みんなの議会

ニセコ町議会 平成29年第3回定例会 2017年6月21日

新庁舎建設構想について

2017年6月21日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「新庁舎建設構想について」質問し、町長 片山健也、総務課長 阿部信幸、企画環境課長 山本契太が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也、総務課長 阿部信幸、企画環境課長 山本契太

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

おはようございます。4番、斉藤うめ子です。通告に従いまして、5点一般問題をさせていただきます。1点目、新庁舎建設構想について町長に伺いたいと思います。新庁舎建設への町長の基本理念について、どのような庁舎を目指すのかを伺いたいと思います。2点目は、新庁舎建設について町民の皆様へのお知らせはどのようにされるのか、それを伺いたいと思います。それから、3点目は、新庁舎建設について、町民の意思、町民の皆様の同意や理解をどのように把握し、反映させるのか、この3点について町長に伺いたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

それでは、斉藤議員のご質問にお答え申し上げます。1点目の新庁舎建設への理念についてにつきましては、1つとしては、来庁者の利便性の向上、2つ目として、役場の職場環境の改善、3つ目として、防災、災害対応の拠点、また4つ目として、町民の皆様が安心して暮らせる、いわゆる一つの中央政府としての機能を発揮する拠点、そして5つ目として、住民の皆様が自治を進める住民自治の機構として重要な拠点であるということ、そして我がまちは環境モデル都市として、これまで先人の皆様のご労苦とともに、今日まで築いてこられたニセコ町の歴史、風土、環境という価値を未来に引き継ぐ拠点としての新庁舎建設を私自身は基本理念としているところであります。2つ目の新庁舎建設についての町民の認知の進捗状況につきましては、これまで第5次ニセコ町総合計画あるいは「もっと知りたいことしの仕事」、予算説明書によるプレスリリース、それから行政推進会議などで庁舎整備の必要性について説明をしてきたところでございます。3点目の新庁舎建設について町民の意思をどのように把握し、反映しているのかにつきましては、これまで平成24年、平成25年の2カ年に役場庁舎基本構想や平成27年に防災センター基本設計を検討してまいりました。その中で、庁舎建設についての住民向けのワークショップや職員に対してのアンケートなどで具体的な案を検討してきております。また、これまで議員協議会において7回、庁舎整備について協議をさせていただいたところでございます。今後は、庁舎建設に向けての基本設計を発注した中で、庁舎整備の内容について町民の皆様や議会議員の皆様方のご意見をさらにお聞きしながら建設に向けて取り組んでまいりたいと考えておりますので、ご理解をお願い申し上げます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

ただいま町長から、町民の皆様に対するお知らせ、認知の進捗状況、それからどのように反映するかということ、説明はありましたけれども、これは一部の委員会とかそういうところを対象にこれまでされていたと思うのです。ですから、もっと広い範囲から町民の皆様の意見を、どのように集約というか、集めてくるか、意見を交換する場をこれからどのように、もっと必要だと思うのです。だから、そういうことをお考えになるのかどうか、そのあたり、これからのことを、時間はないのですけれども、できるだけ直接こういう委員会だとかいろんな組織に携わらない方の意見も反映できるような、そういう機会を設けていただきたいなと思っております。それと、あと2点お聞きしたいのですけれども、町長は、今おっしゃった基本理念に一番近いと思われる、モデルになるような庁舎というのでしょうか、日本中でこういう庁舎が町長の考えに一番近いというか、実際に建設されて、できていて、こういう庁舎が非常に近いというところがありましたら教えていただきたいと思っています。それともう一点、新庁舎、今までいろんな経済状況について、いろいろとこれまで議員協議会では財政状況について10回検討してきました。どちらかというと、借金をすることによって子どもや孫への借金を残していくということは大変なことではないかということの意見が非常に多かったのですけれども、私は新庁舎を建設することによる経済的なプラスの効果ということもあると思います。それで、私は新庁舎というのは、町民のためのまちづくりであって、町民の未来への投資、贈り物ではないかというふうに思っています。もちろん借金はありますけれども。そういう面で、プラスの効果ということ、借金を課すという負の面ばかりではなくて、そういうところをどのように町長は捉えていらっしゃるのか、ぜひ伺いたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

