ニセコ町議会 令和元年第6回定例会 2019年9月18日
SDGs高校生未来会議の開催について
2019年9月18日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「SDGs高校生未来会議の開催について」質問し、町長 片山健也、教育長 菊地博、企画環境課参事 柏木邦子が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也、教育長 菊地博、企画環境課参事 柏木邦子
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
おはようございます。5番、斉藤うめ子です。通告に従いまして、5件質問させていただきます。少し長くなるところもあるかもしれませんけれども、議長の寛容なるご配慮をよろしくお願いいたします。では、1件目に参ります。SDGs高校生未来会議の開催について伺います。ことし8月6日から8日の3日間、ニセコ町でSDGs高校生未来会議が開催されました。国際社会で活躍する人材の育成を目的に、スーパーグローバルハイスクールに指定されている札幌日大高校を中心に、ニセコ町などでつくる実行委員会が開催し、SDGs達成の目標年2030年まで毎年ニセコ町で開催されると聞いております。この実行委員会に名を連ねているニセコ町は、SDGs高校生未来会議で今後予算を含めどのような役割を果たし、また今後のかかわり方とその計画、展望について、町長、教育長に伺います。よろしくお願いいたします。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答えいたします。SDGs高校生未来会議については、昨年12月に主催事務局である札幌日本大学高等学校から相談があった当初から開催地として協力していくこととし、会場となった町民センターの無償提供やスタッフを配置して開催期間中の運営を支援しております。また、町としてのおもてなし事業としてレセプションにおけるウエルカム野菜の提供、ウエルカム動画の制作、上映のほか、ニセコ高校と連携し、ニセコ町の紹介やニセコ高校の活動発表も行っております。ニセコ町としての予算については、これの取り組みにかかる費用のほか、レセプションに出席した職員1名の参加費を負担しております。協賛金や開催地としての負担金は当初より不要との説明を受けており、またニセコ高校生3名の参加費についても主催事務局と相談の上、今回は不要ということになっております。この会議につきましては、今後もニセコ町での会議開催が予定されておりますが、主催事務局からはこのような会議の開催が今回初めてであり、手探り状態での開催となったため、来年度以降については今回の経験や実績を踏まえて今後整理、検討していきたいと伺っているところでございます。ニセコ町としては、ニセコ町での継続的な開催を支援していくという方針のもと、主催事務局から今回の開催結果報告や次回以降の具体的な事業計画の相談をいただいた上でかかわり方も含めた協力、支援内容について教育委員会やニセコ高校と協議をしながら連携して検討してまいりたい、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
それでは、ただいまの斉藤議員のご質問に対しまして、私からはニセコ高校のかかわりについてお答えをいたします。SDGs高校生未来会議は、11カ国の高校生46名が参加いたしました。分科会では、SDGs17の目標のうち5つのテーマに分かれ、それぞれに高校生の目線、考えで議論いたしました。ニセコ高校生は3名が参加し、初日のオープニングセレモニーやレセプションでニセコ町民として、及びニセコ高校生としてのメッセージを発表、分科会ではほかの参加者とともにディスカッション及びプレゼンテーションに取り組んでおります。来年もニセコ町を開催地として本会議が開催されると聞いております。みずから学ぶ態度を養い、科学的な知識、技術を身につけることを教育目標としているニセコ高校におきましては、このような場に参加することは生徒の成長を促すよい機会であると考えております。教育委員会としては、次年度以降も同様に参加していけるように配慮をしてまいります。よろしくお願いいたします。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
