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ニセコ町議会 令和元年第5回定例会 2019年6月21日

企業誘致とインフラ整備について

2019年6月21日、ニセコ町議会の一般質問で、小松弘幸議員が「企業誘致とインフラ整備について」質問し、町長 片山健也、企画環境課長 山本契太、上下水道課長 石山康行が答弁しました。

質問者
小松弘幸 議員
答弁者
町長 片山健也、企画環境課長 山本契太、上下水道課長 石山康行

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 7番 小松弘幸

7番、新任の小松です。立ち位置が変わりましたので、まだふなれでございますが、どうぞよろしくお願いいたします。それでは、通告に従いまして、一般質問させていただきたいと思います。今回は企業誘致とインフラ整備についてご質問いたします。全国的な人口減少が進んでいく中、ニセコ町は人口が増加傾向にある珍しい自治体です。本町では、特に都市圏から移住、定住人口の増加を図るため、町の情報を発信し、PRを実施されています。また、住宅不足解消に向けて民間集合住宅の誘致、建設の促進とニセコ町にマッチングした企業誘致にも取り組んでいます。現在は、光ファイバー網は整備されておりますが、企業立地、受け入れ用地の確保やそれに伴うインフラ整備が必要不可欠だと思っております。企業の進出によって雇用の創出と税収の確保、さらには地域産品、資源の利活用も生まれます。ただ、町政執行方針には、企業の誘致について以前から用地の確保や基本的インフラ整備が投資案件に対応し切れていないと記されております。企業誘致を推進するために今後どのような計画を立てて進めていくのか、町長の考えを伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの小松議員のご質問にお答えいたします。ニセコ町の企業誘致のスタンスは、地域特性や地域ニーズに合致し、ともにまちづくりを進めるパートナーとなり得る企業に進出をしていただくことを基本に考えてきております。その上で、国の法律や町独自制度などをもとに一定程度各種企業の設備投資等を後押しする環境を整えてきているところでございます。ただ、ニセコ町に進出したい企業は観光業から製造業、アパート建設などさまざまな業種にわたっており、あらかじめ大きな投資が必要な工業団地等を自前に造成するなどの方法は現時点ではなじまないものというふうに考えております。一方で、企業進出の際、地域によっては議員ご指摘のとおり基本的なインフラの整備が追いついていない状況があるのも事実でございます。このため、ニセコ町企業誘致ガイドライン等にのっとり、現状のように一つ一つの案件に対し常に関係課が連携し、1件1件丁寧に相談、協議、指導等業務を担う方法で企業との信頼関係を築き、そして対応してまいりたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 7番 小松弘幸

ニセコ町企業誘致を推進するためのガイドラインを策定しておりますが、今後企業誘致を進めるためにも目的、定義、企業の認定、助成措置などや理念の部分も含めた、ハードルは高くなくてもいいですから、企業誘致条例を制定し、取り組むことが大切だと思っております。インフラ整備というと産業や生活基盤として整備される施設を指しますが、狭い意味では道路建設、拡張、上下水道の整備充実を言います。現在ニセコ町の水道事業は6つの簡易水道、2つの飲用水供給施設、1つの専用水道から構成され、給水されています。水道施設維持費用や事業運営経費の一部を一般会計からの繰入金で賄っていますが、料金体系を変更し、計画的に各設備の更新を行い、将来にわたって持続可能な水道事業運営を目指しています。以前は水道利用者の件数に合わせて配水管の太さを決め、布設していたと伺っております。ただ、最近は市街地以外にも多くの皆さんが土地を求めて、どんどん住宅がふえております。土地があっても現在の配水管の太さではあと一、二件は可能ですが、それ以上は水量も足りなく、給水が難しい地区があると聞いております。また、市街地では、大もとのためている水槽である配水池ですが、夜間に水量を回復しますが、使用するまでに満水を迎えず、水の容量が足りない状況が発生し、給水バランスがとれていないところがあるようです。こういった状況を今後どう対処するのか、ご意見を伺います。

答弁 企画環境課長 山本契太(企画環境課長は2020年11月まで)

