みんなの議会

ニセコ町議会 平成30年第8回定例会 2018年12月19日

ハラスメント対策について

2018年12月19日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ハラスメント対策について」質問し、町長 片山健也が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

おはようございます。通告に従いまして、6件、一般質問をさせていただきます。1件目、ハラスメント対策について。ハラスメントとは、いじめ、嫌がらせのことであり、最近ようやく社会問題として大きくメディアなどでも取り上げられてきています。都道府県労働局には年間7万件以上のハラスメントの相談が寄せられ、その数はふえ続けています。ハラスメントは、精神的、身体的な苦痛を与える明らかな犯罪行為であり、憲法11条の基本的人権に抵触する問題です。そこで、ニセコ町役場のハラスメントについて、その取り組みについて伺います。1点目、ハラスメントの研修はどのようになっているのか。その研修は、いつから、どのように行われているのか。3点目、相談の窓口はどこにあるのか。4点目、相談件数はこれまで何件ぐらいあったのか。5点目、ハラスメントの内容相談についてどのような種類があるのか。それから、6点目として、ハラスメントの解決方法はどのようにしているのか。7点目、相談した被害者への不利益な取り扱いや被害者への2次被害をなくするための配慮はされているのか。その点について町長に伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの斉藤議員のご質問にお答えいたします。1点目のハラスメント研修についてでありますが、職員研修として本年11月6日にハラスメント研修を実施しております。今回の研修は、ハラスメントとは何かという基礎的知識を習得することと職員がハラスメントについての共通認識を持つことにより組織力の向上を図ることを目的に実施しております。具体的には、ハラスメントのない職場づくりとして、一般社団法人女性労働協会に講師を依頼し、講義をいただいたところでございます。それは、いつから、どのように行っているかということで、職場では11月の研修会がハラスメント研修としては初めての実施でございます。3番目として相談の窓口はどこにあるかということでありますが、職員のハラスメント専門の相談窓口としては現在設置をしておりません。ただ、ニセコ町役場の衛生委員会を健康障害、健康の保持増進、衛生についての対策等を審議する機関として設置をしており、現状ではハラスメントについても衛生委員会の事務局である総務課が相談窓口であるというように考えております。4点目のこれまでの相談件数につきましては、数件の相談がこれまであり、件数等の詳細については、小さな職場であり、個人のプライバシー保持の観点からもお答えを控えさせていただきたいと思います。また、5番目の種類と相談についても同様にお願いをいたします。6点目のハラスメントの解決方法をどのように考えているかということでありますが、ハラスメントの相談内容により具体的な解決方法はそれぞれ異なるものと考えておりますが、双方の話を聞いての現状把握とそれぞれに対してのアドバイスや指導を行うこととしております。しかし、まずハラスメントが起きないようにすることが重要と考えておりますので、今回の職員研修も実施をしたところでございます。ハラスメントに対しての共通認識を持つことにより、ハラスメントが起きない、起こさせない職場づくりを目指してまいりたいと考えております。次に、7点目の相談した被害者への不利益な取り扱いや被害者への2次被害はないのかということでありますが、これまで不利益な取り扱いや2次被害というものは生じておりませんが、現在進行している案件もあることから、相談者相互の立場に立って慎重に対応させていただきたいと考えております。なお、今後ともハラスメントが発生しないよう、職員研修を継続するほか、ハラスメント防止に係る役場としての指針等の策定を検討し、対策を講じてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

