みんなの議会

ニセコ町議会 平成30年第4回定例会 2018年6月20日

有島記念館の周辺整備について

2018年6月20日、ニセコ町議会の一般質問で、青羽雄士議員が「有島記念館の周辺整備について」質問し、町長 片山健也、町民学習課長 佐藤寛樹、副町長 林知己が答弁しました。

質問者
青羽雄士 議員
答弁者
町長 片山健也、町民学習課長 佐藤寛樹、副町長 林知己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 3番 青羽雄士

それでは、私から通告どおり1点質問させていただきます。有島記念館の周辺整備について。有島記念館周辺の環境整備計画については、以前事業委託し、調査を終えているはずです。昨年度のまちづくり懇談会の町の資料を見ても、整備するに当たり優先度の高い事業と思われます。特に牧野、羊舎の再活用について今後の取り組みについてお伺いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの青羽議員のご質問にお答えいたします。議員ご指摘の有島記念館周辺の環境整備計画につきましては、平成20年度に事業委託し、検討した有島記念公園基本構想であると思います。現在当該構想のコンセプト、概念であります空気、水、土地を豊かに感じる農場を創造に新たな発想と機能を加え、公園単位としてはもとより有島記念館来館者との相乗的な活用が生まれていくことを目指し、教育委員会町民学習課において広く提案を募るための手続を進めているところでございます。計画対象面積は、採草地、羊舎を含めて3.56ヘクタールとなっております。想定をしている事業の形態ですが、民間提案、民間運営型を基本とし、事業計画者は個人、法人を問わず、また複数の事業者による融合、複合型も可能とする多様な提案を期待しているところでございます。なお、教育委員会において有効活用に関する住民皆さんとの意見交換会並びに公募するに当たっての1カ月ご意見を伺う期間を経てきているところでございます。今後につきましては、募集要項の精査を行い、ニセコの歴史、文化、芸術の拠点であるとともに、地域活性化の一助となるような活用プラン募集の手続を進める予定となっておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 3番 青羽雄士

ちょっと私の知識不足だったのか、環境整備計画、町長は平成20年にでき上がっているようなことをおっしゃっていましたけれども、多分平成24年前後に新たなやつができ上がっている……これはどうでもいいです、済みません。再質問につきまして、町のホームページにも載っていましたけれども、有島記念館の羊舎の再活用について町民の意見を聞くというのが締め切りが5月31日までというふうになっていたと思います。それで、どんなご意見があったのか、まず1点お伺いしたいと思います。また、答弁の中で町が事業者に土地を貸し出し、民間提案して運営をしていただくような事業なのだよというようなことでございますが、これは事前に活用したい事業所ありきで提案されているものなのか、2点目お伺いいたします。そして、3点目として、今後公募するというようなことになっております。選考に当たりどんな手順というか、期間で決定を下すのか。その決定された事業が事業を始めるのがいつごろを予定されているのか。また、あわせて公募あった中で事業者を決定するに当たり、最終決定権者というのですか、それは町長なのか、それとも所管をしている教育長なのか、それもお聞かせいただきたいと思います。

答弁 町民学習課長 佐藤寛樹(町民学習課長は2021年1月まで)

