みんなの議会

ニセコ町議会 令和元年第5回定例会 2019年6月21日

2030年開催の冬季オリンピック・パラリンピック関連予算について

2019年6月21日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「2030年開催の冬季オリンピック・パラリンピック関連予算について」質問し、教育長 菊地博、町長 片山健也、町民学習課長 佐藤寛樹が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
教育長 菊地博、町長 片山健也、町民学習課長 佐藤寛樹

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

4問目に行きます。2030年開催の冬季オリンピック・パラリンピック関連予算について伺います。札幌市は、冬季オリンピック・パラリンピック開催目標を2026年から2030年に変更しました。ニセコ町は当初2026年開催を目指していた札幌市に協力を表明し、アルペン競技をニセコエリアで開催するとして、その準備のためにこれまで平昌五輪視察派遣事業費約700万円を支出してきました。2026年の開催がなくなった現在、改めてオリンピック・パラリンピックの招致に関して協力の是非を町民の皆様とともに検討することが必要ではないかと思います。今年度冬季オリンピック・パラリンピック招致関連予算49万円を計上しておりますが、現時点でその必要性があるのか、教育長、町長に伺いたいと思います。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にまず私のほうから予算の関係でお答えをしたいと思います。今年度の冬季オリンピック・パラリンピック招致関連予算につきましては、次のとおりとなっております。札幌市などとの担当者間の事務打ち合わせ、スキー競技関係者との打ち合わせ及び招致期成会出席など会議などへの参加旅費に22万2,000円、担当職員の招致事務に係る時間外勤務手当に18万8,000円、その他招致期成会負担金等諸経費が8万円、合わせて49万円を計上しているところです。いずれも冬季オリンピック・パラリンピック招致に向け、札幌市との連携を図る上で必要な経費であると考えております。以上でございます。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。2026年を目標とした札幌冬季オリンピック・パラリンピックの招致に向けて、これまで札幌市、北海道はもとより、倶知安町、帯広市など関係自治体との協力、連携を図ってまいりました。これらにつきましては、2030年招致についても同様に協力をしてまいりたいと考えております。今後の活動や開催についての概要が札幌市から示されましたら、教育委員会や関係機関と連携のもと、町民の皆様にもお知らせをして説明や懇談の場を設けてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

その点について、これはニセコ町としては町長の今答弁からお聞きしたように、2026年からの引き継ぎというか、そのまま2030年にシフトしたから、そのままで札幌市と協力するという姿勢でいらっしゃるということなのですね。ですから、関連予算もつけて、いろんなさまざま、新聞にも出ていますけれども、そういうことなのですけれども、私は何よりもまず、前回の2026年の予定のときもそうだったのですけれども、ニセコ町は札幌市のオリンピックに協力するという表明はしておりますけれども、まず何よりも第一に町民への説明、それが十分になされているのか、町民の意見を伺っているのか、そこが一番私は重要なところだというふうに思っております。それで、いつもこれ持っていますけれども、まちづくり基本条例の中で第3章の6条、全体に情報共有、それから住民参加のことありますけれども、第6条のところで、町は町政に関する意思決定の過程を明確に明らかにすることにより、町の仕事の内容が町民に理解されるように努めなければならないとあります。これが私はオリンピックに関してまだまだ十分ではないと思っております。そして、私は、2026年に開催を予定していたときの2017年の11月22日なのですけれども、町民センターで松澤係長がオリンピックのこと、これ職員向けのオリンピック説明会だったのですけれども、議員の方も来ても結構ですということで、私も参加しました。私たった一人だったのですけれども、そのときに大変詳しく予定表とか説明して、職員対象の説明でしたので、そのときは佐藤課長もいらしたと思うのですけれども、そこの中で、前の長野オリンピックのときはどうだったか、そして白馬村がアルペンの競技用として使ったときはどうだったか、そして財政の問題とか、それから経費のことについて非常に詳しくお話を聞きました。そのときに、もしこれがニセコ町で開催されるということになったら、時代が、年代がまた違ってきますから、内容も変わってくるかとは思いますけれども、一つの参考例としてお話を聞いたときに、これは本当にニセコ町でできるのだろうか。白馬村の場合は20億円の借金をしたというお話で、何十年かで。まちは、オリンピックを開催するというだけの目的で皆さん協力してやったというふうなお話を聞きました。そして、借金も20億円、それをちゃんと返したようなのですけれども、何しろオリンピックには経済的な問題が、経費というのが非常にかかると思うのです。ですから、申し上げたいのは、まず何よりも町民の方がオリンピック開催に対してどれだけ理解して協力するという姿勢があるかどうかということをやはり町はもっともっと丁寧に説明していく必要があると思うのです。ですから、前回平昌オリンピックに700万円経費を出して使節を送ったということでもいまだにいろいろと批判というか、お話しされる方もいらっしゃるのですけれども、もしニセコ町で開催、これもまだ決まっていないことですけれども、2030年目標にして、そして2030年にアルペンがこの場になったときに、それでもいいのかということを。まずオリンピックありきで札幌市に協力するということを大前提に私には聞こえますけれども、まずは町民に丁寧な説明、開催した場合は前回2017年に聞いたような、前は長野でしたときはこうだったよとか、そういうことを町民に丁寧に説明する必要があると思うのです。いざ開催ということになれば、町民の協力、理解、それから費用の問題も全て一致団結してやっていかなければ非常に難しいのではないかなというふうに思っています。そして、それがまだまだなされていないように私は思います。町民の方々とお話ししていますと。それで、最近オリンピックも、ことしの何月ですか、次の2026年の冬季オリンピック決まるそうですけれども、この中で要するにニセコ町がアルペンを開催しなければ、札幌オリンピックは開催できないというお話をよく耳にしました。会場としてニセコ町が。でも、ニュースを聞いていますと、会場がなければ隣国で、例えば韓国とか、北京だとか、ほかの国で、国内にあればあって、それはいいのですけれども、ほかのところでも開催できる、分散することもできるということをしきりに言っています。一国の経費になることが大変ということになれば。そういうふうに時代とともに変わってきているのですけれども、私は何よりもまずは町民に丁寧な説明を繰り返して、そしてニセコ町でオリンピックのアルペンを開催したときにどういう意見があるかということをしっかりと繰り返し説明等をしていくことが大切ではないかと思います。そして、オリンピック開催になりますと、これも非常に大きい問題として挙げられているのですけれども、会場になる東山のところの自然破壊の問題です。自然破壊の問題、どうしても影響はあると思います。それと、オリンピック後どうなるのか。予測できないこともたくさんあるかとは思いますけれども、そういうことも入れて町民に納得するような説明をした上で、この町がもしオリンピックを開催するとなると一致団結して協力するという姿勢をつくっていかなければ、つくっていくことが町の責任ではないかなというふうに私は思っております。町長のお考えをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

