みんなの議会

ニセコ町議会 平成28年第8回定例会 2016年12月20日

ニセコ町の雪対策について、ニセコ町は生涯住み続けられる町になり得るのか

2016年12月20日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコ町の雪対策について、ニセコ町は生涯住み続けられる町になり得るのか」について質問し、町長 片山健也、建設課長 黒瀧敏雄が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也、建設課長 黒瀧敏雄

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

2件目、ニセコ町の雪対策について、ニセコ町は生涯住み続けられる町になり得るのか。ニセコは、道内きっての雪国であり、それ故のメリット、デメリットがあります。そこに生活する町民にとって、冬期間の雪対策は時には生死にかかわる深刻な災害にもつながります。高齢化した町民にとって、この町に住み続けられるか否かの選択に迫られる問題でもあります。町民の中には、冬期間雪のない地域や除雪の問題の少ない都会で過ごす方々もおりますが、多くの町民は厳しい雪国の中で冬を過ごします。何か緊急事態が発生しても救急車や消防車が入れない、人が歩けない、車を出せないような町であってはならないと思います。冬場でも少しでも安全、安心して過ごせる町でなければならないと思います。そこで、せめて車と人の道路だけは安全を確保できないものかと思います。現在私たちの生活は車社会です。車中心の社会であるがゆえに、公道の除雪によるこぼれ雪に塞がれ、自宅への出入りができなくなることが除雪のたびに起こる。これでは、そこに住む住民への安全対策がとられていないことになります。町長は、町道、国道、道道の自宅の出入り口をそれぞれの責任で除雪するのは雪国の基本と言っておりますが、公道の除雪によって自宅の入り口ではなく公道への出入り口を塞ぐのは除雪による弊害が発生することになり、行政の基本である町民への行政サービスに反しているのではないかと思います。せめて公道への取りつけ道路の除雪を町の責任で行うことでニセコ町が生涯住み続けられる町になると思いますが、町長の見解を伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまのご質問にお答え申し上げます。現在町道の除雪、排雪体制は、地元事業者であるニセコパブリックメンテナンス協同組合に委託発注をしております。町道除雪につきましては、住民の暮らしに不可欠な道路の除雪を最優先に考えて取り進めているところでございます。ご指摘の除雪後の道路脇の残雪をさらに除雪することは、除雪に要する時間を増大させ、全体の道路除雪に支障を来すおそれが多く生じるものと考えております。また、金銭的なコストも多大なものとなります。住民の方々の中には自宅への通路の除雪を事業者に委託されて処理している方も多くおられます。議員がご指摘の趣旨も十分理解できるところではございますが、町としてはこれまで同様、除雪事業者の皆さんが住民生活の実態に配慮いただくお願いを継続しつつ、除雪後の道路脇にたまる残雪の処理についてはこれまで同様に道路沿線にお住まいになる方々がみずから除雪をしていただけるようご協力をお願いしてまいりたいと考えております。今後とも除雪事業者に対しましては、適切な除雪に心がけていただくよう指導してまいりますので、ご理解のほどよろしくお願いをいたします。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町長は、ことし3月議会で三谷議員が除雪に関する問題について一般質問をしておりますが、この除雪の問題解決のために3月議会で町長の答弁の中で、問題解決のために住民、業者、行政の3者による検討会を立ち上げることを提案したのに対して、町長は参考になる提案だ。住民、業者、行政の話し合いの場を検討したいと述べておりますが、この3者による検討会は行われたのでしょうか。お約束しているわけですけれども、その結果どんな提案が出され、少しでも改善へとつながったのか伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ことし除雪前に事業者を集めて、担当課のほうでこういった説明、意見交換会を実施しております。詳細については、建設課長のほうからご答弁申し上げます。また、現在ニセコ町内で個人が道路あるいは庭先の排雪等をお願いしている件数は 600 件を超えて、みずからやられている方も多くおられますので、こういったことも町にとっては大変ありがたい話であります。こういった全体の状況を見ているということもございます。それと、除雪事業者につきましては、行政報告で申し上げたとおり、一部の地域に苦情が集中しております。それにつきましては、除雪におけるスピードを低減させるであるとか、そういった配慮をこれから強く指導してまいりたいと、このように考えております。以上でございます。

答弁 建設課長 黒瀧敏雄(建設課長は2017年3月まで)