最初に言われた広く意見交換の場ということにつきましては、議会の皆様のご理解を得られたので、これから、これまでもそうでありますが、住民検討会であるとか町民講座であるとか、そういうもので意見交換をしながら、さまざまな価値観や多様なご意見をできるだけ反映していくものにしたいなというふうに考えております。それから、庁舎でモデルとなるものはあるかということでございますが、私は庁舎を見学して歩いたことは正直言ってありません。その中で、一番最近できたところでは、被災地で十分な検討をされてつくられたところが福島県国見町という、我々防災協定、災害時の協定を結んでいるところがありまして、そこに先般職員を派遣して、中身といいますか、新庁舎を見てきていただいたところでございます。今後、担当する職員初め関係者にはそういう実践しているところも見ていただきながら、できるだけそういった新たな価値や文化を入れながら進めていきたいというふうに思っております。それから、庁舎建設で、これだけ50年たっている庁舎が震災時に役場として災害復旧とか、あるいは住民の安心・安全を守るために機能するかということが一番、直近では重要ではないかというふうに思っております。その中で、住民の皆さんが安心して、何かあっても相談に来れる場というのは当然必要でありますので、そのためには早急に、今回国のほうがこういった応援をする仕組みをつくっていただきましたので、我々が当初予定していた基金相当額を国が出してくれるということになって、これを逃す手はないと。逆に逃すことが将来に禍根を残すというふうに思っておりますし、役場全体のこれまでの財政バランスの中では、今返している借金以上に新たな庁舎をやっても上がることはないわけであります。借金という面だけ考えれば、今よりも楽な形で推移するということの財政のシミュレーションを行っており、その中で十分やれると。そのことによって将来の子どもたちに、ニセコ町役場という価値あるいは文化、そして役場というのを発信できる、ニセコ町にいることが誇りに思えると子どもたちに思っていただくような、そういった住民自治の機構、そして政府機構を持つ、担い手の拠点として整備をしていきたい。そして、今国を挙げてカーボンオフセットを進めております。パリ協定の推進初め、我々がやらなければならないSDGsの推進とか、多様なものが今ございます。その中で、この庁舎がそういった環境モデル都市の庁舎として立ち行くような、そういった資源循環、エネルギー循環を考えた庁舎機能を付加できればいいなというふうに考えているところでございます。以上でございます。よろしくお願いします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町長からいろいろと細かく説明いただきました。その中で一番私にとって思うことは、このまちに来たときから感じていたのですけれども、まちにはいろんな設備があるのですけれども、どうもばらばらになっている。どこかまとまったところがない。それが、この新庁舎によって一つの拠点、私はボランティアの拠点になってほしいなと思っています。庁舎というのは、誰でもみんなが来たい場所になって、そしてそこで意見も交換できる。ニセコ町は大体5,000人前後の住民で推移できたらいいかなと。大体の人数として。その町民たちが、どこか、時間があるときにふらっと気楽に行けるような、そういった場所が今ないわけです。何かのサークルに所属していればそこに行くことはできるのですけれども、全く1人で、目的がはっきりなくて行ける場所というのは本当になくて、町民センターでたった1人、ぽつんと時間を過ごしている方も時々見かけます。こういうのではなくて、そこに行けば何かいいことがある。庁舎に行けば誰かに会って、お茶も飲めて、軽食もいただける。そういう運営を全てボランティアで運営できないかなというふうに考えています。私、随分前になりましたけれども、アメリカとイギリスにそれぞれ4年、5年住んでいたことがありますけれども、欧米の考え方では、ほとんど全ての市民というか、国民の方々がボランティアをやっております。このボランティア力というのは、経済の状況では決して数値にあらわれない、すごい底力を感じました。それをぜひニセコ町でも実現できないものかなというふうに考えています。ですから、ボランティアと軽く言いますけれども、まちをまとめて、これから民主主義、いろんな面で発展していくためには大事な拠点になると考えていますので、その点について町長はどう考えられますでしょうか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまボランティアということを言われましたが、もちろんボランティアも含めてでありますが、これまでニセコ町役場、平成25年に基本構想をつくり、あるいは26年にもこういった具体的な検討を行っております。その中では、ニセコならではのまちづくりの拠点としての役場庁舎であるとか、あらゆる人の利用を想定したもの。つまり、我々はまちづくり基本条例に基づいて、主権者は町民でありますので、町民の皆さんの住民自治やまちづくりをする拠点として役場というのは本来あるものだと。したがって、我々はさまざまな公文書管理も全て主権者の側から見た管理規定を設けているわけでありまして、そこはこの庁舎建設に当たっても、町民の皆さんが利用しやすい、そのことを第一に考え、それからコミュニティーの場になるように、もちろんそういった配慮もしつつ、とはいえ財政的な制約だったりいろんなことがありますので、その中で最大価値を見出すよう努力していきたいというふうに考えております。以上でございます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