ただいま町長がおっしゃったハラスメント研修ということなのですけれども、役場で行われた。ひょっとしてこれのことかなと思うのですけれども、議会でこういう勉強会をされたそうなのですけれども、残念ながら私たった一人だけ何のお知らせも何もありませんでした。後からそれを知って、そしてこの資料を送っていただきました。これは11月6日です。町長が今おっしゃった11月6日に実施したハラスメント研修、この資料かなと思いますけれども、これも議会でこれを資料として勉強会を始めたそうですけれども、私は残念ながら後から知って、これを送っていただきました。この中で、これ大変大事なことたくさん書いてあるのですけれども、この研修会の資料を見ていて、30ページのところです。いろいろと問題はあるのですけれども、企業の取り組み事例の中でダイバーシティー、多様性や女性活躍の推進とともにというところの一番上のところでグローバル企業というのは、たくさんありますので、1点だけなのですが、海外では人前で叱るという行為はパワハラ以前に絶対NG、いけない。人権問題というより個々人の尊重という原則から外れる。習わないとわからないので、赴任者には海外での研修をやっているということなのです。そして、真の意味のダイバーシティーを体験している。ですから、海外に赴任する方はこういうのを、海外では日本であるようなハラスメントというのは起きてはいけないということで非常に厳しい研修がされているようなのですけれども、ニセコ町なんかはどんどん外国人も入ってきますし、いろんな方が国内外から入ってきますので、ハラスメントの意識、今まで何だこんなことと言っていたようなことがたくさんあります。ハラスメントにひっかかることがたくさんあるのですけれども、ただこういうことが今までたくさん実は行われてきたのですけれども、なかなか自覚が弱かったというか、そういうこともあってそれほど問題にされてこなかった。きのうの新聞なのですけれども、12月18日に、これはパワハラの防止、日本はまだまだ禁止行為が徹底していない、見送りというようなことで書いていましたけれども、国際情勢としてはこういうことはもう絶対いけないということで、おくればせながら日本もそういうことにもっと力を入れていかなければならないのではないかなと思っています。それで、この中で気がついたところは、全体の中でこれをやっているというのはおかしいと気づいた人が傍観者にならずに、声を上げるというか、孤立させないということが非常に大事だということも書いてあるのです。それで、パワハラの中の一つ、私も関係していることなので非常に気になったのですけれども、人間関係からの切り離し、今申し上げたように、今まで参加していた会議から外すとか、そういうことも書いていますけれども、大体こういうハラスメントのこれはかなり研究されてはいると思うのです。ただ、皆さんまだまだ勉強というか、そういうことの自覚が本当に弱いというか、まだされていないと思いますので、これはこれから町長、定期的に勉強会をしていくことが必要なのではないかというふうに思っていますけれども、今の答えの中で、数件あるけれども答えは控えるということなのですけれども、一番こういう小さい町で問題なのは事実を隠すということが、こういうことを知られるとかえって2次被害になるということを恐れるから、声を出したり、そういうことを避けるというところがすごく強いのです。声を出さない。ですから、これが堂々と、もっともっと研修会なり勉強会なりを重ねることでそれが少しずつ変わっていくのではないかなというふうに思っておりますけれども、ニセコ町役場として、議会も含めてだと思いますけれども、こういうハラスメントの問題に関してこれからもっと勉強会というか、研修会、それから専門家をお招きして続けていくことは非常に大事ではないかと思います。本当になかなかなくならない、そういう問題がありますので、町長、これからの方針どのように思っていらっしゃいますか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

これまでメンタルヘルスの研修会も過去にはやっておりまして、ハラスメントは今回初めてでありますが、これは必要なことだというふうに考えておりますので、引き続き継続して進めていきたいと思いますし、また住民の皆さんや事業者の皆さんに公開をして、できるだけ多くの皆さんがこういう研修を受ける機会も設けてまいりたい、そのように考えております。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町長、今メンタルヘルスの研修会というのはやってきたとおっしゃるのですけれども、ハラスメントに関してはメンタルヘルスとも非常に重なる部分がたくさんあって、今非常にハラスメントという言葉がたくさん出てきたのですけれども、ハラスメントといってもざっと見ても50種類ぐらいあると言われるほど種類があります。主なものは、やっぱりセクシャルハラスメントとパワーハラスメント、マタハラというのもありますけれども、そういうのが主なハラスメントになっているのですけれども、これは何よりもそこのトップが、役場でしたら町長がしっかりとした決意で、これをなくするという決意でもって臨まなければ、これは絶対になくならないのでないかと思っています。議会では議長がしっかりそれを決意するというか、信念を持ってなくすることを考えていただかなければ、決してなくなるものではないのではないか。現実専門家では、なかなかこれだけいろいろやっているけれども、なくならない。だから、防止のための条例とか、罰則、そういうのをつくろうというふうな方向に向かっています。ですから、私は町も議会も含めてこういうことはしっかり対応して取り組んでいただきたいなというふうに思っております。町長、今後どのようにやっていかれる考えか、よろしくお願いします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ニセコ町は、ニセコ町まちづくり基本条例の中にも基本的にはそれぞれの人権守るという趣旨のことも書かれておりますし、何か意見を言ったことによって排除されたり、そういうことがいろんな面でない。ダイバーシティーを目指すということを決意してつくったまちづくり基本条例でありますので、議員おっしゃるとおりハラスメントにつきましてもそういったことが起こらない町を目指していきたいと、このように考えております。よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 平成30年第8回定例会 2018年12月19日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる