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ニセコ町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月12日

ニセコ高校の未来への展望について

2019年3月12日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコ高校の未来への展望について」質問し、教育長 菊地博、町長 片山健也が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
教育長 菊地博、町長 片山健也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

2件目に行きます。ニセコ高校の未来への展望について教育長、町長に伺います。2017年の出生数は94万6,000人と100万人を割り、子どもの数は減少の一途をたどっています。この少子化により、全国的に募集人員に満たない高校もふえてきております。そのため、さまざまな特色を生かして全国募集を行っている公立高校は300を超え、これからもふえていくと思われます。こうした現状を鑑み、今後10年、20年先のニセコ高校の展望について教育長、町長のお考えを伺います。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

ただいまの斉藤議員のご質問につきましてお答えをいたします。ニセコ高校の将来展望につきましては、平成31年度教育行政執行方針におきまして述べましたとおり、学校の将来的な振興、発展は本町の大きな課題でもありますので、中学校との連携など生徒募集に直結する具体策を講じながら対策に努める所存でございます。また、昨年12月議会におきましても議員からの一般質問、それ以前の同様のご質問にもお答えしましたとおり、今後におきまして学校の教育内容のより一層の充実に努め、魅力向上とその発信に引き続き取り組んでまいりたいと考えております。以上でございます。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答え申し上げます。今後の北海道や後志地区における若年人口の減少を考慮すると、羊蹄山麓各高校の生徒数の確保は極めて厳しいものと考えております。今から30年前の平成元年にニセコ高校も急激な生徒数の減少で存続の岐路に立たされた時期がございました。その当時は、農業科学コースと観光リゾートコースを新設、翌年にはハイブリッド構想に基づき、緑地観光科に学科転換し、あわせて国際化への対応のため、外国語指導助手を招聘するなどの取り組みを行って今日まで来ているところでございます。しかし、将来的に近隣で少なくなる生徒を奪い合うということも限界であろうと考えております。抜本的な対策を検討するため、昨年及び本年の総合教育会議において教育委員各位にこのことについての議論をお願いしたところであり、教育委員会の議論の経過を受け、ご理解が得られれば町としての検討会の設置も含めて取り進めていきたいと考えているところであります。ニセコ高校の存続及び将来像の検討は本町にとりまして極めて重要な課題と考えておりますので、議会としてのご協力も今後お願い申し上げたいと考えております。以上、どうぞよろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

私は、つい数日前こういうチラシをごらんになった方結構いらっしゃるかと思うのですけれども、ごらんになりましたでしょうか。インターナショナルバカロレアという国際的などこの大学でも世界中受けられる制度なのです。これを読みまして、この担当者の方に電話しました。それで、いろいろと調べてみたのですけれども、北海道には札幌市に開成高校というのがありまして、2015年に開校しています。このバカロレア制度のシステムのある学校なのですけれども、私はニセコ町はインターナショナルスクールがあって、そしてその子どもたち、国際結婚で生まれているお子さんたちも多いことですから、このインターナショナルバカロレアの制度を積極的に検討してはいかがかなと思ってこれを持ってまいりました。文部科学省としては実は2018年までに全国200校にこれを設置したいという目標を持っていたようですけれども、2019年の現在になって100校にも満たない。何十校かしかなっていないのが現実なのです。それで、私はどうやったら開校できるかという詳細についてはまだ、膨大なデータでしたので、読み込んではおりませんけれども、ニセコ高校の学科転換というのでしょうか、そういうことも含めて、生徒はこれからはふえることはないという前提のもとに、どうすれば国際人を養成できるか、質のいい教育を受けさせて子どもたちに手厚く教育を受けさせるかということが非常に大切ではないかなと思っています。そして、インターナショナルバカロレアのボーディングスクール、これが広島県の神石高原町に2020年から開校するということを知りました。それで、何だろうと思って突拍子もなく思われるかもしれませんけれども、このバカロレアのことについては私は30年ぐらい前から知ってはおりましたけれども、直接関係はなかったので、知っている方がここの受験のことを云々言っているのは聞いておりました。でも、日本も、これだけ世界中グローバル化して、しかもニセコ町というこの町においてインターナショナルスクールがある。そして、その連携で3歳からプログラムがあるのです。3段階に分かれます。それで、そういうのがありますので、例えば今の学科をそのまま、その中に一部組み込むとか、別な学科を、人数は少ないけれども、例えば定員20名にするとか、そして学科をつくるとか、生徒数は多くはならないかもしれないけれども、そういう新たな学科を設けるとか、そういうこともぜひ検討してはいかがかと思ってきょう述べさせていただきました。それで、今全国で成功しているのは、長野県の白馬高校、これは国際学科が一昨年できて、ことし初めて卒業生を出すそうです。それから、島根県海士町にある島前高校、これは全国を代表する成功している学校。小さな町の学校だったのですけれども、成功していますけれども、こういう学校がなぜ成功しているかというのは必ず3つ条件があるのです。それを考えて、1つはやっぱり寮があって、それから個別の教育指導を徹底的にやっています。それから、あともう一つ、学校の方針がここからいい大学に必ず入れるというか、出すということをしっかりと首長がそういう信念のもとに10年かけてやってきたという経緯があります。ですから、そういう条件のもとにやってきて、そして今小さな町立学校とか、それから定時制の学校からもどんどん進学が進んでいて、そして白馬の国際学科では、白馬高校ではほとんどが、90%近くですか、進学だそうです。そして、寮も完備していて、白馬村と小谷村が学校とは分離して村同士が協力して寮を設立して、そしてお世話をしているというすごい状態なのです。直接白馬高校の教頭先生が非常に熱心でお話ししてくださいましたけれども、インターネットに載っているのとほぼ同じでした。ですから、今そういうことになると最初に申し上げたように、子どもの数は減っていく、そしていろんな魅力化して奪い合うことになる、そうではなくて、少ない人数の中でもしっかりとした子どもを育てるほうにお金をかけて、教育を受けるという方法で私はこのインターナショナルバカロレアの方法というのをぜひ検討してみられてはいかがかと思います。設立にはこういう過程があるということは全て文部科学省が指導しておられますので、ぜひ検討していただきたいと思っております。教育長、町長、どのように考えられ.ますでしょうか。

答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)

私のほうからまずお答えをいたします。白馬高校について詳しい説明をありがとうございました。一昨年の7月に私どもも教育委員で白馬高校を視察してまいりまして、その辺の白馬高校の改革について伺ってきたところです。先ほど町長おっしゃっていましたように、総合教育会議の中でもニセコ高校については話題になっておりまして、教育委員においても議論をしているところです。特に白馬高校に倣うといいますか、白馬高校から学ぶことが大変多くて、この辺今後もさらに議論を深める中でニセコ高校の今後のあり方について教育委員会あるいは町全体で検討してまいりたいと考えておりますので、以上よろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

高校の将来像にかかわる選択肢については多様なものがあるのではないかと思いますので、当然バカロレアというものも一つの選択肢にはなるのではないかと思っておりますが、現在倶知安町の住民を中心として倶知安高校に導入する方向の話も具体的に動いているというふうに承知をしておりますので、そういった関係町村やこの近隣全体の高校のあり方についても視野に入れつつ、また検討を進めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 平成31年第2回定例会 2019年3月12日 議事録 PDF(12ページ) 間違いを知らせる