ただいまのご質問にお答えいたします。ご意見の内容につきましては、公募の要項策定に当たり、皆さんのご意見、イメージの確認ということで、町民の皆さんとの意見交換会の中でご意見が出されたことによりまして行いました。それで、主な部分でいいますと、2件ほど、2名連名の部分が1件、6名連名で1件が出されたところでございます。概要につきましては、当方の基本構想のコンセプトに基づいている農地、水、そういった現状を維持するのが適当であるというような、総じてそういうような意見でございました。それで、現在のようなオープンスペースで存続することを希望すると。それと、有島文学の拠点であるので、それらのことをコンセプトとしながら発展的に利用できるような、町民の皆さん、その他の方が立ち寄ることが容易にできる場所にするべきだというようなご意見もありました。それと、他のエリアとのネットワークということで、倉庫邑とかニセコの歴史に関するところと一体とした内容になるようにというようなことで言われていました。そして、有島文学の里にふさわしい内容にするべきだというご意見をいただいたところでございます。それと、事業者ありきでの進め方ではないかというご指摘でございますけれども、当初この計画に当たりましては、議会の皆様もそうですけれども、教育委員会、それと有島記念館の運営委員会の皆さん、それと地域の方々にもご意見を聞いたところでございます。地域の方々のご意見、有島謝恩会館での懇談会の場で拙速に進めるべきではないということで、当初ことしの春ぐらいから事業者を決定してというようなことで考えておりましたけれども、やはり透明性を持った時間を持ってするべきだということで、それを踏まえて進めてきたところでございます。ですので、事業者ありきということではございません。その意味での手続を進めるということでなっております。それと、公募の決定、事業着手の予定時期ということですけれども、公募、その選考に当たりましては今後の手続になりますけれども、選考委員会といいますか、そういった内容を設置して進めていきたいと思っております。それで、選考の委員長、代表は教育長が当たるということで考えておりまして、幅広くご意見を聞くという観点から、教育分野、社会教育分野、観光分野、有島記念館の運営の関係、芸術関係、経済関係、町の計画構想の担当者、それと地域住民の方に参画していただいて、皆さんのご意見を聞きながら公募の開始をしたいと考えております。ですので、広く公募を募るに当たって、その選考に当たっても関係各位のご意見を聞きたいと考えております。それと、今後の予定でございますけれども、現在要項の基本的なものはできていますけれども、これらの先ほどのご意見を踏まえまして要項を精査しまして、今後公募の手続ということで考えております。その有効活用プランの公募の開始、募集期間につきましては、周知期間も含めまして2カ月間程度ということで考えております。その後、応募プランの審査、選考ということで、先ほどの選考委員会的なもので審査をしまして、各分野からの委員を募って審査します。それで、その際に事業者の方、事業計画者の方からプレゼンテーションといいますか、自分の計画の説明を選考委員会の場でしていただいて、選考の判断にするというような手続になっております。それで、その後事業者決定の段階ですけれども、事業者決定といいますか、事業決定予定者ということで、その事業者につきましては町民の方への説明を行うということで、こういう計画を立てていますということで考えております。なお、選考委員会の性格的なものですけれども、一定程度の分野の方に参画していただいて、その選考委員会の責任において選考していくというのを基本に考えておりますので、それらに基づいて決まった事業者さんは、住民の皆さんにもご理解を得るような活動をしていただくと。そして、それをもとに最終的に事業者決定というような手順となっております。その部分も要項等に反映するように設計しているところでございます。着手の時期でいきますと、事業者決定は秋口ぐらいにはしたいなというようなタイムスケジュールということを想定しているところです。以上、よろしくお願いいたします。

議員の質問 3番 青羽雄士

聞き取り調査では、比較的それこそ頑張ってくれというような意見が多かったというようなことだったと思いますけれども、まずは有島地域の住民といざこざがないように、いかに町がそこに配慮をして入って、うまく進めていきたいなというふうにいっていただければなというふうに思っております。それで、有島記念館の来場者というのですか、来館者も大体1万人前後で推移されている中で、魅力ある施設整備ができればお互いに相乗効果を生むというようなことでよろしいのでないかなとは思っています。ただ、例えば羊舎含めて面積3.56ヘクタールですか、その中に例えば、ちょっと私の認識不足で、建物が建つとかそういったものは許されるものか、それとももし建物を事業者が建てるとなれば3.56ヘクタールの中でなくて、その隣接している隣の場所だとかそういったことに限定されるものなのか、その辺を確認したいと思います。また、それにあわせて、今記憶をたどって覚えている方は少ないのでないかと思いますけれども、記念館の公園内に噴水がありました。その辺今は動かしていないというような状況なのか、故障してとめているものなのか、その辺をもう一度再確認させていただきたいと思います。それと、今回周辺整備ということの質問に対して、この後補正で親子の坂の湧水によってちょっと整備しなければならないなというようなことも上がってきておりますけれども、有島文学の遺産として重要な位置だと、その親子の坂を重要な位置として捉えているのか、町の認識を確認させてください。

