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ニセコ町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日

ニセコハイツの現状と今後の対策について

2015年12月17日、ニセコ町議会の一般質問で、斉藤うめ子議員が「ニセコハイツの現状と今後の対策について」質問し、町長 片山健也、保健福祉課長 折内光洋が答弁しました。

質問者
斉藤うめ子 議員
答弁者
町長 片山健也、保健福祉課長 折内光洋

議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

通告に従いまして、2件質問させていただきます。1件目、ニセコハイツの現状と今後の対策について伺いたいと思います。ニセコハイツでは、昨年 12月初めから看護師の必要定員を確保できないという理由により、これまで胃瘻を行ってきた入所者2名が病院へ移される事態になりました。その際、関係者にはハイツの看護体制が整った段階で戻ってもらうことを約束してきました。再三にわたる新聞折り込み等で看護師、介護士の募集を行ってきたようですが、1年以上たった現在もいまだに看護師不足は解消されず、病院からハイツに戻るめどが立っておりません。ハイツにいつ戻れるか、待たされているご本人はもとより、ご家族の方々も大変な心労が重なっていることと察せられます。ニセコ町として、こうしたハイツの状況を少しでも改善するためにこれまでどのような支援をされてきたのか、また今後どのような連携、支援、応援を検討されているか伺います。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

それでは、ただいまの斉藤議員のご質問にお答え申し上げます。前段に斉藤議員が指摘されております事案につきましては、先般ご家族の皆様とニセコ福祉会、ニセコ町の3者でニセコハイツの現状と今後の利用者様の対応を協議させていただき、一定のご理解をいただいたと保健福祉課長より報告を受けております。今後とも利用される皆様やご家族の方々が安心してご利用いただく施設となるよう努力してまいりたいというように町からもニセコ福祉会へお願いをしているところでございます。ハイツの改善をするための支援につきましては、現在ニセコハイツが直面している課題、その多くは看護師及び介護員の確保でありまして、ハイツにおいてハローワークへの求人募集、広域社団法人北海道看護協会北海道ナースセンターへの登録を行い、看護職の求人募集、新聞折り込みによる募集チラシの配布などの求人活動を行ってきております。町としましても、町のフェイスブックやツイッターを利用し、ハイツの募集周知や保健師のネットワークによる看護師の募集情報の収集、ニセコ町役場入り口にある仕事に関する情報コーナーへの募集チラシの掲示などを行い、その状況なども随時ニセコハイツへ情報提供を行っているところでございます。しかしながら、全国的に看護師、介護士が不足している状況で、募集してもなかなか応募がないということが続いております。今後の対応としましては、看護師等の募集は続けてまいりますが、介護福祉士の採用や現在の介護職員にたんの吸引、経管栄養の作業を行える研修を受講していただくなど課題を解決していく取り組みを進めるなど、ニセコ福祉会と連携して効果的な支援方策についても協議してまいりたいと考えておりますので、ご理解をよろしくお願い申し上げます。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

議長、済みません、ちょっと休憩をとっていただけないでしょうか、今町長の答弁の中で再質問に関してちょっと検討したいところがありますので、休憩をとっていただけないでしょうか。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

ただいまの答弁の中で町長に二、三伺いたいことがあります。最初のところで町と話し合いを持ったということをおっしゃいましたけれども、これは 12 月3日ですね、折内課長と青木保健師が行かれたということは聞いております。それで、その中で当事者が理解されたということをおっしゃっているのですけれども、私がそのご本人に伺ったところ、納得しているわけではなくて、現状やむを得ないということはおっしゃっておりました。そして、私も1年間にわたって、去年の 12 月からこのハイツの問題の相談を受けてまいりました。そして、その結果いろんなことがわかったのですけれども、と申しますのは、このハイツでいろいろな問題で2名の方が病院に移されて、1名の方はことし9月に亡くなり、もう一名の方は本当にいつどうなるかという状態にあります。そういう状態で、高齢になって突然看護師不足が原因でほかの病院に移された。そして、いつでも戻ることは可能だけれども、看護師が足りないという理由で結局まだ戻れない状態。精神的にも大変な心痛というか、家族、本人あると思います。そのいろんな記録の中でこれ1つお聞きしたいのですけれども、これは職員の方からも実は聞いているのですけれども、入所者のケアプランというのがありますね、ニセコハイツの場合はそこが作成されていないということを聞きました。これは、ハイツとして当然作成すべきものが出していない。ケアプランがつくられることによって、ニセコ町としては保健福祉課もかかわって、これは今は後志広域連合が扱うことになりますか、どうしても一番基本的なところがなされていないという事実がわかってきました。ハイツとのやりとりの本当に詳しい記録があります。それを読ませていただいたときに、ハイツ自身にいろんな問題があるのではないかということが出てきたのですけれども、なかなか見えづらい、見えない。町長が前回、ちょうど1年前に三谷議員が質問したことに対しては、福祉会というのは独立した社会福祉法人であって、運営には関与できないとありますけれども、現実にここの町民がニセコに1つしかない特別養護老人ホームの中でこうした……

