みんなの議会

ニセコ町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月14日

ニセコ町の婚活、結婚対策について

2016年3月14日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコ町の婚活、結婚対策について」質問し、農業委員会長 荒木隆志、農政課長 福村一広、町長 片山健也、副町長 林知己、自治創生室長 金井信宏が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
農業委員会長 荒木隆志、農政課長 福村一広、町長 片山健也、副町長 林知己、自治創生室長 金井信宏

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

通告に従いまして、3件一般質問をさせていただきます。1件目、ニセコ町の婚活、結婚対策について。2014 年の国立社会保障・人口問題研究所の調査では、生涯未婚率が男性で 20.14%、これは5人に1人以上になります。女性で 10.61%、10 人に1人以上となっております。一方、独身者に関する全国調査によると、結婚希望者は男女とも約9割近いという結果が出ています。こうした状況から、全国的に未婚者の増加を個人の問題から社会的な問題として捉え、自治体みずから結婚、婚活支援の取り組みを始めているところがふえてきております。ニセコ町にはニセコ町グリーンパートナー推進協議会があり、結婚したい人たちの出会いの場を支援しておりますが、そこでこのグリーンパートナー推進協議会について農業委員会会長と町長に伺います。1点目、グリーンパートナーという名称の由来について。2点目、活動内容。3点目、成婚率、実績。4点目、今後の対策、仕組みづくり。5番目、ほかの団体、組織による支援対策は。以上、伺います。よろしくお願いいたします。

答弁 農業委員会長 荒木隆志

おはようございます。それでは、斉藤議員の質問にお答えします。グリーンパートナー推進委員会は、農業者、商業者などの担い手の対策として、交流会などを開催して出会いの場の環境づくりに毎年取り組んでまいります。細かい内容については、事務局に説明させます。今後ともさらなるご支援お願いしまして答弁といたします。

答弁 農政課長 福村一広(農政課長は2018年10月まで)

おはようございます。それでは、私のほうから詳細な説明をさせていただきます。農業者の結婚難対策として昭和 47 年に町が営農指導対策により取り組んだのが始まりで、昭和 54年から担い手の花嫁対策として、農業委員会にてニセコ町後継者結婚推進委員会及びニセコ町結婚相談所という名前で取り組みを進めておりました。その後、昭和 63 年9月 16 日に現在のニセコ町グリーンパートナー推進協議会に改称して、産業後継者の結婚難の解消に取り組んでまいりましたけれども、平成 15 年に協議会の目的を出会いの場の環境づくりに改め、現在に至っております。まず、名前の由来ですが、グリーンは農業後継者をあらわし、パートナーは結婚相手を意味しております。活動内容ですが、毎年度の状況により違いますけれども、基本的には婚活のための交流会の開催が主な活動内容となっており、平成 27 年度にはニセコ町と札幌市で婚活の交流会を開催している状況でございます。成婚率でございますけれども、率という形では出しておりませんけれども、現在の目的で運営している平成 15 年度以降の実績から見ますと、協議会主催の交流会が縁で成婚したものが8組ございます。今後の対策ですが、ある程度の成果も上がっているということから、引き続き交流会を主催して対応していく予定でございます。ほかの対策としては、農業者等の担い手のパートナー確保へ向けて、担い手に対してほかの交流会開催情報などを提供しつつ、出会いの場をできるだけ多くつくっていきたいと考えております。今後ともさらなるご協力、ご支援をお願い申し上げ、答弁とさせていただきます。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

斉藤議員のご質問にお答え申し上げます。内容については、ただいま農業委員会会長、農業委員会事務局長が答弁したとおりで、引き続き町として支援を行っていきたいと考えております。今後ともご支援のほどよろしくお願いを申し上げます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

1問目にグリーンパートナーという名称の由来を伺ったのですけれども、説明していただいてわかることはあるのですけれども、このグリーンパートナーというのは知る人ぞ知るというか、少しわかりづらいのではないかなという感じがするのです。これは、今説明があったように出会い、結婚の場を支援するという、そういう組織団体なのですけれども、グリーンパートナーというただ名前を聞いただけでは第三者的にはわかりづらいのではないかなという感じがするのですけれども、この名称についても検討することはないのかなという感じがしました。それから、活動内容なのですけれども、余りよくわからなかったのですけれども、実はこのグリーンパートナー推進協議会の設置及び運営要綱というのをいただいたのですけれども、ここの中の2条のところに結婚適齢期の実態の把握とあるのですけれども、これは何か登録制というのですか、そういうのをしているのでしょうか。それから、結婚適齢期というところがあるので、まず登録制か何かを行った上で、そしてその中から結婚する意向を確認するという、そういう手続を踏むような形になっているものなのでしょうか。それから、成婚率というのは、今まで何人ぐらいがそういうことに参加した上で、8組というのは何年間の間の割合が8組なのか余りはっきりわからなかったのですけれども、それについてももうちょっと詳しく知らせていただきたいと思っています。それから、4番目なのですけれども、対策としては余りよく、済みません、聞き取れなかったというか、理解できなかったのですけれども、活動内容とも絡んでくると思うのですけれども、どういう仕組みづくりというか、どういうふうな方向でいくのか、そこのところをもう一度説明していただきたい。それから、5番目のところは回答していただかなかったように思うのですけれども、このグリーンパートナーというほかにニセコ町も参加しているような組織団体とか、そういう支援団体というのはどういうものがあるのかということを伺いたいと思います。盛りだくさんになって済みません。

答弁 農政課長 福村一広(農政課長は2018年10月まで)

