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ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日

浄化槽設置による処理水について

2018年9月19日、ニセコ町議会の一般質問で、浜本和彦議員が「浄化槽設置による処理水について」質問し、町長 片山健也、建設課長 高瀬達矢が答弁しました。

質問者
浜本和彦 議員
答弁者
町長 片山健也、建設課長 高瀬達矢

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 2番 浜本和彦

それでは、通告に従いまして、質問させていただきます。浄化槽設置による処理水について。浄化槽から処理水については、基本的には地下浸透方式と認識していますが、側溝あるいは河川に放流している現状がありますが、町としての方針を伺います。また、浄化槽設置時の補助金制度の内容を伺います。よろしくお願いします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの浜本議員のご質問にお答えいたします。初めに、1点目の方針についてですが、浄化槽処理水の処置の方法につきましては、道路側溝や河川への放流、地下浸透という方式がございます。道路側溝への放流につきましては、北海道の指針に準拠した方法で進めており、浄化槽処理水の地下浸透処理が困難、または好ましくない場所の場合に道路側溝への放流について許可をすることとしております。この道路側溝への放流申請に当たっては、必要に応じて流量計算書の提出を求め、大雨や融雪期においても当該側溝での処理水を流下させることが可能か、トラフが設置されていない側溝の場合においては流末まで滞留するような箇所がないか。そのほか、農業用水利権などを確認し、道路法に基づく手続を進めております。次に、河川への放流につきましては、河川法に基づく手続と当該河川の水利権者との協議をお願いしているところでございます。2点目の補助金制度の内容でございますが、浄化槽設置整備事業の目的としましては、公共水域を汚している主な原因は生活雑排水によるものと言われております。そこで、下水道の整備されていない地区を対象に下水道と同等の浄化機能を持ち、生活雑排水とトイレの汚水をあわせて処理することができる合併処理浄化槽の設置を推進するため、設置工事費用の一部を助成しております。補助金を受けるための条件ですが、大きく6点ございます。まず、1点目が住宅としての建物に設置されるものであること。店舗等の併用住宅の場合は居住部分で換算される人槽が補助対象となっております。次に、10人槽以下であること、2点目です。それから、3点目が町民または転入後5年以上ニセコ町に住所を有すること。4点目が公共下水道等の処理区域外であること。5点目が町が定める施工基準により施工すること。6点目が公共料金等を滞納しないこととなってございます。補助金の額につきましては、新築と単独浄化槽やくみ取りからの切りかえとで分かれておりまして、まず新築では設置工事費の45%が限度額というふうになっておりまして、その限度額を申しますと、5人槽が40万円、7人槽が49万円、10人槽が68万円となっております。また、くみ取り式トイレや単独浄化槽からの切りかえでは、設置工事費の55%の補助となっておりまして、その上限の限度額が5人槽で49万円、7人槽で60万円、10人槽で84万円となっております。今後とも引き続き生活環境の保全にこの補助を利用して努めてまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 2番 浜本和彦

いろいろと細かくありがとうございます。私、本当に聞きたかったのはと言ったらおかしいですけれども、浄化槽において私地下浸透式が基本というふうに言いましたけれども、今の浄化槽というのは、昔は単独処理浄化槽だったので、生活排水は別ということだった。今はもう全部合併になっていますので、基準も非常に厳しい。処理も90%以内、BODも20ppm以内ということで、であればどこへ流してもいいのではないかというふうに思うのです。浸透式ということは、確かに言葉もいいですし、処理しやすいのですけれども、実際に見てみますと、浸透式の試験をやるのに経費もかかります。結果的には、ニセコ町の場合はそんなに浸透のいい場所ってありません。ですから、初めから浸透式というのはいつの時点から浸透式という言葉を使ってやっているのかが1点。それから、側溝ないし河川、それはいろいろ基準があるのでしょうけれども、なるべく建てる人が使いやすいような状況を町でつくって、今言ったように側溝が詰まっている場所とか河川に持っていきづらい場所とか、今いろんなところからいろんな人が入ってきていますので、必ずしもきちっとした道路がついているところばかりではありませんので、簡単にはいきませんけれども、その辺も含めて町として考えるべきものがあるのではないかと思うのですけれども、その点が1点。それから、浄化槽の設置時の補助金の問題ですけれども、これは単独から今合併に切りかわっても、たしか私の記憶では平成13年以降、浄化槽の法律が変わって、それ以降は浄化槽としたら単独ではなくて合併槽というのが基本になっているのですけれども、単独が今わかっていればで結構ですけれども、どのぐらい町としてあるのか。合併の新しいものが町で把握している戸数というのはどのぐらいあるのか。全国的なものをいいますと、多分半分以上がまだ合併になっていないです。ですから、ニセコ町の場合はどのぐらいの比率になっているか、わかれば教えていただきたいと思います。