議員の質問 4番 斉藤うめ子

こういう事実に対して、町は直接運営には関与できないとはいっても何らかの、今説明の中でハイツでは介護福祉士の採用とか、それから研修とかいろんなことをされる予定だということをお話ししましたけれども、その前に町として、こういう施設が独立して幾ら町とは関係ないとはいっても、現に町民の高齢者の弱い立場の方たちがそういう状態に置かれて、今後のことを考えたときにまた次々いろんな問題が起こってくる可能性も含めて、もっともっと町が関与することが必要ではないかと思っています。これだけで町の問題……

議員の質問 4番 斉藤うめ子

町としては、今町長が答弁されたわけですけれども、これだけでまだまだ足りないのではないかということを私は申し上げたいのですけれども、検討していただけないかなというのが再質問、そのために今説明をいろいろとさせていただいたわけですけれども、町長どう考えられるのかお聞きしたいと思います。

答弁 保健福祉課長 折内光洋(保健福祉課長は2018年12月まで)

先ほど斉藤議員から質問といいますか、ありましたケアプランの部分につきましては、私ども先ほど言いましたとおり第三者として入りまして、福祉会、ご家族様との話し合いの中でもケアプランのお話は出ておりました。その部分につきましては、その後改善しまして、当然ケアプランがないといろいろ問題も生じますので、その部分につきましてはしっかりと指導しております。それと、もう一点報告しますと、私どもとそのご家族様のほうとお話をして、その翌日でございますけれども、役場のほうに別な用事がありまして見えられまして、昨日の話し合いにつきましては非常にすっきりしたと、今後の対応につきましてもよろしくお願いしたいということで、ご家族からはそのように報告といいますか、お話をいただいているところでございます。以上です。

議員の質問 4番 斉藤うめ子

折内課長、12 月3日の後、12 月4日になるか、ちょっとわかりませんけれども、すっきりした、これからも対応をよろしくお願いしますというようなことをおっしゃったとおっしゃっていましたけれども、私がつい最近、この二、三日の間に伺ったら、決して納得してはいない。現状がやむを得ないから、こうして我慢しているのだということが答えでした。そこのところはちょっと違うのではないかなと思うのですけれども。

答弁 保健福祉課長 折内光洋(保健福祉課長は2018年12月まで)

基本的な認識の違いがあるかもしれませんが、実は先ほどの問題のとおり、ハイツにおきましては現状看護師の人数につきましては 50 人床の老人ホームを運営する部分につきましては規定どおりの人数でございます。ただし、胃瘻ですとか 24 時間の看護を必要とする場合、2名の看護師の中ではその方の生命、安全、それらを確保することができないというのが現状でございます。ハイツにおきましても十分それを理解しておりまして、看護師の募集等をしておりますが、町長の答弁にもありましたとおり、なかなか集まらないと。それで、人材派遣のほうもしてもらいながら、短期になりますけれども、3カ月だけ派遣してもらうとか、いろいろな方法で何とか入所者様の安全確保、また健やかな生活を行ってもらうということで確保しております。今後も看護師がそろわない限りはその方を迎え入れて安全な看護ができないというところは、ご家族様にも理解をいただきながら、そういう体制が整いましたら最優先にこちらのほうの施設に戻っていただき、安心、安全な介護を受けながら生活を送ってもらうというようなことでご家族様にもご説明をしております。以上です。

答弁 町長 片山健也(町長は2025年9月まで)

いろいろご示唆いただきましてありがとうございます。ただ、町がもっと関与すべきというのは、やっぱり法の趣旨からいって私はおかしいと思います。町は関与すべきというか、支援をする側というふうな位置づけを私はしております。理事会を持ち、あるいは福祉会のそれぞれ現場の皆さん、行っていただければわかりますが、朝から夜中まで大変な作業というか、本当に真摯に入所者の皆さんと向き合って仕事をされております。その姿勢については、私は行くたびに感動する一生懸命さであります。ぜひそのお気持ちもご理解いただき、そして国の制度自体が徹底してそういう弱い人に手を差し伸べる状況にない。今回の法改正にあっても、我々のような 50 人床ぐらいの施設にとっては大変厳しい見直しがなされています。そういったことも総合的にご理解をいただいて、何とか町民皆さんでこのハイツを育てるのだ、守るのだ、そういう姿勢で我々はいきたいというふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。

出典:ニセコ町議会 平成27年第8回定例会 2015年12月17日 議事録 PDF(11ページ) 間違いを知らせる