ニセコ町議会 平成30年第6回定例会 2018年9月19日
小規模な宿泊事業者への支援策について
2018年9月19日、ニセコ町議会の一般質問で、猪狩一郎議員が「小規模な宿泊事業者への支援策について」質問し、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 猪狩一郎 議員
- 答弁者
- 町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 猪狩一郎
さきに通告いたしました小規模な宿泊事業者への支援策について質問いたします。北海道を訪れる外国人観光客数は、昨年6年連続で過去最高を更新し、279万2,100人を記録いたしました。2020年までには500万人の目標達成を目指しています。ニセコ山麓においても、外資系の大型商業施設やホテル等が続々と建設中であります。大変結構なことでございますが、地元の人たちが経営するペンション、コテージを含め、今後は民泊も大事な方策ではないかと思います。このような小規模宿泊事業者への支援策について、町長の所見を伺います。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
おはようございます。本定例会よろしくお願いを申し上げます。それでは、ただいまの猪狩議員のご質問にお答えいたします。現在ニセコ町内においては、施設建設などの投資が行われており、6月にはモイワスキー場においてホテル2棟190室、別荘31戸を2021年までに完成させるという開発計画も発表されております。このように観光事業者等による宿泊施設整備が進んでおり、ペンション、ロッジを初めとする多様な宿泊施設を既に有しているニセコ町においては、民泊を行政主導で積極的にふやしていく必要性は薄いのではないかと考えております。なお、町内の民泊の現状としましては、8月末現在で4件の民泊事業届け出が北海道になされております。また、小規模宿泊事業者の支援策につきましては、町においてはにぎわいづくり起業者等サポート事業を実施しており、事業所の事業継承や事業拡張などを行うときは上限100万円の補助対象となっております。これまでにも、簡易宿泊所の新設などに補助をしているところでございます。ソフト面では、商工観光課においてメニューやパンフレットの翻訳などを随時支援しているところでございます。ほかにも観光協会においても宿泊プラン等を作成し、エージェント等に情報提供をしているほか、窓口等において予約対応を行っており、小規模宿泊事業者への送客も行ってきているところであります。多様な宿泊施設を提供し、来訪者のさまざまな旅行スタイルに対応できることもニセコの魅力の一つと考えておりますので、引き続きこれらの支援に総合的に取り組んでまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 猪狩一郎
今町長の説明で大変わかったのですけれども、いずれにいたしましてもニセコ町は行政の力もありますが、世界的に冠たるニセコとして、スキー場を中心にだんだん有名になってきたわけでございますが、ただやっぱり決して大規模経営が悪いということではないのですけれども、景況感というのですか、土地から全部外国人が占められまして、どうも我々が蚊帳の外にいるような感じを受けるのは否めないような気がいたします。それで、先ほども言ったように、地元で我々も一緒に何とか、町長の言われる相互扶助ではないのですけれども、ともに5,000人の人口が少しでも恩恵を受ける方法は何かないかなということで、大した資本もかからない民泊ですとか民宿ですとか、そういう方法がどうかなと思いまして、そういう方向でもう少し何かいい方法がないかなということでご質問させていただきました。これについて、いろいろ手を打っているということなのですけれども、そのほかに具体的にそういう地元がもう少し潤うような方法はないものでしょうか。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ただいまのご質問にお答えいたします。現在ニセコ町、大型の投資といいますか、ホテルも現にありますが、既にニセコに来ておられるホテルにおきましては、従業員の皆さんが祭りへの参加ですとか、地域のさまざまな支援を実際講じていただいておりますし、現在本社自体をニセコに移して設立している企業も多くあります。町としましては、できるだけ大型の、中型も含めて、ニセコに本拠を置いて、あるいは事業者の本社を置いて営業してもらうよう、これまでも、それからこれからも要請活動を行っていきたいと思います。ただ、多様な宿泊施設、多様な旅行客のニーズに応えるという面では、B&Bを初め、多様な形の受け入れが必要だというふうに思っています。その意味では、やっぱり地域の宿泊の質も大変重要だというふうに考えておりまして、民泊も一定程度の質を有しているものにつきましては、これまで同様にぎわいづくりのサポート事業等において、また観光協会のソフト面の支援についても引き続き行ってまいりたい、このように考えております。できるだけ地域密着型で地域と協力してもらえる企業を支援していく。その方針については、今後とも変わりないということを申し上げておきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 猪狩一郎
今説明でよくわかったのですけれども、質を上げていただくということも必要なのですけれども、前に金井参事がデータを出していただいて、残念ながら観光では地元に落ちるお金が余りにも少な過ぎるということで、その辺を考慮していただいて、何らかの形でもうちょっといろんな多方面で、補助まではいかないのですけれども、援助していただければなと思っております。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
地方創生の分析の中でこれまでニセコ町の資源循環ですね、これはこれまでの産業関連指標の調査においても、過去20年前から見れば、今地元循環率は実は相当ふえておりまして、例えばホテルなんかでもほとんど米は地元の米を使ったり、できるだけ地元のものという形で循環させていただいております。今後とも地域循環率が高まるよう努力してまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。