ニセコ町議会 平成30年第8回定例会 2018年12月19日
停電に特化して
2018年12月19日、ニセコ町議会の一般質問で、浜本和彦議員が「停電に特化して」について質問し、町長 片山健也、総務課参事 黒瀧敏雄が答弁しました。
- 質問者
- 浜本和彦 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、総務課参事 黒瀧敏雄
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 2番 浜本和彦
最後の質問になります。通告に従いまして、伺います。防災について。防災という大きなくくりですが、今回は停電に特化して伺いたいと思います。去る9月6日発生した胆振東部地震により、長時間にわたり停電になりました。停電により多くの対応が迫られたと思いますが、次の何点か伺います。1番、長時間停電による最大の問題点は。2番、停電になったときの準備で想定外があったのか。3番、対応し切れなかったことは何か。4番、今回で準備されたものは何か。5番目、今後準備されなければならないものは。以上を伺います。よろしくお願いします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまの浜本議員のご質問にお答え申し上げます。1点目の長時間停電による最大の問題点はにつきましてですが、まず各家庭においてはストーブ、ボイラー、照明、水洗トイレなど生活に必要なものの多くが電気に依存しており、電気がないと日常生活が立ち行かないということ。加えて、近年はオール電化住宅が普及しており、煮炊き、炊飯などもできない状況が発生するという住民の皆さんの日常生活の支障が第一かというふうに思います。また、役場等の行政においても、情報通信機器の停止を初め、役場や事業所としての機能維持のためにはこれらに要する発電機器が必要となっております。さらに、医療面では、点滴や酸素呼吸機器など患者対応や、場合によっては生命維持が困難な状況に直面しております。福祉面でも、食事を初め多くの日常生活や看護が困難な状況が発生したところであります。加えて、道路における信号等の停止にあっては、交通が遮断され、物流が停止する事態が生じておりました。物流の停止によって、ホテルや給食センターの食材を初め、全ての皆さんへの食料供給に支障が生じたところでございます。本町のようなリゾート地にあっては、観光客の皆さんが行き場を失うことも想定されます。また、今般の長期停電においては、停電等に関する情報、復旧等に関する情報等も極めて希薄となり、発電等の電気事業者の方々自体が混乱をしており、意思疎通ができない事態が生じる結果となっております。今般大きな混乱の停電を生んだ最大の要因は、北海道全体が数少ない大規模発電所に依存してきたこと、そしてブラックアウトは起きないという安全神話への依存が最大の原因ではないかというふうに考えております。2点目の停電になったときの準備で想定外はあったのかについてでございますが、これについては大きなものとして2つのことがございました。1つは、町でもガソリン等備蓄を少ししておりましたが、予想以上に停電が長引いたことから、町内事業者からのガソリン供給が敏速に行えないなどの問題が生じました。この件に関しましては、今後災害時においてガソリン等の供給を迅速にしていただくよう、燃料販売事業者との協定等を交わしたいと考えております。もう一点は、宿泊施設においては食料を一定程度備蓄しているものと考えておりましたが、現状においては調理の原材料等の食料については日々の物流によって納入しており、多くの宿泊施設が備蓄食料を持っていないということがわかりました。今後は、町民の皆さんの避難所開設とあわせて観光客の皆さんに対応する避難所を開設する必要があるものというふうに考えております。3点目の対応し切れなかったことは何かについてでございますが、町内の施設等の一部に発電機等の設置に時間を要したということがありましたが、建設事業者やリース会社の協力を得て対応させていただいており、対応不能であったという事項についてはなかったのではないかと考えております。4点目の今回で準備されたものについてでございますが、10月31日の臨時議会でこの件に関しての補正予算を計上させていただきました。内容につきましては、発電機3台、電気を使用しないポータブルストーブを23台、災害時用に準備をさせていただいたところであります。5点目として、今後準備されなければならないものについては、次年度からの予算の中でコミュニティセンターを含めた発電機の配置や電気を使用しないポータブルストーブ、備蓄食料、毛布等の配置について計画的に整備をしていく予定としてございます。また、緊急用としての移動可能な大型発電機もさらに整備をしてまいりたいと考えております。今後とも防災対策の強化についてご理解くださいますようお願いを申し上げて、答弁とさせていただきます。
議員の質問 2番 浜本和彦
ありがとうございます。電気は、今水に次ぐインフラでは一番大切なところではないかと思います。たまたま私3年前に非常時の対応ということで、そのときも停電について質問させていただいたのですが、そのときに停電になったときどうするかという話を伺ったときにさまざまな答えがありましたけれども、役場庁舎も燃料は20時間ぐらいはもつだろう。それから、各コミュニティセンター、それから各公共施設、消防庁舎、下水道、それから水道施設、それは徐々に防災計画に沿ってやっていくと。その当時はそれで多分、私も徐々にということで安心していたところはあるのですけれども、今回このように予想もつかない事態になったわけで、今町長の答弁の中でさまざま今回整備されたもの、それから今後時間をかけてやらなければならないもの。ただ、こういう事故に関してはやはり生命がかかわりますので、今の時点で電源というのは非常に大切な部門だと思いますので、多分今発電機を注文してもすぐ手に入らない状況が続いていると聞いております。それらも含めて、前回3年前に話した状況、今町長の答弁にありましたけれども、どのぐらいの状況で整備されているのか、進捗状況。ダブるかもしれませんけれども、今後何年かけてどうするということが、そんなに具体的でなくてもいいですけれども、町民が安心して暮らせるような状況になっているかどうかも含めてご答弁いただければと思います。
答弁 総務課参事 黒瀧敏雄(総務課参事は2019年3月まで)
今の備蓄の状況はどうかという浜本議員のご質問にお答えしたいと思っています。当時ブラックアウトの時点では、役場の発電機7台と体育館の発電機1台、あと町民センターの発電機1台と上下水道の発電機2台ということで対応させていただいておりましたけれども、町の施設、今回は大型のブラックアウトだったものですから、6台ほど不足していたという状況でありました。この間も10月の補正でさせていただいたように、発電機3台、とりあえず全部一遍にということにはならないものですから、今後リース事業者とも協定を結んだり、徐々に整備に向けていきたいというふうに発電機関系を含めて考えております。以上でございます。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
前回質問いただいて、その後実は移動式の大型発電機も買わせていただいて、それが今回下水道含めて相当威力を発揮させていただいております。小型発電機もあの後からふやしまして、正直言いましてそのこともあって今回ある程度対応できたということがあります。ただしかし、冬場同じことが起こると各家庭をどうするという問題が当然起きてきますので、その辺も踏まえつつ、なるべく早く体制強化を図っていきたいというふうに考えておりますので、今後ともよろしくお願いを申し上げたいと思います。
議員の質問 2番 浜本和彦
1点、たしか前にも言ったと思いますけれども、民間業者との提携リース契約も進めていっていただければ、全部役場でそろえればいいのでしょうけれども、お金の問題、時間の問題もあるでしょうから、その辺も含めて、民間で使えるところがあるのであれば、そういうものを活用してやっていただけるようお願いして、質問を終わります。