども、段階的に変えていくということも検診率を上げることにつながるのではないかなというふうに思っています。そして、先ほども申し上げましたけれども、この予算を見ていますと、健診に使うお金は562万円、そのうちの100万円が受診者の負担。そして、若い方は高い、2倍以上の値段を払うのですけれども、私は若い方こそ働き盛りで、万が一病気にかかったときに大変なことだと思いますので、若いときから検診を受けるという習慣を身につけることも大事ではないかなと思っております。ですから、全てを一挙に変えるということは難しいことがあるかもしれませんけれども、町民の方に受診についてアンケートを取って、どうすれば受診しやすいのかということをアンケートを取ってみるのも大事ではないかなと思います。そして、繰り返しますけれども、実施日とか、例えば私は渓仁会の病院に行っている、それから私は医大のどこかに行っているというところで、そこに行ったときに自由に診察して検診を受けるという方法も検討していただきたい。できるだけ早く検討していただけないかなというふうに思っています。仮にこの検診料が町の負担が増えたとしても、これによって早期に病気が発見できた、そして早期治療につながるとしたら医療費の大きな軽減になるのではないかというふうに思っています。医療費のことよりも、そういう方が早く病気を克服できるということが一番大事ではないかと思います。ですから、またお金がかかってくるかもしれませんけれども、そのバランスというのですか、その辺のところもちょっと検討というか、調べていただいて、町民が全て1年あるいは2年置きに、検査項目によりますけれども、受診できるようなシステムをつくっていくことが私はこの町の町民の方たちの健康をこれからもますます大事にするために必要ではないかというふうに思っています。その自治体、自治体で違うと思うのです。例えばピロリ菌の話なのですけれども、ピロリ菌に関して室蘭とか盛んにやっているところは、もう自由にどこの病院に行ってもいいとか、そういうことをやっているところもあります。それから、自治体もかなり補助金を出して、無料のところもありますし、そういうところもありますので、それをぜひ検討をしていただきたいと思うのですが、町長、いかがでしょうか。
答弁 保健福祉課長 桜井幸則(保健福祉課長は2024年12月まで)
幾つかご質問あったかと思うのですけれども、まず負担金につきましては、先ほど町長からも答弁あったとおり、医療保険の割合、一般につきましては3割、それから70歳以上の高齢者につきましては1割負担、これを基軸として負担金の積算をしているところでございます。それと、個人で検診の予約ができるかというところですが、これは全くできることとなっておりまして、そもそも健康に気になることがあれば病院の受診をしてほしいなというふうに思っているところでございます。あと、実施日を増やしてほしいということなのですけれども、これにつきましては検診を行える病院あるいは期間において上限といいますか、枠がありますので、その範囲内でできる限りニセコ町で実施できるような取組をしているところでございます。以上です。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
質問の中で負担金のことを言われて、基本的には無料がいいという趣旨かなというふうに思いましたが、町全体もちろん医療費を無料化して、子どもだけでなくて大人の医療費を無料化に踏み切っている自治体もないわけではありませんが、財政負担や総合的なことも判断しながら検討していかなければならないことだというふうに思っております。ただ、受診率を上げたいというのは我々もいろんな思いありまして、それで受診勧奨はがきを出させていただいたり、様々な取組を現在行っているところであります。引き続き受診勧奨に向けては、皆さんにお願いをし、できるだけ情報を広く行き渡るように努めてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
もう一つ、私聞き逃したのかどうか分からないのですけれども、受診率がこういう状態にあるのは、原因ちょっともう一回、一番大きな原因というのはどういうふうに町長捉えているわけですか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
自分は大丈夫だという方が多いような気がしております。斉藤議員さんも今なかなか受けていないというふうにおっしゃいましたけれども、何か受けないそれなりの理由が、優先順位が低いというふうに思われているのではないかと思いますので、やっぱり早期発見、早期治療が大事だという啓発を我々もしっかり進めてまいりたいなと思っています。あと、先ほど言われましたその日に受けれないときに別な病院に自ら行くということにつきましても、そういうことが知らないという方がおられる場合もあるのではないかということなので、その辺も周知方図ってまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。