答弁 建設課長 高瀬達矢

ただいまのご質問にお答えいたします。地下浸透を浄化槽を踏まえてですけれども、ニセコ町には地下浸透がなじまないのではないかというような趣旨のお話だったと思いますが、どこに流してもいいのかなと。いつの時点から地下浸透というお話だったと思いますが、私が掌握している中では3年ほど前から地下浸透について協議をさせていただいているというふうにお聞きしてございます。その理由は、近年ニセコ町は非常に開発が進んで、一つの開発の土地に5つも6つも浄化槽が設置されて、相当数の量が一つの側溝に入ってくるということから、既に流末のほうに暮らしている方とかたくさんいらっしゃるのですけれども、その方々から心配の声が上がって、そのような対応をしていると。ですから、当初は大きな開発しているところのコンサルさんとか建て主さんとかいろんな相談のときにそのようなお話をさせていただいて、現在は大きな建物とか開発だけのところには行きませんので、一応個々の専用住宅についてもそういうご相談をさせていただいていると。基本的には地下浸透の試験をやっていただいて、聞いている話ですと9割方はニセコ町ではなじまないということで、結果的には道路側溝とか民間の排水の水路とか河川に放流されているということで、先ほど言った合併処理浄化槽、これ町民生活課の調べですけれども、608基あって、そのうち地下浸透しているのが64基ということで、1割程度の方にやっていただいた。当然道路も川もないところに建てる方もいらっしゃるので、やむを得ず地下浸透を選んでいる方もいらっしゃると思いますが、そのような状況でございます。また、なるべく建てる人に町として何か考えがないかということですが、私も基本的には浄化槽の水は下水道に近く高度に処理されて、飲めるかとまでは言いませんけれども、きれいな水と。川の水に匹敵するような水というような理解をしておりますので、その辺については対応していきたいなというふうに思っています。3点目、単独浄化槽は現在ニセコには138基、これいずれも先ほど言った数字が30年3月31日現在の浄化槽ということで、町民生活課のほうで登録というのですか、把握しているのが単独浄化槽は138基というふうにお聞きしております。以上でございます。

議員の質問 2番 浜本和彦

単独は聞いたのですが、合併はどのぐらいなのか。今言ったように、大規模な開発の場合は確かに大きい会社ですから経費をかけても大丈夫だと思うのですけれども、個人の住宅を建てるときには初めから浸透式をやりなさいというのは、お金がかなりかかるのです。時間もかかりますし。その辺の個人的なものを建てる場合には、今課長がおっしゃったようにいろいろと配慮して、柔軟な対応をとっていただければ。私の聞く範囲では、何もかにもそういうやらなければいけないというふうな形で言われているので、初めからお金がかかる方向に持っていっていいのではないかと。もしそういうふうにやるのであれば、逆にそこにも補助をつけてきちっとできるような体制をつくるのが本当ではないかということもありましたので、あわせてお話しさせていただきます。

答弁 建設課長 高瀬達矢

合併処理浄化槽の数は、現在608基ということになっております。それで、質問ですけれども、個人の専用住宅について配慮ということでございますが、担当としては相当配慮しているつもりではおります。私が担当してから諸問題としては、側溝に浄化槽の水をパイプでつなぐのですけれども、その側溝が大雨だとかのときあふれる場合が多々あります。そうすると、その浄化槽に行っている水がうまく流れなくなって詰まってしまって、緊急的にうちに連絡が入ることがあるのですが、そういう部分については今はあくまでも自己責任ということで誓約書をいただいてやっております。道路側溝が詰まると、浄化槽も詰まるのです。ですから、その辺は自分で清掃等、維持管理についている誓約書だとか、悪臭だとか、先ほど言ったような素掘り側溝なんていうのは結構滞留する場所があるのです。そういうことに起因する悪臭なんか、自分の家の周りで悪臭が出れば自分でわかるのですけれども、ちょっと下のほうなんか行くと悪臭。本来、浄化槽をきちっと管理していただければ、悪臭なんて出るわけがないのですけれども、やはり都合で浄化槽協会の点検だとかいろんなものが不在だとかで、私の認識の中では100%検査が受けてはいない場合もあるのではないかなというふうに思います、別荘だとかいろんなところがあるものですから。そういうこともありまして、個人の家につきましてもご協力できるというわけではないのですけれども、一番最初に来るのはコンサルなものですから、必ずコンサルとかにはそういう話をさせていただいているような状況でございますが、今のご意見等も踏まえて対応していきたいというふうに思います。

出典:ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日 議事録 PDF(41ページ) 間違いを知らせる