ニセコ町議会 平成30年第1回定例会 2018年3月13日
平昌オリンピック、パラリンピックへの視察団派遣について
2018年3月13日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「平昌オリンピック、パラリンピックへの視察団派遣について」質問し、教育長 菊地博、町民学習課長 佐藤寛樹、町長 片山健也が答弁しました。
- 質問者
- 斉藤うめ子 議員
- 答弁者
- 教育長 菊地博、町民学習課長 佐藤寛樹、町長 片山健也
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
4件目です。平昌オリンピック、パラリンピックへの視察団派遣について伺います。まず、1点目は、平昌オリンピック、パラリンピックへ派遣された視察団の費用約700万円の事業費の内容について伺います。それから、2番目は、視察者の人選、人数、日数はどのようにして決められたのか伺いたいと思います。それから、3番目は、オリンピックへ派遣された関係者全員からお一人お一人の経費幾らかかって、何日間かかったかという報告を聞きたいという町民の方からの要望が出ておりますので、この件について教えていただきたいと思っています。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答えをいたします。初めに、2026冬季北海道札幌オリンピック、パラリンピック招致へ向けた取り組みでございますが、立候補の可能性を探る過程におきましても精度の高い構想、想定に基づく準備が重要であると思います。このことから、札幌市を初め関係自治体が現地調査を含めた協議検討を早い時期から進めることの必要性につきましてかねてからご説明を申し上げているところでございます。それではまず、①の視察団の旅費約700万円の内訳ですが、オリンピック特別職班につきまして札幌市ほか関係自治体との連動を基本に、開会式、現地でのIOC、JOC関係者等とのレセプション、PRなどのアプローチ活動、その他観客の視点での交通輸送及びホスピタリティーの確認などを目的として、町長、議長、随行担当職員、計3名に通訳兼ガイドを含めて約196万6,000円となっております。次に、競技会場視察班につきまして、各種アルペン競技の会場設営、競技運営、会場へのアクセスなど交通輸送の状況視察などを目的とし、スポーツ係長ほか町職員、町内スキー場関係者、スキー連盟スタッフ、計8名に通訳兼ガイドを含めて約436万4,000円となっており、オリンピックに係る総事業費は合わせて約633万円でございます。続きまして、パラリンピックの関係ですが、競技会場視察班を派遣しておりますが、各種アルペン競技の障害の種類、視覚障害、立位、座位、3種類ございますが、に応じた会場設営、競技運営の確認などを目的として、スポーツ係長ほか町職員、計2名に通訳兼ガイドを含めて約55万円となっております。平昌オリンピック、パラリンピック視察に係る総事業費の合計は、約683万円でございます。次に、2つ目の質問でございますが、特別職班は札幌市など関係自治体との同行、IOC並びにJOCとの現地日程などの調整をもとに町長以下庁内協議により決定し、行政機関のトップであります首長、議会代表の議長及びオリンピック担当管理職員、この3名が参加しております。日数につきましては、2月の9日の開会式から2月12日までの3泊4日となっております。会場施設班は、長期視点を見据えて、町民学習課スポーツ担当係長を初め役場内の若手職員を募り、調査研究に当たるプロジェクトチームを立ち上げ、当該メンバーの中から選考を町長以下庁内協議により決定いたしました。また、今後の招致活動の推進においてスキー場、スキー連盟関係者の理解、協力が不可欠である旨を庁内協議のほか議員の皆様からもご提案いただきましたので、関係スキー場及びスキー連盟に対し趣旨の説明と協力の依頼を行い、社内、組織内で人選をしていただきました。派遣人数でございますが、2月10日から25日までの大会期間全日程において各種アルペン競技の全体や会場設営の展開等を確認するスポーツ係長に加えて、その他町職員が前半、後半で各1名、ニセコビレッジスキーリゾート、ニセコアンヌプリ国際スキー場、ニセコ町スキー連盟からの参加を合わせて8名となっております。