みんなの議会

ニセコ町議会 平成28年第8回定例会 2016年12月20日

入札について

2016年12月20日、ニセコ町議会の一般質問で、三谷典久議員が「入札について」質問し、町長 片山健也、建設課長 黒瀧敏雄、副町長 林知己が答弁しました。

質問者
三谷典久 議員
答弁者
町長 片山健也、建設課長 黒瀧敏雄、副町長 林知己

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 6番 三谷典久

通告に従いまして、2件質問します。初めに、入札についてです。前回9月議会で入札に関して質問したのですが、その内容について町民から指摘がありました。その内容というのは、設計金額と予定価格は違う。設計金額をもとに契約担当者、町長あるいは副町長が何%か減額したものが予定価格になるのだと。この減額というのは一種のさじかげんであると。このような予定価格の意味から、この予定価格にルールを設けること自体ナンセンスではないかと、こういう指摘を受けました。私は、設計金額イコール予定価格という認識のもとに質問しておりました。そのために、本来設計金額と言うべきところを予定価格と言ったことで混乱を招いた部分はあるかもしれません。しかし、問題は、設計金額と予定価格は異なるという考えは広く行き渡っていると思います。今回入札に関する正しい知識を改めて明らかにしたいと考えて、入札に関して再度質問を行います。1番、予定価格と設計金額とは何か、どう違うのか。2、設計金額はどのように算出されるのか。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ただいまの三谷議員のご質問にお答えいたします。1つ目の質問についてお答えします。予定価格とは、国や地方公共団体が契約を締結する際に競争入札や随意契約を行う目的で定めた見込み価格のことであり、発注者が設定する落札の上限価格を言います。また、設計金額とは、入札や随意契約の予定価格を定める基礎となる金額であって、設計図書や仕様書等に基づいて金額を算定したものを言います。すなわち予定価格を定める際に積算した設計金額が予定価格の根拠となります。したがって、通常は予定価格と設計金額は同じということになります。2つ目の質問についてお答えいたします。設計金額の算出の方法ですが、設計図書や仕様書に基づき、労務費や材料費等の数量に国もしくは北海道が示している積算基準、その他建物物価、積算資料、見積書などを参考に金額を計算し、経費や消費税等を加算して厳格に設計金額を定めております。今後も適正な入札執行に努めてまいりたいと、このように考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

議員の質問 6番 三谷典久

町長の答弁ですと、予定価格というのは設計金額の根拠になると、通常は同じという微妙な言い方されているのですけれども、これは結局公共工事の品質確保の促進に関する法律、いわゆる品確法というのがあって、これによって設計金額と予定価格の違いというものが通常は歩切りという言い方されるわけです。これは、本来なくさなければいけないというふうに法律で決められていると。ですから、設計金額イコール予定価格が普通であって、通常はそっちが普通であって、若干違うというような場合は、幾らかそれは例外はあるのでしょうけれども、極めて少ない場合ではないかと思うのです。そういう場合というのはどういう場合があるのかということが1つ。今私歩切りと言いましたので、歩切りということでもって少し認識を新たにしなければいけないと思うのです。歩切りというのがまず何なのか、なぜそれを根絶するというふうに決められているのか、そのことをまず2点。それから、かつては歩切りというのがニセコ町にも多少あったのではないかと思うのですけれども、その3点。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

ニセコ町においては、現在設計金額イコール予定価格ということで取り進めております。ですが、一般的には過去あったのではないかと言いますが、端数処理で出たものを丸めているのは過去にあります。例えば額はいろいろありますが、111 万 1,529 円となれば 529 円の端数を切るということは過去にあったと思いますが、現在は基本的に設計金額イコール予定価格ということで進めているというような状況でございます。以上です。

答弁 建設課長 黒瀧敏雄(建設課長は2017年3月まで)

三谷議員の質問の中で歩切りの部分で今どうなっているのかということがあったので、その点についてお答えしたいと思います。現在、先ほど公共工事の品質確保の促進に関する法律という形で、改正が平成 26 年の6月の4日に公布されて、今予定価格の歩切りについては全面的に禁止されておりますので、当町においても歩切りに当たるような形で予定価格を切り下げるという行為は行っておりませんということをつけ加えておきたいと思います。

議員の質問 6番 三谷典久

今現在はそういうことはないということで、それはそれでもちろんそうならなければいけないわけなので、ですから古い方々は歩切りというのが当然あるというような認識の方が多いのです。そこで、その認識を変えなければいけないということで、今質問をしているわけです。最終的には町長の答弁で今はイコールであるということがわかりましたので、それはそれでよろしいか思います。ただ、この問題は、今これでちゃんとしているからいいのだということではなくて、歩切りの問題というのはやはりきちんと認識していなければいけない問題だと思うのです。それは、1つは歩切りというものがどういうことを引き起こすか、そもそも設計金額というのは標準的な業者が標準的な工法で標準的な工事なりをするということを前提に設計すると。そこには当然工事の品質あるいは安全性が含まれている。それを歩切りということをすると、それが確保できない。品質ですとか安全が確保できないということになるわけですから、そういった問題が1つ。それから、設計価格を切り捨てることによって現場での職人あるいはそこで働く労働者の賃金への影響があるということ。それから、あるいはまた官製ワーキングプアを引き起こすというようなこともあるわけです。そういったいろんな問題があるということ。それをまず認識しておかなければいけないということがあると思います。今現在はそういうのがないということで、それはそれでいいのですけれども、私がちょっと気になるのは、予定価格というのはニセコ町では財務規則に書かれているわけです。あそこの部分が非常に曖昧な書き方がされているような気がするのです。今まではそういう歩切りがあったか、ないか、明確な答弁はなかったですけれども、これからはもう明らかに歩切りはしないのだということになっているわけです。財務規則の見直し、今言った設計金額イコール予定価格ということがきちんと認識されるような、そういう条例にすべきではないかと思うのですけれども、そういう意味では今ある財務規則の見直しというのは必要ないのかどうかお聞きしたいと思います。

答弁 副町長 林知己(副町長は2020年11月まで)

ただいま三谷議員のご質問にお答えいたします。財務規則については私も今しっかりここで把握をもう一度したいと思いますので、今ご指摘いただいた予定価格の見直しというか、その辺の文章の表現含めて一回検討してみたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

先ほどの答弁の中でかつてと言った意味は、私の記憶では 25 年以前にはそういう端数処理をやっていた記憶ありますが、25 年以降私の記憶では、いわゆる歩切りといいますか、端数処理的なものをやっていたという記憶はありません。以上でございます。よろしくお願いします。

出典:ニセコ町議会 平成28年第8回定例会 2016年12月20日 議事録 PDF(23ページ) 間違いを知らせる