2件目、町民への行政サービスについて町長に伺います。町民の方々から要望がありまして、役場職員の町民への日常的対応である窓口サービスや電話での対応について町長はどのように認識しておられるか伺いたいと思います。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答え申し上げます。職員の来訪者の皆様方への対応や電話応対につきましては、おおむね良好な対応であると考えております。最近は、町民の皆さんや来庁いただいている方などから、職員の対応について苦情などは寄せられていないところでございます。これまでも職員の対応に苦情があった場合は、その都度管理職会議などを通じ、関係課長や職員へ注意などを行ってきているところでございます。今後も来客の皆さんへの対応や電話の応対につきましては、お越しいただいている相手の立場、気持ちに立って、親切丁寧に対応するよう指導してまいりたいと考えております。また、具体的な職員対応に苦情があった場合は、これまで同様、個別に指導もしっかりしていきたいと考えております。なお、職員には採用初年度に接遇研修を全員に受講させておりますので、これも継続してまいりたいと考えております。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町長の答弁ではおおむね良好という答弁だったのですけれども、私自身きっかけがありまして、余りストレートに言いたくないのですけれども、役場庁舎には最低限度でないと行きたくないという声があちこちあったものですから、私もまた積極的に意見を、なぜかということを聞いて歩きました。町長がおっしゃるように、役場庁舎の職員の方たちもいい方がほとんどだと思いますけれども、中には1人、2人、3人、4人、余り対応がよくないという方に出会うとかなりショックを受けて、それがトラウマになってしまって、庁舎には行きたくないという、そういう思いを持たれている方もかなりいることがわかりました。それと、これは共通して聞くことなのですけれども、早朝、9時前ぐらいですかね、9時からお昼近く、早い時間に庁舎に行くと、もう皆さんパソコンに夢中になって全然振り向きもしない。カウンターに行って立っていても誰も振り向きもしない。声をかけたらやっと、誰かいるかなという様子で対応しているということは何人かの方から伺いました。それと、これもそんなにめったにあることではないかもしれませんけれども、いろんな書類を書き込むときに、ちょっと複雑な書類なので説明は受けているのですけれども、書いているときに質問したところ、それは説明したでしょうというふうに言われてしまって、ショックというか、その方は大変しっかりした気の強い方なのですけれども、がちんと来てしまって、それがずっとトラウマになっているような状況があるのです。それで、町長の今の一番先の答弁では、おおむね良好で、その都度何か寄せられたら注意をしていると言うのですけれども、町民の方たちは忍耐強くて、そういうことがあれば町に直接苦情なり出したらいいと思うというふうに申し上げたのですけれども、なかなかそういうことを町民の方は我慢して、されないのです。だから積もり積もってくるのかなと思うのですけれども、町の仕事、行政サービスというのは町民のためのものですから、対応にはそういうことがないように、職員研修でしょうか、そういうのは常にすることが必要ではないかなと思っています。それからもう一点、電話なのですけれども、私は庁舎によく電話をします。それから、ほかの町村の庁舎にもお電話します。例えば「おはようございます」と朝でしたら言うのですけれども、気持ちよく「おはようございます」と返してくださる方もいらっしゃるのですけれども、中には黙って「はい」と言う人もいるのです。大体半々です。非常に電話対応に関してはばらつきがあるように感じました。それで、ほかの町村にお電話したときは、私は一度も嫌な思いをしたことはありません。非常にきっちりと対応していますので、これはどこの違いかなというふうに感じています。ですから、その点についてももう少し考えられることが必要かなと思っております。それからもう一点、済みません、これは2012年、今から5年前なのですけれども、12月に竹内議員が職員研修について質問しているところがあるのですけれども、町長はそのときに、窓口対応については、問題があれば課長会議などを通じて常に職員全体に周知徹底を図っていくというふうに回答しています。次のところで竹内議員が、職員が町民の中に入っていくのも研修の一つになるのではないかという質問をしているのですけれども、これはとても大切なことで、町長はそのときこういう答弁をされているのです。今、地域に飛び出す公務員という国全体を挙げての取り組みをやっているところで、職員は仕事や家庭でそれぞれ大変な状況もあるが、地域とのコミュニケーションを深めるように、そうした面の指導も行っている。行政というのは役場全体あるいは町全体を俯瞰して勤務するというのは、本来地方政府職員としての役場職員の最低限の姿勢だと思っているので、今後とも私の仕事はこれだけという狭い視野の職員ではなく、広い大きな視点で考え、行動できる職員づくりに努めたいというふうに回答されています。これを読んでいて、ここの庁舎では普通でも、一歩外に出たら、例えば向かいのAコープ、そこら辺の前田商店とか行ったときに庁舎の職員と出会ったときに、個人差が大きいのですけれども、とてもいい感じで「こんにちは」と挨拶する方もいるし、ぷんと、えっとびっくりするような、そういう方もいらっしゃるのです。本当に。私も何回も経験しています。それで、もう一つなのですけれども、済みません、町民がおっしゃっている頻繁にどうしても行かなければならないというのは税務課だと思うのです。税務課と、それから町民生活課とか、それから保健福祉課ですか、そういうところがどうしても接触することが多いかと思います。その面で、具体的に苦情を言った方は、私は誰が態度が悪かったのかということまで聞いたのですけれども、答えていただけませんでした。何かすごい怖がっていたので。そういうことですので、常にそういうことを町長も、これは5年前のことですので、今5年たって、少しずつよくなって、改善されている面もあるかもしれませんけれども、まだ完全ではない。不完全な面もありますので、ぜひまたさらに研修を積んでいただけたらと思っています。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