私のほうから、前段の企業誘致の目的云々に関するルールをということでございました。これにつきましては、現状で企業誘致のガイドラインというのを設けていますということと、それから地域未来投資促進法という法律があって、それに伴ったニセコ町での基本計画、これらも一応定めております。その中で、おおむね観光関連産業等を中心とした企業誘致に対する一定程度のインセンティブをきかせるような制度が使えると、ニセコ町独自のお金ではないですけれども、ニセコ町がそういう計画を定めることによって国のそういう制度を引っ張ってこれるということも含めた一定程度の誘致に関する方向性は持っているということで考えているところでございます。

答弁 上下水道課長 石山康行(上下水道課長は2026年3月まで)

私のほうから水道のほうの部分についてお答えさせていただきます。まず、配水管の太さについてということで、配水管の太さでは水量が足りないのではないかということですが、まず配水管を太くするためにですが、建物を建築しようとする箇所の配水管を太くすればよいのではないかという考えもありますが、その部分を太くするだけではなく、水利計算に基づいて計算しなければならないのですけれども、その部分の配水管だけではなく、上流側の配水池までの配水管も太くするということで、下手すれば例えば下流側、配水池よりも5キロも6キロも下にある家であれば、配水池からその部分を全部太くしなければならないということも起きてきます。また、その配水管を太くすることによって配水池の大きさもまた大きくつくらなければならないということや、また水源ももしかしたら水量の確保も必要となってくる場合もあり、水利権なども関係してきます。水道事業を行う上では、水道認可の変更届なども必要となってきます。そういうこともろもろいくと、配水管を太くして水量を増強するためには相当の時間、またお金もかかってくるということをまず理解願いたいと思います。あと、給水のバランスがとれていないところがという部分なのですけれども、今現在市街地区が、元町、有島、町の中を含めたところを市街地区と言いますが、時期により配水池の水量が不足ぎみとなっていまして、今年度水源調査を行うこととしております。内容といたしましては、新たな水源の可能性、また昔使っていた、40年以上前に使っていた旧水源を利用できるかの可能性、また新たに地下水です。ボーリングにより水が出る可能性なども検討し、今後の水源の水量確保を考えていきたいと考えております。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの質問の中で大きく2点あったと思いますが、まず企業誘致条例といいますか、それに類するような町の理念を明らかにしたものが必要ではないかということでありますが、それにつきましては先ほどもご質問いただいたとおり、ちょっと研究をさせていただいて、どうしても我々企業誘致条例つくるときは経済産業省の補助金を入れるためにつくっているとか、工業団地をつくったので、そこに誘導するためにつくっているという条例が各自治体個別にあるのですが、そこは総枠でニセコの理念を明らかにするような意味での企業誘致といいますか、町の態度を明らかにする意味では価値あるのではないかと思いますので、ちょっと研究をさせていただいて、ご協議させていただければと思います。それと、水道につきましては、現在担当課含めて町全体の水道バランスを見ながら、将来の投資効果を見ながら今判断させていただいているところであります。町全体のことをやるというのはとても不可能な今状況になってきておりますので、将来の持続性、そのエリアごとにおいて、そして将来全体における可能性を検討しながら、ここはやっぱり自分たちの責任において井戸水で、地下水でやってほしいということで、そういう箇所も既にあります。そこは、将来の水道会計の負担にならないような物語の中でじっくり判断をしていきたいというふうに思っています。また、今後につきましては、配水池なんかも今水道課長、担当課長申したとおり、ことし調査するということになっておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 7番 小松弘幸

ただいまご説明ありましたように、布設している配水管を入れかえるとなると、大もとからかえなくてはならない状況が想定されます。そうなると相当額の設備費がかかり、現実問題厳しい旨はわかりますが、将来を見据え、計画を立て、段階的に投資をしなくてはいけないのではないかと思っているところであります。また、ただいま町長から条例問題に関して前向きなお話聞けたので、よかったなというふうには判断しておりますが、観光客の増加や給水人口がふえることによって水量が心配されます。今後も給水量の確保に向けて新たな湧水を求めなくてはいけない時期に来ているのではないかなと思っております。これは、近々の問題ではないかなというふうに思っております。この問題をさらに前向きに進めていただきたいなと思っております。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

水源地につきましては、昨年もいろんな場所、現場含めて調査しておりまして、ことし具体的にきちっとした形での調査も行いますし、またいろんな面で新幹線工事の関係等を含めて今調査活動を行っておりますので、将来を見据えつつ、またいろんな計画をつくってまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 令和元年第5回定例会 2019年6月21日 議事録 PDF(37ページ) 間違いを知らせる