ニセコ町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月12日
ペットとペット以外の動物の埋葬の整備について
2019年3月12日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ペットとペット以外の動物の埋葬の整備について」質問し、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
3件目、ペットとペット以外の動物の埋葬の整備について伺います。ペットは、今では家族同様に大切に飼われている方々がふえ、生活をともにされている家庭も多くなってきております。そのペットが亡くなったときの埋葬について、ニセコ町ではまだ何ら整備されておりません。ペットの埋葬に関しては、民間業者が幾つかありますが、費用も高く、いざペットが亡くなったときどのように埋葬しようか、その処理に悩む飼い主も多くおります。また、ペット以外の動物の死骸について、特に捕獲され、殺処分された野生鳥獣等、アライグマやタヌキなどに関しては、その土地の所有者が処理することになっていると聞いております。ニセコ町においてはペットとペット以外の動物の火葬場や埋葬の整備についてぜひとも検討されてはいかがかと思いますが、町長の見解を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答えいたします。議員のおっしゃるとおり、犬や猫などのペットを家族の一員として生活をともにされているご家庭も多くなっているというふうに思っております。こうしたことから、ペットが亡くなったとき、人と同じように供養したいとの需要があり、倶知安町に1カ所、民間事業者による火葬や埋葬などを行っている施設がございます。また、このほか後志管内において小樽市に3カ所と余市町に1カ所、民間の施設がございます。一方、公営施設としては管内では小樽市が設置しているところであります。本町におきましては、隣の倶知安町に民間事業者があることから、現在のところ施設を整備する予定はございません。また、有害鳥獣の処理につきましては、基本的に自己所有地内に埋めていただくことをお願いしておりますが、埋葬できない場合にあっては倶知安町内にある民間処理施設にみずからが持ち込んでいただくことにより処理できることとなっており、新たに処理施設をつくるということにつきましては現在考えておりませんので、ご理解をよろしくお願いをいたします。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
私は、いろいろとこれについて調べておりましたときに、千葉県の市川市なのですけれども、市川市ではかわいがられていたペットが亡くなった場合、手厚く葬ります。動物専用の炉で火葬し、遺骨を慰霊碑に合同埋葬しておりますとまず出ているのです。それから、ほかのところでもそうなのですけれども、秋田県の大館市ですか、ペットの霊園があって、きちっとペットの埋葬をされているようです。そして、しかも千葉県の市川市では10月の第1日曜日には必ず市川市の斎場において動物慰霊祭を行っておりますというふうに出ていました。私は、それを聞いてとても心が温まる思いをしました。それで、いろいろと考えたのですけれども、昨日町民生活課からこの地図、私は火葬場というのはやはり将来的にこれは必要ではないかなと思っております。そして、費用のことについてもいろいろと検討してみましたし、いろんな関心ある方たちともお話はしてみました。それで、倶知安町に花の丘という火葬場があって、私の飼っていたペットのラッキーはそこで火葬していただきましたし、ここニセコ町の方も何人かそれを利用されているのですけれども、こういうふうにペットも多くなってきて、そしてまた海外からの方たちも多くなってきて、民間業者もありますけれども、まだ費用的には高いし、それから町で設置することに対してまだ正確な幾らぐらいかかるかという費用に関しては出しておりませんけれども、場所さえあれば設置は可能だというふうに思っております。そして、私は今のニセコ斎場の横に、後ろのあたりでもいいのですけれども、それを設置できないものかなというふうに思っております。そして、一緒に慰霊するということができることがとっても大切だと思っておりますので、これはできるだけまたこれから話し合いもしていきたいと思っておりますので、町長も考えていただきたいと思います。それから、もう一件、ペット以外の害獣、有害鳥獣については、その所有者が処理するということなのですけれども、私はアライグマについていろいろと調べてきました。そうしますと、今日本では発生してはいないようですけれども、アライグマというのは狂犬病とかレプトスピラ症とか、アライグマの回虫とか、そういうのの人畜も共通感染のキャリア動物なのです。それで、北米ではアライグマが狂犬病のキャリアとして最も高い割合を占めているということがデータに出ていたのです。それで、私は処理された人がそこで今穴を埋めにいっているということを聞いています、自分の敷地内に。これは、危険なのではないかと思っています。そして、やはりこれはきちっと火葬をすべきではないか。そして、東京都環境局によると、エキノコックス症も今後発生してくる、そういう危険性があるので、注意すべき疾病として挙げているというふうにここに書かれております。ですから、私は最初はペット以外の害獣であるとしても、生きとし生けるもの、命のものをきちっと。火葬というのは人間と同じ処理の仕方ですから、そういうことをするのがいいという、そういう思いで質問させていただくつもりできましたけれども、いろいろと調べていくうちに、こういう問題を持っているものとしてはやはりきっちり火葬していかなければ危険なのではないか。これは時間の問題だということを言っているわけです。ニセコ町は、エキノコックス、キツネに関してはベイトまきをしたりしていますけれども、これだけやっていても、外から侵入してくることがあるのか、まだちょっと心配な部分も出てきています。ですから、アライグマ確かに害獣で、困っていらっしゃる農家の方々がいらっしゃることはわかります。ただ、その処理に関しては、私もお聞きしましたけれども、本当に嫌だということをおっしゃっていました。自分の土地は広い土地があるので、山の中に埋めに行くけれども、でも実際にはそれは本当に嫌だということをおっしゃっていました。アライグマも、もともとは日本にペットとして輸入したことがきっかけになって、動物園から逃げ出して野生化されたのが現在の姿ですので、これは人間の責任でもありまして、それから欧米ではいまだにペットとして飼われているところも結構あるようなのです。捕獲したり殺処分したりすると愛護団体からは苦情が出るとか、そこの争いもあるようなのですけれども、私はせめて駆除してしまったアライグマ、あるいはタヌキとか有害鳥獣に関して火葬にして処理すべきではないかというふうに思っております。これについては非常にこれからの衛生面についても大切なことですので、ニセコ町が率先してやっていただきたいと思っております。町長、教育長、ちょっと考えていただけないかと思いますけれども。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
斉藤議員のお気持ちはよくわかります。ただ、今全体的なこの自治体連携の状況からいくと、各個別に施設をそれぞれ設けるのではなくて、民間も含めて少し広域圏で処理をすることによって住民あるいは自治体のコストを削減しようという広域圏を含めて、今国もそうでありますし、我々も広域的な取り組みをしようというふうに考えています。その中で、実際羊蹄山麓は隣の倶知安町に民間の施設がありますので、そこをご利用いただくというのが一番総合的に考えていいのではないかというふうに考えております。それから、現在の野生動物の関係でありますが、現在倶知安町にある民間の管理型処分場において処理をしている状況でありますので、当面この処理によって羊蹄山麓地域の取り扱いを進めていきたいというふうに考えております。ただ、将来的に斉藤議員がおっしゃるとおり焼却処理というものが必要だという状況が発生する場合は、またそれはそれで全体で考えていく、広域的に考えていくということになるのではないかというふうに考えております。いずれにしても、各個別の課題を各町村が大きな財政負担をしながらそれぞれに置くというような時代ではないのではないかというふうに認識しておりますので、よろしくお願いをしたいと思います。以上でございます。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
はい。◎動議の提出(「議長、発言求めます」の声あり)
議員の質問 5番 竹内正貴
5番、竹内です。今斉藤議員が一般質問の前段で意見を述べられたかと思いますが、議長の許可なく発言をし、申されたことは、やはり議会並びに議場の運営上問題のある発言と考えます。よって、このことについては今後でも協議する必要があるかと思いますが、いかがでしょうか。