情報を把握していなくて申しわけないのですが、あちこちから役場に行きたくないという声が聞こえているということで、それもかなり多くいるということは私も余り認識をしておりませんで、具体的な事例があれば遠慮なくご連絡賜ればありがたいと思いますし、入ってきた場合、職員がパソコンに向かっていて振り向きもしないということがあったということでありますが、できるだけそういう配慮をお互いしつつ、自分のカウンターに立っても、よそで立っていて気づかないときも中にはあるかもしれませんが、そのときはちゃんと誘導させていただくですとか、声をかけるとか、お互いの連携については今後とも努力をしてまいりたいと思います。それから、電話等で挨拶しない人がいるということで、これにつきましても電話応対の研修、以前は何回か、全職員を何班かに分けてやっておりましたが、ここ数年そういったことをやっておらなかったので、そういう面ではまた、具体的なそういったことも必要かどうか含めて検討して、できるだけ電話応対含めてきちっと町民の皆さんに対応できるような体制をとっていきたいというふうに思います。それから、表へ出て挨拶もしない職員がいるということでありますが、挨拶というのは私たち人と人とを結ぶコミュニケーションの最初の最低限のことでありますので、気軽に声をかける、「こんにちは」、「おはようございます」、そういったことの徹底をいま一度いろんな場で職員に周知してまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。それから最後に、職員が町なかに入るようにということで、私どもの職員、例えば町内会のいろんな役職であるとか、ご不幸があったときの葬儀委員長さんを引き受けるとか、いろんなことは積極的にやっている職員が多いのではないかと思っておりますので、私もできるだけそういう町内の会合には優先して出るよう、さらにそういった意思を明確に職員に向かって発信し、職員が地域で一生懸命頑張るということが重要だということを伝えてまいりたいと、このように考えております。今後ともよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