なお、平昌パラリンピック視察として、3月12日から3月15日までの3泊4日間において町民学習課スポーツ係長と町職員1名、計2名を現在派遣中でございます。パラリンピック視察では、オリンピック会場からどのように展開、変更するのか、また障害の種類に応じた競技運営の確認などを行ってまいります。最後に、視察報告につきまして、去る2月22日に倶知安町で開催されましたニセコ町、倶知安町の両町長、議会、スキー場、スキー連盟、北海道、札幌市が参集しました連絡会議の席上、特別職等の視察内容につきまして両町を代表して本町の町民学習課長より報告しております。今後につきましては、平昌パラリンピック視察終了後、「冬季オリンピック、パラリンピックについて考える」をテーマとして、2月5日に開催しました第166回ニセコ町まちづくり町民講座の続編とあわせまして、平昌オリンピック、パラリンピック視察報告会を予定しております。なお、各視察参加者がそれぞれレポートを作成しますので、派遣者一人一人の視点などを盛り込んだ企画内容としたいと考えております。このほかニセコ町広報紙や町のホームページなどにより、町民の皆様に対して可能な限り情報等の提供に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。以上でございます。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
ただいま教育長から私の質問に対して詳しい説明をいただきました。そこで、私も町民の皆さんからいろんな質問されたものですから、いろいろと調査といいますか、一緒に行かれた札幌市、倶知安町、それから帯広市のスポーツ関係者の方に電話で聞き取りで伺ってみました。そこで気がついたというか、町民の方の指摘もあるのですけれども、私も3月8日にブログでもう発表してしまっているのですけれども、まだ2026年のオリンピックは決定したわけではないです。ことしの10月か11月に立候補を表明する。そして、来年の2019年の11月でしたか、に開催地が決定されるという段階なのです。その前に北京オリンピックがあります。ニセコ町以外のところは、札幌オリンピックをPRするために首長が中心になって、札幌市は違いますけれども、札幌市は15人となっていました、市長と職員を含む。倶知安町は4人なのですけれども、帯広市は3人です。ニセコ町は11人。今言ったように技術の関係ですか、の方たちも行かれているのですけれども、これは今の段階ではまだちょっと時期尚早ではなかったのかという意見があります。PRは十分していかなくてはいけない。ですから、町長とか議長とか、それから関係職員が行かれるのは結構なのですけれども、それといろいろと事情はあるかもしれませんけれども、札幌市は市長を含めて職員全部同じ江陵だけに泊まったそうなのですけれども、予算は700万円以内というふうになっています。それから、倶知安町の場合は、4人行って、江陵だけで4泊で420万円、これは西江町長じきじきに調べて言ってくださいました。それから、帯広市は、3人なのですけれども、ソウルだけ、江陵ではなくてソウル2泊2人、それから1泊が4人で数十万円で、100万円は絶対かかっていないというふうにおっしゃっていました。今申し上げたように、PRのために特別職の方たち、特別班が行かれるのは、皆さんもPRですから結構なのですけれども、納得というか、初めてニセコでオリンピックはするかもしれないということで、そういういろんな現地を調査に行かれたということはわからないわけではないのですけれども、私も9月の13日の前、説明聞いたときに、ああ、そうか、オリンピックというのは本当にお金がかかるものなのだなということで、素人ですから、議会として承認した一人なのですけれども、今回なぜニセコ町だけがそういう技術班というか、動線だとか交通量だとか見に行かなければならなかったのか。次が北京が決まっていますので、北京オリンピックの段階で、そのときにはもう次の開催地が決まっていますので、その段階でもよかったのではないかなという町民からの意見がありましたので、今回質問をさせていただきました。そして、当然経費も高くなりますので、ちょっと時期尚早だったのではないか。