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ニセコ町議会 平成28年第6回定例会 2016年9月14日

土地の利用方法につきまして

2016年9月14日、ニセコ町議会の一般質問で、猪狩一郎議員が「土地の利用方法につきまして」について質問し、町長 片山健也、農政課長 福村一広が答弁しました。

質問者
猪狩一郎 議員
答弁者
町長 片山健也、農政課長 福村一広

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 9番 猪狩一郎

通告に従いまして、質問させていただきます。土地の利用方法につきまして、昨年の暮れ、株式会社アサツーディ・ケイ様より字絹丘の土地約 110ヘクタールを寄附していただきました。大変ありがたいことだと思っております。町としては、この土地について今後どのような有効活用を思慮しているのか伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

おはようございます。本日もよろしくお願いを申し上げます。ただいまの猪狩議員のご質問にお答えいたします。ご質問に係る土地ですが、平成 27 年 11 月 26 日に東京都港区に本社を置く大手広告代理店株式会社アサツーディ・ケイより字黒川地内1筆及び字絹丘地内3筆の山林原野、総面積 111 万 6,527 平方メートルの寄附を受けたものでございます。現時点におきまして、当該土地の利活用が確定または具体的に取り進めている事案についてご説明いたします。まず、土地の利活用が確定している事案ですが、独立行政法人鉄道建設・運輸施設整備支援機構との間で北海道新幹線建設、昆布トンネル工事実施用地として 1,217 平方メートルを売却し、同トンネル保全のため 2,258 平方メートルについて区分地上権の設定契約を締結しております。次に、現在具体的に取り組みを進めている事案でございますが、字絹丘地内の一部において国営緊急農地再編整備事業の客土の採取地として調査を進めております。当初の国営事業の計画では、町の集約草地のうち活用していない牧区を客土の採取地として選定し、昨年度土砂を採取しましたが、粘性が強く、れきの混入、石の混入もあることから利用を断念し、新たな採取地の選定を行っておりました。このたびニセコ地区担当の後志中部農業開発事業所に寄附を受けた土地について、現地の地形測量や土質調査、土壌分布などの調査を依頼したところ、地表から 1.5 から 2.0 メートル程度の深さに細砂状の粒径が良質な層があり、粒が利用しやすい良質な層があり、客土に利用可能と判明したところでございます。このことから、今後計画土量を採取するために必要な約 20 ヘクタールの位置の選定と進入路等の仮設計画や森林の伐採、売り払いなどの手続を進めたいというように考えております。なお、跡地の利用につきましては、自然環境に十分配慮し、土地の形状や土質の状況なども踏まえて検討していく予定としております。今後も寄附を受けた土地につきましては、環境創造都市ニセコの理念をもとにしつつ、森林、緑地の保全や地域の振興を念頭に多角的な利活用を検討してまいりたいと考えております。よろしくお願いをいたします。

議員の質問 9番 猪狩一郎

ただいま説明があったとおり、客土が牧草地ではちょっとれきが多くて困ったところにちょうどうまく寄附をいただいて、そこからとれるということは大変喜ばしいことでなかろうかと思っています。あと一番急ぐのは、先ほど町長も言われたとおり、あそこが早い人で離農されてから……あそこ 13戸ぐらいあったような気がするのですけれども、五、六十年たって、今風倒木というのですか、風で結構、離農されたときに農地を変えるためにほとんどがカラマツ、トドマツが植わさっていたのですけれども、その倒木がひどかったものですから、とりあえず喫緊としてやはりあれは急いで伐採したほうがよかろうと思っております。それと、跡地約 110 ヘクタールあるのですけれども、農地としてどのぐらい利用できるかどうかわからないのですけれども、国営に聞いたら国営の事業では無理だというのですけれども、何かいろんな事業があって、農地には可能でなかろうかという土地もいただきました。それで、町長からニセコ町の基幹作物でありますバレイショの採種圃ですとか原種農場を何とかあそこでどうかなと思って、あの当時はまだ結構虫食い状態だったものですから、農地としてちょっと無理だということで挫折した経過もあって、せっかくこのたび 110 ヘクタールもいただいたものですから、農協さんで調べさせてもらったら、農政課と面積が違うのですけれども、農政課は 267 町で農協さんで調べたら 290 町という面積なのですが、どっちが正しいかわからないのですけれども、いずれにいたしましても採種圃と原種を合わせると大体 20 ヘクタールぐらいは要るはずなのです。それが4年輪作いたしますと 80 ヘクタールというか、その農地の利用面積率がどのぐらいになるかわからないのですけれども、その面積には 110 ヘクタールでは足りないのかなと思ってはいるのですけれども、いずれにしてもそういう方法はどうなのかなということを伺いたいと思います。

答弁 農政課長 福村一広(農政課長は2018年10月まで)

猪狩議員の質問にお答えしたいと思います。農政課として、まずニセコジャガとして種芋原種の供給体制があれば一番望ましいとは考えております。ただ、一方でバレイショの需要の低迷によりまして、ニセコ町内でのバレイショの生産の減少、平成5年に比べて約2分の1に減少していること。それから、バレイショの多品種化といいまして、男爵に始まりましていろんな種類のバレイショが今つくられておりますので、その辺も含めてどういう形がいいのかというのは今後検討していかなければいけないかなと思っています。また、あとシストセンチュウの問題もかなり羊蹄山麓は課題がありますので、それらの課題を踏まえて農家さんからの要望、必要性の確認、それから生産コスト、圃場維持費、それから圃場管理体制の構築などさまざまな課題があるというふうに考えておりますので、一番はこのような需要低迷に加えて、それに伴う農業者さんの種芋に要するコストに耐えられるような供給体制がつくれるかというのが一番大きい問題ではないかなというふうに思っております。今後、いずれにしましても農家さんの要望をさまざま聞いている上では必要性がある、ないという意見に分かれておりますので、その辺を踏まえて今後検討していきたいというふうに思っております。以上でございます。

議員の質問 9番 猪狩一郎

なるべく調べていただいて、あそこは傾斜がひどいだけであって、客土ができるぐらいですから、石れきもないし、それから土質としても、ちょっと土地の名前忘れたのですけれども、小花井から黒川、それから藤山にかけての優良な土質だと聞いておりますので、その辺を何とかしてもらいたい。少なくても元農地であったものですから、特にニセコの場合、国営で今一生懸命つくってはいるのですけれども、基盤整備すればするだけ面積は減ると思うのです。その分に合わせてそういう方向で農地にも、この採種圃に限らず農地として利用できないか、その辺を検討していただきたいと思います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

いずれにしましても、現状国営の採種をした、その跡地利用も含めて多角的に農業、観光、それから我々の目標としている緑を守るということも含めて総合的に検討して利活用してまいりたいというように考えておりますので、よろしくお願いいたします。

出典:ニセコ町議会 平成28年第6回定例会 2016年9月14日 議事録 PDF(5ページ) 間違いを知らせる