3件目、公共施設であるニセコ町役場庁舎内の禁煙について伺います。役場庁舎は公共施設であり、庁舎内に喫煙所を設置すべきではないと思いますが、町長のお考えを伺います。もう一つつけ加えさせていただきたいのですけれども、厚生労働省より公共施設は原則全面禁煙にすべきとの通達が出されているということですが、ニセコ町は通知は来ているのでしょうか、来ていないのでしょうか、そこをお聞きしたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの斉藤議員のご質問にお答え申し上げます。健康増進法第25条により、施設管理者は受動喫煙を防止するために必要な措置を講ずることが努力義務として求められております。役場庁舎内の喫煙につきましては、ニセコ町庁舎管理規則により、庁舎は禁煙となっております。例外として指定場所での喫煙を認めているのが現在でございます。今現在は、庁舎内の2階に分煙のための喫煙所を設け、受動喫煙防止に配慮しながら喫煙を認めている状況でございます。健康増進法の趣旨や社会の動向としては禁煙が求められている状況であり、公共施設としての役場庁舎においても喫煙所を設けていることの是非については、議員ご指摘のとおりと考えております。しかし、一方で喫煙をする方々もおられることから、受動喫煙防止に配慮しつつ今後の対応策を検討してまいりたいと考えております。それと1点、通達については私の手元にないので後で確認をさせていただきますが、基本的には住民自治といいますか、法定受託事務あるいは自治事務との関係も整理をしながら考えたいというふうに思っております。なお、国は基本的に通達というのを出せないということになっておりますので、その点だけ申し添えたいと思います。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町長も、最近連日のように受動喫煙に関しての新聞記事があるのですけれども、全国の公共施設できっちり禁煙を実施しているところは80%近く、市町村管理の施設で建物内、敷地内を禁煙としているのは79.8%、約80%に上っているわけです。ニセコ町は分煙という形で庁舎内に施設があるわけですけれども、それは完全禁煙しているわけではないので、20%に入るわけなのです。私は、環境モデル都市ニセコ町として、こういう状況というのはもっと考えて、看板が泣くのではないかというふうに考えております。それで、役場職員の喫煙状況というのはどのくらいかわかりませんけれども、わかれば大体の職員数、どのくらいの割合の職員が喫煙されているのか知りたいなというふうに思っておりますけれども、分煙室を設けていても、ドアから出たり入ったり、当然煙が漏れるわけです。そうすると、通ったところは受動喫煙になるわけです。私も時々受動喫煙していますけれども。それから、職員がたばこを吸っていると、出てくるときたばこのにおいがします。私は、ニセコ町は、今申し上げたように環境モデル都市、禁煙している公共施設が全国で8割になっている中で、ニセコ町もそれを積極的に検討すべきではないかというふうに思っています。それと、まずは、ご存じだと思いますけれども、北海道は肺がん死亡率が全国1位という報道があります。ですから、決してたばこは体によくないということは科学的に、何度も申し上げるように、証明されているわけです。ですから、役場の長として、首長として、職員の禁煙対策はどうなっているのかということをお聞きしたいと思います。今、禁煙外来というのがあります。私も病院からたくさんパンフレットをもらってきて、町民センターの入り口に置いたり個別に配ったりいろんなことをしております。たばこを吸っている方にお聞きしましたら、悪いのはわかっているけれどもなかなかやめられないという答えが多いのです。ですから、職員の健康ということをまず第一に考えて、そしてまたほかへの受動喫煙の影響ということも考えて、町としてもっと積極的に真剣に考えるべきではないかなというふうに考えています。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

斉藤議員おっしゃる趣旨は私もよくわかります。いろんなところで、庁舎内含めて、施設内禁煙というところがあります。行くと、入り口で、青空の場合だったり、ちょっと屋根がかかった屋外で喫煙していて、入り口でいっぱい受動喫煙するような施設もたくさんあります。敷地内禁煙といえば、敷地のちょっと外にそういうものがあって、そこで吸われている場合もあります。斉藤議員おっしゃるとおり、健康上だめだと言うのは簡単であります。しかし、それぞれの習慣の中で、人それぞれがそのことによって喜びを感じて生きている実態があれば、そこは経過措置があっていいのではないかと。そのことによってストレス解消であったり、そういうことが習慣化している人についていきなりだめだということで、このニセコの寒い冬、本当にそれだけでいいのかと。北海道の大きな機関はよそのところに別に設けているのです。一旦外に出て吸って、20分かそこら職場から離れるのかもしれませんが、そういうことが本当に効率的なのかどうか、その辺も踏まえて検討させていただきたいと思います。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