ただいま町長と教育長からご答弁いただきましたけれども、もう少し詳しく伺いたいので、質問させていただきます。私は、この3日間、6日から8日、ビジターとして見学させていただきました。こういう高校生のSDGsの未来会議というのがニセコ町で開かれるということもこれからの教育の向上も含めて非常に教育面でも大変すばらしいチャンスになるのではないかなという思いがしております。そして、これから細かいことをお聞きしますけれども、よろしいでしょうか。ちょっと重なるかもしれませんけれども、このSDGsの中身というのは非常に濃いものがありますので、先ほど町長が、去年ですか、こういうお話があって、ニセコ高校にも参加というお声がかかったというふうにおっしゃっていましたけれども、もちろんこれ全部英語でやることが一応原則になっていますから、英語力も物すごく大切なのですけれども、まず生徒たちがふだんからこういうテーマに関して問題意識を持って、そして徹底的な事前学習の必要があるのではないかなというふうにすごく感じました。それに関して次のことについてお聞きしたいのですけれども、どのくらい高校生が参加することになって、人選も含めてどのくらい準備されたのか伺いたいと思います。それから、先ほど参加費に関しては、今回はちょっと聞き落としましたが、1名を除いては招待という形になったわけですか。それで、今回は1回目ですので、先ほど手探り状態とおっしゃったのですけれども、新聞によりますと2030年までニセコ町で開催というふうに書いてありましたので、そうなりますとこれから12回開催するということになりますから、これはもう本当に計画を立てていかなくてはいけないかなと思っています。この総括ですね、本当に先ほどおっしゃったように11カ国から46名の高校生が参加されたわけですけれども、実際にスタッフだとかファシリテーターとかの方たちも含めると総勢、その倍以上の方たちが参加しているわけです。非常に内容の濃い問題だったと思います。その総括については、いつごろまとめができ上がるのか伺いたいと思います。それと次、この会議では同時に教員研修会も行われました。これまでの学びのあり方を変える、学びの変革について教師の果たす役割とは、グループディスカッションを行っておりましたけれども、現在の学校の学びのあり方と比較して大きな違いは何か気づいたことがあれば伺いたいなと思っています。それから、今回地域おこし協力隊から7名の方が参加されておりましたけれども、この7名の方の人選はどのようにされたのかなと思っています。それと次は、ちょっと重なるかもしれませんが、この機会に教育のレベルアップを期待しているのですけれども、SDGsとこの関連したテーマが、また来年も決まっているかと思いますけれども、教育の進め方を検討することが重要ではないかと思いますけれども、現在計画を立てていらっしゃるのでしたら、どういうふうに考えていらっしゃるのかお聞きしたいと思います。それと次、議論は原則英語で行われておりましたけれども、日本語も多少ありましたけれども、英語圏からの生徒とか、それから海外に在住していた帰国子女の方とか、それから国によっては幼少から英語を使用している生徒さんもおりましたので、英語のレベルの格差というのは物すごく大きいのではないかというふうに感じました。SDGs未来都市モデルとしてニセコ町は、今後この高校生の会が開催されるとすると、英語の必要性が非常に重要になってくるのではないかと思っています。教育委員会としては、国際社会で活躍する人材を育成するために、児童生徒の英語力を向上するために、どのような施策を考えられているのか伺いたいと思います。それからもう一つ、来年からニセコ町議会にも声をかけていただけたらありがたいなというふうに思っております。それともう一点、せっかくこの機会でしたので、会場の状況もあったかと思いますけれども、主にディスカッションは町民センターでされましたけれども、この機会に高校3年生が参加されていたのですけれども、希望者全員というわけにはいかないかもしれないけれども、高校生1年生、2年生、次に続く方たちが希望を募って一部傍聴するとか、そういう機会を考えられなかったのかなというふうに思っております。また、中学生も含めて、こういう場を見学するだけでも大変刺激になるのではないかというふうに私は思いました。再質問、以上です。よろしくお願いします。
答弁 企画環境課参事 柏木邦子(企画環境課参事は2021年3月まで)
斉藤議員のご質問にお答えしたいと思います。大きく9点ありましたと思いますので、私のほうからお答えできる範囲で順次お答えしていきたいと思います。まず、人選と準備期間はということなのですけれども、今年の5月から具体的に日大高校のほうからお話をいただきながら準備を順次進めていっております。その中で町のほうに対してレセプションの中でこういったことをしていただきたいというお話があった中で高校のほうとも協議をしながら生徒3名参加をするということで進めていったところでございます。2点目、1名を除いて招待といったようなお話があったかと思いますが、招待といいますか、そもそもこの会議自体が企業からの協賛金を非常に見込んで開催をしていったということで日大高校のほうから説明を受けております。ですので、基本的に参加費だとか、町長の答弁でも申し上げましたが、開催地としての負担金は当初から要らないというような話をしていたところでございます。参加費1名というのは、レセプションに教育長が出席者ということで参加をしておりますので、その参加費を支払っております。