それと、札幌がオリンピックを主催しますから、ニセコ町になるかもしれないということで、やはり町民の理解あってのオリンピックですので、町民の皆様どこまでそれを理解しているのか。これは、ヨーロッパでは住民投票で否決されているところがたくさんあります。そして、ニセコ町のまちづくり基本条例の第49条、町民投票の条例化というところがちゃんとありますので、私は年内に立候補をするかどうかという前に徹底的にことしじゅうにオリンピックについて町民と議論して、そして住民投票をしてもいいのではないかなというふうに考えています。それがなければ本当の意味で理解できない、理解されないというふうに思っています。やはりオリンピックにお金がかかります。オリンピックなければ給食費すぐ無料になるのではないかなと私は思ったのですけれども、その辺のところいかが考えていらっしゃるか伺います。
答弁 町民学習課長 佐藤寛樹(町民学習課長は2021年1月まで)
今のご質問にお答えしたいと思います。そもそも私どもの平昌オリンピック、パラリンピックの視察のたてつけにつきましては、議員ご指摘の部分でPRといいますか、招致活動を中心とする部分と技術面を確認する部分、競技会場視察班という2つの組み立てになっております。それで、なぜニセコ町だけ競技会場に行くのかという部分ですけれども、現実的な問題でニセコ町につきましてはアルペン競技の開催経験がないということが第一前提になりまして、それと時間軸でいうと、先ほど教育長からも冒頭にご説明いたしましたけれども、立候補の可能性を探る過程におきましても精度の高い内容が求められるということで、事前にどういったものか、いずれ地元になるだろうとするニセコ町としても技術面の内容を把握しておかないとならないということが大前提であります。2026年、日数があるようでないのです。現実的にプレオリンピック、国際大会を開くとなると、もう北京では遅いのです。ですので、今の段階パッケージとしてある平昌オリンピックを見に行って、合理的に内容を確認しておくというようなことが必要かということで、そういうたてつけにしたところでございます。それと、費用の面で単純に金額の比較で小さいからいいということにはならないです。それで、先ほどの宿泊の面でご指摘がありましたけれども、札幌、倶知安は江陵だけに泊まっていると言いましたけれども、実は江陵は宿泊料は高いです。高いのと平昌に近いので、立地的にもありましていいのですけれども、技術班は全体的な経費、いただいた経費の中を有効的に活用するということで、当初はソウルからだったのですけれども、ソウルなら余りにも遠いということで平昌とソウルの中間の原州(ウォンジュ)というところに宿泊して移動したということで、費用の節減について工夫しておりますので、江陵は高い。ですので、単価は実際に高いということで、単純に比較はできないかと思います。それと、予算額が大きくなるというのは、技術班につきましては2月10日から2月25日までの間に町職員、スキー場、スキー連盟の関係者が行くと。スキー連盟、スキー場の関係の方も2月の中旬は大変忙しいところなのですけれども、こちらの趣旨をご理解いただいて、責任者、実務者、パトロールの主任とか、あと支配人とかも来ていただきまして協力していただいたところでございます。あと、住民の皆さんへの周知につきましては、今まで議会の皆さんへの議員協議会とか、それと所管事務調査とか、あとは行政報告でしていただいているのですけれども、直接的なPRという部分がどっちかというと実務的な部分が先行したという部分は反省するべきであると思いますけれども、ただ先ほどの住民周知の範囲につきましては、今IOCと札幌市が実務的なものを詰めていっている段階ですので、住民投票をするとかそういったところまではなかなかできないところもありますけれども、ただ機運の醸成とか情勢の報告についてはできる限りお知らせをして、皆さんとともにつくり上げていきたいという認識でおりますので、そのあたりまたご意見もいただきながら、また札幌市、隣の倶知安町とも連携して行っていきたいと思っております。以上、よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