それでは、斉藤議員のご質問に私のほうからお答えしたいと思います。まず、名称についてでございますけれども、当時から農業委員会で事務を行っているということもありまして、農業者の担い手をメーンに考えているということでグリーンパートナーと。昨今商業者とか、あと観光事業者、また一般の方も毎回の交流会の中で少し参加者が少ないようでしたら追加で参加していただいている状況でございますので、グリーンパートナーの推進協議会のほうで一度議論をして、名称についても今後検討していきたいというふうに思います。それから、結婚の交流会なのですけれども、毎年ニセコ町内で札幌の女性を、札幌だけではないのですけれども、フリーペーパーに募集しまして、10 人程度毎回募集をかけて、男性 10 人、女性 10 人程度を基本として交流会を開催しております。登録制ということではないのですけれども、大体おおむね 30 人ぐらいというふうに今のところ私たちで押さえておりますけれども、その辺は臨機応変に対応しているというのが現状かなと思っています。それから、結婚の率というのは、毎年度予算の執行状況等によって交流会が1回だったり、2回だったり、その他必要であれば例えば平成 27 年度は大空町さんとの合同でやっているだとかいろんな手をかえ品をかえでやっておりまして、現状率というものはなかなか出しにくいかなと思っておりますけれども、一応平成 15 年度の目的を改正してから約 13 年たっておりますけれども、その中で交流会等を通して成婚したのが8組という押さえでございますので、ご理解いただきたいなと思います。最後のところは、情報提供等を引き続き行いながら、グリーンパートナー協議会のほうで主催する交流会というのがなかなか数できるわけではありませんので、ほかの交流会にも参加できるよう情報提供をさせていただいているというところでございますけれども、実際のところはJAようていさんのほうで、これは本当に純粋な農業者だけですけれども、農業者に対して交流会を年1回開催しているという状況でございます。そのほか後志のほうでも少子化対策として結婚のための協議会をつくっておりまして、そちらのほうにも、これは関係町村 20 市町村になりますけれども、そちらのほうで今年度ニセコ町を会場に男女合計で 30 名の交流会やっていると。そういうようなところも私たちのほうで私たちの協議会主催の参加者の皆さんに情報提供申し上げながら参加を促しているというところでございます。以上でございます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

ありがとうございます。私がここで一番申し上げたかったのは、先ほど申し上げた要綱の中にある結婚適齢者という年齢をうたっているのですけれども、どういうふうにこれを適齢者というふうに押さえているのか。そして、幾つかですけれども、今おっしゃったグリーンパートナーのそういう引き合わせの見ますと、年齢が皆さん 40代より若い方たち。でも、実際には農業人口が減っていることもあるのですけれども、40 歳過ぎてまだ結婚できないという方たちもたくさんいらっしゃると思うのです。これあくまでもここにあるように後継者の出会いということは結婚して、出産して、子どもをふやすということを前提にしてこの要綱がつくられているものなのでしょうか。結婚というのは、本当に幸せになるために結婚するのであって、それは今中高年の結婚とかいろいろとあると思うのですけれども、そこをニセコ町はもう少し幅広く押さえて、結婚の機会を年齢を問わずそういうことを検討できないものかなというふうにこれを読みながら思っているのですけれども、いかがでしょうか。

答弁 農政課長 福村一広(農政課長は2018年10月まで)

私のほうから説明させていただきますと、結婚適齢期というのは、今のご時世晩婚化も進んでおりまして、どれが適齢期なのかというのはなかなか難しい定義ではございますけれども、平成 15 年から協議会主催で交流会をしていたときには年齢は 20 歳から大体 60 歳未満までという範疇で募集をかけておりましたけれども、実際女性募集してもそれだけ幅の広い年齢の方が集まるとマッチングがなかなか難しいということで、平成 27 年度からは夏は若い 20 歳から 35 歳まで、それから冬は 40 歳以上ということで年代を区切っていまして、交流会を開催しております。ただ、農業委員会として担い手対策としてやっていますので、例えば 60 とか 70 歳のシニア世代の婚活も最近活発ではありますけれども、なかなかそこは農業委員会としては取り組みにくいのかなというふうに思っておりますので、一応担い手として家族がきちっと形成できるような年齢を構成しているということでございますので、ご理解いただきたいというふうに思います。

答弁 副町長 林知己(副町長は2020年11月まで)

婚活対策については、ただいま策定の最終段階に入っておりますニセコ町の自治創生の総合戦略の中でも位置づけしておりますので、その総合戦略の位置づけについて少し自治創生室長のほうから説明させていただきます。

答弁 自治創生室長 金井信宏

私のほうからニセコ町自治創生総合戦略の検討過程においてご説明させていただきます。結婚に関する動向としては、有配偶率が札幌市よりは高いものの減少傾向にありますと。また、平成27 年に実施した町民アンケートの結果によりますと、未婚の理由として結婚したいと思える相手がいない、これが最も多く挙げられているといったところが明らかになりました。これを踏まえまして、ニセコ町自治創生総合戦略では具体的施策の一つに触れ合いの場を確保、こちらを位置づけまして、ニセコ町の豊かな自然環境などの地域資源を生かした結婚の出会いの場づくりを進めていきたい考えでございます。自治創生の推進に向けては、事業推進主体となる担い手の確保、これが重要になります。役場主体の事業だけに限らず、ほかの自治体ですとか民間の婚活支援会社などとも連携しながら、彼らの創意工夫を生かしながら、今後さらに事業の拡大と申しますか、工夫できる余地がないかというのを検討していきたいと思っています。以上です。

出典:ニセコ町議会 平成28年第2回定例会 2016年3月14日 議事録 PDF(8ページ) 間違いを知らせる