ニセコ町議会 平成27年第6回定例会 2015年9月18日
全国体力テストについて
2015年9月18日、ニセコ町議会の一般質問で、猪狩一郎議員が「全国体力テストについて」質問し、教育長 菊地博、学校教育課長 加藤紀孝が答弁しました。
- 質問者
- 猪狩一郎 議員
- 答弁者
- 教育長 菊地博、学校教育課長 加藤紀孝
議事録から機械で取り出したものです。正しくは会議録でお確かめください。
議員の質問 9番 猪狩一郎
それでは、9月7日に通告いたしました全国体力テストについて質問いたします。北海道教育委員会が2月に公表した小学5年生と中学2年生を対象に行われた平成 26 年度全国体力テストの調査8種目の数値を点数化した体力合計点は、多くの管内で前年度と比べ伸びてはいるものの、上位と下位の差が広がる傾向が見られております。小学5年生男子は胆振、中学2年生男子は宗谷、女子は小中学生ともに檜山の点数が高かった。後志は、小学5年生で6位、女子が 11 位、中学2年生男子で7位、女子が9位だったが、ニセコ町の結果と今後の体力向上に対する目標、取り組みについて伺います。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
おはようございます。それでは、ただいまの猪狩議員のご質問の昨年国が実施しました平成 26 年度全国体力・運動能力、運動習慣等調査につきまして私のほうからお答えをいたします。この調査は、全国の小学校5年生と中学校2年生を対象に子どもの体力の状況を把握、分析することにより子どもの体力の向上に係る施策の検証、改善を図ることを目的に行われております。握力や上体起こし、50 メートル走など8種目の実技のほか、質問紙による調査とあわせ多面的な把握が行われております。ことし2月、昨年度の調査結果について北海道教育委員会が北海道版結果報告書を公表したところであります。これによりますと、北海道及び後志管内の状況としては先ほど議員が指摘されたとおりであります。また、この報告書の中にニセコ町の結果概要も掲載しておりますので、この内容によりご質問にお答えしたいと思います。なお、ニセコ町の調査結果につきましては、実技種目ごとの点数やその合計点などの実数は直接用いず、全国や全道との平均との差による分析、公表を行っております。それでは、本町の小学校2校、児童 40 名の結果について申し上げます。男子は、実技8種目中3種目、女子は1種目で全国平均を上回りましたが、種目合計の体力合計点では男女ともに全国平均をやや下回りました。また、児童の質問紙調査では、運動遊びの頻度について多かったと回答した男子が全国を大きく上回るなど、学校以外での運動の機会は本町では多い状況にある結果になりました。次に、本町の中学校1校、生徒 30 名の結果についてであります。男子は実技8種目中5種目、女子は1種目で全国平均を上回りました。体力合計点では、男子が全国平均を上回り、女子が大きく下回りました。特に女子は、走ること以外の種目では全国平均を下回ることが多い結果となりましたが、全道の結果を見ますと全道では8種目全てで全国平均を下回っている状況にあります。なお、生徒の質問紙調査では、男女ともに保健体育の授業が楽しいと回答した本町生徒は増加傾向にある結果となりました。以上の結果をもとにしつつ、こうした一部分を切り取った調査は必ずしも児童生徒全体の傾向をあらわすものでないことを念頭に、この結果を的確に把握、分析しながら、今後の本町児童生徒の体力向上策に反映してまいりたいと考えております。具体的には各学校においてこの分析結果を活用した授業改善に取り組むとともに、教育委員会としても各種スポーツ教室や全町児童生徒スキー大会の開催など、地域色を生かした運動機会の設定と充実に取り組んでおります。ニセコの子どもたちの総合的な体力の向上を目標に、これらの実践をさらに進めることで子どもたちが運動に親しむ機会をふやし、運動することが好きな子どもがふえるように取り組んでまいりたいと考えております。どうぞご理解のほうよろしくお願いいたします。
議員の質問 9番 猪狩一郎
今教育長のほうから説明がございましたが、いずれにいたしましても道内は都道府県で見ますと最下位のほうというか、女子が一番最下位で、中学2年生が男女とも最下位で、小学生が男子が 44 位、女子が 46 位と。いずれも北海道、イメージ的にはスポーツの王国のように見えるのですけれども、なぜ北海道がこのように低いのか、その辺質問させていただきます。
答弁 学校教育課長 加藤紀孝(学校教育課長は2019年3月まで)
北海道の順位が低いのはなぜかということなのですけれども、詳細な分析は北海道全部についてはニセコ町教育委員会としては行っておりませんので、詳しくお答えすることはできませんが、全体として体力向上のテスト自身の取り組みというか、そういうところにふなれなところも若干あるやに伺っておりますし、それからあと全道的な体力向上事業、確かに全国的に見れば北海道はおくれがちにあるというような分析を北海道教育委員会もしているようですので、それに向けて改善の取り組みを全道的に行っているという状況でもあることを把握はしております。以上です。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
私のほうからもつけ加えまして、私のほうの見解ということになりますが、それに加えて子どもたちの遊びの生活スタイルが変化しているということも言えるかなというふうに思います。特に北海道は冬は雪に閉ざされた中で、昔ほどスキーだとか外遊びというものが減ってきているということも現状にありますので、その辺も関係が深いかなというふうに考えておりますが、いずれにしても本町としてはその辺の分析を踏まえながら、本町の特色を生かしながらの施策に取り組んでまいりたいというふうに考えております。
議員の質問 9番 猪狩一郎
今この結果を見ますと、ニセコ町は全体的に小学生も、それから中学生も男子のほうがやや上回っている、全道平均から見ますと上回っているということなのですけれども、問題的にやっぱり総合的にこれは見るべきではないかなと思うのですけれども、例えば運動だけでなくて、1日の生活の栄養面というか、体力をつけるには食事が大事ではなかろうかと思う。これは日本全国そうかもしれないのですが、今朝食を食べる運動なんか始めています。そういうような学校と町と、あるいは父兄と三位一体となって総合的に考えるべきではないかと思うのですけれども、それはいかがでしょうか。
答弁 教育長 菊地博(教育長は2020年9月まで)
今議員のおっしゃるとおりではないかなというふうに思います。教育委員会としても先ほど申しましたように総合的な体力の向上ということで、教育振興基本計画でも健康な体づくりということで、スポーツだけではなくて、食育も含めた中で心身ともに健康な子どもたちの育成に取り組んでまいりたいというふうに考えておりますので、今後もまた施策の展開にご理解のほうよろしくお願いしたいというふうに思います。