済みません。今、町長の答弁の中で経過措置があってもよいのではないかというふうにおっしゃったのですけれども、先ほども申し上げたように、公共施設の中にあるのは20%、2割となっているのです。ニセコ町はその2割に入るわけです。ですから、経過措置として譲歩して、例えば庁舎内に別なプレハブを設けるとか、そういうことで段階的に、全部なくなればいいのですけれども、そうできないかなというふうに考えていますけれども、いかがですか。まずは職員の健康管理です。首長として。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

繰り返しになりますけれども、いずれにしましても段階的に体制をとっていく旨で対応策を検討して、またその辺お知らせしたいなというふうに思っております。あと、最初にご質問ありました厚労省の通達につきまして、現在書類の手持ちがございませんので、あいまいなことを言うわけにいきませんので、後でしっかりと報告させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

答弁 総務課長 阿部信幸(総務課長は2021年1月まで)

先ほど職員で喫煙者はどのくらいいるのかというお話ありましたので、正確に数えたわけではございませんけれども、15人程度かなというふうに今思っております。以上でございます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

4件目にまいります。ラジオニセコの活用について。オフトークにかわりまして、地域における情報共有の推進、防災緊急情報の伝達手段として、町民の生活を支援するためにコミュニティFMが開設されてから5年が経過しました。町民の皆様から、このラジオニセコの緊急放送にせめてお悔やみのお知らせを割り込み放送で入れてもらえないかという強い要望がありますが、町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答え申し上げます。ラジオニセコにおいてのお悔やみ放送については、私たち町民の暮らしにとって大変重要な情報であると位置づけ、随時放送させていただいているところでございます。割り込み放送ができないかということでありますが、現在割り込み放送は防災や災害などの緊急のお知らせを基本とし、時間に猶予がない緊急的なお知らせのため利活用しているものでございまして、防災事項以外のお知らせとこういったものとは区別しているものでございます。このため、お悔やみ放送については、原則として緊急の割り込み放送としては取り扱わないという運用をしております。ただ、お盆時期、年末年始などラジオニセコが数日間にわたって閉局する場合についてはお悔やみ情報が行き渡らないということがありますので、これらにつきましては割り込み放送を行う必要があるのではないかというふうに考えておりまして、この辺について関係する部署あるいはラジオニセコと協議をさせていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

今の町長の答弁の中で、割り込み放送というのは防災とか緊急的なお知らせにとどまるということなのですけれども、そういう規定がきちっとあるのでしょうか。私なりに調べてみたのですけれども、そういう明確なものはなかったと思うのです。年間において亡くなる方というのはどのくらいいるのか、それにもよるのですけれども、現在おひとり暮らしで、高齢になって新聞もとらないとか、それから町内会にも、お1人になって当番が嫌だから、当番できないからということでやめられる方も少なからず最近見かけるのですけれども、そういう方は情報がなかなか入ってこないので、近所の方のところに新聞、きょう誰か知っている人亡くなっていないかいとかという質問とかしていらっしゃる方もいらっしゃるようなので、なぜできないのか。原則として取り扱わないというふうにおっしゃったのですけれども、何か規定というのはあるのでしょうか。町民の方々、オフトークを経験されてきた方たちは、せめてそれだけは流してもらえないかなという希望があります。何か規定があるのでしたら教えていただきたい。

答弁 企画環境課長 山本契太(企画環境課長は2020年11月まで)

ラジオニセコ上でそういう規定を持っているということではございません。時間のないことも含めた緊急的な放送のときにそのような運用で行っているということで、お悔やみ放送を緊急で流してはいけないというルールはございません。ですが、そのような運用をさせていただいているということでございます。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

年間お亡くなりになる方は大体45人から60人ぐらいが我がまちの一般的な推移かなというふうに思っておりますが、調べたところ日曜日以外は絶えず放送していますので、その中で役場のお知らせの中でお悔やみ放送を流させていただいていて、情報が出ていないということはないと思うのです。日曜日は生放送としてはありませんが、日曜日にそういう情報があれば月曜日にはお知らせしているということであって、日曜日や何かの事情があって流せなかったのは昨年度1件だけということであります。多分、情報として欲しいなというのはきっと、お盆休みとか、三、四日続けて休むような正月休みとか、そういうときは場合によっては、新聞には載ってもラジオニセコの生放送がないので、そのときは割り込み放送というのが必要かなというふうに思っておりまして、ふだん、今の状況の中で、いろんなパーソナリティーが流したり録音を流している中でそれぞれ随時お悔やみ放送を流すというのは、そのときたまたま聞いている人がわかるという話ですし、番組全体の構成からも決していいことではない。逆に、この時間にそのことが流れるという今のやり方のほうがいいというふうに私は思っておりますが、その辺いろんなご意見があれば、また聞かせていただきたいというふうに考えております。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