いろいろとその理由を今佐藤課長から伺ったのですけれども、これはまず最初に申し上げるべきだったかなと思うのですけれども、新聞の報道によりますと札幌オリンピック、少なくても2026年にできなかったら2030年はもう確定しているような、そういう雰囲気というか、感じられるので、それに対してニセコ町は一生懸命準備しているというふうに見えます。だから、その準備にも経費もかかりますし、期間もあるので、アルペンは初めてだということでそれだけの準備が必要だというふうな説明だったと思いますけれども、私が聞くところでは、いざそういう開催ということになれば世界中のプロが来て準備されるそうなので、地元が、済みません、これは私の言葉ではないのですけれども、よくわかっているのか、いないのかわからない人たちが行って何をするのかという質問が非常にあるのです。ですから、ちゃんとIOCが認めてオリンピック開催ということになれば、何もそんなに慌てることはない。決定してからでいいのではないかという意見があるのですけれども、オリンピックありきで進んでいないか。そのまた経費、そういうことが私は非常に気になるところですけれども、つい先日、「広報ニセコ」の3月号にニセコ町の行く末はという記事があって、これをたまたま目にして、こういう心配しているニセコ町を本当に愛する町民の方々がこういう同じような考え方を持っていらっしゃる方がいらっしゃいますので、オリンピックという目標は、すばらしい祭典なので、私は決して反対ではないのですけれども、経済的な効果が果たしてどうなるのか。ニセコ町には負担になり過ぎるのではないか。そのくらいだったらもっと地に足につけた、足を地にちゃんとつけた政策、町民が将来しっかり安定して、人口もふえて、子育て支援とかそういうほうにお金を回してほしいという思いがありますので、そして札幌市が主催ですから、ニセコ町はそんなに一生懸命にならなくても、ぜひ札幌でやってください、IOCのバッハ会長からオファーが出るとか、それから札幌市が半額助成するからニセコ町でぜひやってくださいとかそのくらいの熱意を持って、ニセコ町はもっと自信を持って受けてほしいなと思っているのです。それがなってもならなくても、そのくらいのしっかりとした堂々とした対応が私は求められているのではないかなというふうに非常に強く感じています。町民の皆様のご意見も含めて、私の意見として申し上げました。以上です。
答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)
ニセコ町だけどうしてということでありますが、今帯広市と札幌市とニセコで3つが主な会場ということになっていまして、アルペンでコースを新設するというところは今のところニセコ町だけであります。先般倶知安町の会議でこれまで公表しないでくれと言われていたものが札幌の事務所で地図も公表されましたので、もうオープンになっていることと承知しておりますけれども、場所については湯の沢といいましてビレッジさんとアンヌプリとの間の沢なのです。そこしか北海道でやる場合は滑降コースはないと。そこに新たにつくるわけです。それがどんなものかということを地元の人たちが知らない中でこういうコースつくりたいのだといったときに、何にも知見ない中でどうぞ、どうぞということにならないと思うのです。やっぱり地域の実情、それもきちっと訴える必要ある。だから、堂々とやるためにきちっと見てもらう。職員にもスキー連盟の皆さんにも見てもらう。そのことによって、いわゆる技術面はおっしゃるとおりIOCとかJOCのトップクラスが来てスキーやるわけですから、別に運営を我々がやるために見に行ったわけではなくて、これからあるであろう開発のときに地元に全く知見がなくて、知らないうちにどんどん、どんどん進んでいくのではなくて、知見を持ってきちっと対応したい、そういうことから現地をしっかり見るということで行ったものであります。慌てたものでも何でもありませんし、札幌市とも十分協議して、2026か、2030か、それはこれからでありますが、今回行ったこと、それから私もバッハ会長にもお会いしましたし、安倍総理ともお会いしました。そういうことがニセコ町にとって大きなまちづくりにおいても観光においてもPRになると、そういう確信を持って行っておりますので、決して無駄なことではないというふうに思っております。以上でございます。よろしくお願いいたします。
議員の質問 4番 斉藤うめ子
済みません、もう一件だけお願いします。