先ほど地域おこし協力隊7名参加ということでお話ございましたが、参加者ということではなくて、ウエルカム野菜の提供ですとか運営のほうのスタッフということでその場に立ち会っていたということでして、参加という形態でこの場にいたようなことではございませんでした。3点目、これから12回やっていくということで、今後に向けて総括はどうなのかといったようなお話ございましたが、今こちらのほうも日大高校のほうで報告書を作成している最中ということで伺っております。議事録等も3日間ということで結構膨大な量になるということで時間がかかりますということで説明を受けております。4点目につきましては、教員の研修会ということですので、私のほうからはお答えはできないかなというふうには考えております。5点目の地域おこし協力隊7名の人選ということですけれども、参加の形態は先ほどご説明したとおり、参加者ではなくて、あくまでもスタッフということでこの場に立ち会って運営に携わっていたということでございます。人選につきましては、結局そのウエルカム野菜の提供ですとか、あるいはニセコ高校生と町の紹介をやる中でニッキー、アニッキーにも登壇をしてもらってという形でかけ合いをやっております。それの着ぐるみの中に入る人数だとか、そういったところも総体的に必要な人数を検討しまして7名、スタッフということで配置をしております。あと議会にも声をかけていただきたいといったようなお話と、あと希望者がみんな参加できなかったと、見学といったお話もございました。このあたりも、今回初めての開催ということで、事務局のほうはかなりばたばたと直前まで準備をしていたような形態がございます。参加者ですとか、その周知のほうにつきましても、私どものほうから日大高校のほうに随時確認をしていたのですけれども、その中で先方のほうの方針がなかなか決まらなかったりといったようなところもありまして、結果的にこういった大きな行事を開催するといったご案内がおくれたような状況もございます。ただ、そもそもあくまでも参加者は高校生ということでやっておりますので、それ以外の見学であったり、あるいは一般の方が参加できるような、そういったメニューをつくったりということも今後検討していかなければならないのかなというふうに思っておりまして、それにつきましては日大高校のほうにも次年度に向けて申し入れをしていきたいなというふうに思っております。以上でございます。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
それでは、私のほうから教育委員会としてのかかわりの面で今の再質問にお答えをしたいと思います。まず、ニセコ高校生としての参加については、先ほど町長申し上げましたように12月ごろ話があったわけですけれども、その後すぐにニセコ高校についてはこの話については校長のほうに話をしておりまして、高校の校内のほうで内部検討した上で徐々に参加という形で考えをまとめてきたところだと思います。ただ、具体的な姿がまだ当初は見えなかった部分もありまして、どのような形で参加をするのかというあたりについては、具体的には先ほど柏木参事からもありましたように5月ぐらいの時期だったというふうに私のほうでは押さえております。次に、教員研修会の部分ですが、私も資料を見る限りということでありますけれども、今教育に求められております課題探求型の学習方法について十分参加校の先生方が研修を積んだというふうな読み取りがこの資料からはできますので、今後高校の教育活動においてもこのようなことを取り入れながら進められるものというふうに期待をしているところであります。それから、英語力向上の町としての施策についてでありますけれども、本町では2年前から英語教育推進プランというのを策定いたしまして、それに基づきながら幼児センターから高校までの英語教育の充実を目指して施策を推進しております。この会議があったからではなくて、あくまでもこの計画に基づきながら着実な施策の推進を進めてまいりたいというふうに考えておりまして、英語力を通して子どもたちのコミュニケーション能力の育成ということを目指してこれからも取り組んでまいります。また最後に、中学校への見学についてですけれども、これについてはまだまだ検討の余地があるかなというふうに思っておりまして、教育委員会としましてはあくまでもニセコ高校生の参加について積極的な支援をしてまいりたいということで今後も考えてまいりますので、ご理解をよろしくお願いいたします。私からは以上です。
議員の質問 5番 斉藤うめ子
これは、質問にはならないかもしれませんけれども、この機会、SDGsと関係して高校生、これから今高校生、16歳から18歳のお子さんたちが12年後には30歳になるという。どんどん年齢も上がってきますので、この機会にぜひとも学力、もちろん英語もありますけれども、教育のほうに力を入れていただきたいなというふうに思っております。以上です。