ラジオニセコでは、まちの情報として月曜日から金曜日は4回、それから土曜日4回、それから日曜日5回、時間も全部メモしましたけれども、まちの情報として流しているわけです。その中でお悔やみがあれば流しているということなのですけれども、ラジオニセコ、その時間を見てスイッチを入れなくてはいけないのです。流しっ放しにしている方たちもいるかもしれないけれども、情報をとろうと思ったら、時間に合わせて常に気をつけてスイッチを入れれば情報はとれないことはないのですけれども、果たしてラジオニセコを時間に合わせてスイッチを入れるだとか、あるかないかのわからない情報をとるとか、そういう手間がありますので、ラジオニセコを一体どれだけの人たちがずっと聞いているのか、その辺のところも私は知りたいなというふうに思っています。町民のためのラジオですから、そこを検討していただきたいなと思います。

答弁 企画環境課長 山本契太(企画環境課長は2020年11月まで)

聴取率については、以前ご質問いただいたときに調査をいたしまして、ごめんなさい、細かい数字まで覚えていませんが、六十数%という聴取率が出ておりましたということ。それから、確かに今の現状ですとラジオのスイッチを入れなければ聞けないということになりますけれども、お悔やみのことについての重要性といいますか、皆さんの欲している情報ということで、その辺のところはよくわかりますけれども、お悔やみの情報を割り込みでスイッチをこちらから入れて流してしまうということまでするということについては、慎重になったほうがいいのではないかなと。先ほど町長のほうからも申し上げましたように、全体の構成としていかがなものなのかなというところもありますし、現状のやり方でいきたいと思いますし、特に土日の長い休みのときについては、割り込み放送については少し検討させていただきたいというところでございます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