斉藤議員のご質問にお答えしたいと思います。ただいまの3者による意見交換会みたいのは実際にやっておりません。ただ、これまで3年間含めまして除雪事業者集めました意見交換会というのを開催しまして、雪に対する対策、また苦情に対する対策を含めてどのようにしたほうがよいかということで、改善策も含めた中で皆さんで協議しております。ただ、今、先ほども町長から答弁したように、道路脇に置かれる残雪の処理については除雪事業者のほうで全て賄うということは大変なロスになるのと、また金額に対するかなりの高額な金額が発生するということで、最優先に道路をやっているということはまずご理解いただきたいというふうに思っております。民家や人が歩くような場所については、極力先ほども言ったように技術的な部分で少し速度を下げる、そういう形で何とか残雪を少なくするというような工夫をしてくださいということでご指導させていただいておりますということでご理解いただきたいというふうに思います。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

黒瀧課長の答弁では3者による話し合いを行わなかったということですけれども、この3月の議会だよりによりますと、これは非常にいい、参考になる意見だということで町長は非常に前向きに検討されるという方向で答弁されているのですけれども、これはぜひ後で読んでいただけたら、コピーもしてきましたので、読んでいただけたらと思いますけれども、これは黒瀧課長もおっしゃっていたと思いますので、業者だけの立場の考えと、それからそれぞれ住民の方、それから行政の立場、お金を出さなければならないいろんな経費の問題もありますので、それについてはやはり進めるべきだったのではないかなというふうに思いますので、ぜひそれをしていただきたいなというふうに思います。それで、もう一つ、毎年いろんな理由で除雪費がだんだん経費が値上がりしていくのですけれども、その中で結果的には何も変わっていないという状態のようです、町民の皆さんのお話では。何か1つでも2つでも前へ進むということが私は大事ではないかなというふうに思っています。一つの例ですけれども、これは町道ではないのですけれども、ことし5号線のところに標識が、ことしからだと思うのですけれども、国道沿いに一部ですけれども、標識、これ矢羽根というそうですけれども、前からあったのですけれども、それがLEDがつくようになって、雪の中でも非常に見えるようになったのです。そういうふうになることで本当にふぶいているときでも見やすいなというふうになってきたのですけれども、そういうふうに町ももう少し、今までどおり経費がかかる、時間がかかるということで言いわけをするだけでなくて、どうしたらいいかということを、これでは全く、私は町長の考え方、姿勢が、全然意識が変わらない限りはこれは全くどこまでも変わらないでいるのだなというふうに感じましたけれども、何らかの進展、今道路がすばらしくなってきましたけれども、すばらしくなってきたがゆえに除雪による弊害が起こってきていることも確かですし。元気な方はいいのです。それを苦にしないでできる方はいいのですけれども、高齢化とともにそれが本当に大変だという方が徐々にふえてきているように感じます。実際にそういう声も聞こえています。それで、これは雪だけではありませんけれども、せっかくニセコ町に移ってきてもニセコ町から離れて引っ越していかなければならないという方がいるのは大変残念に思っています。ですから、何らかの形で3者の話し合いとか、それからそういう意見をしっかり聞いていただきたい。何らかの、ことしのこれで非常に……

議員の質問 4番 斉藤うめ子

はい。ぜひそれを町長にお願いしたいなというふうに思っています。まだ言いたいことたくさんあるのですけれども、それによって生涯住み続けられる町、住んで本当によかった町に一歩でも近づくようにしていただきたいなというふうに思っておりますので、ぜひ町長よろしくお願いいたします。

答弁 建設課長 黒瀧敏雄(建設課長は2017年3月まで)

今斉藤議員のおっしゃった関係について前向きに検討していきたいというふうには思っていますが、先ほどの経費の問題については通常の単価基準に基づいてやっているものですから、サービスの向上が少ないという部分についても、やはりお金がかさむことなので、いろんな検討をさせていただいた中で今後検討したいというふうに思っていますということでご理解いただきたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

先ほど言いましたとおり、全町的に苦情があるわけではありません。一部の地域だけにちょっとスピードが出過ぎてという話がありますので、それはきちっと対応させていただきたいというように考えております。それから、除雪経費が累増しているというお話がありましたが、これは過去 20 年、30 年さきから見て除雪経費は大きくなってはおりません。職員がみずから除雪をしている当時から見ると、今民間委託することによって経費は大幅に圧縮をされているというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 平成28年第8回定例会 2016年12月20日 議事録 PDF(15ページ) 間違いを知らせる