ニセコ町議会 令和元年第8回定例会 2019年12月19日
温泉保護について
2019年12月19日、ニセコ町議会の一般質問で、浜本和彦議員が「温泉保護について」質問し、町長 片山健也、総務課長 阿部信幸、商工観光課長 福村一広が答弁しました。
- 質問者
- 浜本和彦 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、総務課長 阿部信幸、商工観光課長 福村一広
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 6番 浜本和彦
6番、浜本です。通告に従いまして質問させていただきます。温泉保護について、本町において開発が依然として進んでおり、そのことに伴い、今後温泉の掘削がふえることが予想されます。そこで、現在の温泉施設がどのような状況になっているのかと今後ふえるとが予想される温泉掘削に対して町として懸念されること、その対応を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの浜本議員のご質問にお答えいたします。倶知安保健所からの情報によりますと、ニセコ町にある温泉井戸は現在47本でございます。そのうち利用中の源泉が17本、動力ポンプがないものを含め現在未利用の源泉が30本となっております。実際の利用率は36%となっているところでございます。温泉の掘削の許可は、申請時や許可に際してニセコ町としての意見を述べる機会はなく、温泉法に基づき北海道知事が行っており、後志管内は倶知安保健所がその事務を担っております。北海道における許可基準は、環境省で策定した温泉保護に関するガイドラインライン、これは平成26年に環境省自然保護局から出されているものでありますが、これをもとに地域の特性や源泉間の距離、深度などを総合的に勘案して許可されているものでございます。温泉の掘削に当たっては、北海道温泉審議会により慎重に審査され、適切に判断されているものと思いますが、将来的には温泉掘削が増大した場合、資源の枯渇あるいは環境悪化への懸念も持っているところでございます。ニセコ町においては、乱開発を防ぐため、開発行為に対し、景観条例や準都市計画、水資源保全2条例において開発規制を行っていることから、事前に問題が生じるケースに対しては担当課で連携して事業者に注意を促すなどの取り扱いをしているところであります。しかしながら、温泉掘削については、直接北海道に申請が出され、ニセコ町には情報が提供されない現在の仕組みとなっております。今後とも北海道に対して地元への情報提供をいただけないか、協議をしてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 6番 浜本和彦
返答ありがとうございます。私のほうも、今町長言われたようにニセコ町には許可に対する権限がないということも事前に知っておりましたけれども、申請上がる段階において町として何か言える意見は多分多少はあるのかと思いますけれども、ほとんど道で今言った審議会で決められるというのは私も携わったことがあるので、ある程度は知っているつもりでいますけれども、なぜ私はこの質問に及んだかといいますと、実際は隣の町の倶知安町が今、先月新聞に載っていましたけれども、保護地域になる。来年あたりになるのではないかと。場所とか、それから湯量とか、泉源とかいろいろあって、一概には物が言えないということも知っていますけれども、ニセコ町は今の状況からいって、47本のうち17本ですか、実際に使っているのはそのぐらいと。今後ニセコ町については私は心配はしていないのですけれども、私の質問からいうと逆になるのですけれども、入湯税が今ニセコ町は約8,500万円万ぐらい、前年ぐらいで入っていますから、逆にむやみに掘られても困るというのは、町としてはそこは制限できないところで、道が決めることですからあれですけれども、使ってもらって入湯税を払ってもらったほうが私は逆にいいのかなと思っていまして、規制するところは規制していいのですけれども、どんどん掘ってもらって入湯税が入るような施設をつくってもらうというほうが私はいいのではないかなというふうに思っていますので、いろんな考え方があるかと思いますけれども、前向きなことを考えるのであれば、規制するばかりでなくて、そういう業者が出てきてやりたいって言ったときに、逆にいい条件でいい状況をつくってやるというのも町の仕事かなと思いますので、その辺も含めて、ほかの市町村で何かいい例があれば知らせていただきたいし、なければないで結構ですけれども、その辺も含めて返答いただければと思います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
温泉自体は確かにいろいろあって、選択肢もふえるといいわけでありますが、現在はほとんど、いろんな規制があるのでないのですが、昔は温泉を掘削したお湯を川に放流をして、川の生態系が変わったという事例もあるものですから、今後そういったことを全体を見ながら温泉の振興は進めてまいりたいというふうに思います。また、理解をいただくために、8,000万円強の入湯税を今いただいておりますから、これらがどういったものに使われているかだけ担当課長のほうから情報提供として説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。
答弁 総務課長 阿部信幸(総務課長は2021年1月まで)
ただいま町長のほうから入湯税の使い道ということでお知らせするようにということでございますので、約8,500万円の入湯税、平成30年度いただいているということは議員ご指摘のとおりでございます。その主な使い道、使い先につきましては、環境衛生施設に係る事業に約4,018万4,000円、4,000万円程度、それから消防施設に係る事業に248万6,000円、観光施設に係る事業として1,782万2,000円、観光振興に係る事業といたしまして2,474万4,000円とそれぞれ充当させていただいているという状況でございます。以上です。
答弁 商工観光課長 福村一広(商工観光課長は2021年1月まで)
私のほうから適正な温泉利用の関係で若干補足させていただきますと、道内でもかなり多くの温泉地ございまして、その中でも函館市さんなんかは温泉の掘削、採取について積極的に温泉資源の保護の指針などをつくって対応しているという事例もございますので、よりよい活用の方法を適正に運用していくという事例ではいい事例なのかなと思っておりますので、こういった自治体の運用状況も参考に、またニセコ町のほうでも検討していきたいと思います。以上でございます。