5件目、北海道版CCRC、生涯活躍のまち構想について伺います。高齢化が進む中、移住者にとって、また従来から住んでいる町民にとっても、ニセコ町が生涯住み続けられるまちになり得るか、関心のある問題です。この北海道版CCRC構想について、町長のお考えを伺いたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答え申し上げます。最初に、CCRCについて簡単にご説明をさせていただきます。日本版CCRC構想は、生涯活躍のまち構想と名づけられ、2015年12月に最終報告が取りまとめられた構想でございます。この日本版構想は、東京圏を初めとする高齢者がみずからの希望に応じて地方に移り住み、地域社会において健康でアクティブな生活を送るとともに、医療、介護が必要なときには継続的なケアを受けることができるような地域づくりを目指すものとしております。これを受け北海道では、昨年北海道版生涯活躍のまちに関する取り組み指針を策定し、現在は生涯活躍のまちに関する取り組みを推進する市町村に対する支援などを行うため、具体的な事業の検討を行っているというところでございます。ニセコ町としても北海道版CCRC構想については興味があるところであり、今後どのような事業が提案されるのか見守っているところでございます。ニセコ町におきましては、生涯住み続けられるまちを目指し、高齢者対策として特別養護老人ホームニセコハイツ、デイサービスセンター、共同生活介護グループホームきら里を整備し、ニセコ福祉会に運営を担っていただき、ご高齢の皆様への対応をさせていただいているところでございます。医療においては、総合病院である倶知安厚生病院に対して医師確保や診療科の確保などの支援策を講じ、2次医療機関の確保を行ってきたところでございます。加えて、町内のニセコ医院では、身近なかかりつけ医療機関として町民の皆様の健康維持、増進などについて協力体制をつくってきたところでございます。健康維持に大変重要な生きがいの面では、ニセコ町教育委員会や社会福祉協議会、町などで実施している寿大学や老人クラブの活動、体力増強を目的とした貯筋教室、文化協会による各種サークル活動を通じ、学びや交流を実践しております。交通面では、交通弱者や生活交通の確保としてデマンドバスの運行や高齢者を対象としたニセコ町社会福祉協議会が運行する移送サービスなど、住み続けられる環境を順次整備してきております。また、本年は、特別養護老人ホームの施設基本構想を策定し、適正な入所者の受け入れ人数や高齢者の支援ハウスなどの検討を進めてまいります。今後とも高齢者が集い、生きがいが持てるような環境の整備をニセコ福祉会、ニセコ町社会福祉協議会とも連携し、検討してまいりますので、ご理解をお願いいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町長の行政報告にありましたけれども、現在ニセコハイツと、それからきら里、これは満床、満室なのです。待機者はどのくらいいるのかなというふうなことをちょっと思いました。それから、私、ニセコ町に移住して11年になろうとしていますけれども、前後して、それからまた後から移住してきた方が次々とこのまちを去っていかざるを得ない現状を見たときに、ニセコ町は果たして生涯住み続けられるまちになるのかという心配というか、私はニセコ町をついの住みかに選んで移住してきました。けれども、周りが、これからもずっと住むことは難しいということで、少なからず私にとっては10人どころではないです。あと2年以内にこのまちを去っていかざるを得ないという方が現実にいるということは寂しいというか、住むことを誇れるまちづくり、生涯住み続けられるまちということは大事だと思うのです。ニセコ町でも、ハイツに入るまではいかない、それからきら里まではいかないけれども、中間にいる、まだ少し元気なシニアの方たちが、こういうのは斉藤さん、できないのでしょうかねという声がかかってきたりするのです。それで、CCRC構想はどうなのかなということを町長にお伺いしているのですけれども、北海道では26カ所、自治創生の交付金を得てやっているわけです。その中でも、上士幌町は非常にユニークな取り組みをしているということで注目されているようです。市は6カ所ぐらいで、町村が16で、計26カ所ぐらいがその取り組みを北海道でやっています。私も専門家の、前にここの新聞に出ていた河西邦人先生に問い合わせてみましたけれども、ニセコ町でもできますというふうにおっしゃいました。ただ、今現在、医療とか介護の人を集めるのが非常に大変だということが一番のネックになっているようですけれども、将来的にどうしても高齢者の割合はふえてくると思います。前に、教育長もご存じだと思いますけれども、社会教育委員会でニセコ町の特徴を調べたときに、ニセコ町は非常にユニークな存在で、回転が速いのです。高齢化率27.5%、平均にほぼ近いぐらいなのですけれども、それはある程度高齢になればこのまちを去らざるを得ない。去りたくなくても去らざるを得ない。そして、若い人が入ってくる。だからそういう高齢化率を維持しているのかなと思ったのですけれども、今後の課題として、私は戦後のベビーブームの団塊の世代ですので、ぜひこういうことについて、生涯住み続けられるまちづくりということを積極的に町長も考えていただきたい。また、こういうことによる経済的効果というのはすごいということは、実際やってみなければわかりませんけれども、100人そういう人がいたら1億円だか2億円だったか、データは、済みません、ないのですけれども、経済効果があるとまで言われていますので、そこのことを検討していただきたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

現在CCRCにつきまして道内で推進意向のある、実際に着手をしたり、あるいは推進について手を挙げている自治体は39市町村ございます。この構想が最初出たとき私どものまちでなぜ手を挙げなかったかというと、生涯活躍できるまちは基本的に大賛成です。それはやりたいと思っています。ただ、出発点が東京一極集中で、東京を初めとする人口集中の都市の皆さんを地方で受け入れるという、その制度設計の出発点で、なかなか私たちは、今いる住民の皆さんにしっかり対応したい。そのことを優先したいと。だから、都会から受け入れることを優先した福祉政策は保留にしているというのが実態であります。国や北海道の具体的な応援メニューがあれば、今質問の中でありましたケア付き住宅であるとか生活支援型のご高齢の皆さんの住宅というのは我がまちでも必要だと思っておりますし、これまでも幾つかの民間会社に民間主導でニセコ町内でそういった開設意向はないかという打診はしており、今後ともそういうことは続けてまいりますが、必要性は認識しておりますので、随時状況を見ながら、また多角的に検討してまいりたいと、このように考えております。なお、待機者につきましては、ニセコハイツは十数名、動いておりますので細かな数字はありませんが、それとグループホームきら里につきましては10名以下というふうに把握をしているところでございます。よろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 平成29年第3回定例会 2017年6月21日 議事録 PDF(10ページ) 間違いを知らせる