オリンピックにつきましては、まだ詳細といいますか、概要も2030年につきましては決まっておりませんので、ある程度の概要ないと議論といっても単にオリンピックのイメージとして好きだ、嫌いだという議論になるのではないかというふうに思いますので、そこは主催者である札幌市並びに北海道から具体的な提案があれば、皆さんとまたいろんな面で協議をしながら熟度を上げていきたいというふうに思っています。平成23年7月22日、札幌市、倶知安町、ニセコ町のMICEに関する連携協力についてということで、協力していろんな国際イベント、もちろんオリンピックもそうでありますが、MICEの誘致促進、開催支援並びに受け入れに係る両地域の魅力向上を目指し、互恵的な立場から連携、協力を図るということで、MICEについていろんな情報交換しながら協力し合って進めましょうということの協定を結んでおります。また、5として、この中の6つぐらいのいろんな協定の中にありますが、MICEの受け入れ環境の魅力向上のため、札幌市の高度な都市機能や倶知安町、ニセコ町の国際リゾート地での自然環境、ブランド力など、両地域が保持する特徴を最大限に生かしつつ、相互補完的かつ有機的な連携を図ってまいりましょうということにして、これまでも札幌市で国際会議があるたびに私どもも招待状をいただいておりますし、具体的なオプショナルツアーであるとか、そういうことも含めてさらに今後連携を強化しながら、この地域全体のエリアの観光振興並びに地域活性化を図ってまいりたいと、そのように現在考えておりまして、現在のところまだ具体的な話というのはありませんので、来た段階でまた皆さんとご相談させていただきたいなというふうに考えております。以上でございます。

答弁 町民学習課長 佐藤寛樹(町民学習課長は2021年1月まで)

私のほうから町長の今の答弁に補足する部分で、現状と今後の運営についてお話ししたいと思っております。2026年から2030年の変更につきましては、去年の12月の定例会のときに斉藤議員よりご質問いただきまして、回答しているところでございますけれども、これらに基づきまして、2030年に招致目標を置きまして、これまで確認された課題等の洗い出しと検証を現在進めております。なお、2018年2月から3月に実施しました平昌オリンピック・パラリンピックの視察については、札幌市初め関係自治体、団体による大会開催実例の検証とその共有化がなされ、新たな計画へ反映させていくことが確認されているところでございます。これから生かしていくことが成果ということで捉えております。それで、町民の皆さんとの検討の場につきましては、これらの検証を踏まえ、オリンピック・パラリンピックの目指す姿、ニセコ町のかかわりと位置づけ、とりわけ注目度が高い費用並びに人的負担の概要と検討項目がそろったら皆さんに協議させていただきたいということで札幌市と確認しております。めどとしましては秋口とはなっていますけれども、いろいろ微妙といいますか、難しい事項もありますので、その部分が調いましたら皆さんに具体的な検討項目をお示ししてご検討いただくということに考えております。随時状況が変われば皆さんにご報告したいと思いますので、よろしくお願いいたします。

議員の質問 5番 斉藤うめ子

最後に1つだけ、札幌市もそうでしたけれども、2026年、ちょっと私今ここに資料がないので、違っていたら困るなと思うのですけれども、オリンピックに札幌市がまず名乗りを挙げるかどうかといったときに札幌市民のアンケートをとっているのです。そのときは非常にいい結果が出ているのですけれども、そういうふうに小まめにというか、2014年となると12年前になるのですけれども、そういうふうに先にオリンピックやることについてどう思いますかという市民の意思を確かめる。それと同様にニセコ町民の意思も、オリンピックをどう思いますかというアンケート、そういうアンケートを実施することも準備するためには大事な一歩ではないかなというふうに私は思っています。そのアンケートをとる意思はないでしょうか、今までなかったと思いますけれども。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

具体的なもの何もない中で、どうですかとアンケートをとっても答えようがないので、多分好き、嫌いのレベルのお話になるのではないかと私は思いますので、そういう考えは今のところありません。ただ、具体的になって、例えば町でこんなことを負担も含めてしなくてはならない状態になったときは、それは我々のこのニセコ町にとってのいろんな意思決定をしなくてはなりませんので、その場合は当然そういういろんな手法があり得るというふうに思いますが、今現在では通常のMICE協定に基づいて連携、協力するということで進めていきたいなというふうに現在のところ考えているということであります。以上でございます。

出典:ニセコ町議会 令和元年第5回定例会 2019年6月21日 議事録 PDF(31ページ) 間違いを知らせる