答弁 町民学習課長 佐藤寛樹(町民学習課長は2021年1月まで)

何点かご質問ありましたけれども、お答えしたいと思います。有島地域の方々のコンセンサスということで、一番ゆかりの地にお住まいの方ということで今まで意見を聞いていただいて、今後もいろんな意味でご意見を聞く場を設けていきたいと思っておりますので、そのあたりは重点的に留意したいと思っております。それと、有島記念館の整備とあわせて魅力ある周辺ということでありまして、施設につきましては経年により老朽化も進んでおります。それで、今年度は長期的な視点に立った照明や空調部分の整備計画を立てるということになっております。ですので、有島記念館本体としての環境整備の充実を図っていくということも考えております。それと、建物、土地利用計画についての部分については、基本的にコンセプトになる農地、水というような部分ありますので、建物がどんどん、どんどん建つというのではなくて、その空間を利用するというようなイメージですので、その中で役所が進めるのでなくて民間の方から新たな発想といいますか、限られた要件の中で新たな発想を入れ込んで、有島文学の里らしい空間のヒントを得たいということでございます。それと、噴水は、水環境の関係の事業で導入し、その後移管されたものですけれども、現在は故障中ということで動いておりません。動かすに当たって維持費がかかるということで、水をとめていたため、水が循環しないことにより、管が腐食したということで確認しております。仮に動かすとしましたら相当な金額をかけて改善をして、常時水を流していないとだめだというような状況になりますので、維持管理費用の観点から課題がある状況になっております。それと、親子の坂の周辺も含めた一帯の有島文学としての位置づけということで、ご指摘のとおり、今回も補正を出させていただきましたけれども、重要な有島文学をアピールする視点ということでありますので、それらの維持管理を徹底しながら、整備を拡充していきたいと思っております。有島文学を町としてどのような遺産という考えということですけれども、当然ながらニセコの発想の源になる相互扶助というところの発祥したところでありますので、そんな部分につきましては重点的に考えて、今後そこを基点として、町民の皆さんにも深くご理解いただくようないろいろ取り組み進めていきたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願いします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

経過につきましては、今担当課長のほうから説明ありましたけれども、噴水等につきましては、撤去も含めて本当に悩んでいる状況です。撤去については、なかなかいいお金がないので、将来的に何かあそこにつくるのであればいろんな国の制度も活用できるかなというふうには考えているところでありまして、当時は過去を振り返れば40万円から50万円たしか電気代がかかっていて、電気代の割に効果としてはいかがなものかということもあって、また維持するための修理代がかなりかかるということで停止をして、今日に至っているというような状況だというふうに思っております。それから、親子の坂を含めた有島記念館につきましては、ニセコは歴史も浅く、これまでの歴史遺産的なものも少ないわけでありまして、この有島武郎文学遺産というのは本当に我々にとっては大きな根幹、まちづくりの根幹となる大事な重要な施設であるというふうに思っておりますので、親子の坂を含めて記念館を将来に引き継いでいく、そのことについては教育委員会とともに力を合わせて進めてまいりたいなというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

答弁 副町長 林知己(副町長は2020年11月まで)

青羽議員からの1点目に質問がありました最終的決定権者は誰かという部分でございますけれども、事業決定に関するプロセスについては、教育委員会のほうで主体的に進めさせていただきますけれども、最終的に決める事項、契約事項を含めまして最終決定権者は町長ということになると思います。以上でございます。

出典:ニセコ町議会 平成30年第4回定例会 2018年6月20日 議事録 PDF(19ページ) 間違いを知らせる